【iPadOS16】やっと来た新機能7つと対応機種をご紹介



藤原

ワクワクのWWDC2022のプレゼンも無事終わり、沢山の新たな可能性を示してくれましたね。

そこでこの記事では、新しく登場するiPadOS16にスポットライトを当て、多くの新機能の中で私が特に興味を持ったものを中心にお話しします。

お話をする新機能とは、大凡以下の通りです。

  • 画面で表示できる情報量を変更できるようになった(M1搭載のみ)
  • 外部ディスプレイをフルサポート出来るようになった(M1搭載のみ)
  • ステージマネージャーによってマルチタスクが大きく強化された(M1搭載のみ)
  • 動画再生プレーヤーの再生速度変更に対応した
  • 写真の中の被写体を直接抜出し貼付け出来るようになった
  • 共同作業アプリとしてFreeformが新しく登場した
  • マップに15個もの通過地点を登録できるようになった

では早速解説をしていきます。とともに、その他の優れた進歩についての簡単な紹介と、今回のアップデートが可能な機種もお伝えします。

ディスプレイのピクセル密度変更が可能に

文字を大きく表示したり小さく表示したり出来るようになりました。これはかなり使えるかもしれない。

例えば、スプリットビューで2つのアプリを並べた時には当然表示ははんぶんこになるので「もうちょっと表示情報がほしい」と感じたりします。

ここでiPadOS16の新機能「ディスプレイのサイズ調整モード」を使って解像度を上げると文字が小さくなり、結果的に、より沢山の情報が表示できるようになるというわけです。

iPadシリーズは一番大きな画面サイズでも12.9インチしかないので、これは重宝すると思いますよ。特に目の良い方には超朗報です。

因みにパソコンでは普通についている機能で、Macの調整画面はこんな↓感じです。

 

外部ディスプレイのフルサイズ表示に対応

外部ディスプレイがフルサイズ表示に対応し、アスペクト比に関係なくきちんと表示されるようになりました。

もう一つ、ミラーリングだけじゃなく、独立した拡張ディスプレイとしても対応が可能になりました。

これ、流石に凄くないですか?

iPadOS 16 になれば、どんな形のどんな大きさの外部ディスプレイでもちゃんと全画面表示されるし、完全別画面として利用できるのです!!

外部ディスプレイ派の人にとっては、正に夢のようなアップデートです。いや、マジで大げさじゃないですから。

このおかげで、次に説明するステージマネージャーが俄然輝いてくるのです。

 

ステージマネージャー登場

今回予定されているアップデートで一番の目玉であるかもしれません。国内外のネット上の反応を読んでいてそう感じます。

ステージマネージャーは、複数のアプリを重ね開いて、これを管理するアプリです。

開いているアプリの縦横サイズは自由に変更でき、タスク間の切り替えも簡単に素早くできます。

開いているアプリは、画面の左側に新しい順に、ちょっと大きめのアイコン?として並べられます(最大4つ)。

また、左側や画面下側のドックから中央にアプリを持ってきて複数開いたものを1セットとして左側におけます。だからセット単位で中央で使える、そんなイメージです。

外部ディスプレイの併用で利便性が広がる

外部ディスプレイが独立した作業空間として使えるようになるので、ここにも別の4つのアプリを開くことができ、本体と合わせ、合計8つのアプリを表示させることが可能になります。

(私見)

ステージマネージャーが本当に価値を発揮するのは大きな外部ディスプレイであればこそだと思います。それが可能になったのは本当に素晴らしい。

でもiPad自体はは最大で13インチでしょ。そんな小さな画面に、フル画面使用できないアプリをウロウロさせられるって本当に便利ですか? 

