【Apple Intelligenceとは?】対応機種と出来ることを詳しく説明【iOS 18.4で日本語対応!】

藤原
Appleの新AIシステム「Apple Intelligence」がiOS 18.4でついに日本語に対応し、多彩な機能が使えるようになりました。
梨紗
そこでこの記事では、一般のiPhoneユーザーが興味を持ちそうな機能をできるだけ詳しく説明しました。
藤原
少し欲張った結果長くなってしまったので、目次から興味のある機能に飛んで読まれるのを推奨します。

目 次

対応機種

Apple Intelligenceを使いたいと思っても、まず確認しなければならないのは「自分のiPhoneで使えるのか?」という点です。

iOS 18.4にアップデートするだけでは、すべての機能が使えるわけではなく、対応する機種が限られており、それに該当しないiPhoneでは一部または全部の機能が利用できません。

まずはこの章で、あなたのiPhoneが該当しているかどうか、しっかりチェックしてから先に進んでください。

 

「作文ツール」AIが文章を校正・要約・リライト

メモ・アプリなどでテキストを選択すると、下部に選択肢が表示され、この中の「作文ツール」アイコンをタップすると「校正」「書き直し」「要約」などのオプションが表示されます。

これらを上手に使用すれば、文章作成にかなり役立つでしょう。

機能概要

メール、メモ、SNS投稿など、テキスト入力できるほぼ全ての場面でAIが文章の手直しを手伝ってくれます。

例えば「もっと簡潔に伝えたい」と思ったら、書き直し機能で元のトーンは保ったまま表現を簡潔に整えることが可能です​。

ビジネスメールを丁寧な敬語に変換したり、友だちへのメッセージをフレンドリーな口調にしたりと、

  1. プロフェッショナル
  2. フレンドリー
  3. 簡潔

などプリセットのスタイルにワンタップで調整できます​。

校正で文章力アップ

校正機能を使えば、文法ミスや不自然な表現をAIがチェックし、改善提案を示してくれます。

提案された修正は一覧で確認でき、タップ一つで一括適用することも可能です​。また、
修正の理由説明も表示されるため、「なぜその表現が良いか」を学びながら文章を改善できます​。

レポートやブログ文章の推敲に便利ですね。

要約で長文も怖くない

要約機能では、選択したテキストから要点を抽出しコンパクトにまとめてくれます。

例えば長い会議議事録やニュース記事も、AIが数行の要約を作成するので一目で内容を把握可能です。

「結局何が言いたいのか」がすぐ掴めるので、資料読み込みの時短に役立ちます。

使い方手順

使い方はとても簡単です。まずメールやメモなど文章入力中の画面で、手直ししたいテキストを選択します。

すると画面下部にメニュー現れます。

「校正」「書き直し」を行いたい場合は其々をタップ、「作文ツール」全体のメニューを表示させたい場合は「作文ツール」アイコンをタップします。

尚、「作文ツール」中の「フレンドリー」「プロフェッショナル」「簡潔」は「書き直し」メニューの選択肢です。

その下の「要約」「要点」「リスト」「表」は「要約」メニューの選択肢です。

操作を進めると、画面下部に修正案や要約結果が表示されるので内容を確認して採用します。

気に入らなければ「原文を使用」や「元に戻す」をタップすれば、いつでも編集前の状態に戻せるので安心です​

もちろん提案をさらに自分なりに書き換えてから確定することもできます。

活用シーン

学生ならレポートの文章チェック、社会人ならビジネスメールの推敲、高齢の方でも手紙文の敬語確認など、まさに頼れる文章アドバイザーとして活用できます。

たとえば履歴書の志望動機文をプロ風の表現に整えたり、長すぎる会議メモを要約して同僚に共有したりといった使い方ができます。

日常のちょっとした日本語の言い回しに自信がないときでも、作文ツールがあれば安心して文章を仕上げられるでしょう。

 

声で頼れる賢い「Siri」コンテクスト理解と柔軟な応答

機能概要

iOS 18.4でSiriが大幅にパワーアップし、「より人間らしい対話」が可能になりました。

Apple独自の生成AIにより、これまで苦手だった文脈の理解や複雑な依頼への対応が格段に向上しています。

もう「Siriが的外れな返答をする」「一度に一つのことしか頼めない」といったストレスから解放されるでしょう。

マルチステップの依頼もOK

新しいSiriは、ユーザーの言い直しや途中変更にも柔軟に対応します。

たとえば「Hey Siri、アラームをセット…いや、タイマーを10分に…やっぱり15分で」といった途中で内容を修正するようなお願いでも、ちゃんと意図を汲んで15分のタイマーをセットしてくれるのです​。

従来は一度キャンセルして言い直す必要があった場面でも、そのまま話し続ければSiriが理解して処理してくれるので快適です。

文脈を記憶して会話

またSiriは直前の会話の流れを短期記憶できるようになりました。

例えば、まず「阪神タイガースの次の試合はいつ?」と尋ね、答えを得たあとに「それをカレンダーに追加して」と続けても、Siriは前の質問内容(阪神タイガースの試合日程)を踏まえてカレンダーに予定を入れてくれます。

