目 次
日本人はiPhoneが大好き
スマホといえば、そのほとんどがiOS系のiPhoneかAndroid系になりますね。
市場シェア率は、世界的に見れば・・・
- iPhone 約2割
- Android端末 約7割
なのに対し、日本ではなんと・・・
iPhoneが約7割!
もう圧倒的な強さと人気を誇っています。
比較するとかなり高価なiPhoneが日本で売れる理由として・・・
- ハードとソフト(iOS)が両方ともApple製で極めて一体性が強い(使いやすい)
- 高価ではあるが販売側の戦略で非常に買いやすくなっている
というようなことが言われています。
さて、毎年新機種が発表されるiPhoneですが、これを楽しみにしていて、毎年乗り換える強者や、そうでなくても二年に一度乗り換える方もかなりおられると聞きます。
あの新しい機種が手元にきたときのトキメキって独特ですもんね、単純に嬉しい。一刻も早く使いたいわけです。
しかし、ここで慎重に処理しなければならない問題が・・・。
それが、現機種のバックアップと、新機種での復元です。ここでトラブルってしまうと、折角のハッピーな気分が吹っ飛んでしまいます。場合によってはそんなどころではなくなったりします。
今までと同じ環境を「復元」して、より早いより綺麗なグラフィクスで楽しもうとしたのに、それがうまくゆかない。
実際にネット上では、うまくゆかずに苦しんでいる多くの人の存在を確認することができます。
これは絶対に回避しないといけないですよね。
そこでこの記事では、iPhoneの新機種を手に入れた時に、現機種からデータやアプリの引っ越しをスマートに行えるようにポイントを解説していきます。
iPhoneに使われているオペレーションソフトはiOSといわれるもので、これはiPadにも使われております。
従って、iPhoneとiPadは同様に扱っていきます。(現在iPadのOSはiPadOSになっているが、今回の内容についてはiPhoneと全く同様と考えて問題なし)
この際ご一緒に勉強をしましょう。ある程度の知識を持っておくと、それだけ困らないで済むと思います。
バックアップをする前の注意点
パスコードそしてメールアドレスとパスワード
iPhoneをロック解除してホーム画面を立ち上げる方法として多くの人に利用されているのが、Touch IDでありFace IDです。
しかし、そういった手段が効かなくなった時はパスコードを入力してロック解除します。
また、たくさんあるAppleのサービスを利用する上で絶対必要なのがApple IDとして登録したメールアドレスとパスワードです。
Appleのサービス? はい、色々あります。
- iTunes Storeでの音楽・ビデオ販売
- APP Storeでの無料・有料のアプリケーション販売
- AppleOnline製品の登録
などなど。
あなたも少なくともAPP Storeは絶対に使ってますよね。いつでもApple IDを入力できるようにしておかなければなりません。
以上ここで申し上げたいことは、新しいiPhoneに変更するにあたり、パスコードとApple IDは絶対に忘れてはいけない、ということです。マジ困ります。
LINEやゲームの引継準備
iPhoneのバックアップと復元だけで移行してしまうと、LINEや特定のゲームについては必要なデータの復元ができない構造になっています。
つまり、これらは個別にそのための操作を行っておかなければならないという事です。これもとっても重要ですね。
バックアップ2つの方法
iPhoneやiPadをバックアップする方法は2つあります(別に、有料アプリを使う方法もありますが今回は無視)。それは・・・
- iCloudを利用する
- iTunesを利用する
両方ともiPhoneメーカーのAppleが提供しているので親和性が強く安心感がありますね。
それぞれの特徴や違いを表にすると以下の通りなので、よくみてください。
尚説明上、iPhone(iPad)という呼び方と・・・
- 今まで使っていたiPhone(iPad)は「現機種」
- 新しく購入したiPhone(iPad)は「新機種」
という呼び方をします。
では一つづつご説明していきましょう。
その前に、必ずOS(iTunesも)は最新バージョンにしておいてください。
iCloudを利用したバックアップ
自動バックアップ
iCloudを利用したバックアップは、現機種以外何もいらず非常にお手軽です。事前に・・・
- ホーム(設定)
- ユーザ名
- デバイス名
- iCloudバックアップ
と進み、iCloudバックアップをオンにしておくと次の条件が揃った時に自動でバックアップしてくれます。
では、この流れをスクリーンショットで確認します。
1.→2. ホーム(設定)→ユーザ名
2.〜3. ユーザ名→デバイス選択
