目 次
台北にあるおしゃれなカフェを紹介します。
台湾に行くようになって、もう二十年近くになりますが、本当に何もかもが様変わりしましたね。カフェの世界でもそうです。質が向上して多彩になって・・
でも、以前は今とは全く違って別の世界のようでした。
日本でいう喫茶店みたいなところで出てくるコーヒーは、コーヒーというより煎じ薬のような味で、もちろんインテリアもインテリアとは到底呼べないような作りでした。
全てがそうであったかどうかはわかりませんが、少なくても外資ノウハウはまだ全く入ってなかったと思います。
ところがいつしか時代は変わって、今ではカフェでもファーストフード店でも日本でもおなじみのお店がいっぱい溢れています。スターバックスやKFCやUCC、ドトールにモスなどなど。
そしてそれに負けじと、台湾発祥のカフェも、本当に魅力的で美味しいお店が煌めく星のようにたくさんできています。
今回は、そんな台湾発祥の魅惑的なカフェをの紹介です。
ここで紹介するお店の選択についてはちょっと悩みましたが、結局、超賑やかな場所にあるカフェはほぼ外しています。読む方にとっても、その方がいいのかな?という漠然とした思いで。
では、早速紹介して行きましょう。
屋山頂(The Top)
名前が示す通り、台湾の人たちがこよなく愛す陽明山にあるカフェレストランです。
屋山頂の最大の売りは台北の100万ドルの夜景が見渡せる点です。山の南斜面にあって遮るものがないので、まあ、それはそれは素晴らしい眺望です。
夜一人で来るのはさすがに寂しいので、複数人で来てカクテルか何かを飲みながら目前に広がる台北の夜景に見入り、そして時々お喋りをしてって、これは最高の贅沢です。
プロポーズするのにもいい場所かもしれません^^
写真ではよくわからないかもしれませんが、左手(東側)に台北101が見えて、時々右側(西側)から松山空港に飛行機が降りて来るのがね、とてもとてもロマンチックです。
ここに掲げている私のとった写真は、実際の美しさから大きく乖離していると思ってくださいね。
メニューですが、ホームページをご覧ください。飲み物・食べ物共に種類が豊富です。予算的には、量や種類次第ですが1,500元/一人もあれば十分に満足できると思います。
さて、屋山頂のもう一つの特色として、店の作りが非常にユニークです。
即ち、山の斜面を利用して6段に分かれており、それぞれに大きなデザイン的特徴をもたせています。どこに案内されてもゆったりと座れ、もちろん雨降りであっても大丈夫です(夜景を考えれば雨降りは微妙ですが)。
一番上のVIP部屋はとりわけ豪華ですね^^
次に、屋山頂に行く上での注意点を申し上げます。
MRT芝山駅か士林駅からタクシーになります。だいたい220元くらいで所要時間は20分くらいだったと思います。この点が難点といえば難点です。
私は芝山駅からが近いと思いそうしたのですが、こちらは言わば裏道でよく曲がるし狭いし、士林駅からのもう一本の道から行くほうがずっといいと思います。
実際に行った時のことです。日が落ちてから行ったのですが、暗い山道に入り「こりゃよくなかったか?」とちょっと不安に駆られたりしました。
が、目的地に近づいてくると急にお店がいくつも現れ、路上駐車の車がたくさん連なっていてびっくりしました。
もっとびっくりしたのは、平日の月曜に行ったのに野外の受付付近で順番待ちの人が大勢いたことです。地元の人が多く、「みんな明日の仕事大丈夫か?」と密かに心配したりして^^
スタッフに「毎日こうなのか?」と聞いたら「雨でない限り毎日こうだ」とのこと。いやはやすごい人気ですね。
結局30分くらい待って案内されました。そんな具合なので、もし行かれる場合は事前にホテルで予約をしてもらったほうがいいと思います。
それから、帰りはタクシーを呼んでもらうしかないので、店を出るちょっと前に店員にお願いしてください。片言英語でOKです。確か山に来る料金が別に100元くらいが余分にかかったはずです。
確かに、ちょっと不便で、ちょっと予算もかかるけれど、それだけの満足を与えてくれます。晴れた日にどうぞ!!
