泥ママそしてクレクレママとセコケチママ
YouTubeでは2chのまとめがたくさん投稿されています。
まさざまなスレが立つ中で、ひときわ私の心を魅くのは「泥ママそしてクレクレママ・セコケチママ」というジャンル?です。見ててメチャ面白い。
銀行に入って最初の5年間、何千件という一般家庭を毎日訪問し、いろんな性格の奥さんと多岐にわたる話をしたので、その記憶と対比するのが楽しい理由かもしれません。
この「ママ」達のお子さんは保育園・幼稚園児か小学生生徒であるケースがほとんどです。
なので事件発生の舞台は、各ママのお家あるいはその敷地内、保育園内、幼稚園内、小学校内のいずれかが圧倒的に多いです。
勿論それだけではなくて、近所のスーパーや公園なんかも問題発生の場所となってたようです。
そして、こういう難儀なママたちに共通の特徴は、さして親しくないにもかかわらず強引に絡んでくるという点ですね。
この記事では、泥ママを推理していただく事がメインですが、おまけとして、あんまり詳しくない方用に、そういうママ達の特徴や「やらかし」について説明をしていきます。
おまけのほうが字数が多くなってしまったw。
まずは泥ママから。一体どんな目玉ぶっ飛び行為をしでかしていたのでしょうか?
クロエのお財布が盗られた
さぁ、バッチリと名推理をお願いします。
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私は進藤萌音。結婚後早くに事故で夫を亡くし、しかも夫の遺産を全て義実家にむしり取られ、それでも何とかかんとか小学校高学年の娘一人と生活しております。
今は県営住宅で暮らし、かつかつで貧しい暮らしながら、一人娘がいい子に育ち、それなりに小さな幸せの中にいると実感していました。
今日は、いつも親しくしている子繋がりのママさん3人が遊びに来てくれ、みんなでお茶しました。
しばらくして3人の内の一人、陽菜さんがリビングの隅っこに置いてた紙袋を指差して「あれ可愛いけど何?」と聞いてきました。
私「あれね、娘がプレゼントしてくれたお財布よ」。
そしたら陽菜さんが「どんなの?見せて!」と言うので、みんなの前で紙袋の中の箱を開けて見せました。
陽菜さんは手にとっていろんな方向から見て「可愛いね。いいなぁ。」と。
そう、クロエなんてとってもじゃないけど買えないのね。それを娘がお小遣いを貯めて誕生日にプレゼントしてくれたのです。
私には勿体無くて、時々箱を開けてはニヤニヤして、また箱にしまったりしてたのでした。だからベタベタ触って欲しくなくて、すぐに取り上げて隣の部屋に置きました。
それからまたしばらく話をしていたら、凜さんが「さっきのお財布も一回見たいな」。結衣さんも「私も私も」。
そう言うので紙袋を持ってきて中を見たらないのです。やられた!
誰も家から出ないでいるわけだから、目の前の3人以外に疑う人はいない。誰かが盗んだにちがいありません。
でもね実は私、犯人が誰かはわかってるんです。なぜなら、ある人がさっきトイレに行った時、用が済んでから隣の部屋にそっと入ったの勘づいていました。
さてさて、ここからが推理の時間です。
実は常日頃の言動から、3人の内2人はいいかげんな嘘ばっかりで、一人だけがいつも本当のことを喋っているって知ってます。
今回の泥ママは、正にその「いつも本当を喋っている人」だったんです。
泥する人って嘘もセットになっている事が多いだけに、今回の場合は例外といえるかもしれません。
気まずくなるとかって言ってる場合じゃない。まずは結衣さんに聞きました「あなた、誰がお財布を盗ったと思う?」
結衣さん、意外にもはっきりと「私知ってるよ。言いにくいけど、お財布泥は凜さんだよ」
凜さんは目玉ビョーンでしたが、でもこれだけで泥ママが確定したのです。
さて、泥ママは誰だったのでしょうか?
泥ママは誰だ?
どうでしょうか、すぐ正解に辿り着けましたか?
そう難しくないのに、思考の途中で堂々巡りをしてしまうってことありますよね。そんな罠に陥りませんでしたか?
