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感動を呼ぶApple Watchの数多くの機能と小技
あなたは、今現在Apple Watchをどんなふうに使ってますか?
一番多いのは、好きな機能をコンプリケーションとして設定しておいて、それを必要に応じて見る、使うってことでしょうか。
また、一番便利さを実感するのはSuicaの利用でしょう。とにかく、Apple Watchを読み取り機にかざすだけで改札口を通り抜けられるし、商品を買えるんですからたまりませんよね。
いったんApple Watchを使い始めると、今まで使ってきた時計を腕にする気がしなくなりますよね。それもこれもApple Watchが飛び抜けて便利だからです。
そう、Apple Watchにはたくさんの機能が想像以上にたくさん詰まっています。あなたもまだ知らないちょっとした技を習得することで、トキメキを覚えるしもっともっと便利に使えるようになります。
そんなわけでこの記事では、簡単に実行できる便利な機能や小技を紹介して、あなたにもっと便利に快適にApple Watchを使っていただこうと思っています。
それに、ほんのちょっとした事でも大好きなApple Watchの知らない一面を改めて知ると「へ〜そうだったんだ!」って、なんか嬉しくなるじゃないですか。
では、私が日頃利用していて便利と感じている機能や小技を早速紹介していきましょう。
ミッキーとミニーが時刻を読み上げる
あなたの「マイ文字盤」の一つにミッキーorミニーを加えるってどうですか?
この文字盤をセットしている時、画面をタップすると声で時刻を教えてくれるんですよ。もちろんロボボイスじゃなく可愛い声です。気分次第で、たまにこういうのもいいかなって思います。
設定方法
- iPhoneのWatchアプリを立ち上げる
- 「文字盤ギャラリー」タブをタップする
- ミッキーマウスかミニーマウスを選択して「追加」をタップする
- 「マイウォッチ」タブの「サウンドと触覚」をタップする
- 画面上の「消音モード」がオフになっていることを確認する
- 「マイウォッチ」タブの「時計」をタップする
- 「時刻を読み上げる」がオンになっていることを確認する
以上で完了。
Apple Watchのミッキーorミニーの文字盤をタップすると、ほら、ちゃんと読み上げてくれたでしょう。
また、午前に初めてタップすると「おはよう!」、午後に初めてタップすると「こんにちは!」って言ってくれます。
コントロールセンターと通知を表示させる方法
コントロールセンターは使ってない人が多いかもしれませんが、必要に応じてたくさんの設定ができます。この際表示方法を知ってしっかりと使いましょう。
また、忙しい時にApple Watchが通知を知らせてくれても確認しない時があります。そんな時、「通知」を立ち上げてまとめて未読通知を読めるのがとても便利です。
これら二つの機能の表示方法をお伝えします。とっても簡単です。
- 通知:文字盤上部をタッチし続けると少しだけ姿を表すので、その状態で下にスワイプする。
- コントロールセンター:文字盤下部をタッチし続けると少しだけ姿を表すので、その状態で下にスワイプする
通知の内容を周囲に知られない設定
通知が来て腕を上げた時に「大好き」なんて表示が出るのはマズイってことがあります。
そういう場合、該当するappを予め個別設定しておくことで回避することができるので、その方法を解説します。
通知は欲しいが内容の表示はいらない場合
この場合の設定はiPhoneで・・・
- iPhoneで「Apple Watch」appを開く
- 「マイウォッチ」タブ
- 「通知」をタップ
- 「通知のプライバシー」をオンにしておく
これでOKです。どうなるかというと・・・
- 通知が届いてApple Watchを見るとアプリアイコンのみが表示されている
- 画面をタップすると今までと同じように内容が表示される
- タップせず放置の場合は後で通知センターを開いて内容を確認することができる
通知送信は欲しいけれどサウンドや表示は不要な場合
要は、自分の都合の良い時に通知センターで全てを確認するので、個別の通知アクションや表示はいらないという場合ですね。
但し、この設定が可能なのは一部のアプリのみです。設定は以下の通りです。
- iPhoneで「Apple Watch」appを開く
- 「マイウォッチ」タブ
- 「通知」をタップ
- 表示したくないアプリ名をタップ
- 「カスタム」をタップ(下に選択肢があらわれる)
- 「通知センターに送信」
これでOKです。
通知の諸設定は結構奥が深く、他にもいろいろありますので暇を見つけて遊んでみてください。
雨雲接近!