住所: 台北市凱旋路61巷4弄33号
電話番号:(02)2862-2255
営業時間:月〜木:17:00~3:00、金:17:00~5:00、土:12:00~5:00、日:12:00~3:00
最低消費:350元/一人
日本語:少し可能(従業員次第)
ホームページ:http://www.compei.com/(北京語)
蜂大咖啡
いわゆるおしゃれなカフェではないのですが、老舗中の老舗の珈琲店で、コーヒーの味が抜群なので紹介します。
西門町駅6番出口から歩いて5分と便利なところに位置してますので、西門町に遊びに行ったらついでに寄って、60年間営業してきたお店のコーヒーの味を試してみてください。
ホットならオリジナルブレンドの蜂大総合珈琲85元を、暑い日なら大きな水出し器で抽出された水出しのアイスコーヒー(アイスクリーム乗せ)の水滴冰淇淋珈琲120元が滅茶苦茶美味しいです。
私がいつも大絶賛している阿里山珈琲(蜂大では「台湾珈琲」)は150元です、これ毎日飲めたら幸せなんですけど・・。
そしてコーヒーに合うお菓子もたくさん売っていますので、美味しそうと感じたら買って帰りましょう。
絶大なる地元を支持を得て、いつも多くの客が並んでいて、だから挽きたての豆で新鮮なコーヒーという点では保証します。
ただ・・
カフェというより昔からの喫茶店という佇まいで、二人以上で奥に座れれば多少はゆっくりできますが、確率的にはほとんど無理だと思います。
その結果非常に雑然とした空気の中で飲むか、お持ち帰りをするか。
それと、スタッフはおばちゃんなので、ちょっと無愛想気味(これがごく普通)ですが気にしないでください。むか〜っとしないで落ち着いて注文すれば、ちゃんと分かってくれます。
住所: 台北市成都路42号
電話番号:(02)2371-9577
営業時間:8:00~22:00
日本語:多分不可
facebook:蜂大咖啡(北京語)
Cafe Junkies
(ふ様のコメントで知ったのですが、Cage Junkiesは2017/04/21に閉店したようです。非常にいいお店だったので残念です。
以下の説明は読み物として理解していただければ幸いです)
MRT南京東路駅から南京東路を東に歩き、右手の台北小巨蛋敷地の東側あたり、健康路を左折(北上)すればすぐです。約1km。
松山区のこの一帯は割と落ち着いた住宅地で、ぶらぶらと散歩するにはいいところだと思います。
Cafe Junkiesは2012年6月にオープンしたカフェで、オーナー流のオールド・アメリカンな室内デザインがなかなか落ち着いていい感じです。
オールド・アメリカンは言い過ぎか。店名どおりジャンキーな雑然が整然として結構しっくりしているから不思議です。
営業時間が朝早くから夜の8時9時までと長く、台湾では非常に珍しいです。
室内は広く天井も高く、木のぬくもりを上手にミックスして、精神を安定させてくれるような気がします。
ゆったりとコーヒーを飲んだり、楽しくおしゃべりしたりする場所としては最適です。そして、地元から支持されてるんだなあと感じるのが、持ち帰りの人が多いこと。
ここのラテとベーグルサンドはうまいですよ。何が看板メニューなのかは知りませんが、この二つだっていっても全然おかしくありません。
もし近くまで来られた折には、是非立ち寄ってホッと一息入れていってください。
ところで・・
Cafe Junkiesのオーナー洪璽開は何とバンドSTAYCOOLのボーカルでもあります。それも、もう5年以上続いていて、日本人のファンもいるようです。
撮影隊に遭遇
Cafe Junkiesのすぐ北側に中華公園という公園があるのですが、そこで映画かテレビドラマかの撮影が行われていました。
「カフェでくつろいでいる彼女が、道を歩いてくる彼氏に気がついて、ガラスに手を広げますが、それに彼氏が気づいて、そして送られてきたlineメッセージを見る」というシーンです。
わずか10秒か20秒くらいのシーンを何どもテイクを重ねていました。自然に歩くのって難しいのかな? 彼女はとっても可愛い女優さんでした。
うろうろしているといろんなことに出会いますね。
住所:台北市松山区健康路9号
電話番号:(02)2717-4747
営業時間:月~木7:30-20:00 / 金7:30-21:00 / 土・日8:30-21:00
日本語:不可
大稲埕259
迪化街の北側では内装を新しくして、新規にお店をオープンするといった流れになっています。
ここで紹介する大稲埕259もその一つで、店の上に「王源成商行」とでっかく書かれてますが、それは元の会社の名前であって、現在のお店とは関係ありません。
台湾ではここ数年、オーガニックがブームになっていますが、その先駆的存在の一つが248農学市集です。
そして、この248農学市集の開いたオーガニック系商品の販売店兼ティールームが大稲埕259なのです。
商品に興味のある方は行かれた時にみてください。お菓子やドライ・ベジタブルなんかが並んでいます。
さて、私の紹介したいティールームの方ですが、長時間いてラップトップを開く、という雰囲気でもないのですが、非常にほっこりします。
理由は二つあって
- 一つは、落ち着きを演出したインテリア
- もう一つは、店で仕事をする人たちにあります
お婆ちゃんが店頭におられて、そして写真に写っている娘さん(?)の3人(それがスタッフ全てかどうかわからないが)で、この人たちがものすごく柔和で落ち着きを与えてくれます。
本当にいい雰囲気ですよ!