では、解説しますね。
「泥ママは事実を言う」という前提から、もし結衣さんが犯人であれば、事実つまり「自分が泥ママだ」と述べるはずです。
ところが、「泥ママは凛さん」と結衣さんは言ってます。
結衣さんは自分が犯人だとは言っていないのだから嘘だとわかります。つまり、結衣さんは嘘つきなので犯人ではありません。
一方、凛さんが犯人だとすると結衣さんの発言は正しいことになり矛盾するので、凛さんも泥ママではありません。
ということから、泥ママは陽菜さんだったとなるわけです。
そして、その後談。
グループLINEでママ友達に事実を伝えたら、矢継ぎ早に、推測も含め同様の被害話が複数出てきたので、今までいい人だと思っていただけにショックでした。
陽菜さんの旦那さんに話を聞いてもらいに行きたいとみんなに言ったら、開き直られたら危ないと、ママ友の海莉さんが一緒に来てくれました。
玄関を開けるや否や、陽菜さんは盛大にファビョってましたが、旦那さんがまともな人でよく理解してくれました。
そして後日、旦那さんが段ボール箱を持って現れ「この中に盗まれたものはありませんか?」と聞いて回っているとのこと。あちこちのママ宅で相当数の盗みを働いていたようです。
この騒ぎが一段落したら、陽菜さんをしばらく実家に帰すそうです。そして離婚も視野に。
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と言うことで一件落着。しかし、めでたしめでたしとはならない後味の悪さ。
ということで、このあとは泥ママ、クレクレママ、セコケチママの実態に迫って行きます。
もし、そういうママの事はあまり知らないという場合はご一読ください。よく知っている方はお疲れ様でした。
泥ママ
上記の通り、知り合いママの物やお金を、或いはその子たちのものを盗むママたちが泥ママです。
この「気づかれずに盗む」という行為は、どんなに軽い気持ちでやっても窃盗には違いなく、不法行為であるので当然刑事責任に問われる可能性はあります。
だから、塀の中でお世話になる可能性もあるし、そうでなくても引っ越しを余儀なくされたり、離婚の重要要因にもなります。
周囲にバレれば「何もなかった」ではすまないと最初から覚悟しておくべきです。
にもかかわらず泥ママたちは、後先考えもせず、なんと気軽に窃盗を犯してしまうことか!
- 旦那が独身の頃から、少しずつ作り飾っていた大切なプラモデルを、自分の子供へとパクっていった。
こういった長年の趣味は、思い出の塊であり、青春そのものであり、到底許すことはできない。
このケースでは、後に解決するも開き直って収束にかなりの時間を要した。 - ガンで入院中、気の弱い同居トメに「幼稚園のバザーだ」と詰め寄り、ブランド物ばかりを段ボール数箱分も強奪した泥ママ。それを子分ママに分けたり売ったり。退院後、園や友人の協力のもと、根回しと証拠集めで警察に行く準備をしていたところ、トメと趣味仲間の泥ママ同居義父の耳に入り大騒ぎ。結局、義父の大立ち回りで弁償を受け、泥ママは離婚を迫られていると言う。
- 保育園で個々持参のお昼寝用布団が盗まれた。
事なかれ主義の園長の「穏便に」に頭に来て警察に届け出。
焦った園は、最初から知っていた泥ママを呼んで面会に漕ぎ着ける。
すべて録音していて証拠は確保済み。 - 習い事の月謝15,000円が入った袋を冷蔵庫に磁石留め。これをお茶に来てた3人の内の一人に盗られた。
警察に届けた上で「捜査で指紋採取等迷惑をかけるかも」と3人にメール。
返信で足を出した泥ママに夫婦で詰めて返金してもらう。
しかし後懲りずに「貸すと言ったのに盗人に仕立てられた」と騒ぎ吹聴。再度警察の登場で余罪発覚、塀の中へ。
こういった泥ママ達は初犯である事はまずなく、相当の回数を重ねている場合が多いようです。
そして、もう一つ共通なのは「平気で嘘をつく」場合が多い事です。難を逃れる手段として平然と嘘をつく。