3.→4. デバイス名→iCloudバックアップ
- iphone(iPad)が電源につながっている
- iphone(iPad)がwifiに接続されている
- iphone(iPad)にロックがかかっている
- iCloudにそれだけの容量がある
つまり家にwifi環境さえあれば、現機種を電源に接続するだけで、寝ている間にバックアップが終わっていることになるのです。
手動バックアップ
すぐ上の最後のスクリーンショットをご覧ください。
「iCloudバックアップ」のすぐ下に「今すぐバックアップを作成」があるでしょう。
これをタップすれば、いつでもすぐにバックアップができます。
とはいえ、いつでも何にでも対処するためには「自動バックアップ」のくせをつけておく方が良いと思います。
端的に説明すると、キャリアのsimを入れてなくてもインターネット通信ができる環境下にあることです。
家でパソコンを使っている人はプロバイダと契約してインターネット環境を作っているでしょうし、公共性の高い場所(駅・空港・学校・スタバ・ミスド・キャリアショップなど)にはWi-Fiサービス(公衆無線LAN)がありますね。
iPhone(iPad)のiCloudバックアップとiOSの更新はWi-Fi環境にないとできないのです。
ですからそれを行う場合は、simが刺さっていても、自動的にWi-Fi環境を利用します。
知ってたけど改めてAppleにかなりしつこく聞いて見ました。「Wi-Fi環境」にない人はどうするんだ? みたいに。
Appleの回答は、そういう仕様なのだからWi-Fiサービスを使えるところで行ってもらうしかないと。まあ、そうとしか答えようがないとは思います^^
iCloudバックアップ利用時の注意点
バックアップしたいデータ量がiCloud容量を超えたらバックアップはされません。
こうなった場合の対処法は2つあります。
いずれも「iCloudストレージ管理」に入って変更処理するので、あらかじめそこまでスクリーンショットで入っておきます。
ホーム>「設定」をタップ>ユーザ名をタップ
AppleID(ユーザ名)>「iCloud」タップ>「ストレージ管理」をタップ
iCloudストレージの利用状況
1.iCloudの容量を増やす
iCloudの料金体系は以下の通りです。有料ですが妥協点があれば容量を増やしましょう。
上のスクリーンショット「iCloudストレージ」内の「ストレージプランを変更」をタップすると、現状の契約内容と変更可能プランが出てきます。
ちなみに私は流石に5GBでは身動きが取れないので、上のスクリーンショットのように50GBの契約をし、それで容量が不足しないように、以下のような工夫をしています。
2.不要なデータを削除する
すぐ上に「iCloudストレージ」スクリーンショットをご覧ください。ストレージの利用状況が出ています。
私の場合は「iCloud Drive 8.5G」「写真 7.8G」・・・といった具合ですね。
この中から削除してもいいデータを選んで消して、iCloudストレージの容量を空けようとする方法が「不要なデータを削除する」の意味です。
具体的には、上の「iCloudストレージ」スクリーンショット内に見えるiBooksをタップするとiBooksのページに入るので、そこにある「書籍とデータを削除」をタップしてデータを消去するのです。
写真
iCloudには「iCloudフォトライブラリ」という機能があって、これをオンにしておくと、iCloudに紐付けされている全てのデバイスで、写真とビデオを最新の状態に保てます。
それは同時にそれだけ容量を食うことを意味し、無造作にオンにしておくとえらいことになります。
しかしオフにするのはいいとしても、iCloudを圧迫する写真データをiBooksの例と同じように簡単に削除できるのはいいとしても、消えてしまうデータはどうすればいいの? という問題が発生します。
その答えは・・・つまりiPhoneでは保存管理できないので、それ以外の場所で管理しましょうということになります。
詳しくは「ミュージック」の次にある「データを外部に保管する方法」に詳しく述べています。
ミュージック
Appleから購入した曲は・・・
- 設定(ホーム画面)
- ユーザ名
- iTunesとAPP Store
と順にタップして現れる画面で・・・
自動ダウンロードの中の「ミュージック」をオンにしていると、新しいデバイスにミュージック自動で再ダウンロードされるのでバックアップの心配ありません。
またApple Music(980円/月、学生480円/月)に加入すれば、多くの曲が聴き放題になるので、それのみでOKなら音楽データの管理という概念は必要ないでしょう。
Apple Musicに加入すると「iCloud ミュージックライブラリ」が利用できるようになりますが、自分で管理したい音楽データを持つ人に、私はお勧めできません。説明は省略しますが、色々トラブルの種があります。