お店に入ったら、まず写真のメニューから選んでお金を払って、そして好きなところに着席します。
看板は紅豆湯(あっさりした汁粉みたいな飲み物)とそのバリエーションですが、代金が50元から80元くらいと非常にリーズナブルです。
迪化街で買い物をされたら、ほんの少し北に上がって、大稲埕259でオーガニックな台湾ドリンクを飲んで休憩してください。
美味しいですよ。
住所:台北市大同区迪化街一段259号
電話番号:(02)2557-1259
営業時間: 10:00~19:00
日本語:不可
facebook:大稲埕259
好, 丘
好, 丘に行くには、MRT淡水線の台北101/世貿駅で降りて2番から出ます。そうです、すぐそばに、あの台北101がずっこ〜んとそびえています。
で、台北101を背に歩きすぐに左折して荘敬路に入って200mくらい歩いた左側にあります。が、好, 丘があるというより、なんか周りと違う場所がそこにあるのです。
そこを見た瞬間に「保存されている場所」なんだなってわかります。それにしても、この建物群はなんだったのでしょう?
「眷村」
1945年に日本が台湾から撤収したのち中国大陸から国民党軍が家族とともに来たわけですが、国民党はその住居を確保せねばなりませんでした。
ここはまさに国民党軍と家族の住居だったのです。そういう集落を「眷村」といい当時の台湾のあちこちに作られました。
そこに住む人たちは当然台湾人ではなく、しかも広い中国のあちこちから来ていたので、他には見られない一種独特の文化が「眷村」には形成されました。
ここの眷村は四四南村と呼ばれ、やがてその役割を終えて取り壊されるところを、歴史建築物保存運動が起きて、四棟とそれを含む一帯が「眷村文化公園」として残されたのでした。
今回はなんの予備知識もなく行ったので、超一等地に不似合いな場所が「そういう事情」で保存されていることに驚きを隠せませんでした。
顔を上げると手の届くところに台北101が。流れている時代と止まっている時代が同居しています。
こういうレトロ空間は台湾の人たちの人気スポットで、よく結婚記念撮影の場所にもなります。
古い文化や建物を大事に残して、かつ新しい観光スポットにしてしまうところに台湾人の逞しさを感じます。
さてさて、その中に好, 丘はあるのでした。勝手に全く違う想像をしていたのでびっくりです。もう一つのびっくりは店内が一瞬何屋さんかわからなたった点です。
大きな空間はレトロで暖かく、また美術館のような趣もあり、なかなか凝った作りをしています。
実は、中子文化股份有限公司という会社が”simple is the best”というコンセプトでデザインした空間で、面白いグッズや手作り食材などが多種豊富に販売されていて、そしてその奥がカフェレストランになっています。
好, 丘の自慢商品はベーグルで、私もこのベーグル目当てで来たのです。非常に美味しいと評判です。それがなんで写真のようなセットメニューを選択したのか?
