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クリスマスプレゼントの選定が難しい時代?
誕生日プレゼントにせよクリスマスプレゼントにせよ、もらって嬉しくない男性はいないでしょう。まして、愛しているあなたからのプレゼントであれば尚更です。
では、彼氏は何に対して喜びを感じるのでしょうか?
勿論単純に、欲しかったものが手に入ったこと(物欲の充足)が嬉しいというのもあるでしょう。でも多くの男性はそれとともに、贈り手であるあなたの心(洞察力や配慮)に対して喜びを感じるはずです。
あなたはあなたで彼氏の喜ぶ顔が見たいから彼氏の心に合うものをと探すわけです。
であれば、「探す」というプロセスも寧ろ楽しいはずですが、実は結構苦しんでいるようなんですね。なぜでしょう?
それは、じぶんの選択に自信がないからです。一生懸命に探しても購入した商品に自信がないから、逆に探すこと自体もしんどくなるんですね。
じゃあどうして自分の選択に自信が持てないのでしょうか?
答えは簡単です「何かを頼るからです」。彼氏との付き合いの中で彼氏を知り、その情報をもとに自分で考え結論を出すという手順を踏まないからです。
「何かを頼る」ってどうすることでしょうか?
それは判断材料として「ランキング」や「recommend」や「まとめ記事」を利用し、それらの中の何かを判断の拠り所としてネットで商品を買うという手順です。
拠り所とした情報は彼氏の好みとは何の関係もありません。だからそれらを根拠として購入すれば結果的に自信が持てなくなるのは当然です。
なんていうのか、あまりにも簡単にいろんな情報が手に入り過ぎて、あなたしか出来ない情報収集と選択考慮の代わりにしてしまうのが、便利なように思えて実はあなたを苦しめているのですね。
それに現代は価値観多様化の時代です。加えてなんでもありで、ある意味なんでも叶う時代です。それ故に飽和状態になっているというかあなた自身で胸に手を当てて考えても欲しいものが出てこない。それは彼氏も同じでしょう。
私がまだ幼少の頃、テレビがやっと姿を現した時代から10年20年くらいのあたりと比較すると、現在はプレゼントの選定そのものがとても難しくなっているという側面もあります。
以上のような現代特有のある意味非常にめんどくさい事を考慮しつつ、男の立場で自分なりに彼氏用のクリスマスプレゼントを考えてみたのがこの記事です。
大学生時代の思い出ですが、自作のクリスマスソングを演奏もバックコーラスも全部自分一人で録音したカセットテープを当時付き合っていた彼女にプレゼントしました。
これって賭けみたいなもんです。何が賭けかって? それは、彼女をどれだけ正しく理解しているかどうか、ってことです。
外したら苦笑失望されて、最悪「バイバイ」になる可能性も大有りです。
さぁ、どうだったのでしょうか?
年代別予算
もしお金で買ったものを彼氏にプレゼントする場合は当然あなたの出せる金額の上限があります。でも別に法律があるわけじゃないから全ての人が納得する「出せる金額の根拠」なんてものもないわけです。
そこで「出せる金額」について、元銀行員がかなり確信をついたお話をします。
予算の上限は必ずしも年齢だけでは決まらない
そういう事です。
学生の頃、私と弟はお金が入ったら直ぐに何かを買っていたのでいつもすっからかんでした。ところが妹は金銭管理が出来ていたので常にストックがあり我々は彼女に借金をしていました。(取り立てが厳しかった^^)
勿論総年収によるところも大きいのですが、どの年代においても金銭管理、つまり常に毎月 収入>支出 状態を保てる人は、いざという時に出せるお金の金額は大きくなるし、アクシデントにも強いです。
あなたの金銭感覚を彼氏は見ている
長く付き合えば付き合うほど、あなたの収入や金銭管理能力が彼氏にわかってきます。こういった情報は、以後もっと長く付き合いたいと思うかどうかの判断にも大きく影響します。
当然です。金銭管理の甘い人と一緒になったら、結婚後に待っている多くの支出要因に耐えきれなくなって経済的に破綻するからです。
以上を踏まえ申し上げられることは、身の程を超えない予算設定をするのが一番大切だということです。
例えば、社会人一年生のあなたが無理をして作ったお金30万円で時計を彼氏にクリスマスプレゼントしたとして、これって彼氏は喜びますか? 違うでしょう。彼氏があなたを想う気持ちを持っているなら、逆に心配するでしょう。
もし全く心配する必要がないならそれをちゃんと説明して納得してもらう必要があります。であるなら最初から相応の金額でプレゼントするほうが余計な心配をさせずに喜んでもらえるのでしょう!?