このように会話の文脈を保持してくれるので、いちいち詳細を言い直さなくてもスムーズに連続した依頼が可能です。

個人データを活用

Apple Intelligenceの力で、Siriはあなたのメールやメッセージ、写真などデバイス内の情報を理解してパーソナルな質問にも答えられるようになりました。

例えば友人とのメッセージ内にあった情報もSiriに聞けば教えてくれます。

実例として「太郎がすすめていた映画は何だっけ?」と質問すると、Siriが先週のメッセージ履歴から太郎さんの発言を探し出し映画タイトルを答えてくれます。

また「ここに私のパスポート番号を入力して」と言えば、端末内に保存してあるパスポート画像から番号を読み取って、その場でフォームに入力してくれるといった芸当まで可能です。

まさに自分専用の秘書のような働きぶりです。

アプリ横断操作

SiriはiPhone内の様々なアプリとも連携し、あなたの代わりにアプリ内操作を実行できます。

Apple純正・サードパーティ問わず数百種類のアクションが用意されており、たとえば写真編集中に「この写真をもっと暖かみのある色調にして」と言えば写真アプリで画像を調整し、「これをレシピのメモに追加して」と言えば画像をメモ帳に貼り付ける、といった具合に複数アプリにまたがる操作も音声一つで完了します。

さらに画面上の内容を理解して動くので、友人から送られた新規オープンのカフェ情報を見ているときに「ここから徒歩で何分かかる?」と尋ねれば、画面の店名を認識して地図から距離を調べる、といったこともしてくれます。

以前より格段に「気が利く」Siriになりました。

新デザイン&テキスト入力

iOS 18ではSiriの見た目も一新され、画面の縁を囲むようにエレガントに光るアニメーションが音声に反応します。

話しかけながら他の操作もできるマルチタスク対応で、使い勝手もアップしています。

また、周囲に人がいて声を出せない時でも大丈夫。タイプ入力でSiriに指示するオプションが常時利用可能になりました。

iPhoneなら画面下をダブルタップ、iPad/Macなら⌘キー2回押しで起動し、キーボードで質問すればOKです​。

入力中はリクエスト内容の予測候補も表示されるので、素早く指示を完結できて便利です。

ChatGPT連携で知識強化

さらに高度な質問にも答えられるよう、Siriは必要に応じてOpenAIのChatGPTを裏で活用します​。

難しい質問をした際、より適切な回答を得るために自動でChatGPTに問い合わせる仕組みですが、ユーザー登録なし・追加料金なしで利用でき、プライバシーも担保されています​。

あなたのデータやリクエスト内容が勝手に外部送信されることはなく、回答はあくまでSiriが提示するので安心です。

例えば百科事典的な知識が必要な質問でも、Siri単独より充実した答えが期待できます。

活用シーン

新しくなったSiriは日常の「ちょっとやって」に驚くほど応えてくれます。

料理中に声だけでタイマーをセット・変更したり、運転中に「明日の予定教えて」と聞けばカレンダーから要約して答えたり、友達との待ち合わせで地図アプリを開かず「◯◯駅まで何分?」と聞いてしまったり―そんな時でもSiriが即座に理解して対応してくれるでしょう。

以前は苦手だった質問にもかなり答えてくれるようになったので、「どうせ無理」と決めつけずどんどん話しかけてみてください。きっとiPhoneとの生活がもっと快適になりますよ。

 

画像マジックワンド:メモを視覚的に強化する新ツール

メモアプリは、アイデアの記録や情報の整理に欠かせないツールです。

​iOS 18.4では、メモの内容をより視覚的かつダイナミックにする新機能「画像マジックワンド」が追加されました。​

この機能により、メモ内のテキストや手書きの内容に基づいて関連画像を自動生成し、メモの表現力を高めることが可能となります。

画像マジックワンドの特徴

  1. テキスト解析:​メモ内のテキストや手書き内容をAIが解析し、コンテキストに適した画像を生成します。​
  2. スケッチの洗練化:​ラフなスケッチを円で囲むだけで、洗練された画像に変換します。​
  3. 多彩なスタイル:​アニメーション、イラスト、スケッチの3つのスタイルから選択可能で、好みに合わせた画像作成ができます。

使い方

  1. メモアプリを開き、編集したいメモを選択します。
  2. ツールパレットから「画像マジックワンド」アイコンをタップします。
  3. メモ内の空白部分に円を描き、説明語句の入力をすると、関連する画像を生成します。
  4. 生成された画像は、アニメーション、イラスト、スケッチのスタイルから選択できます。

