本当に役に立つ火災保険の選び方 オススメのポイントとは

火事

 

 

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火災保険契約が必要な理由

火事

特に日本のように天変地異の多い国では、いつ何時住居や家財が被害を受けても不思議ではありません。

それだけに、もし災害にあった場合は、被害を受ける以前の状態に戻すための備えがより必要になってきます。その方法が火災保険契約に入ることであり、支払う保険料はほぼ一生を通じて支払う必要がある一種の経費です。

もし火災保険契約を締結していなければ、自宅が全焼した時や全壊した時にはどれだけ自己負担が発生するのでしょうか。

建て替え費用だけではなく、最初の家の住宅ローンの支払いが残っているケースも多いでしょう。例え、家が全壊しても住宅ローンが消えるわけなないですからね

もし火災保険を契約してなければ、ほぼ再起不能になりませんか?

被災者生活再建支援法という制度もあるが・・・

阪神淡路大震災をきっかけにできた制度で、生活基盤を失うほどの被害を自然災害によって受けた場合は、諸条件はあるにせよ300万円を限度として支援金が給付される。

考えただけで恐ろしいですね。

更に、天災だけではなく、例えば隣から出火して自宅に燃え移って被害が発生した場合やその消化活動で受けた損害などについても、重大な過失などがなければ賠償してもらえません

このように住居や家財の万が一に備えるためには、どうしても火災保険契約は必要なものなのです。消えてしまう保険料惜しさに契約しないなんて考えられないことです。

また、既に契約済みの方も、もし1998年の保険料自由化以前の契約であるなら、一度見直す価値はあります。十分な保障内容とは言えないケースも多いのです。

 

 

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契約を考える時に抑えておくべき2つの点

さて、この火災保険。絶対加入が安心な生活の前提であれば保険料の支払いは経費として割り切るとしても、よく理解もせず契約して保険料を払えばいいというものではありません。

実は最初に考えるべきポイントは結構多く、そこで間違った判断をしてしまわないことが非常に大切です。

考慮すべき基本点は2つ

  1. 必要な補償内容
  2. 適切な保険料
家を思考

読めば当たり前に感じるかもしれませんが、案外無頓着にローンを組んだ銀行の勧めるまま、内容は知りませんという人が多いのも事実です。

自分の住居に必要な保障内容とはどんなものなのか、またそれに必要な適切な保険料はいくらなのか、を説明してゆきます。

 

 

適切な保険金額の設定

保険金額を決定する2つの考え方

  1. 時価額 文字が意味する通りで、新築物件は時とともに経年劣化し価値が下がるので、その分を減額したもの。しかし実際問題、時価額相当では元の状態を復元できない。従前の火災保険金額の設定は時価額が主流でした。
  2. 再調達価格 新築時と同等のものを購入できる金額。現在はこちらが主流です。

以上のように、火災保険時価額で契約していると2,400万円しか入って来ず、同等の物件は立てられないことになり、従って再調達価格で契約することが大切になるわけです

家財保険

十分な火災保険に入っていても災害で家が倒壊したり火災にあった場合に受けられる補償はあくまでもについてです。

めちゃくちゃになった家財も再度揃える必要がありますが、火災保険はこれをカバーしてはくれません

そこで火災保険とは別に必要になってくるのが家財保険です。

自分たちが利用している家財を買い換えるのに必要な家財保険に入っておくことは、いざという時のことを考えれば、火災保険と同等に大切です。

 

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適切な補償内容

自分の所有する家に損害が発生した時にそれを補償する制度の総称が火災保険契約です。なので一口に火災保険契約と言っても保障される内容は非常に多岐にわたっています。

商品構成は、どの保険商品も柱にしていて取捨選択ができない部分。それプラス必要に応じて付加できる様々なオプションから成っています。

ですから家の立地条件や環境に応じて過不足のない補償内容にしなければなりません

補償を受けられないケース

細かく設定されているので下にも少し説明します。いざという時に慌てないようによく理解しておくことは、保障内容を決めることと同じくらい重要です。

 

必要なオプション契約とそうでないもの

保険会社は基本契約にプラスして物凄く沢山の選択肢を用意しています。そういったオプションを全部つけると「何が起こっても大丈夫」みたいな特大の太った契約になりますが、当然保険料も相当高くなります。

