Apple Watch Series 4 購入は大当たり
今年は2018年ですが、この9月21日に4代目となるApple Watch Series 4 が発売になりました。
これまでは、ほぼ全く興味がなかったのに Series 4 は速攻で購入しました。どれでもいいというのではない「今だ」「ここだ」みたいな自分のタイミングがあるのですね。
そして今日(10月2日)まで使ってみましたが、あまりに便利すぎて、あまりに生活そのものすぎて、まさに感動しています。
ということで、それをあなたにもお伝えしたくなったのです。
なぜ Series 1〜3 ではなく Series 4 でなければならなかったのか。同じOSを入れているのにそんなに違うのか。
この辺の事情や理由をご説明します。さらに、実際にどれほど生活に役立っているかを、iPhone のみを使っている場合との比較も多く交えてお話ししていきます。
では、早速スタートしましょう。あなたが iPhone 使いなら、きっと Apple Watch を使いたくなりますよ。
iPhone 使いでないなら、両方をセットで購入したくなりますよ。
series 4 になって大幅刷新が
表示領域が拡大され薄くなった
Apple Watch は毎年新しいモデルを出していたのですが、Series1 から Series 3 まではサイズの変更がありませんでした。
ところがseries 4 になって、三つの意味で大きく変更になりました。つまり、本体そのもののサイズが大きく、且つ、表示領域も大幅に大きく、なのに、薄くなったのです。
Apple Watch のサイズは Series 3 も 4 も大・小の2種類で、それぞれ以下の様に変更になりました。
ケースの大きさが其々2mmずつ大きくなっているのに対し、表示領域ははっきりと分かるくらい大きくなっています。一度に表示される情報量が増えるのは素晴らしいことです。
時計サイズで情報端末をやってのけようというのですから、今回の改善の持つ意味はとんでもなく大きいのです。それで更に薄くなったのですからね。
とは言え、言葉だけでは伝わりにくいかもしれません。もし近くに Apple Store や大手家電店があるなら、是非行って実際に腕につけてみてください。この記事を最後まで読まれてからお店に行かれると、尚理解が深まると思います。
で、その際に考慮する必要があるのは、大切なポイントは、感覚的な大きさの差異だけではないという点です。毎日使うとなれば、画面に映る情報を見ますし、タッチして操作もします。
そう、画面は大きい方が思う以上にいいし必要なのです。
実は、私の手首回りは16cmしかなく、絶対40mmケースしかないと思っていたのですが、実際に44mmを装着してスタッフに見てもらったら「全然おかしくないですよ」と言われて決断しました。
44mmケースのを買って本当によかったと思っています。
高速処理が可能になった
series 3 のS3プロセッサは32bitだったのが series 4 は64bitになりました。一度に扱える情報量が、2の32乘から2の64乘になったのですからね、これは凄い。
一度に表示される情報量の増加と演算能力が大幅に強化されたので、だから私の勘が働いたのでしょう「今が買いだ!」
それまでは、series 3 になっても尚・・・
- もたつく時がある
- 時計画面の表示情報量が少ない
- 細い指でも暗証番号がうまく打てない
というような話を時々目にしていたのです。
でも、もう全部まとめて大丈夫になりました。
- 全くもたつかず全てがスムーズ
- 大きなディスプレーに8つの表示項目(コンプリケーション)
- 文字が大きくなたので私の指でも暗証番号が打てる
そういうことです。能力がここまで向上しているんだから、これはやっぱり買いでしょう。
価格が上がったという理由で、相対的に安い Series 3 の Apple Watch を購入の選択肢にするってのはやめたほうがいいです。きっと後悔します。本当に快適に使えてこそ持つ意味があるというものです。
モデルと価格の違い
Series 4 は幾つかのモデルがありますが、ここではその違いを見ていきます。
GPSモデルとGPS+Cellularモデル
まず通信に関する違いですが、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの2種類があります。
Cellular方式対応モデルは、側にiPhoneがなくても通信ができる、必ずしもiPhoneがいつも必要ではない、というものです。
しかし、私見ですがこれはいりません。GPSモデルで十分です。その理由は・・・
- Cellular機能は全く使わない。つまりiPhone を家に置いて行動することはない(必ず持って出かける)