それから、サイズを自由に変えられるって・・・だからiPadの画面自体が小さいんだってば。

マルチとかっていっても所詮一つのアプリしか操作できない。その点、Split Viewって物凄くiPad向きに考えられてて使いやすいと思います。

それに今の15だって、画面の下から上に指を滑らせれば、立ち上がってる全てのアプリから選べるし、Split Viewセットも含めて。これも実にiPadらしくて使いやすい。

以上のような理由で、多くが大絶賛している新機能のステージマネージャーに、私は、外部ディスプレイ利用じゃなければ少し懐疑的なんですよね。

 

対象被写体の抜出しと貼付けが可能に

対象被写体を長押しし、これを別の、例えばメッセージアプリやメールアプリにドロップしたり出来るようになります。

なので、別アプリを立ち上げて面倒な切抜き作業が不要になりました。

え〜〜っ? こんなことが本当にできるのか? まったくびっくり仰天ですが、でも素晴らしい。

Appleの説明では写真アプリ・スクリーンショット・Quick Look・サファリなどで使えるとあります。

SNSで大爆発するかも。

問題は、抜き出したい対象をどれくらい正確に把握してくれるか、作業がどれくらい転けずにできるか、じゃないかと考えてます。

テキスト認識

技術的によく似た機能としてテキスト認識があります。

写真上のテキスト認識は現バージョンでも可能ですが、次期バージョンでは遂に日本語に対応します。

次期バージョンでは、更に、動画のフレームにも対応するので利用可能な場面が増えます。

使い方を覚えておくと、旅行中なんかに役に立つ可能性が大いにあります。

 

動画再生プレーヤーが速度変更に対応

iOS、MacOS 共通の進化で、動画再生プレーヤーが速度変更に対応しました。

可能な再生速度は0.5倍、1.0倍、1.25倍、1.5倍、2.0倍です。

この機能も待ってた方が多いのではないでしょうか。語学勉強のときは必須だし、長編映画は部分的に早回ししたいときもあるでしょう。

移動時にはiPhoneで、自宅ではiPadで大活躍。

先の外部ディスプレイの全画面表示が可能になったとか、この速度変更が可能になったとか、こういった基本的な部分の進化が何よりも嬉しいです。

 

Freeform(作業共同アプリ)登場

今回のWWDC2022を見て強く印象付けられたのは、Appleが共同作業を大きくクローズアップしていたことですね。

みんなで写真を編集したり、アプリ中のファイルを編集したり。こういった共同作業を、FaceTimeで話しながら出来るように進化させているのが大きな特徴です。

そして、そのライン上にあるのが、新しいアプリFreeformなのでしょう。

これは、謂わばデジタル版ホワイトボードで、複数のiPadユーザーが共同で同時に書き込み編集ができます。

プロジェクトメンバー同士でアイデア出しや企画を練ったりと、会議室にあるホワイトボードの役割をより高い自由度で使えるようにしたものですね。

縦横のサイズ制限はなく、どこまでも広げられます。また写真・PDF・書類・サイトリンクなどを貼り付けることも出来ますよ。

そして、作成したデータはクラウドで保存されており、会議後もいつでも編集ができます。

上記のように、FaceTimeで繋がり話しながら進められるのですが、予めグループを設定しておけるので、一発で全員に呼びかけられるのも素敵です。

学校なんかでも流行りそうな予感。いやむしろ学校でこそバズる気もします。

 

マップのマルチストップ・ルーティングが可能に

マップを常用しているあなたにとっては、きっと素晴らしいプレゼントになる新機能です。

この機能はiPadOS16だけではなくiOS16やMacOS13にもあり、だからこそ、より有効に利用することができるのです。

最大で15ヶ所の経由地を事前に計画できるようになりました。

例えば、操作しやすいiPadやMacで経由地の計画を立て、その道順をiPhoneに送信することが可能です。

また、Siriを使って運転中に経由地の追加をすることもできます。

マップアプリはアップデートのたびに細かく見直しがされ、いつの間にか驚くほど改善されています。

今まで見向きもされなかった方は、一度真剣に使ってみることをおすすめします。

CarPlay

マップの話が出てきたので、iPadとは関係ないですがCarPlayの話も少し。

CarPlayは、運転中にiPhoneを使うための、より優れた、より安全な方法です。行き方を調べる、電話をかける、メッセージを送受信する、大好きな音楽を楽しむ。

これらが対応している車載ディスプレイ(カーナビも)を通じて可能になります。

まぁ騙されたと思ってAppleのサイトを一回じっくりと読んでみてください。驚愕の進化を遂げています。

 

