足がつる(こむらがえり)理由と予防法【毎日朝夕2分だけで激痛から解放】



足がつる(こむらがえり)経験を一度もしたことがない人はいないでしょう。

兎に角、何をしていてもつる時はつる。

陸上競技でもサッカーでも、そしてゴルフのような連続した激しい動きの伴わないスポーツですら、つる時はつる。

たとえ、その最中は大丈夫でも、帰宅途中に運転をしてる時とか、その後夕食を食べている時でもいきなりつったりするし、寝てる最中につった経験者も多数おられるでしょう。

そして、つったら最後痛いのなんのって。

誰かがそばにいればすぐに伸ばしてもらえるでしょうが、痛い最中にこれを自分でやるのがまた死ぬほど辛い。

藤原
そこでこの記事では、こむらがえりと戦うこと50年の私が、遂に見つけた、そしてそれ以来実践し続けている最強の予防法をここに紹介します。

少なくとも私は以下に紹介する方法を毎日続けるようになってから、それ以前にあれほど頻発していたこむらがえりが全くなくなりました。一度もつっていません。

足がつる症状を予防する2分間のストレッチ

それでは私が毎日実践している方法を解説します。一言で言えばストレッチです。

ストレッチ苦手な人多いでしょう。私も、もし「体の硬さコンテスト」をやったら入賞できるくらい固く、過去、ストレッチをやってたらぎっくり腰になったことすらあり苦手です。

その私が、数年来毎日欠かさず無理なく実践しているのでご安心ください。

スネとふくらはぎを伸ばすのですが、、、

  • スネ片足30秒
  • ふくらはぎ片足30秒

このストレッチを両足行い合計2分となります。

ストレッチをやるタイミングですが、、、

  • 朝起きて1セット
  • 寝る前に1セット

最低毎日朝夕合計2セットを例外日なく続ける必要があります。

では次に具体的な方法を説明します。

スネの筋肉を伸ばす

両足のスネのやや外側についていて足の底までのびている前脛骨筋を伸ばします。

  • 両足を伸ばして座る
  • 片足の膝を曲げる
  • 曲げた方の足の甲を完全にベタッと床につけ体重をかけて30秒間じっとする

これを両足行います。もし痛くて中途半端なら、それでも全然OKです。続けてゆくうちにベタッとつくようになります。

慣れて体重のかけ方も身についたら、ストレッチかけてる方の足の裏を手の親指で指圧していきます。

  • 足の指の付け根を一本ずつぐりぐりぐり
  • 時計回り(逆でもいい)に足の裏を指圧

前脛骨筋を伸ばすには、ぺたっと座って両手で足の指を引っ張るなんて方法もありますが、これはぎっくり腰を誘発する恐れがあるので、私のように体が硬い人にはおすすめできません。

出来たら次はふくらはぎです。

ふくらはぎを伸ばす

  • 立って足を前後に開いて前側の足の膝を曲げていく
  • 後ろ側の足のかかとが上がるがそれを堪えて上げないようにする

最初はアキレス腱もふくらはぎも痛いかもしれません。なので無理をせず少しずつ伸ばしてください。

そういう姿勢をとって「あっ痛い」とすぐに止めないで、可能な状態で30秒間ストレッチし続けてください。

こういうことって三日坊主じゃ効果は期待できません。必ず来る日も来る日も倦まず弛まず続けることが大切です。

そして、家でテレビ見てじっとしているような状態の時は、指の付け根とスネやふくらはぎを優しくもんでください。

以上のような動作が生活習慣になれば、きっと「足がつる」という痛い経験はしなくてすむようになるでしょう。

 

体を動かす事が大前提

そもそも大前提として絶対に心がけるべきは「体を動かす」ことです。

最悪なケースは会社ではデスクワークが中心で、帰宅後はスマホを手から離さない、或いはテレビにかじりつくという、「体を動かさない」生活を続けることです。

もう血液巡らないくてもいい、病気になってもいい、ってこんな動かない生活続けてたら、そりゃストレッチなんかじゃ追いつかないですよ。

せめて一駅歩くとか、帰宅後30分は散歩するとか、YouTubeのビリーズブートキャンプを見ながら一緒に実践するとか、そういった体全体に関する継続的な実践が大前提です。

 

原因となる病気と偏食がないこと

偏食は大敵

筋肉がつるメカニズムはまだはっきりと解明されていません。単一的な原因なのか、それとも複合的な要因が引き起こすのか。

よく言われるのは指示系統の異常。つまり、筋肉の弛緩と収縮のメカニズムが狂っているのではないか?ということ。

つまり必要な情報伝達がうまくいっていない、即ち神経系での指示のやり取りに必要な電解物質(ミネラル)のバランスが崩れていると。

しかし、だからといってカリウムやマグネシウムをサプリで摂取するのは間違っています。特に私はこういう考え方に大きな違和感を持っています。

そうじゃないんですよ、偏らない食事を日々心がけることこそが大切なのです。食事もろくにできないほど忙しいとか、そういう話は言い訳になりません。

私自身、銀行で役職について以降、退職を考えるに至るほど忙しい経験をしても、そんな時でも常に「頼みは自分の体」との信念で偏らない食事を実践してきました。

特定のミネラルが不足するような偏った食事をしなければ、体内に入った各ミネラルのバランスは体自身がちゃんと取ってくれます。

その上で水分不足にならぬように心がけることも大事だし、当然ながら冷やすのもよくないです。

病気を持ってるならまずは完治を

関連する病気は多岐にわたります。特に糖尿病や脊椎脊髄疾患は積極的に治療に取り組む必要があります。

めちゃくちゃ忙しいと、気になりつつも放置しがちですが、それは一生の後悔に繋がります。

体の異変に対して抜本的な対策を取らずにストレッチなんかやっても意味ないです。

もし、足がつる事と体の状態についてネット上で知りたい場合は、例えば↓のサイトでチェックできます。

 

 

まとめ

足がつる症状への対応策として、私が毎日欠かさず実践している方法を紹介しました。

一言で足がつると言っても、指もつるし、スネ側もつるし、ふくらはぎもつります。

みんながみんなそうだとは言えないのでしょうが、私のようなつり屋さんになってしまうと、足のどの部分でもつります。

運転していたら右足の甲がつるし、寝てたらふくらはぎがつるし、ピアノ弾いてたら右足の指がつります。過去はそうでした。

でも、ここで紹介した方法を実践して以来、嘘のように症状が出なくなりました。こんなにも改善されるものかと疑いたくなるほどに。

ただですね、本文中でも申し上げましたとおり、基本的な体のバランスを取った上でのことです。その上での実践です。

あなたが、足がつる痛みに苦しんでおられるなら、是非一度お試しください。改善のお役に立てれば幸いです。



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