- スマホ(iPhone)の契約を3大キャリアのどこかとしていないとCellularモデルのsimは使えない
- 高い
以上の理由から、Cellularモデルを持つ理由はないと考えます。
「ジョギングしているときは iPhone を持って出ないだろう」と思ったあなた。走っているときは、そもそも iPhone の操作なんかしませんって。
たった1時間や1時間半のことです。電話があってもLINEがあっても家に帰って対応すればいいだけのことです。
しかし・・・そう言いながら怒られそうですが、迷う原因が一つだけあるのです。それが次の話です。
アルミケースとステンレスケース
ケースはこの2種類です。が、実際 Apple Store で並べてみると、これが写真では全くわからないようなえらい違いなんですね。
ゴールドのステンレスは、なんとも言えない渋い光沢と重量感を発しており、かっこいいです。想像もしてなかったので、実際に体験してみてちょっとびっくりです。
しかも、ステンレス使用モデルのガラスはサファイアクリスタルガラスなので、より高強度で傷つきにくくなっています。
ただアルミニウムに比べるとやや重く・・・
- 40mmケース:アルミ28.7g・ステン42.4g → 差は13.7g
- 44mmケース:アルミ34.9g・ステン52.8g → 差は17.9g
となっています。データとして載せてはいますが、この差自体は実感としては、問題になるようなものではありません。
問題はステンレス・モデルがCellularモデルにしかないことです。これは酷い経営戦略だ。かなり腹がたつ<#`∀´>
と、散々髪を引っ張られながらも結局はアルミモデルを購入しました。今でもやや複雑な気持ちです。
価格一覧
以上のようなモデルの違いとは別に、ファッション性の観点から Nike+モデルと Hermèsモデルの2種類も用意されています。
では、series 4 の全てのモデルの価格をここにまとめてみます。尚、Nike+モデルの価格は一般のアルミ・モデルと同等です。
この一覧を眺めると、ステンレス・モデルに気は惹かれるものの、できることが全く一緒であることを勘案すると、やっぱりアルミ・モデルがリーズナブルかなと・・・う〜ん、でもやっぱりステン・モデルも・・・無限ループ^^
ではでは次に、Apple Watch Series 4 のない生活が考えられなくなった理由を一つづつ説明してゆきます。
Apple Watch は生活の一部
いちいち iPhone を見なくていい、使わなくていい。ほぼこれに尽きます。
そうなのですが、iPhone を触らず見ず Apple Watch で済ますことがどれほど快適かは、実際にそういう生活をしてみないとわからないかもしれません。
とは言え、ここでは実際にどう活用しているかをお伝えすることで、少しでも理解を深めてもらえればいいな、と思います。
AutoSleep Watch で睡眠管理
iPhone を枕元に置いておくと夜中に触ったりするので、どっか遠くに追いやっておきます^^
そして寝るときに AutoSleep Watch の「消灯」ボタンをタップして寝ます。そうすると睡眠追跡を行なってくれ、かなり微細に亘って分析してくれます。
データは自動で iPhone に送られて、AutoSleepアプリのほかヘルスケア・アプリにも反映されます。
動物にとって睡眠は大切です。
毎日のデータを蓄積し、傾向をつかむことで自分の睡眠の質を理解し、また、それを見ることで生活の見直しをやったりと役立てています。
無駄な遅寝を防止する効果もあります^^
非常に細かく管理してくれ、有料(360円)ではありますが十分値打ちがあると感じています。
多くの方がその価値を実感しているアプリの一つです。
AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します
Tantsissa¥360posted withアプリーチ
「アラーム」アプリでお目覚め
Apple Watch OS に備え付けの アラーム で起こされるのがとても気に入っています。
腕に伝わる優しい振動と耳につかない柔らかい音色が、とっても気持ちよく目覚めさせてくれます。iPhone(もちろんどんなスマホでも) だとこうはいかないんですよね。
地味ながら生活に欠かせないアプリです。
Apple Watch での録音機能は極めて大切
Just Press Record というアプリも Apple Watch の価値を大きく高めてくれるアプリです。
毎日生活していると、どこでメモしたいことが発生するかわかりません。その貴重な一瞬を逃さずに、声でメモできるのが非常にいいところです。