これにより、メモの内容を視覚的に強化し、情報の理解や共有が容易になります。

もしくは、手書きでラフスケッチを書いて、これを「画像マジックワンド」で囲み、少し説明文を表示すると画像が生成されます。

活用シーン

  1. ブレインストーミング:​アイデア出しの際に、キーワードから関連するビジュアルを生成し、発想を広げる。​
  2. プレゼンテーション準備:​メモした内容に適した画像を自動生成し、資料作成の効率を向上。​
  3. 学習ノート:​学習内容に関連するビジュアルを追加することで、理解度と記憶力を高める。

「画像マジックワンド」は、メモ作成の新しい可能性を広げ、ユーザーの創造性と生産性をサポートします。

​iOS 18.4にアップデートしたら、ぜひこの機能を活用して、メモをより魅力的で効果的なものにしてみてください。 ​

 

思い通りの絵文字を作る「ジェン文字」

機能概要

ジェン文字(Genmoji)は、世界に一つだけのオリジナル絵文字をAIで生成できる機能です。

従来の絵文字は3000種類以上あっても「こんなのが欲しいのに見つからない!」という経験、ありますよね。その悩みを解決するのがジェン文字です​。

Apple Intelligenceのジェン文字機能では、欲しい絵文字のイメージをテキストで説明するだけで、その説明に基づいた新しい絵文字を自動生成してくれます​。

ユニコーンに乗った猫、泣き笑いしているロボット、寿司を持った天使・・あなたの想像次第でユニークな絵文字が作り出せます。

使い方手順

ジェン文字はメッセージなどでキーボードから直接作成可能です​。

やり方は、まず文字入力欄をタップし、絵文字キーボードに切り替えます。するとキーボード右上に「🌟+」(ジェン文字ボタン)が現れるのでタップしましょう​。

次に「ジェン文字を説明」と書かれたフィールドに、欲しい絵文字のイメージを日本語で入力します(例:「虹色のサボテン」「泣きながら走るネコ」など)​。

入力が済んだら「完了」をタップするとAIが解析を開始し、提案されたカスタム絵文字がいくつか表示されます​

絵文字を送信/保存

生成されたジェン文字は横にスワイプして確認できます。

気に入ったものが見つかったら選んで「追加(Add)」をタップすれば、メッセージ入力欄にその絵文字が挿入されます​(ステッカーとして貼り付けられる形式です)。

あとは普通のメッセージと同様に送信すればOKです。作ったジェン文字は自動的にステッカーとして保存されるので、翌日以降も同じ絵文字を再利用できます​。

不要になったら削除も可能なので、どんどん新しい表現にチャレンジしましょう。

写真から作成も可能

ジェン文字はテキスト説明だけでなく、写真ライブラリにいる人物をもとに作成することもできます。

説明文に特定の人名(連絡先や「写真」アプリで認識されている名前)を含め、「◯◯さんを○○している絵文字」といった形で入力すると、その人物の特徴を活かしたオリジナル絵文字が生成されます​。

例えば「田中さんがカメラ目線でウインクしている」といったジェン文字を作れば、家族や友人そっくりの可愛い絵文字で盛り上がれるでしょう。

活用シーン

ジェン文字のおかげで、メッセージでの表現力がさらにアップします。

「今の気分をぴったり表す絵文字が無い」という時でも、自分で作ってしまえば解決です。

たとえば部活帰りの学生が「汗だくで達成感に満ちている自分」をジェン文字にして仲間に送ったり、推しキャラの要素を盛り込んだ非公式絵文字を作ってSNSに投稿したり、といったこともできます。

コミュニケーションに個性と楽しさをプラスできるジェン文字、ぜひ色々なアイデアで試してみてください。

 

 Image Playgroundの進化:スケッチスタイルの追加

機能概要

Image Playgroundは、文章での説明や手持ちの写真を入力として、AIがオリジナル画像を生成してくれる新しい専用アプリです。

難しい操作は一切不要で、思いついたコンセプトを選んだり文章で指示したりするだけでOK。

たとえば「友人を月面に登場させる」「家族をサーフボードに乗せる」といったリクエストでも、その場で楽しい画像が作れます​。

生成された画像はアプリ内に蓄積され、SNSやメッセージで共有したり、再編集して別バージョンを作ったりも自由自在です。

画像生成の方法

Image Playgroundではいくつかのアプローチで画像を作成できます。

シンプルなのはテキストで指示する方法で、アプリ内の入力欄に「海辺でヨガをする猫のイラスト」「未来都市の夜景を描いて」など希望のイメージを文章で入力し、生成ボタンを押すだけです。

また、人物写真をもとに合成イメージを作ることも得意で、あなたの写真アプリ内の人物をAIが認識し、その人を主役にしたシーンを生み出せます。

例えば赤ちゃんの写真を選んで「サーフボードに乗っている赤ちゃん」と指示すれば、その子がサーフィンしているキュートな画像が完成するというわけです。

多彩なスタイル選択

どんな雰囲気の画像にしたいか、スタイルも選べます。

Image Playgroundにはモダン3Dアニメ風・フラットイラスト風・緻密なスケッチ風など複数のアートスタイルが用意されており、好みのタッチで生成可能です。