夫にも同様に嘘をつくから、騙された夫は事実を知るまで妻を擁護する。その分、知った時の心の痛手も大きい、というような展開もありがちです。
セコケチママそしてクレクレママ
読んで字の如くセコくてケチなママです。クレクレママも同類で、要は自分のお金を使いたくないわけです。
なにかと人に絡んできて、無理難題を押し付けて、結果的に金を浮かせようという浅ましい人たちです。
では実際に、どんな事件が過去あったのでしょうか?・・・
- うちの近くのテーマパークに来るらしく、ホテル代をケチりたいがために泊めてくれという。しかも、こちらの返事を聞く前に、もう予定に入っていると。当然断った。
- 挨拶程度の同じ幼稚園のママがいきなりピンポン。インターフォン越しに話すと、今日だけ子を預かってほしいと。当然断ったら、なんと玄関先に子供二人を置いていった。
- グリーン指定席車両に立ち乗り?の女性が入り込んできて、このまま幼児を長時間抱っこできないと、無理やり押し付けてきた。
- 親しいママ友とランチしようと決めていた店にみんなで行ったら、知っているはずのないクレクレママが「自分達だけでズル〜イ」などと言ってしれ〜っと同席する。挙句「お財布忘れたから払っておいてね」。
- 義妹が毎日のように乳飲み子を抱え、我が家に来ては、持参のタッパに夕飯用に作ったおかずを当然のように持って帰る。だから私たちのおかずはいつも半分。やがて義妹夫にバレて大騒ぎ。
- 家族の髪を切っている私に、いきなりセコ登場「うまいね。床屋代かからなくていいね。うち子供4人いて大変なの、カットモデルになってあげるわ。お互いウインウインだよね」と子たちの散髪を強要。当然断る。
無数にある事例。
ただただ呆れるばかりですが、こういうセコケチ・クレクレママって本当に厚顔無恥です。言われた被害者がどんな心境になるかなんてお構いなし。
そして、セコケチ・クレクレママ達は過去にも色々とやらかしている場合が多く極めて癖が悪いので、もし不幸にもターゲットにされた場合は、今後のためにもビシッと反論しておく必要があります。
ただ、「私は口下手で・・」と言う方も多いでしょう。今まで何回も悔しい思いをしてきたと。
今回は詳しく述べませんが、これを上手にやるにはコツがあります。それを理解して練習を繰り返すとかなり上手くなりますよ。
最後に
以上、泥ママとセコケチ・クレクレママのお話でした。
もし、全く2ch・5chに興味がなくて、或いはこの手の話自体に興味がなかったなら、経験がなかったら、今回のお話はびっくり仰天ではなかったでしょうか。
この手のママ達って、日頃は本当にごく普通の人に見えるんですよね。
ところが悪事がバレ、きちんと始末をつけさせようとすると、途端にツノを出し尻尾を出す人が多いです。
ひどい泥ママの例になると、玄関にゴミを散乱させるわ、近所に有る事無い事を言いまくり、誹謗中傷のビラをまき、連日来ては罵詈雑言を吐きまくり、家のどこかを破損させるなんてのも実際にあるんです。
非を詫び弁償をするって発想どころか、逆ギレ大暴走になるんですね。
私は無関係とかって高を括っていると、突然来たりするから心の準備はしておくほうがいいと思いますよ。
いつでも来い!!
もし本当に遭遇してしまった場合は、以下のことに気をつけましょう。
セコケチ・クレクレママや泥ママはとにかく言い逃れをしようとします。また時には、あたかも無実の罪を着せようとしている等と平気で嘘をつきます。
じゃあどうやって防衛するか、立ち向かうかといえば、証拠を残すことです。とにかく、一にも二にも証拠です。
録画が難しかったら録音。ICレコーダーがなくても手持ちのiPhoneがあればタップ一発で録音できます。それと写真。特に常日頃から録音する癖をつけておくと、必ず役に立つ日は来ます。
あとは警察への届出、もしくは実績が残るので相談だけでも。そして個人の手に負えないと判断したら、弁護士を立てるのが一番効果的ですが、それにしても証拠です。
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