それと主契約に含まれる内容は各社一緒ではありません。A社では主契約に含まれている災害が、B社ではオプションだったりするので、一社だけで検討するのはまずいと思います

保険料というものは経費です。何も発生しなければ消えてゆくものです。大多数の人は月収が決まっている以上、こういった経費に投入できる金額も上限があります。

なので対効果をよくよく考えて納得のできる妥協点を見つけ出さなければなりません

それは予測できない未来に起きることを考えることでもあります。従ってただ漠然と考えるのではなく、お住まい地区の弱点的特徴を知っておく必要があります

各省庁や市町村が発行している資料などを判断材料にするのは有効だと思います

 

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建物の構造や災害の種類で変わる保険料

火災保険料に影響するのは家屋の構造

火災保険でいう構造は

  • H構造(木造)と
  • T構造(鉄骨造)がある
  • 木造住宅はH構造だが
    耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建物の場合はT構造になる
家

支払い保険料は

  • 火災保険料はH構造と比較してT構造の方が半分くらいになる
  • 地震保険T構造の方が半分くらいになる

総支払額が相当変わってきますから、自分の家がどちらなのかを十分に確認する必要があります

 

 

水害や地震の保険料は高い

高い理由は、火事とは違い、いざ災害が発生すれば地域全体に被害が及ぶ可能性が高いからです

千人の契約者で一定期間に一人に保険金を払う災害補償より、百人に払わなければならないような災害補償の方が保険料は高いのであって、しょうがない事です。

火災保険料の一斉値上げ

2015年10月から平均2%〜4%値上げされます。一律ではなく、九州や沖縄では30%〜50%もの値上げとなり、東京や大阪では逆に引き下げになる場合もあります。

また、今までは超長期の保険契約がありましたが、今後は最長で10年の契約となります。

背景にあるものは、言うまでもなく自然災害被害の増大です。

異常気象と言われて久しいですが、最近特に目立つのが低気圧や台風通過に伴う被害です。回数が多くて、しかも被害も過去にはなかったような大きなケースも出てきてます。

また設備の老朽化に伴う水道周りの水漏れ事故も大幅に増えているそうです。

従って新規に契約する場合は、今までより一層比較検討をしなければなりません。各社保険料の割引を設定しています。例えば

  • 新築割引
  • 築後10年未満割引
  • オール電化割引
  • 非喫煙世帯割引

など各社特徴を持たせていますので、検討材料としてください

 

 

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補償される災害

1.火災 火災による損害を補償

2.落雷 落雷による損害を補償。ただし家財保険を契約していなければ、テレビや冷蔵庫などは補償されない

3.破裂・爆発 ガス漏れなどに起因する破裂や爆発による損害を補償

1〜3は基本補償なので取捨選択はできない。だいたい以下がオプションになっている。

プリント

4.風災・雹災・雪害(セットになっている) 台風・竜巻・雹・豪雪・雪崩などによる被害を補償
ただし、暴風雨や竜巻が来た時に

  • 窓を開けていたという過失で被害が発生した時は補償されない
  • 損害を受けても主原因が経年劣化によるとされた場合も補償されない


5.水害
 台風、暴風雨や融雪による洪水、高潮・土砂崩れ・落石などの水害による損害を補償

  • 床上浸水か地面から45cm以上でなければ補償されない
  • 床上浸水でも被害ないと判断されれば補償されない
  • 制約事項には本当に注意しておかなければならない
実際に豪雨で浸水した我が家の話

水が引くのが早かったのですが、とっさの判断で地面から濡れている一番上の部分までメジャーを伸ばし、その高さをデジカメに撮っておきました

保険会社がこの写真を採用してくれて時を経ずに保険金がおりました。保険会社が判断に迷わないように、もし出来る事があれば必ずやっておくべきです。

風害と水害は保険料が大きく判断のしどころ

あなたの家がどういう自然災害のリスクを持っているかは事前によく調べてください。上に示した各市町村が公表しているハザードマップなんかを参考にしてください。

6.物体の落下・飛来・衝突 車の飛び込み事故などによる損害を補償

心配しだしたらきりがないというような補償内容だと思います。飛行機やヘリが墜落したりトラックが壁をぶち抜いてきたりというのが相当しますが、必要でしょうか。

確かに、ほんたま〜に新聞記事では読みますが、保険料をどこかで線引きしなければいけないとすれば、私ならこれは線の外になります。

7.給排水設備の事故や他者の専有部分での漏水による水濡れ損害を補償

タイトルそのままですが、一戸建てなら不要でしょう。マンションはどうでしょう。微妙ですね。まあ確かによそでは聞きますしね。でも自分の過失は補償されませんし、私は不要です。