さてここからが肝心ですが、自分でCDなどからダウンロードした曲はiCloudは管理しないので発想を変えなければなりません。
もし膨大な曲数をきちんと管理するのであれば、どうしてもMac(WinPC)は必要です。そして、ここで活躍するのがiTunesです。
大切なことは、iPhoneやiPadではなく必ずiTunes(を搭載したMacやPC)を母艦にすることです。どこかで主従を逆にしたりすると大変なことになる可能性があるので、あくまでも母艦はiTunesとします。
データを外部に保管する方法
外部ストレージ
結論を先に言えば、写真にせよミュージックにせよ、保管管理するならMacでiTunesを使って管理するのが一番です。
特に、Appleから購入していない音楽(ミュージックファイル)はパソコンなしでは管理できません(管理ソフト自体はiTunes以外にもある)。
ということで、以下に説明しているのはPC持たない派の方が写真を外部管理する方法です。
パソコンではHDDやSSDの外部ストレージによるバックアップが普通に安価に行われていますが、iPhone(iPad)ではそうはいきません。
ちなみに「Lightningケーブル 外付HDD」とかで検索してみてください。ヒットしません。つまりiPhone(iPad)と直接コードでつなぐ外部記憶媒体商品がほとんどないのです。
あるのはUSBメモリのような極めて容量の少ない製品ばかりです(概ね32GB〜128GBくらい)。そして安くない。
しかも専用のソフトをiPhone(iPad)に入れないと使えません。パソコンのようにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップでコピペは出来ないのです。
Wifi接続でいいなら1TBクラスのHDDも出ていますが、やはり上記のように専用ソフトが必要で、プリンターなんかと同じでソフトがアップデートされなくなったら終わりです。
そして何よりも、基本的に通信が何GBもやりとりできるような速さではありません。
まあそうは言え、金額や速度に文句をつけないならそれなりに便利な商品も出てきてはいます。人によって使い勝手や好みはあるでしょうが、現状では以下のような商品が個人的には一番マシかなと思います。
クラウドサービス
もう一つの方法は大手が提供しているクラウドサービスを利用する方法です。主なものは次に紹介する3つです。
- Googleフォト
- 15GBまで無料(圧縮保存なら枚数無制限)
- 100GBまで250円/月
- OneDrive
- 5GBまで無料
- 50GBまで249円/月(Office365用プランあり)
- Amazonプライム•フォト
- Amazonプライム会員用サービスの一つで年会費3900円。容量制限ない(デジカメ大容量RAWは非対応もある)し圧縮もされない
もしAmazonプライム会員なら迷わずAmazonプライム•フォト。そうでないならGoogleフォトというところでしょうか。
しかし、これらのクラウドサービスはサービス内容の変更があるし、いつ終了するかわからないし、そういった点が不安ではあります。
iTunesを利用したバックアップ
Mac(もしくはWinPC)のiTunesソフトを利用すると、先に一覧表でも説明してますが・・・
- iPhone(iPad)の全てをバックアップできる
- wifiなしで(直接結線して)バックアップできる
- MacでもWinでもバックアップできる
- iTunesはApple製なのでOSと常に一体で安心感があり、且つ開発が一方的にストップすることがない
便利だし早いし安心で無料。HDDがめちゃ安い今、データ保存コストもお財布に優しいです。今や4TBのHDDが1万円しないんですからね。
確かにパソコン使わない派の方には少しハードルが高いかもしれませんが、ほんの少しだけ投資してこの方法を手に入れれば・・・
- どんなに大きなミュージックファイルであろうと
- どんなに大きな写真ファイルであろうと
- どんなに大きな動画ファイルであろうと
余裕でバックアップが取れます。一考の余地は大いにあると思います。
この記事で使うiTunesのバージョンは12.7.3.46です
バックアップ前の注意点2つ
同期は絶対に手動
Mac(もしくはWinPC)でiTunesを立ち上げて・・・
iTunes>環境設定とクリックすると
デバイス環境設定が出現するので、上側右から二番目の「デバイス」タブをクリック。そして左下の「iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れます。