通知ネタでもう一つ。
通知されて助かることは多いのですが、普段使いで助かると実感するものの一つが「Yahoo!天気」アプリの「雨雲接近」通知です。
この通知を受けると、出かける前に干物を取り入れたりする時の判断なんかで役に立ちます。
「Yahoo!天気」では「表示地点」の登録をしておいてください。
iPhoneのWatchアプリで「Yahoo!天気」の通知をオンにしておいてください。
Yahoo!天気
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
電話着信時即消音
電話がかかってきた時に「音を出したくない」時ってあるじゃないですか。そういう時に一発で音を消す方法です。
あくまでも「音を消す」だけであって着信状態は継続されます。やり方は超簡単。
- Apple Watchの文字盤を手のひらで覆う
上からガボッとApple Watchを隠すようにするわけです。これだけで着信音は見事に消えます。
バッテリー充電量を数値で確認
これも簡単で便利な小技です。
充電している時に「どれくらい充電できたかな?」ってApple Watchを覗くでしょ。
その時に表示されているのはリングで、それがどれくらいカラー表示になっているかで判断するわけです。
数値で確認したいって思いませんか? そんな時はリングを真ん中をタップします。すると数値が表示されます。
ほぼ毎日か二日に一回は充電するので、どんな感じかあなたも確認してみてください。
装着する腕とデジタル クラウンの向き
Apple Watchを装着する腕が必ずしも左腕とは限りません。右腕の方もおられます。
改札の自動読み取り機にApple Watchをかざす時、左腕装着だと体を回転というか捻らないといけないのでそれが鬱陶しいとか。
(体を90°右回転することがそんなにたいそうな事かとは思いますが。また、右腕装着の方が傷つける確率は高いような気がするんですがどうでしょうか?)
ここでは装着する腕の違い、デジタル クラウンの向きについて変更する手順を解説します。超簡単です。
- Apple Watchのデジタルクラウンをプッシュする
- 「設定」appを開く
- 「一般」をタップ
- 「向き」をタップ
- 「左」か「右」をタップ
これで変更できました。
デジタルクラウンで文字盤を光らせる方法
文字盤が暗くなっている時に文字盤を光らせる方法は以下の四通りです。
- 手首を上げる
- ディスプレイをタップする
- デジタルクラウンを押す
- サイドボタンを押す
この四通りの方法ではいずれも全光になります。
で、実はもう一つ光らせる方法があって、例えばほんの少しの明るさで文字盤を見たい場合に重宝します。その方法は・・・
- デジタル クラウンを少しずつ回す
これだけです。実際にやってみるとその効果が実感できます。
逆に、文字盤を一瞬で暗くするには、着信音を消すのと同じ方法です。掌でガバッと文字盤を覆うと消えます。
iPhoneを探す
Apple Watchのコントロールセンターの中にあるiPhoneアイコンをタップすると、iPhoneから音がしてどこにあるのかがわかります。
そして、「タップ」じゃなく「タッチ」したままにすると、音にプラスしてフラッシュが光るので、場所の特定がさらにしやすくなる場合があります。
アプリの表示
文字盤表示状態でデジタル クラウンを二度プッシュすると、直前に使っていたアプリが表示されます。再度二度プッシュすると、その前に使っていたアプリが立ち上がります。
それって何の意味があるの?
はい、使い方ですが、例えば、地図アプリを利用して目的地に向かっている時、同時に歩数計アプリも使っているようなケースです。
「この方向で合っているのかな?」と二度プッシュして確認し、ついでももう一回二度プッシュでして歩数も確認する、というような具合です。
アプリの強制終了
めったに起きはしませんが、コンプリケーションが変化しなくなったりアプリが固まったりする可能性はあります。こういった時に行う作業が「アプリの強制終了」です。
方法は、コンプリケーションの該当アプリやその他の該当アプリを立ち上げた状態のまま・・・
- サイドボタンを長押しして電源オプションを表示する
- 電源オプションを表示した状態でデジタル クラウンを長押しする
この後、自動的に文字盤が表示されアプリは強制終了されています。
ついでに、Apple Watchの再起動と強制再起動についてもお伝えしておきます。
再起動
次にApple Watchの何かが不調になった時に試すのが再起動です。やりかたは・・・
- サイドボタンを長押しして電源オプションを表示する
- 「電源オフ」スライダをドラッグして電源を落とす
- その状態でサイドボタンを再びAppleロゴが表示されるまで押し続ける
これで完了です。なお、充電中の再起動はできません。
強制再起動
全く反応せずどうしようもなくなった時の最後の手段が「強制再起動です」。やりかたは・・・
- サイドボタンとデジタルクラウンを10秒以上同時長押しする
- Appleロゴが表示されたら両方のボタンを放す
これで強制的に再起動ができました。
表示時刻を進ませる
特に会社員は、少しだけ時計の針を早めておくってセットをしている場合がありますが、それをApple Watchでやってしまう方法です。
もちろん実時計は一切狂いません。
- Apple Watchの「設定」appをタップする
- 「時計」をタップする
- 「+0 分」をタップする
- デジタルクラウンを回して時計の針をどの程度進めるかを選択する
- 「設定」をタップする
はい、できました!