8.集団行動による破壊行為で生じた損害を補償

上海の反日デモで通り沿いにある家が壊されたようなケース。これも私は不要です。

4.盗難による盗取や損傷や損失などの損害を補償

泥棒が侵入する際に傷つけたり壊したりしたドアとかガラスなどは補償されます。しかし、家財保険に入っていないと家の中のものが取られても補償されません。・・微妙。いらないかな。

5.不測かつ突発的な事故 偶然壁を壊す窓ガラスを割るテレビを壊すなど突発的偶発的事故による損害を補償。これも保険料が高くなるのみで必要性を感じません。

 

 

保険金を受け取れないケース

再度注意喚起ですが、火事で被害を受けても家財保険に加入してなければ、家は補償されても家具の損害は補償されません

故意や重大な過失や法令違反がある場合

自分で放火したりコンロやストーブの消し忘れなどが火事の原因である場合は、故意や重大な過失となり保険金はおりません。

失望

従って自殺目的や保険金欲しさの火つけも当然故意なのでダメです。実行する人は見つからないだろうと考えているのですが、ほぼバレてしまうようです。

自己負担金額の設定

損失額が契約当初に設定した自己負担金以下であれば保険金は出ません。もし自己負担金を超えた場合の支払われ方は、超えた金額か超えたら全額かのどちらかを契約当初に決めます。

自己負担金を高く設定すれば、当然ですが保険料は安くなります。保険会社によってその金額は微妙に違いますが、最大金額はだいたいどこも10万円くらいです。

「10万くらいなら貯金から出すから、その分保険料が安い方がいい」と思うかどうか・・

 

以下、保険金が支払われないケースを羅列しますが、一つだけ意外に感じるのは、災害時の盗難、つまり火事場泥棒的な被害は補償されないのです

もう一つ、一番下のケースは、災害発生時に窓なんかを開けていて被害が発生すれば補償しませんというものですね。

  • 労働争議に伴う暴力・破壊行為
  • 保険対象の家具の置き忘れ・紛失
  • 保険対象の家財が住居以外にある時
  • 契約対象となる事故災害の際の盗難
  • 戦争・革命・武装反乱
  • 地震・噴火・津波(別途地震保険加入が必要)
  • 核燃料物質によって汚染されたものの放射性・爆発性などの特性による事故
  • 保険対象物の欠陥
  • ネズミ・虫食い
  • 差し押さえ・収用・没収による損害
  • 生計を一にする親族の故意に起因する損害
  • 保険対象物に対する加工中の損害
  • 詐欺や横領による損害
  • 地盤の変動に起因する損害
  • 雨・雪・雹・砂・風の吹き込みに起因する損害

 

 

 

地震保険

地震保険は法律に基づく国と損保会社が運営している制度で、どの会社と契約しても

  • 補償範囲
  • 補償内容
  • 支払保険料

は同じです。

保険金額の限度があります

  • 火災保険金額の30%〜50%の範囲内で且つ
  • 建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度


必ず
火災保険家財保険とセットでないと契約できません

  • 火災保険+地震保険
  • 家財保険+地震保険

補償される場合

  • 地震に起因する火災で家が焼けた場合
  • 地震が原因で家が倒壊した場合
  • 地震に起因する津波で家が流された場合
  • 地震で土地が液状化し、その結果発生した損害も補償対象になる

保険金が支払われない場合

  • 地震が発生した翌日から10日が経過したのちに発生した損害
  • 保険対象の紛失・盗難
  • 自動車・貴金属・美術品は補償対象外(自動車は自動車保険で地震特約がある)

地震保険の割引制度

  • 建築年による割引
  • 免震建築構造による割引
  • 耐震等級による割引
  • 耐震診断による割引
  • 重複割引はされない
「地震補償保険」という商品