全く我ながら自分の気まぐれには参ります^^
日本に帰って来て改めて考えるに、好, 丘では、好きなベーグルを一個買って、プラス、拘りの台湾素材ジュースかなんかを頼むのがいいように思います。
拘りのジャムもいろいろ売っていたので、一つ買っとけばよかったと今頃後悔しても遅いです。
というわけで、好, 丘の室内もそこを含むエリアも、心が動かされる楽しく美味しい空間でした。
住所:台北市松勤街54号
電話番号:(02)2758-2609
営業時間: 月〜木:10:00~20:00、土〜日:9:00~18:30
休日:第一月曜
日本語:不可
ホームページ:好, 丘(北京語)
樂樂咖啡
樂樂咖啡は静かな住宅街に細く伸びている延壽街沿いにあります。
この一帯はまさに住宅地なので静かで落ち着いています。延壽街沿いは特にカフェが多く結構いい感じのお店もありますね。
なんでこんなとろこを知ったか来たか、というと、パイナップルケーキの微熱山丘に行くため地図であれこれ確認をしていた時に見つけたのです。
南京三民駅を降りて、三民路を北上700mくらい歩くと延壽街と交差するので、右折(東入る)するとすぐに道の北側に見えます。
2010年8月にオープンして以来、ご主人がコーヒーを、奥さんがケーキ作りを担当されてここまで来ています。
ご主人のコーヒーへのこだわりは相当で味には自信を持っておられます。
「エチオピア イルガチェフェ コチュレの浅煎り」というコーヒーをいただきました。軽い酸味と甘みとコクがあってとても美味しかったです。
180元でしたが、最も品質の高いエチオピアコーヒーを良い状態で飲ませてくれたことを考え合わせれば、結構リーズナブル、相応の価格であったと思います。
今回は頂かなかったのですが、奥さんの作るレモンケーキやイチゴケーキや抹茶ケーキも美味しそうですね。次回行ったら食べましょう。
あと、写真から伝わりにくいですが、お客さんが落ち着いてるんですね。みんな勉強したり、パソコンでタイピングしてたり。
ベランダのお姉さんが絵になりすぎる
私のすぐそばの女性(壁で隔てられてはいますが^^)の右指をみてください。煙揺らぐタバコを挟んでいます。
そんで無造作にパソコンを両手打ちしてるんですが、なんと絵になることか!
ここは街もこのカフェもそんな感じです。良いところですね。
住所:台北市松山区延壽街129号
電話番号:(02)2769-0609
営業時間: 10:00~21:00
休日:無休
日本語:少し可能(店員による)
facebook:樂樂咖啡(北京語)
市長官邸珈琲
日本統治時代の1940年に建てられたこの和洋折衷様式の建物は、市長官邸という名が示す通り、歴代の市長が1994年まで実際に住んでいました。
やがて一般に開放されるようになって、今ではカフェレストラン、会議室、講堂、美術ギャラリーなどがあって、様々な催しや会合に利用されています。
敷地は800坪で建坪は300坪。とにかく、日本統治時代の建物が見事に完璧に残されて降り、庭とともにとても綺麗です。
建物や庭を見て回るだけでもここに来る価値は十分にあります。本当に素晴らしい。
場所は官公庁や大学の建物が並ぶ非常に静観な一角で、MRT善導寺駅から約500m徒歩6〜7分くらいです。
駅から歩いて来てこの界隈に入って来ると、いつも観光客やなんやで人が一杯の場所に入るので非常に新鮮に感じます。
そして建物が見えると、何か映画のセットのような気さえします。もう日本でもこんなに美しい日本流のお屋敷を見ることは難しいでしょう。
そんな建物の中で時代の流れを感じつつ、裏の日本庭園を眺めながらお茶するのも、良い思い出になると思うのですよ。
台湾の中に残る日本の世界に、是非一度いらしてください。
最後に、台北市文化局の動画がありますので、よければ見てください。
住所:台北市徐州路46号
電話番号:(02)2392-9510
営業時間: 9:00~22:00
休日:無休(旧正月数日休み)
日本語:不可
ホームページ:市長官邸珈琲(北京語)
楊三郎美術館カフェ
今回の記事の中では、台湾を代表する画伯の楊三郎美術館内にあるカフェが私の一押しです。
場所は、ほとんどの観光客が行かないであろう永和区にあって、MRT中和新蘆線の頂溪駅で下車し、歩いて5分くらいのところです。
私もまさかこんな意外な地域に素敵な場所が隠れているとは知りませんでした。
カフェは楊三郎美術館という美術館の中にあるのですが、こんなにリッチな気分で最高の静寂を味わえる場所は、そうはないでしょう。
できれば是非美術館にも入ってください。美術・絵画は苦手!とおっしゃるあなた。きっと「よかった」と記憶に残るはずです。
庭も建物も家具を含めたインテリアも、とにかく豪華です。それは楊さんのお父さんの時代から裕福で、また楊三郎自身も成功を収めている証と言えます。
日本にゆかりのあった楊三郎です。