Apple Watchをカメラのリモコンにする方法
これは便利ですよ。もし知らなければ、是非この機会に習得してください。
- Apple Watchのデジタルクラウンをワンプッシュする
- 「カメラ」Appをタップする
- デジタルクラウンを回すと画像が拡大縮小するので調整する
- 映る画像の任意の場所をタップするとその部分に合わせて露出が調整される
- 画面下中央のボタンはシャッター、右ボタンはタイマー
- シャッターを切ると画面左下にサムネイルが表示される
- サムネイルをダブルタップで画面表示に、デジタルクラウンで拡大、拡大状態でドラッグすると表示位置が変わる
- 画面中央を強く押すと幾つかの選択肢が出てくるので必要に応じてタップする
私自身、このリモコン操作で最も助かっているのは、旅行写真をとる時にiPhoneをすぐに動いてしまうようなところに置いた場合。後はApple Watchの操作のみでよく、撮影終了までiPhoneに触れなくて良いところです。
あなたも是非役立ててください。すごく一押しの機能です。
Macのロックを自動解除
Macがスリープしている時、これを解除するためには暗証番号を入力してリターンを押す必要がありますよね。ところが、Apple Watchを腕に装着していれば自動ロック解除ができるのです。これもまた、地味に快適です。
そうできるためにはちょっとした条件が揃う必要があります。
- シリーズが3以降の場合はHigh Sierra以降のMacである必要がある(シリーズが1or2の場合macOSはSierra以降が必要)
- MacとApple Watch双方が同じApple IDを使ってiCloudにサインインしている必要がある
- MacはWi-FiおよびBluetoothをオンにしておく
言葉にすると小難しいけれど、普通にそうなっていると思います。
以上の条件を満たしている場合は、以下のようにセットしてください。
- Macアップルメニュー「システム環境設定」を開く
- 「セキュリティとプライバシー」をクリック
- 「一般」をクリック
- 「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」チェックボックスを選択
できたら早速試してください。カラカラっていうApple Watchの反応が心地いいでしょう!?
iOSが14.5にアップデートされると、Apple Watchさえあればできるようになるのですよ!!(2021/2/3追記)
Siriの活用方法
Siriもしっかり使える子になっているので、ガンガン利用しましょう。
タイマー
最も私が利用しているのがタイマーです。例えばそうめんを茹でる場合・・・
- Hey Siri タイマー90秒
これで僅か90秒とはいえ時間を忘れて他のことができます。応用は無限大。もし利用してなかったなら、この際この便利さを体感してください。
行き先を「マップ」appで確認
出先で行き先を確認したい時なんかに使います。
iPhoneのマップを立ち上げてガチャガチャやるの面倒でしょ。はい、こんなふうにApple Watchに言ってください。
- Hey Siri JR大阪駅へ徒歩での行き方
そうするとApple Watchには道順が表示されてそれが進行とともに変化するので、ちょこちょこ見てれば迷いません。
同時にiPhoneには「マップ」appが立ち上がっているのでそこで確認もできます。iPhoneのマップを閉じるときは「終了」をタップします。
その他使い方はあなた次第。実際にやってみたらその分だけ使えるやつになるでしょう。
- Hey Siri カメラアプリ!
- Hey Siri 今日の天気
- Hey Siri この周辺のラーメン屋さん
- Hey Siri 今日の日経平均
- Hey Siri 13+18
などなど、どの質問にも納得の返しをしてくれます。まぁ一回利用してみてください。その手軽さと便利さに、あなたもきっと魅せられますよ!
更に便利になるApple Watch
まとめ
この記事ではApple Watchの便利な機能と小技について解説をしてきました。今まであまり積極的にお使いでなかった方には「眼から鱗」的な部分もあったのではないでしょうか。
そう、思っている以上に多機能なんですよねApple Watchって。私もまだまだ使いこなせているとはいえません。
新しい使い方を知って、そしてなんとなくその方法を習得していくうちに、それが生活に生かされて溶け込んでいきますよ。そうして気がついてみたら、あまりにも便利すぎてApple Watchから離れられなくなってしまうのです。
とってもいい傾向です^^
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