ポップでかわいい感じにしたり、リアル志向にしたりと、目的に応じて仕上がりを調整できます。さらに「キャラクターを作る」機能では、髪型や肌の色、服装などを指定してオリジナルキャラクターを生成し、それを画像内に登場させることもできます。

アイデア次第で本当に多彩なビジュアルが楽しめます。

使い方手順

ここまで読んできて理解できたなら、もうこの手順を読まなくても使えるはずです。

まずホーム画面からImage Playgroundアプリを起動します(初回起動時に簡単なガイドが表示されます)。

次に「新規作成」ボタン(+)をタップし、画像生成の入力画面を開きます。ここで以下の操作を組み合わせて行います

  1. コンセプトを選択:画面上部にある「テーマ」「場所」「人物」などのカテゴリーからキーワードを選び追加できます。「ビーチ」「宇宙」「お祭り」などざっくり決めたいとき便利です。
  2. テキストで指示:描きたい内容が具体的に決まっている場合は、説明文を入力します(例:「夕焼けの海辺でギターを弾く少年」)。テキストと上記コンセプトの両方を組み合わせてもOKです。
  3. 写真を追加:自分の写真やライブラリから選んだ画像をドラッグ&ドロップして取り込むと、その要素を反映したAI画像を作れます(人物写真を入れるとその人が登場する画像に、風景写真なら似た雰囲気のアートに)。

準備ができたら「プレビュー生成」を実行します。数秒待つと候補画像が複数表示されるので、気に入ったものを選んでください。

選択すると高解像度で最終画像がレンダリングされ、完成画像がライブラリに保存されます。

あとは共有ボタンから友達に送ったり、長押しで画像をコピーして他のアプリに貼り付けたりできます。

活用シーン

Image Playgroundは創造力を形にする遊び場です。

たとえばお子さんの描いた絵のアイデアを元にファンタジーイラストを作ってあげたり、推しキャラと自分を共演させた夢のコラボ画像を作成したり、趣味の小説の表紙絵を自作したりと可能性は無限大。

SNS用の面白画像や季節の挨拶画像(年賀状や誕生日カード代わり)を作るのにもピッタリです。

「絵心がない」と諦めていた人でも、AIがお膳立てしてくれるので思い通りの一枚が手に入ります。

ぜひ色んな素材やアイデアを試して、世界に一つだけの画像コレクションを作ってみましょう。

 

通話内容を録音&文字起こし+要約

機能概要

iOS 18から、標準の電話アプリで通話録音が公式にサポートされました​のはご存知ですよね。

さらに録音するだけでなく、会話内容の文字起こし(自動書き起こし)に対応し、通話終了後にはAIが要点の要約まで生成してくれるという画期的な機能です​。

大事な商談や長電話の内容も後からテキストで確認でき、「聞き漏らし」や「内容を忘れてしまった」が減るでしょう。

使い方手順(録音と文字起こし)

通話の録音機能はデフォでオンになっています​(利用可能な地域と言語であれば自動有効)。

操作もシンプルで、通話中の画面の左上に表示される録音ボタンをタップするだけです​。

録音開始時にはプライバシー配慮のため、相手側にも「通話を録音しています」という音声通知が自動で流れます​。

録音を終了したいときは停止ボタンを押すか、通話の切断と同時に自動終了します​。

録音データは「メモ」アプリ内の「通話録音」フォルダに音声メモとして保存されます​。

通話後に内容をテキストで確認したい場合は、メモアプリで該当の録音メモを開き、画面上部の「文字起こし」ボタンをタップします​。

するとAIによる音声認識が実行され、会話の全文がテキスト化されて表示されます​。

話者ごとに発言が区別され、テキスト内で検索やコピーも可能です​。

認識には多少時間がかかる場合もありますが、完了すればスクロールしながら通話内容をじっくり読み返せます。

大事な情報はテキストをコピーしてメモに整理するといったことも簡単です。

AIによる要約

Apple Intelligence対応のデバイスでは、録音のテキスト化だけでなく自動要約も利用できます​。

通話録音メモを開いた状態でしばらく待つと、AIが会話のキーポイントを抽出して短い要約文を生成し、メモ内に表示してくれます​。

たとえば上司との打ち合わせ電話で「最終プレゼンは来週金曜、資料修正点は3箇所」といった重要事項がまとめられたりします。

「結局何が決まったんだっけ?」という後からの疑問も、この要約を見れば一目瞭然です​。

会議メモ代わりに使える便利な機能でしょう。

活用シーン

ビジネスでは商談や会議の電話を録音しておき、後から議事録代わりに要点を確認するといった使い方が考えられます。

学生ならインタビュー取材やオンライン講義を記録してレポート作成に活かすこともできます。

また離れて暮らす高齢の親御さんが医師から電話で受けた説明を録音しておき、あとで家族が文字起こしを読んで内容を把握するといった使い方もできるでしょう。

但し、文字起こし精度も完璧ではないので​、大事な部分は元の録音音声も合わせてチェックするようにしてください。

 

