目 次
機内から高雄空港そして市内へ
この記事は、台湾の南の玄関口である高雄空港からMRTそして台鉄高雄火車駅まで・・・
- 空港を出るまでにすべきこと
- 市内への移動方法
- 高雄車站内の構造およびMRTと台鉄のつながり
についての解説をいたします。
特に、初めて高雄を訪れる方は是非ご一読ください。
高雄空港は空港としては単純で理解しやすい空港です。一度利用して様子がわかってしまえば次回からはとっても楽です。
そして、市内への移動方法も極めてシンプルです。なぜなら空港の地下にMRTの駅があるので、それに乗るだけで市内に移動できるし、台鉄の高雄車站にも直結しているので迷うことがありません。
そういった意味で入国からストレスが溜まるといったことが一切なく、非常にユーザビリティに溢れています。
では早速、具体的に説明していきます。
機内でなすべきこと
時々見かけるのですが、これをやっていなかったために空港で時間を食っている人がいます。なので、高雄空港の話ではありませんが、まず最初にお話しします。
なにをしてないかというと、入国カード(入國登記表)の記入です。
入国カード(入國登記表)は高雄へ向かっている飛行機の機内で必ず配られます。ですから機内で記入を終えておくことがポイントです。
最悪なのは、イアホンを耳にして動画やゲームに熱中し、CAの配布を見逃してしまうというようなケースです。
空港で入国審査に並んでから思い出し、列から離れて後ろで改めて記入し、そしてもう一度最後列に並び直すという最悪の事態となって、特に混雑しているときは相当貴重な時間を浪費してしまいます。
なので、高雄空港に着陸するまでに必ず記入し終えておきましょう。
それから、ポールペンは必ず持参し身につけておいて、着席しているときにすぐに取り出せるようにしておくことが大切です。
メモ帳とボールペンは海外旅行に必須です。スマホで間に合いそうな気もするでしょうが違います。
両替
1円の損得に拘らないなら、税関を抜けて外に出る手前で両替を済ませてしまうのが気が楽になるのでいいです。
外に出るドアが二つありますが、左側ドアのその左に台湾銀行の両替窓口がありますので、そこで両替をしてから外に出ます。
簡単です。你好(ニイハウ)と言って日本円とパスポートを差し出し、あとは係員が示す用紙にサインするだけです。
プリペイドsimの購入
必ず左側のドアから出てください。すると目の前に通信会社が2社並んでいるので、お好きな方で手続きしてください。因みに私はいつも中華電信です(特に理由なし^^)。
両社ともカウンター右に商品種類の載った大きな看板が置いてあるので必ず見てください。
同じ日数で料金の違う商品がありますが、これは通話可能時間の差が料金の差なので、普通は安い方を買うはずです。
係員にあなたが欲しい看板の商品を指差して伝えましょう。中華電信は商品にアルファベットが振ってあるので伝えやすいです。
次に、自分のスマホ(simフリーのもの)とパスポートと料金を差し出します。
ここが一番大切な部分ですが、言葉が通じなくてもなんでも、とにかく・・・
- simカードをスマホに入れること
- 初期設定をすること
を身振り手振りでお願いしてください。係員も多くの外国人に接してきているので、意思伝達にそう困ることはない筈です。
これを忘れて、なにげなくsimカードを受け取ってカウンターを離れると、後で非常に困ってしまいます。
MRTへの移動
さて無事プリペイドsimの購入とセッティング手続きを終えたら、市内に移動するためにMRTの駅へ向かいましょう。
simを購入した通信会社のカウンターに向かって左方向奥に進みます。(平面図の朱色「MRTへ」)
少し歩くと、出口があって、その上に「捷運站」と表示されていますが、そう、これから捷運站に行くのです。
「出口」を出てまっすぐに歩くと、前方にエレベーターがあるので、これに乗って地下に降ります。
あとはMRTに乗って目的の駅で降ります。
