もしあなたが自転車で人身事故を起こしてしまった場合には損害賠償請求を受ける可能性があるます。そこで、これに備えるためにも自転車保険について考えてみましょう、というのが今回のテーマです。
確かに自転車は気軽な乗り物で老若男女を問わず技量も問われず、誰でもが利用できます。
それはそれでよい事なのですが、道を歩いていて自転車が走っている風景をどうご覧になりますか?
イヤフォンで両耳をふさぎ音楽を聴いて、片手ではスマートフォンを操作し、またある人は片手で火のついたタバコを持って運転している。信号無視もかなり頻繁に見ますね。はっきり言ってこれ滅茶苦茶危険じゃないでしょうか。現に自転車に衝突されて大変な目に合われている方も大勢おられます。
ですから、今回のテーマである自転車保険も大切ですが、其々が自らの運転マナーを見直す方が先だと思うのです。
また、こちらが加害者になった場合、保険は民事の損害賠償の備えにはなりますが、刑事事件となった場合は別です。もう一生の問題になりかねません。
運転するときには何よりも「他のことは一切しない」事が大切です。
さて自転車保険です。
自転車には運転免許もなければ自賠責保険もありません。強制加入の保険制度がないのです。ご承知の通りです。
なので事故の加害者になって保険に加入していないがために、被害者の賠償請求に応じられないというケースが多発しています。
まして、昨今はメディアでこういった事故を取り上げるケースも目立って来ており、被害者の対加害者意識も大きく変化してきています。
やはり、いざという時のために一考の余地は大いにあるのではないでしょうか。
保険商品の種類は非常に多岐にわたっております。なので商品選考時には色々と悩むかもしれません。
また損保の商品では普通傷害保険や交通傷害保険でも自転車事故をカバーしています。単一よりも幅広く保証している分毎月の保険料も高いですが。
そこで、
何もかも契約に盛り込むと、当然毎月の掛け金が高額になるのという事もありますので、何を望むのかを明確化することが大事ではないでしょうか?
例えば
大事故を起こした場合は支払賠償金も何千万単位になったりするのでこれに備えるために「高額賠償」対応商品を。
事故を起こした場合に、被害者との交渉を自分個人で行う事に不安を感じる方は「示談代行サービス」を。
自分の自転車の盗難に備えたければそういう事項が盛り込まれている契約を。
いやいや、毎月の支払いが気になるという方は、保険料を中心に商品を探す。この場合は、他の保険の付帯契約として契約することも価格的には魅力だと思います。
更に手続きがややこしいのが嫌だという方には、携帯でネット暗証番号と生年月日を入力するだけ、というような超簡単な保険もありますしTSマークを自転車につければ保険が自動的に付帯します。
家族で入る契約プランなんかもありますね。
以上、自分の為にもマナーを守りつつ、いざという時のために自転車保険を考えられてはいかがでしょうか?
(「TS」参照)
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