写真アプリの進化:探す・振り返るがもっと簡単に

自然な言葉で写真や動画を直感的に検索

iPhoneの写真アプリには、日々の思い出が詰まっています。しかし、「あの写真、どこにあるんだっけ?」と探すのに苦労することもありますよね。

iOS 18.4では、Apple Intelligenceの導入により、写真や動画の検索が飛躍的に向上しました。

検索バーに「去年の夏の花火大会」や「赤いドレスを着た友人」など、自然な日本語で入力するだけで、該当する写真や動画を瞬時に見つけ出せます。

これは、AIが画像内の人物、服装、背景などを理解し、ユーザーの意図に沿った結果を提示するためです。

簡単な操作で目的の写真を発見

操作方法は以下の通りです:

  1. 写真アプリを開き、画面上部の検索バー又は「アルバム」や「ライブラリ」内の検索アイコンをタップ。
  2. 検索フィールドに「桜の下でピクニック」や「海辺の夕日」など、探したいシーンを日本語で入力。
  3. 該当する写真や動画が一覧表示されるので、目的のものを選択。

この機能により、曖昧な記憶でも、求める写真や動画を迅速に見つけることができます。

メモリー機能で思い出を自動作成

さらに、写真アプリの「メモリー」機能が強化され、ユーザーが説明を入力するだけで、関連する写真や動画を自動的に選択し、BGM付きのメモリームービーを作成できるようになりました。

​例えば、「家族旅行の思い出」と入力すると、該当する写真や動画が組み合わされ、一本のムービーとしてまとめられます。 ​

操作方法

  1. 写真アプリを開き下にスクロールして「メモリー」セクションに移動します。​
  2. 「メモリーを説明」欄に例に習って適当なフレーズを入れて、欄右側の↑をタップします。

  3. AIが自動的に写真や動画を選択しBGM付きのメモリームービーを生成します。​

    これにより、手間をかけずに思い出を振り返ることができます。(生成過程がなかなかおもしろいです)

クリーンアップ機能で写真を簡単に修正

写真に写り込んでしまった不要な対象物を削除できる「クリーンアップ」機能も追加されました。

​写真の編集時にこの機能を使用することで、背景の不要なものを簡単に消去し、理想的な一枚に仕上げることができます。 ​

実際にやってみるとわかりますがかなり優秀です。

操作方法

  1. 写真アプリで編集したい写真を開き「編集」アイコンをタップします。​
  2. 「編集」メニューの中から「クリーンアップ」アイコンをタップします。​
  3. 削除したい部分をなぞるかタップして選択します。​(消したい対象を囲むだけでもいい)
  4. 選択した部分が自動的に削除され、背景が自然に補完されます。​

このように、iOS 18.4の写真アプリは、Apple Intelligenceの力を活用し、ユーザーの思い出をより簡単に、そして楽しく振り返ることができるツールへと進化しました。​

 

 通知の要約と優先通知

通知が多すぎて大事なことを見失っていませんか?

iPhoneを使っていて、「通知が多すぎて、何が重要かわからなくなる」と感じたことはありませんか?

アプリごとに鳴るお知らせ、長文の通知、何度も来る似たようなメッセージ。大切な情報が埋もれてしまったことを多くの方が経験されているでしょう。

そんな悩みを解決するのが、iOS 18.4に搭載されたApple Intelligenceによる2つの通知機能です。

  1. 通知の要約機能:届いた通知の要点だけをシンプルに表示
  2. 優先通知機能:重要な通知を最上部に自動表示

それぞれの機能を見ていきましょう。

通知の要約:AIが本当に必要な情報だけを抽出

この機能では、届いた通知の内容をAIが読み取り、要点だけを抽出してシンプルに表示してくれます。

長文通知も一文に凝縮してわかりやすく表示

たとえば、通販アプリからの通知が「◯◯ブランドの春セールが始まりました!全品30%OFF、期間限定で…」といった長文だった場合、AIはこれを「◯◯ブランドのセール開始」のように、必要な情報を一文にまとめてくれます。

SNSの通知も同様に、「山田さんがあなたの投稿にコメントしました」「5件のいいね!」などの情報をまとめて一覧表示。

通知の「数」は減らさず、「読みやすさ」だけを最大化する仕組みです。

重複・連続通知は自動的にひとつにまとめて整理

同じアプリから繰り返し届く通知(ゲームのイベント情報やニュース速報など)も、AIが関連性を判断して1つにまとめるため、通知センターは非常にスッキリした状態に保たれます。

通知要約の設定とカスタマイズ

通知要約をオンにする手順は以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「通知」をタップ
  3. 「Apple Intelligence」の「通知要約」をオンにする