また、ほぼ気付かれずにスイッチ・オンにできるので、裁判しなければいけない可能性があるような悪さをされた時の証拠作りに極めて有力です。
こういった状況に対応するため・・・
- Apple Watch の文字盤に表示(コンプリケーション)できる(いつでも即使える)
- スタートもストップも大きなボタンをタップするだけ
- バックグラウンド録音ができる(文字盤を表示していても録音は継続できるので相手に気づかれない)
- 録音データは iPhone に自動転送される
- iPhone で再生するときに文字起こしもされる(精度は少し課題あり)
600円は安いとは言えませんが、OSに適当なアプリがないのでやむを得ません。そんなに頻繁に使うものではないかもしれませんが、必ず入れておくべきアプリの一つであると確信しています。
Just Press Record
Open Planet Software¥600posted withアプリーチ
“Hey Siri”と呼ばなくてもいい
Siri の進化でより便利になりました。腕を上げて口を近ずけて喋ると、Siri が自動で立ち上がります。賢くなりましたね。
少し慣れて、どういう場合にどう話をすれば欲しい情報が得られるか、それを掴めば相当役に立ちます。
例えば・・・
- 「今日の天気?」と尋ねれば1時間置きの天気が示されます
- 「今日の日経平均」と問えば、今現在の価格を表示して喋ってくれます
- 「大阪地下鉄〜駅までの歩行ルート」と喋れば道順を示してくれます。それに従い歩くと、曲がり角では振動で教えてくれるのでしょっちゅう覗く必要がない
- 「リマインダー」と喋ると「内容をどうぞ」みたいに返すので「明後日10時外出」とかって言うとそのままリマインダーが作成される
あり得ない便利さでしょう!? しかも Apple Watch から聞こえてくる Siri の声がとってもきれいんで、最初は驚くくらいです。
ラーメンの3分待ちには「タイマー」が便利
Watch OS についている「タイマー」アプリがこれまた地味に、でも一度使うと手放せなくなる便利さを持っています。
- カップラーメンを待つ3分
- 冷凍餃子をフライパン加熱する5分
など、タイマーのセットで時間を気にする必要がなくなります。
なぜなら、時間が来たら Apple Watch が教えてくれるからです。地味なのにムッチャ便利。
タイマーは4つの時間がデフォで設定されており、もちろん、それ以外も自分でセットできます。
場所の検索とナビ 地図が見れる
Siri のところで説明しましたが、地図検索とナビが非常に進化して使える奴となっています。そしてまた、Apple Watch の画面が大きくなったので地図が十分使い物になります。
一度もカバンから iPhone を出さずとも、知らない目的地へゆくことができます。
表示画面が大きく、処理速度が早く、個々のアプリの完成度が高まった、そういういくつもの条件が重なってSFのような世界が実現しているんですね。
海外旅行好きなら為替レート計算ソフトが欲しい
非常に有能な為替レート計算ソフトで、しかも Apple Watch のコンプリケーションに対応しているのが XE Currency というソフトです。
調べたいときは、iPhone を取り出さなくても Apple Watch 上をチョチョっと操作するだけですぐに確認できて簡単楽チン。
アプリの解説はこちら >>スマホの便利アプリで台湾旅行を3倍楽しくしよう
Apple Pay と Suica で現金いらず
- コンビニやスーパーでは、Apple Watch のサイドボタンをダブルクリックし、読み取り機に近ずけると「ピッ」で支払い完了。Apple Watch を読み取り機にくっつける必要はありません。
- 電車に乗るときは、何もせずただApple Watch を自動改札の読み取り部分に近づけるだけで Suica 支払い完了。
- 外食なんかでの支払いは Apple Pay(iDかQUICpay)でも、使用可能であれば Suica でももちろんOKです。
これらの決済自体は、近くに iPhone がなくてもできます。
もうですね、カードも現金も持って出なくていい生活がどれほど快適かは、これは想像を絶しますよ。ここまで便利になっていいのかしら、なんて思ってしまいます。
「通知」が知らせてくれる
電話着信もLINEもtwitterなどのSNSも、ぜ〜んぶ Apple Watch の「通知」が知らせてくれます。
ですから、内容で判断して、今 iPhone を取り出すかどうかの判断に使えます。
何を通知させるかは予め設定しますが、実際使ってみると、そんなに急を要する、直ぐに iPhone 出して・・・っていう状況は多くないことが改めてわかります。
iPhone は何処に行った?