その他の主な進化

沢山沢山あって全てを紹介はできませんが、上記以外で目に止まった進化を以下に簡単に整理します。

  1. iPad専用の天気アプリが登場:フル画面の美しいアニメを備え、多くのモジュールが沢山の天気情報を示してくれる。
  2. Safariの進化:共有タブグループの新設。共有者で一緒に見たり作業したり出来る。
  3. パスキー登場:ウェブやアプリで使うパスワードに変わるものとして設計された。パスキーはウェブサーバ上には保存されず、iPad内に保持され、Safariでのブラウズがより安全になる。
  4. iCloud共有写真ライブラリ登場:最大6人の家族メンバーで共有できる。何を共有するかはあなた次第。共有ライブラリ内ではメンバー全員が写真の追加・編集・削除ができる。
  5. メールの新しいスマートツール登場:メール送信時刻の予約が可能に。メールを送信してから相手に届く前に送信取り消しが可能に。その他出来ることが数多く登場する。
  6. ファイルの変更が可能に:ファイル名・ファイルサイズ・ファイルの拡張子、それぞれの変更が可能になった。
  7. メモアプリの進化:手書き文字を自動で綺麗にできる。任意のメモにロックを掛けられる。クイックメモにスクリーンショットを貼れる。検索機能が強化され、遂に置き換えも出来る模様。

 

アップデート可能なiPad

iPad OS 16にアップデート可能な機種は以下の通りです。

  • iPad Pro 全モデル
  • iPad Air 第3世代以降
  • iPad 第5世代以降
  • iPad mini 第5世代以降

もし、自分が愛用してきたiPadがアップデート可能機種から外れたりしたら悲しいですね。

それが嫌だから、私は結構買い替えをしています。そこそこの価格で買い取ってもらえるので少しは救いになるかと。

 

WWDC 2022

WWDC 2022のフル動画です。直に説明を見たい聞きたい方はどうぞ。

 

まとめ

藤原

WWDC2022で発表されたiPad OS 16の主な新機能を私目線で、以下のような順番で紹介しました。

  • より多くの情報がディスプレイに表示可能になった
  • どんな形のどんなサイズのディスプレイもフル表示可能になった
  • ステージマネージャーの登場でマルチタスクがより充実
  • 写真から対象の被写体だけを抜出し他所に貼り付け出来るようになった
  • 動画再生プレーヤーの速度変更が可能になった
  • Freeformの登場でネットを通じてみんなでホワイトボードが利用可能になった
  • マップに多くの経由地を入れ込めるようになった
  • その他の新機能

先にも述べましたが、強く意識されているのは共同作業のための機能強化です。

Keynote、Numbers、Pages、メモ、リマインダー、Safari、写真、Freeformといったアプリを、メッセージを通じ集まったみんなで共同で編集作業をすること。

しかも、FaceTimeで通話確認・相談・議論しつつの作業なので、まるで同一空間に集っているような一体感を持ってすすめられます。

文化祭やゼミ或いはプロジェクトなどの共同作業が驚くほど合理的に楽しく出来るようになるでしょう。

さて、冒頭記載したとおり、iPadOS16にはM1を積んでいるiPad限定の新機能があります。

つまり、iPad ProとiPad Air 第五世代以外は使えない機能ですね。しかもそれらが今回の目玉だったりするので、ちょっとがっかりな方もおられるかもしれないですね。

一方、iPadOS16には、今回の記事では紹介しきれなかった数多くのブラッシュアップされた機能や新機能もあります。

なので、もしあなたがiPadOS16にアップデートされたら、アップデートを儀式のようにやって終わり、じゃなくて、じっくりと自らの手で新機能を確認されることを強くおすすめします。

どんなに素晴らしい新機能が装備されたとて、使いこなさなければ倉庫に眠るお宝です。



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