さらに、アプリごとに通知要約のオン・オフを切り替えることも可能です。

たとえば「ニュースは要約」「家族のLINEはそのまま全文表示」など、使い分けも自由自在です。

優先通知:重要な情報を最上部に表示し、見逃しを防ぐ

通知の整理だけでなく、「何から先に見るべきか」もApple Intelligenceが支援します。それが「優先通知」です。

AIが重要度を判断して通知を自動並べ替え

この機能では、デバイス内のAIが通知の内容や送信元を分析し、即座に対応が必要な重要通知を自動的に識別します。

識別された通知は、ロック画面や通知センターの最上部に専用セクションとして表示されるため、見逃しがありません。

優先通知の設定方法

初期設定ではオフになっているため、次の手順でオンにします。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「通知」をタップ
  3. 「通知の優先順位」を選択
  4. スイッチをオンにする

アプリごとの個別設定も可能で、通知の重要度を柔軟に制御できます。

活用シーン:さまざまな立場のユーザーに役立つ

  1. ビジネスパーソン:取引先からの緊急連絡や会議通知を見逃さず、即座に対応可能
  2. 学生:授業の変更や課題の締切リマインダーを確実にキャッチ
  3. 主婦・主夫:家族からの連絡や予約確認など、日常生活に直結する通知が優先表示される

注意点:AIが判断する「優先」なので万能ではない

すべての通知が優先表示されるわけではありません。Apple Intelligenceが「重要」と判断した通知のみが対象となります。

そのため、アプリの通知内容によっては優先表示されないケースもあり得ます。

その点を理解したうえで、自分の使い方に合わせて調整するのがポイントです。

「通知疲れ」から解放され iPhoneがもっと賢くなる

「通知は受け取りたい。でも、大事なものだけを、すぐに要約だけを知りたい。」─そんなわがままを、Apple Intelligenceが叶える時代になりました。

通知の要約と優先通知、2つの機能が連携することで、

  1. 通知の“読みやすさ”が上がる
  2. 通知の“気づきやすさ”が高まる

通知に振り回される毎日から、スマートに通知を味方につける日々へ。それが、iOS 18.4のApple Intelligenceがもたらす新しいスマートフォンの使い方です。

 

メールアプリのAI機能:返信も要約もスマートに

受信メールの要約表示で要点を瞬時に把握

メールは仕事でもプライベートでも欠かせない連絡手段ですが、「読むのに時間がかかる」「返信が面倒」と感じている人も多いのではないでしょうか。

iOS 18.4では、Apple Intelligenceがメールアプリのやり取りをよりスマートに処理するための2つの新機能を提供しています。それが、本文の要約と返信案の提案です。

まず注目したいのが、「受信メールの要約表示」。

長いメールが届いたとき、画面の上部にその内容の要点が数行で表示されるようになりました。例えば・・・

  1. 来週の会議日程について
  2. 新しい契約書のドラフト
  3. プロジェクトの進捗報告

など、長文メールをいちいち読み込まなくても、最初に概要だけを把握できます。

要約利用方法

  1. メール画面を少し下側にフリックすると、上部に隠れていた一行が出現します。
  2. この行の右側に「要約」ボタンがあるのでこれをタップすると要約文が出現します。

時間があるときにじっくり読むべきものか、すぐ返信が必要なものか――そうした判断がスムーズになります。

返信候補の自動提案で返答作業を効率化

次に便利なのが、「スマートリプライ」。

メールの内容に応じて、Apple Intelligenceがいくつかの返信文を提案してくれます。たとえば、

  1. 「ご案内ありがとうございます。問題ございません」
  2. 「詳細については追って確認いたします」
  3. 「日程を調整し、改めてご連絡いたします」

といったように、文脈に合った自然な日本語で、複数の返信パターンが提示されます。

その中から選んでタップするだけで、メール本文に挿入され、必要に応じて手直しして送信できます。

設定不要 Apple純正メールで自動的に機能が有効

使い方は特別な設定も不要で、Apple純正アプリであれば自動的に表示されます。

受信メールを開くと、要約とともに返信候補が表示されているので、候補を選ぶか、自分で打ち直すかを選べばOKです。

なお、この機能はAppleの純正「メール」アプリ限定となっており、Gmailなどのサードパーティ製アプリでは現時点では利用できません。

ただし、同じApple IDで複数のデバイスを使っていれば、iPhoneで下書きを始め、Macで仕上げるといったデバイスをまたいだ連携にも対応します。

ビジネスにもプライベートにも使える活用シーン

活用シーンは多岐にわたります。

たとえばビジネスマンなら、毎朝のルーティンで20通以上のメールに目を通す必要がある場合でも、最初に要約で内容を確認し、返信候補を活用して短時間で返答を完了できます。

また、プライベートでも、イベント参加への返答や保険会社とのやり取りなど、形式的な返信が多いメールには特に威力を発揮します。

「すぐに読まなきゃ」「早く返信しなきゃ」というメールのプレッシャーを、Apple Intelligenceがそっと肩代わりしてくれる―そんな安心感のある機能です。

 

Safariのページ要約:長文記事を一瞬で整理

長文記事の“つまずき”を一瞬で解消する要約機能

調べものをしていて、気になるWeb記事を開いたものの、「結局なにが書いてあるの?」と戸惑った経験ありませんか?