それから、美術館に入らなくても、前庭や隣接する一部の部屋でお茶できますが、動画にも出ていますように、美術館に入った人だけが落ち着ける部屋が用意されています。
もう一つとっておきの情報ですが、日本人のスタッフがいて、手が空いていれば一緒に回って絵や美術館内の案内をしてくれて、ものすごく詳しく心のこもった解説をしてくれます。
ご本人の希望で写真は載せませんが、親切で物腰が柔らかく美しく、このかたのお話を聞くだけでも訪問する価値があります。
なかなか体験のできない、美術館と綺麗な庭と豪華なお部屋で、極上のお茶とくつろぎを得てください。
住所:新北市永和区博愛街7号
電話番号:(02)2927-0077
営業時間: 月〜木:11:00~17:00(金・土:11:00~21:00但し17時以降は要予約)
休日:毎月曜
美術館入園料:100元
日本語:可能
ホームページ:楊三郎美術館
極簡咖啡館
最後に紹介しますのは、おすすめというより私が一番好きな場所です^^ 台湾に行くたび、なんだかんだと行ってます。
猫が16匹(匹数は時により変わります)いるので、猫嫌いな人は向いていません。
2,000年にオープンですから、猫喫茶としてはもう結構老舗ですよね。最近は日本人で知っている方も増えてきているようです。
師範大学のすぐ東側にあって、MRT古亭駅から歩いて13分位でいけます。学生街の喫茶店って感じですね。
学校が終わったら、よく学生が来ます。勉強したりおしゃべりしたり。だから、平日のそれまでの時間がゆっくり過ごせます。
住宅街に埋もれているので、最初は「こんなところにあるの?」と感じるかもしれませんが、Google マップを信じて歩けば問題なくたどり着きます。
さて、この猫喫茶・極簡咖啡館。猫の位置付けは? 客に制約はあるけれど猫に制約はなし。猫は店内で好き放題してます。ですから、日本の猫喫茶とはちょっと違うかも。
好きなとこに登ったり座ったり、椅子なんか可哀想に爪でボロボロ^^ こうなってくると新しい椅子に変える意味がないですよね。
ところが獣臭がしないんです。そういう意味で室内も猫もよく管理されていると思います。
店員に気に入った猫の名を教えてもらって、そして猫の名を呼ぶと反応してくれて楽しいですよ。
猫と遊ぶ時の注意点として、室内にも書かれていますが
- 写真のフラッシュを焚かない
- 抱っこはしない・嫌がることはしない
って当然ですよね。
さて、メニューはカフェの定番は一通り揃ってますが、私のオススメは「スモークサーモンのピザトースト」。
これめちゃ美味しいですよ。私はいつもこればっかり。写真で見た目よりもボリュームがしっかりあって、結構お腹いっぱいになります。またコーヒーによく合うんですよね。
観察しても楽し、なでなでしても楽し。猫空間でまったりしたい方は是非どうぞ。
住所:台北市泰順街2巷4号
電話番号:(02)2362-9734
営業時間:12:00~23:00
休日:年中無休
日本語:不可
facebook:極簡咖啡館(北京語)
まとめ
台北ないし台北の近郊にあるカフェ(レストラン)を紹介して来ました。いろんなタイプを混ぜて紹介しましたが、どうだったでしょうか。
冒頭にも書きました通り、近年、台北にはカフェや茶芸館が筍のようにどんどんできて来て、それぞれに趣向を凝らして、来るものを楽しませてくれています。
そして、全体的な質は間違いなく向上しています。品質しかり、そしてスタッフの質も以前とは比べ物にならないくらい向上しています。
それから、カフェへ行くもう一つの楽しみとして、そこでだけ売っている食品とか小物・お土産の類があって、それを買うということもありますよね。
一方、台湾観光に来られる方は、短い間にたくさんのところを巡る予定を立てておられる方も多く、気分的にはなかなか「カフェでゆっくり」ということにはならないかもしれません。
でもね、そういう方であっても、今回紹介したお店行けば、きっといい思い出になると思いますよ。観光地もいいけれど、台湾ならではのカフェも一箇所くらいどうでしょうか?
ではでは、楽しい台湾観光をお楽しみください。
Cafe Junkiesさん、googleマップで調べると閉店・閉業となっていてとても残念でした。
ふ様、情報のご提供ありがとうございます。
Facebookの方を確認しましたが、確かに閉鎖となっています。
飲食店の栄枯盛衰が激しいのは仕方のない事ですが、
Cafe Junkiesがその渦に飲み込まれる理由がわかりません。
地元に支持され、味も雰囲気も良いお店でしたが・・・
土地建物の賃貸契約上の問題か
はたまたオーナーの別の活動が忙しくなったか。
いずれにしましても終了したものはしょうがないですね。
また、良いお店を開拓しましょう。
ふ様、この度は貴重な情報をいただき感謝いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。