時々こういうことがあります。あれっ、さっき机の上に置いたのに、みたいな。
はい、Apple Watch におまかせください。腕を持ち上げ Apple Watch に向かって「iPhone の場所?」と聞きます。ただそれだけ!
すると、すぐに iPhone から音がします。これで場所がわかり一件落着。なんちゅう優れもの!
ジョギングに Apple Watch は欠かせない
ジョギングを始めると Apple Watch のワークアウトアプリが自動的に立ち上がり、計測を始めるかどうか聞いてくるので「〜を記録」をタップすると、走り初めから遡って記録してくれます。
そして、1kmごとのラップを教えてくれるので、「次の1km」を意識する様になって、なかなかへこたれなくなりました。
ワークアウトのメニューも豊かで・・・
- ウォーキング
- サイクリング
- インドアバイク
- ヨガ
などなど。最新OSで作り直されたらしく、とても行き届いています。
また、データは他のアプリと同じく iPhone に自動転送され、ヘルスケアアプリで管理されます。
しかも今回の Series4 から50mの耐水性能を持つようになったので、水泳というワークアウトも記録できる守備範囲となっています。
ジョギング時のもう一つの友は AirPods です。AirPods がいかに使えるイヤフォンであるか、その詳しい説明は別記事でお話ししています。
Apple Watch のワークアウトアプリと AirPods は本当に背中を押してくれます。
「今日はお休みにしようかな」という気持ちがなくなりました。それどころか、AirPods を耳にセットして運動靴を履くのがとても楽しくてしょうがないです。
まとめ
この記事では Apple Watch が如何に優れたデバイスかを説明してきました。
ここまで使いやすく便利なわけは、やはりハードとソフトを Apple がその開発を一手に担って管理しているからだと思います。
後半は私が利用している機能を通してその素晴らしさをご説明していますが、これを読まれたあなたは、あなた自身が期待する便利さを Apple Watch がきっと発揮してくれると気づかれているでしょう。
そう、とっても柔軟に使い手のあり様に馴染んでくれるのが Apple Watch なのです。だからこそ、誰が使っても感動を与えてくれる便利さなのだと思います。
勿論そうなるまでには、色々と基本的な設定をやらなければならないし、そこのところはちょっと面倒かもしれません。でも最高の使い心地を実現するための小さな努力です。
過去に買った物の中で、心から感動した商品ってそう多くはないです。
しかし、Apple Watch 4 と AirPods だけは別格です。どんなに賛美しても賛美しきれないほど惚れ込んでしまいました。
これからも私は肌身離さず使っていくでしょう。そして、ますます進化してゆく姿を間近で見続けることでしょう。そう実感するからこそ「こんなに素晴らしいんだ」ってこの記事で叫んでいるのです^^
最後に・・・
Apple Watch にはコンプリケーションという機能がありまして、アプリの画像や文字を表示させることができます。
Series 4 ではこれを8つまで表示させられますが。それぞれ現状の表示ができたり1タップでアプリを起動できたりします。自分好みの設定でグンと使いやすさが増します。その時の気分で入れ替えもできます。
私の今の設定は以下の通りです。
あなたもあなただけの Apple Watch に変えて、楽しく便利に使いこなしてはいかがでしょうか。
➡︎ Apple Watchの便利なtipsはこちらの記事で
➡︎ Apple Watchの初期設定はこちらの記事で
➡︎ Apple WatchでSuicaを使うならこちらの記事を
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