長文の記事や、前置きが長いレビュー、繰り返しの多いニュース記事など、スマホの小さな画面では読み進めるのが大変です。

そんな場面を劇的に改善するのが、iOS 18.4で新たに加わったSafariのページ要約機能です。
Apple IntelligenceがWebページの内容を読み取り、要点だけを数行にまとめて表示してくれます。

操作は簡単

操作は簡単です。

  1. iPhoneのSafariで任意のサイトを開きます。
  2. 画面左下にある  をタップします。
  3. 「リーダーで表示」をタップします。
  4. 「要約」をタップします。
  5. 以上の操作で要約文が出現します。

たとえばレビュー記事なら「製品の長所・短所の箇条書き」、解説記事なら「主要なポイントと結論」など、読者が一番知りたい部分を、最初に把握できるようになります。

単なる抜粋ではなくAIが「再構成」してくれる要約

この要約は、単なる文字の抜き出しではありません。

AIが本文を理解したうえで「要するにどういうことか?」を再構成してくれるため、読みやすく、わかりやすい表現に整えられているのが特徴です。

リーダー表示との組み合わせでさらに快適に

また、要約だけでなく、Safariのリーダー表示と連動することで、本文をより読みやすいレイアウトに整形することもできます。

リーダー表示に切り替えると、広告やメニュー、コメント欄などが排除され、本文と画像だけがシンプルに表示されるため、視認性が格段に上がります。

特に便利なシーンと注意すべき使いどころ

この機能が特に活きるのは、次のような場面です。

  1. ニュースアプリのリンクを開いたが、情報が多すぎて要点がつかめないとき
  2. 製品の比較記事を読む前に、概要だけ把握してから読むかどうか判断したいとき
  3. 英語の記事など、情報量が多く読み進めるのに不安があるとき(※将来的な翻訳との組み合わせにも期待)

一方で、要約された内容だけでは誤解を生む可能性もゼロではありません。

あくまで「全体像の入口」として活用し、必要に応じて本文に切り替えて読むというバランスが重要です。

今後の対応拡大と設定不要の利便性

このSafari要約機能は、現時点では一部の主要なWebサイトや記事フォーマットに対応していますが、今後さらに対応範囲が広がっていく予定です。

また、Apple Intelligence対応のiPhoneであれば、特別な設定は不要で自動的に使えるようになります。

忙しい毎日、すべての記事をじっくり読むのは難しいもの。この機能を活用すれば、情報の波に飲まれず、「読むべきもの」を選び取る力を手に入れられます。

 

ビジュアルインテリジェンス:画像の中の情報を理解するAI

  1. 旅行中に目にした英語の案内板。
  2. 友人から送られてきたチラシの画像。
  3. 買い物中に見かけた商品のパッケージ。

「これってどういう意味?」「どこで買えるの?」「場所はどこ?」—そんな疑問を感じた瞬間、
カメラを向けるだけで、iPhoneが教えてくれる時代がやってきました。

iOS 18.4でApple Intelligenceに追加された新機能「ビジュアルインテリジェンス」は、目の前にあるものをリアルタイムで理解し、必要な情報を即座に提示する機能です。

写真を撮ってから考えるのではなく、その場でAIが考えてくれる。iPhoneの使い方がまた一つ、大きく変わろうとしています。

情報を「読む」だけでなく「理解」してくれる

これまでのiPhoneにも、画像に写った文字をコピーできる「テキスト認識表示(Live Text)」や、画像から情報を抽出する「ビジュアル検索」は搭載されていました。

でも、それらはあくまで「情報の取り出し」が中心でした。

今回のビジュアルインテリジェンスは、そこからさらに一歩進んで、画像の中にある意味をAIが解釈し、文脈に応じたアクションを提案するというものです。

たとえば、LINEで送られてきたお店のチラシ画像をビジュアルインテリジェンスにかけると、次のようなことが可能になります。

  1. イベントの日時を読み取って「カレンダーに追加」
  2. 店舗の住所から「マップで場所を表示」
  3. 商品名から「Safariで関連商品を検索」
  4. 表示されているURLを自動検出してジャンプ

つまり、ただの画像が、次にやるべきことを教えてくれる“インテリジェントな入口”に変わるのです。

単なる文字認識を超えた意味理解と次の行動

使い方はいたってシンプルです。

写真アプリやSafariなどで画像を表示中に、画面を長押しすると、「画像内の情報を調べる」などのオプションが表示されます。

Apple Intelligenceが画像の中にある文字や構造を理解し、

  1. リンク先
  2. 住所
  3. 連絡先
  4. イベント情報
  5. 商品名

などを自動で抽出します。

たとえば次のような操作が可能です。

  1. 手書きメモを撮影した画像からテキストをコピーしてメモアプリに貼り付け
  2. 看板写真からGoogleマップへジャンプして所要時間を確認
  3. 雑誌の切り抜き写真から商品名を検出しSafariで類似品を検索