一度でも「自動同期」で失敗した人はわかるでしょうが、同期は勝手にさせてはいけません。下手するとパニックに陥ります。必ずご自分の意思でなさってください。
バックアップを暗号化
ここで大切なのがバックアップデータの暗号化です。
これをすることにより下記の通り保存できるデータが増えるので大変重要です。
手順は以下の通りです。
Mac(もしくはWinPC)にiTunes立ち上げiPhone現機種を接続すると、iTunes画面上にiPhoneのアイコンが表示されるので、これで接続を確認するとともにアイコンをクリックする。
iTunesアプリの画面上に現機種の情報が表示されるので、中段「バックアップ」内で下のスクリーンショットのように
- 「このコンピュータ」を選択
- 「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェック(←ここが重要)
と進みます。
「パスワードを設定」画面が出現するので2回同じパスワードを入力し、右下の「パスワードを設定」ボタンをクリックします。
そうすることで・・・
- 保存したパスワード
- Webサイトの履歴
- Wi-Fi設定
- ヘルスケアデータ
- Lineトーク履歴
など非常に重要な項目もバックアップしてくれるようになります。
上記のようにバックアップの際にパスワードの設定を行いますが、このパスはバックアップを再現する際に使われます。
そうです。パスを忘れると一巻の終わりです。ですから「忘れたらどうしよう」ではなく、絶対に忘れない工夫をしておいてください。って、紙にでも書いておけば済むことですが・・
バックアップの手順
さてバックアップの手順ですが、上のスクショのように、iTunesで「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れてパスワードを設定したら、それが初めてなら、すぐに自動でバックアップが始まります。
もし2回目以降なら下のスクリーンショットの③「今すぐバックアップ」をクリックすることで、いつでも最新のバックアップが可能です。
iTunes>環境設定>デバイス環境設定>デバイス
と進み、「デバイスのバックアップ」を見ると過去のバックアップ内容が確認できます。
その際、「日時」の左側に「黒鍵」マークがあれば、それは暗号化されている証です。
以上でiCloudを使った、あるいはiTunesを使ったバックアップが終了しました。次はいよいよ新機種にそのデータを復元しましょう。
復元
以下の手順で復元を行なっていきます。実際にやってみると相当に簡単であることがわかります。ではいきましょう。
その前にまず新機種にSIMカードを挿しておきます。そうしないと前へ進めません。
クイックスタート(自動セットアップ)
iOS11から備わった便利機能で、めんどくさい初期設定の一部を簡略化してくれます。つまり現機種から下記のような情報を自動で映してくれます・・・
- Wi-Fi設定情報
- パスワード
- 言語
- キーボード設定関係
- Apple ID
ただしApple IDのパスワードは自動では移らず、手続きの途中で入力を求められます。
しかし実際にやって見るとわかりますが、以前に比べると相当便利なっています。
クイックスタートを利用するためには、新機種のそばにiCloudにサインインしている現機種を置いておく必要があります。
現機種を処分する(初期化)場合は、新機種が完全に復元されて正常に動作することを確認してからにしてください。これは非常に大切です。慎重に行なってください。
よく確認せずに現機種の初期化を行ってしまったりすると大変です。
クイックスタートのやり方
手順は以下の通りです。長いですが一つ一つやっていけば全然難しくはありません。
- 新機種と現機種を並べて置く
- 新機種の電源を入れると「アップルマーク」→「挨拶」と出る
- 「日本語」「日本」と選択する
- ここで現機種側の画面に「新しいiPhoneを設定」が出るので下側の「ロックを解除して続ける」をタップすると「パスコード入力画面」に切り替わるのでパスを入力する
- この時、新機種の画面にグニョグニョと雲状の円形のアニメが出るので、それを現機種のカメラ(既にその画面になっている)で捉える
- すると現機種の画面が「新しいiPhoneを設定」になる、とともに新機種へ情報の自動転送が始まる
- 新機種の画面には「ほかのiPhoneのパスコードを入力」画面となっているので、現機種のパスコードを入力する
- そうすると新機種の画面は「iPhoneのアクティベートには数分かかることがあります」と出る
- 現機種の画面には「新しいiPhoneの設定を完了」と出るが新旧両機の間で情報の転送が始まっているので、しばし待つ
- 転送が終わるまで新旧両機種はそばに置いたままで放置する
- そのうち新機種側に「Touch ID」設定画面が出る