もし、更に高鉄(新幹線)に乗って台南や台北に行く場合は、MRTは左營(高鐵)站で降りてください。
帰りは、行きに通ったルートの逆ではありません。MRTをおりてエレベーターに乗ったら、必ず一番上で降りてください。そしたら、自動的に国際線手続きフロアに行けます。(MRT下車後エスカレーターに乗るのはその後がややこしいので避けるが吉)
新しくなった台鉄の高雄車站
長年慣れ親しんだ台湾鉄路の高雄車站の駅舎は跡形もなく消えて、全く新しい高雄駅ステーションが建設中です。
線路は完全に地下に潜り、従って高雄車站も地下駅になっています。地上も地下も未だ完成はしていないので、一部が使える状態での営業です。
さて、空港からの解説なので、その続きとして台鉄の高雄車站を語ります。
MRTを高雄車站で降りたら、台鉄に乗り換えるためにB1まで上がります。
完全完成すればMRTの高雄車站には2つのエスカレーターと2つのエレベーターが設置されますが現在は1セットのみです。
またB1への出口も完全完成すれば4つになりますが現在は2番出口のみです(逆に迷わない)。
エスカレーターへは左側の改札から出て左奥へと歩きます。
エレベーターの場合は、プラットホームで乗って改札のあるB3にて一度降り、改札を抜けてから再び別のエレベーターに乗ってB1へ登ります。
B1に上がった時のエスカレーターとエレベーターの位置関係は平面図の通りです。
台鉄高雄車站の2つの出入り口
平面図と写真を見比べながら読んでいただくと理解しやすいと思いますが、MRT駅から登ってきたエスカレーターのすぐ左側が西1門と表示された台鉄高雄車站の西出入り口(切符売り場・改札)です。
入るとすぐ前が弁当屋さんで、私が買ったのはおばちゃん推薦の一品です。
お弁当屋さんの裏側にはコンビニの7-11があり、その右が自動発券機、そしてその右が切符売り場で、更にその右が改札口です。
エスカレーターに戻り、今度は右手ですが、東4門と表示された台鉄高雄車站の東出入り口(切符売り場・改札)があります。
写真の左側には東6門があって、そのすぐ内側には台湾弁当本舗という弁当屋があります。探しましたが東側にはコンビニはなかったようです。
トイレは西口は入って左手奥、東口は入って右手奥にあり、またスマホなどの充電スポットが、西口は入ってすぐ右サイド、東口は入ってすぐ左サイド(弁当屋の裏)にあります。平面図を見ながらご理解ください。
台鉄高雄車站のプラットホーム(月台)は2つだけと、えらい少なくシンプルになっていて、ちょっとびっくりです。まあ、その分迷わなくて済みます。
- 1月台は屏東・台南・花蓮方面
- 2月台は台南・台中・台北方面
です。1月台は南回り東方面。2月台は北方面。
座席指定券の購入
土日祝祭日でなければ駅で直接購入も可能ですが、席が取れなかったりすると困るし、人が後ろに並んでいると操作で焦るし、なので、事前に落ち着いて操作ができる日本でのネット購入がいいです。
台湾の駅では自動発券機で、購入番号(電腦代碼)とパスポート番号さえあれば簡単に発券できます。
また今回新たに分かったのですが、窓口で発券を受ける場合、サイトで購入した時の「網路信用卡付款購票取票單」のコピーがなくても、パスポートの提示だけで可能でした。しかも後日の分も一緒に発券してくれたので大助かりでした。
まとめ
高雄空港・MRT・台鉄高雄車站について説明してきました。
それぞれの施設間の移動を中心に解説してきましたが、付随する事柄についても思いつく限り追加しました。
高雄には現在・・・
- 高鉄(新幹線)
- 台湾鉄路
- MRT(レッドライン・オレンジライン)
- LRT
と、4つの公共交通機関があって、
それにバスも当然走っていて、遠くに行くにも近くに行くにも、かなり便利な都市であります。LRTは更に伸びてますます便利になっていきます。
これらの交通網を上手に使い分けて、楽しく便利に高雄観光を楽しんでください。
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