この機能が優れているのは、単に「画像にある文字をコピーできる」だけでなく、その意味をAIが理解して、次の行動につなげてくれる点です。

しかもすべてデバイス上で処理されるため、プライバシーも守られています。

ビジュアルインテリジェンスを使える機種

ビジュアルインテリジェンスが使えるのは、Apple Intelligenceの実行環境が整っている、次のiPhoneモデルに限られます。

  1. iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
  2. iPhone 16e
  3. iPhone 15 Pro / 15 Pro Max

これらのモデルでは、ビジュアルインテリジェンスが利用できますが、それ以外の機種では、この機能は使用できません。

ビジュアルインテリジェンスの起動は、

  1. iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxはカメラコントロールボタンを長押しする。
  2. iPhone 15 Pro / 16eなどはアクションボタンに機能を割り当てておいて長押しする。

写真アプリの中の写真にも使える?

いいえ、この機能はカメラ起動時のリアルタイム解析に特化しており、写真アプリの写真を後から解析するタイプの機能ではありません。

「写真アプリで画像を長押しして情報を取得する」操作は、以前からあるLive Textなどの機能です。
それとは別物である、という点を混同しないよう注意が必要です。

情報に“触れる”だけで行動できるiPhoneへ

これまで、画像は“見るもの”でした。でもこれからは、“そこから何かを始められるもの”になります。

  1. 看板を見たら、すぐに地図を開く
  2. 商品を見たら、すぐに価格を比較する
  3. プリントを読んだら、予定を登録する

目で見たものが、そのまま次のアクションにつながる、そんな新しいiPhoneの体験が、ここから始まります。

Apple Intelligenceによって、iPhoneは単なるカメラやメモの延長ではなく、「あなたが何をしたいか」を理解し、手助けしてくれる存在になろうとしています。

 

アンビエントミュージック:シーンに合わせた環境音楽を手軽に再生

日々の生活の中で、リラックスしたい時や集中したい時に適切な音楽を選ぶことは、心地よい時間を過ごすための大切な要素です。

​iOS 18.4では、コントロールセンターから直接アクセスできる「アンビエントミュージック」機能が追加され、シチュエーションに応じた環境音楽を手軽に再生できるようになりました。

アンビエントミュージックとは?

この機能は、Apple Musicと連携し、以下の4つのテーマに基づいたプレイリストを提供します。

  1. Sleep(スリープ):​穏やかでリラックスした音楽で、心地よい眠りをサポートします。​
  2. Chill(チル):​ゆったりとしたメロディーで、リラックスした時間に最適です。​
  3. Productivity(生産性向上):​集中力を高める背景音楽で、作業効率を向上させます。​
  4. Wellbeing(ウェルビーイング):​癒し系の音楽で、心身の快適さを高めます。

これらのプレイリストは、Apple Musicのサブスクリプションなしでも利用可能です。 ​

 

まとめ:Apple Intelligenceでできることを再確認

iOS 18.4のアップデートによって、日本語環境でもApple Intelligenceの機能が順次利用可能になりました。

ここでは、記事で紹介した機能を簡単に振り返ります。それぞれ簡潔にまとめています。

  1. 新しいSiri:話の流れや画面の文脈を理解し、複数アプリをまたいで支援
  2. 通話の録音・文字起こし・要約:iPhoneでの会話を自動で記録し、テキスト化と要点抽出を自動実行
  3. 通知の要約:AIが通知内容を読み取り、要点だけを整理して表示
  4. 優先通知:緊急性の高い通知を最上部にまとめて表示
  5. メールの要約と返信提案:長文のメールを短く要約し、返信文も自動で提案
  6. ジェン文字:自分の言葉からオリジナル絵文字を作成し、感情を自由に表現
  7. Safariの要約と自然検索:Webページを要約し、自然な言葉での検索にも対応
  8. 写真アプリの自然検索とメモリー:曖昧な言葉でも写真を検索し、思い出を映像化して表示
  9. ビジュアルインテリジェンス:カメラを向けるだけで、画像から意味を理解して行動提案
  10. 画像マジックワンド:写真の中の人物や背景をワンタップで自動処理
  11. Image Playground:AIが入力に応じてイラストを生成、新しい表現が可能に
  12. アンビエントミュージック:集中や癒しを目的とした環境音をAIが提案・再生

さて、ここまで私感を挟まずにできるだけ客観的な説明を心がけてきました。

最後に少しだけ私の感想を述べておきます。

全体的に言えることは、Apple Intelligenceはまだまだ道半ばです。iPhoneが不安定になることもありました。

そして、非常に便利に使える機能もありますが、もう少しUIなりが洗練されないと使いにくい機能もあります。総合評価は45点で非常に辛めです。

あなたはどのようにお感じになられましたか? 便利に使えるという感想ならば申し分ないのですが・・・