私が考える一般論としての年代別予算は以下の通りです。だいたい月収の2割り程度まで、いくら多くても3割りくらいが限界です。
- 高校生・大学生・・・2,000円〜15,000円
- 社会人歴1〜3年・・・5,000円〜50,000円
- 社会人歴4〜10年・・・15,000円〜80,000円
- 社会人歴11年以上・・・年収と貯蓄に応じて(普通の会社員なら例えストックがあっても10万円程度が上限)
いつもお互いを感じていたいクリスマスプレゼント
ここからプレゼント自体について考えていきます。
社会人になると、高校生時代のように「頭の中はお互いのこと以外ない」というところから脱出して、もう少し落ち着いた付き合いになるのかなと個人的には思ってます。
ですから基本、「寝ても覚めてもいつもそばに」プレゼントは学生用でしょうか? ずばりペア商品です。
それが二人の近い関係をあらわしており、それを身につけていれば、或いはそれを見るといつもそばにいる気がする、寂しくなくなる、みたいなものですね。
なので、価格が問題なのではなく、二人がどれほどその製品に感情移入ができるか否かで価値が決まります。二人で納得すれば幾らでも安価で(二人にしか分からない価値のある)大切な商品は見つかります。
ということは、サプライズは封印して、最初からそういう意思を伝えて了解を得て、一緒に買いに行くほうがいいかもしれません。商品はそれこそ、あなたと彼氏の感覚次第です。
身に付けるものがいいのか、それとも互いに毎日使うものがいいのか?
- ペアのアンクレット
- ペアのブレスレット
- ペアのネックレス
- ペアの時計
- ペアのスマホカバー
- ペアのマグカップ
- ペアのお箸
- ペアのパーカ
- ペアのスニーカー
- ペアのキーケース
など、幾らでも二人一緒で嬉しい製品はありますよね。
※※※ 恋人たちのペア商品 ※※※
写真や画像(動画も)から欲しいものを探すヒントを見つけたい場合はPnterestが優秀です。
これはインスタとは違いSNSではありません。そうではなく画像にピンを挿し(ブックマークし)集めていくツールです。画像をクリック(タップ)すると画像元のサイトへ飛ぶのでより深く詳しく調べることができます。
ちょっと時間のある時に気になる画像にピンを刺しておき、後でまとめて見るととても参考になります。
但し、登録が必要です。でも非常に便利なので是非登録の上利用してください。
社会人の彼氏に贈るクリスマスプレゼント
彼氏が社会人であれば、毎日の仕事生活の中で「これはあったほうがいい!」という実用性の高いものをプレゼントしましょう。
平日彼氏と会ったときに「何があって何を持っていないのか? 買い換えたほうがいいものは何か?」という情報収集能力が役に立ちます。
そんなに高いわけじゃないけれど、彼にぴったりなオシャレで高級感のある機能的な(←これ大事)グッズは探せば幾らでもあります。
一方、あなたは中堅社会人でお給料もそこそこで且つ彼氏が管理職クラスなら、それなりに見合うブランド物も彼氏を引き立てるでしょう。
また場合によっては、あなた(彼氏)の名前やイニシャルを入れてくれるサービスもあるので大いに活用しましょう。
王道のアイテムは下記の通りです。一昔前は万年筆が定番でしたが、今は特別な例を除いて仕事で使うことはありません。
- 財布
- パスケース
- 名刺入れ
- キーホルダー(キーケース)
- ボールペン
- 腕時計
- イニシャル入りハンカチ
- マフラー & 手袋
※※※ビジネスマンの彼へ贈るプレゼント※※※