- それが終わると現機種の画面は「新しいiPhoneの設定を完了」のままだが、下側に「OK」ボタンが出現するのでタップする。これで現機種の役目は終了
- 新機種側の画面は「APPとデータ」という復元画面になる。メニューは・・
- iCloudバックアップから復元
- iTunesバックアップから復元
- 新しいiPhoneとして設定
- Androidからデータを移行
- この4つの選択肢。記事の流れにそえば1か2を選択(タップ)することになる。(iTunesを選択した場合はMac(WinPC)に接続することが必要)
- 画面が「復元を実行中」→「復元しました」になるので「続ける」をタップ
- そうすると「Apple IDの設定には数分かかることがあります・・・」と出る
- 次に(設定画面では適宜設定する)「ホームに移動」画面では下側の「続ける」をタップ、以降使用説明が出る
- 「ようこそiPhoneへ」で完了。しかし出てきたホーム画面ではアプリのダウンロードとインストールが行われている。これらが完全に終了するまで旧機はそのままそばに置いておく
iTunesで復元(クイックスタートを利用しない)
新機種をMac(WinPC)にコード接続してiTunesソフトを使って復元する方法をご説明します。
その上で次のように手順を踏みます。
- Mac(若しくはWinPC)でiTunesソフトを立ち上げる
- 新機種の電源を入れてlightning-USBコードでMac(WinPC)に接続する
- 上述のようにiTunes画面左上にiPhoneのアイコンが出るのでクリック
そうすると下のスクリーンショットのように「新しいiPhoneへようこそ」画面となり・・・
- 新しいiPhoneとして設定
- このバックアップから復元
と選択しが出ますので、ここで・・・
- 「このバックアップから復元」を選択し
- 復元元を指定し
- 「続ける」ボタンをクリックする
(もし事前にバックアップを行なっていなかった場合は「このバックアップから復元」は表示されない)。
するとパスワードを入力する画面が出現するので、バックアップの際指定したパスワードを入力し「OK」ボタンをクリックします。
遂にバックアップからの復元が始まります。
もう一つ「コードを抜かずに待て」のようなウインドウが出たのですが、すぐ消えて進んでしまいスクリーンショットが取れませんでした。
その通りiTunesに繋いだまま復元完了を待っていると、やがて新機種は最初の「こんにちは」画面になるのでホームボタンを押します。
- 次に「復元しました」画面になるので「続ける」をタップします。
- 次にTouch ID設定・パスコード設定・Apple IDの確認など、おなじみの設定確認画面が続きます。
- 次は「iCloud設定をアップデート中」で少し時間をとります。
あとはいつも通りに進んで「ようこそiPhoneへ」画面へ移行し完了です。
紛失してもう手元に戻らないとなったら顔面蒼白どころじゃないですよね。それに備える意味でもバックアップは超重要です。
ところが、盗まれたりしたときの対応はバックアップだけではダメなんです。じゃあ、何をすればいいのか。
実は、戻ってこないiPhoneにリモートで「ある手順」を施さなければならないのです、絶対に! それは何か何故か?↓
まとめ
今までご説明してきた手順が全部終われば、バックアップから復元まで全て無事終了したことになります。
特に、iTunesを介してバックアップと復元をしたならば、新しいiPhoneはほぼ完璧に今までのiPhoneの内容を復元することができます。
LINEのトーク履歴も特に意識しなくても完全に復元しています。しかも使っていたアプリの復元まで含めても必要時間が非常に短くて驚くくらいです。
今回自分のiPhoneをバックアップして初期化して復元してみて、あまりの速さと便利さに驚きました。iTunesはすごいです。
本文でもご説明しましたが、iCloudバックアップと復元だけでも十分便利ではあります。でも出来れば母艦としてのパソコンを一台持っておいて併用すると利便性と安心感が大幅にアップすることは間違いありません。
さて、今後私たちの生活はますますスマホへの依存度が高くなるでしょう。機種変更手続きで、ミスってデータが飛んだり上書きされたりすると大変なことになります。
ですから、「バックアップ」と「復元」の操作自体は決して難しくありませんが、よく理解して慎重に確認しつつ行なうとともに、それ以外の自分で復元すべき重要事項もあることを忘れないでください。
手持ちのiPhoneを売るならこの方法が一番!
iPhone/iPadの不具合で困ってませんか?
もしiPhoneを盗られた時はこの記事を
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