地震保険では上記のように契約上の縛りがあって、被害にあった時に十分に補償を受けられませんが、それを補填する目的でできた商品が「地震補償保険」です。

特徴

  • 地震保険とは違い、国が全く関与していない民間保険会社の商品
  • 火災保険とは関係なく、家族人数によって契約可能な保険金が決まる
  • 5人所帯の最高補償額は900万円(3人家族の場合は最高600万円)
  • 1981年5月以前に建てた自己所有物件や賃貸物件は対象外

 

 

 

マンションの場合はややこしい

一戸建ての火災保険とマンションの火災保険

マンションの所有者は住居である専有部分と廊下や階段やマンション玄関などの共有部分「区分」所有者なんですね。ここからここまでが私の物とは言えない概念的所有者みたいなものです。

そうなってくると火災保険に対する考え方も、一戸建てとは相当違うはずです。なんか釈然としないでしょ。そうです、しないんですよ。

マンションを購入して火災保険を契約する場合、一戸建てとは違って専有部分のみの価値を評価して契約しないといけません

マンション
購入価格を基準にして契約したりしたら

結果として共有部分も補償するようなことになるので十分に注意する必要があります。

しかもコンクリートで出来ているマンションは基本的に燃えないので、出火しても内部が燃えるのみです。だから一戸建てとは再調達価格の意味も変わってきます

専有部分と共有部分と火災保険

共有部分は自分たちの管理組合火災保険をかけています。専有部分は当然それぞれの所有者がかけますよね。

じゃあ、共有部分専有部分の明確な区別はできますか?

各戸のベランダはどうですか。ベランダに出るアルミサッシはどうですか。玄関ドアについてはどうですか? 実はこれ全部共有部分です

もし、この専有部分にある共有部分で損失が発生した時は、管理組合が契約している火災保険が補償するんですか、それとも自分が契約している火災保険ですか。

一般的には各個人の火災保険を使うはずですが、各マンションの管理組合規約によります。

マンションと地震保険の矛盾

マンションの火災保険で大切なのは地震保険です。これは地震が起きれば火災よりももっと酷い損害を受ける可能性があり、入っておく必要があるでしょう。

地震保険の内容は上に記した通りどの保険会社でも一緒です。

同じ金額で購入しても、一戸建てに比べるとマンションの専有部分の再調達価格はかなり小さくなるケースも多いでしょう。

一方、地震保険火災保険金額の30%〜50%の範囲内という縛りがありましたね。これっておかしいと思いませんか? すごく小さな保険金の地震保険契約になる可能性があります。

さもなくば、「マンションの資産価値」とか言われて実質共用部分まで含むような大きな火災保険を組まないといけないのか?(=保険料が高くなるけど組んだ保険金額満額は絶対におりてこない)

マンションの地震保険は制度的に不利というか矛盾を含んでいると思います。だからと言って契約しないわけにもいかないし。

 

 

住宅ローンを組むときの注意点

住宅ローン

私が現役の銀行員時代は、火災保険加入が住宅ローン申し込みの条件でした。しかもローン実行時には火災保険質権を設定して、もし保険金が出る事態になったら優先的にこれを住宅ローン返済に充当させていたのです

家の建て替えを最優先しなければいけないのに、全くひどい話です。

現在は状況が変わっていて、火災保険加入を条件としない銀行も増えています。この件は、これから家を買うあなたにとって極めて重要なことなのでよく確認してください。

火災保険に質権設定を条件とする銀行では絶対に住宅ローンを組んではいけません

 

 

まとめ

多岐にわたって説明してきましたがわかってもらえたでしょうか。生きてゆく上で最も大切な基本3項目「衣食住」の「住」に関する重大事です。

契約する際は、保険会社の社員の言葉を鵜呑みにせず、とことん納得して契約してください。

要点は

  • 過不足のない基本契約
  • 必要最低限のオプション契約
  • 地震保険
  • 家財保険
ポイント

以上のカバーですが、そのために出せる金額との相談になります。どこかで妥協する場合は個別の事情なので、あなた自信がしっかり考える必要があります。

それと再度申します
火災保険を条件としない銀行でローンを組んでください

 

 

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