好みが強く現れるのがネクタイで、最悪、プレゼントしてもあんまりつけてもらいない可能性があります。
「君の好きなもの=僕の好きなもの」みたいな表彰状をあげたくなるような彼氏ならいいですが、そうでなければ、相当慎重に情報収集をする必要があります。
また、男性によっては「勝負ネクタイ」のような発想をもっていて、それをつけると意欲が湧いてくる人もいて、一本のネクタイが思いの外大切な場合もあります。
全然別の見方ですが、ネクタイは束縛感を感じてプレゼントされるのは抵抗があるという人もいます。
手作り品のクリスマスプレゼント
そういう才能の持ち主は、クリスマス仕立ての特別なものを作ってあげましょうよ。
クッキーやチョコ、それにクリスマスケーキもいいし、自宅にお呼びしてお手製の料理を振舞うなんて最高のクリスマスプレゼントですね。
食べ物に限らず、手先の器用な人はいろんなものが作れるはず。そんなときの参考になるのが、さっき紹介した Pinterest です。Pinterestを知らない方はこれを機に是非登録して利用してください。いろんなシーンで役に立ちます。
ただ、手編みの手袋やマフラーは苦労の割に喜ばない男性もいるので、贈る前にしっかりとした見極めが大切です。
さて、もしあなたに料理の腕があるなら、彼氏の体に配慮しつつ好みも取り入れられるなら、それは大変な才能と自覚していいと思いますよ。
どれほど多くの男が「こんな女性がそばにいればなぁ」と思っていることか↓
あなた自身がランキング調査をしているとイメージしてください。
50人を対象に照査しました。それぞれ好きな食べ物のベストテンを書いてもらって集計します。そうすると全体のベストテンがでます。
さて、それぞれが書いたベストテンと集計された総合ベストテンを見比べてください。なんか関連性がありますか? みんな同じですか?
全然違うでしょう!?
そう、だからそういうものではなく、あなたの集めた彼氏の情報が唯一最高の判断材料になるのです。
その他のクリスマスプレゼント
予算や彼氏との関係に応じてプレゼントになりうるものは幾らでもあります。
絶対に必要なメッセージ
これを省略する人はいないと思いますが、単なる品物を特別なものに変える魔法をかけてくれるのがメッセージカードです。
絶対に忘れずに添えましょう、手書きのクリスマスカード。
最低この3つは書いておいたほうがいい
- 彼氏の名前
- 日頃の感謝
- 好きな心・愛している気持ち
書き損じは嫌なので必ず下書きしてからね。
まとめ
最初に「プレゼントをもらって嬉しくない男性はいない」みたいな事を言いましたが、ある調査によると、男女とも「嬉しいふりをする」割合がそこそこあるそうです。
これも先に述べましたが、結局、大抵のものは足りてるのが実情なんですね。手に入らない珍しいものがなければ特別に欲しいものもない。だから物に対する感動もない。
でもね、彼氏への心のこもったプレゼントが全くサプライズや喜びを生まないとは思いません。日頃の彼氏に対する関心をもってニーズを知り、あなたにしかない工夫を形にすれば、きっと心は届きます。
もしくは、サプライズという発想から離れて、何をプレゼントするにせよ、彼氏と相談する或いは彼氏の意見を先に聞くのも大いにありです。それもまた、あなたの優しさの一つです。
以上で彼氏へのクリスマスプレゼントのお話は終了です。
彼氏(or旦那さん)と過ごすクリスマスの夜に、あなたからのプレゼントがピカピカ光って、より一層楽しい夜になりますように。
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