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毎日毎日iPhoneを使っていると、いつの間にかストレージが圧迫され、動作も何となく重たくなるって、割と多くの方が経験されたことがあるはずです。
でも少し前に比べれば、最近はストレージが256GBなんて大容量のものが出てきており、そんなのを使っていれば流石にちょっとやそっとでは「容量不足!」とはならないはずです。
とはいえ、特に、利用しているデバイスがiPhoneだけである場合は、やっぱり遅かれ早かれ容量に余裕がなくなってくる可能性が大きいです。
それも自分の意思で自覚して容量を使っている場合はいいのですが、知らない間によく分からない物でストレージが圧迫されていたら嫌ですよね。
ストレージは自分の納得しているものだけで容量を使いたいし、動作も軽快であって欲しいです。
ということでこの記事では、圧迫されたストレージに空きを作り、軽快な動作を確保する方法を考えていきます。
では、個別の削除方法から一括の方法に至るまで、いくつかの方法を順番に紹介していきます。どれが一番合理的なのでしょうか?
不要なアプリの削除
まずはアプリの削除についてですね。
定番的によく使うアプリの他に、興味本位で入れてみたものの結局は全然使わないアプリ。或いは、以前は使っていたものの別のアプリに取って代わられ全く使わなくなったアプリ。
そういうアプリがいつの間にか増えていって容量を食っているなら、これは全くの無駄ですから削除したいところです。
で、削除の方法は大きく分けて2つあります。
- iOSが容量確保手段として「おすすめ」を用意してくれているのでこれに従う方法
- アプリ個別に削除する方法
「おすすめ」に従う
iOS11からストレージ管理は、設定>一般>iPhoneストレージ で行うようになりました。
新しく横棒グラフが加わって、ストレージの利用状況が直感的にわかるようになったのですが、これは見やすくていいですね。
また、新たに「おすすめ」という項目が加わっており、以下のように空き容量を増やす提案をしてくれます。
iCloudフォトライブラリ
「iCloudフォトライブラリ」をオフにしていると、ここで「オンにしましょう」と提案されます。(後で説明)
非使用のAppを取り除く
「おすすめ」の二つ目は、ストレージの容量が少なくなってきた時に、非使用のアプリを自動的に取り除いて、その分の容量を増やす機能です。
ここでいう「取り除く」とは、アプリに関連するデータや書類は保存したままに、アプリの本体だけを削除することを意味してます。
もし必要であれば、いつでもアプリを再インストールして元の状態に戻せます。
ただ、どういう基準で選びどういう順番で取り除くのかはわかりません。もちろんちゃんと考えられてはいるのでしょうが。
「非使用のAppを取り除く」を利用する時は「使用」をタップします。
App Storeで取り扱っていないアプリがこの自動操作で削除されると付属書類等も一緒に削除されて元には戻りません。その点注意が必要です。
ですからそういうアプリを入れている場合はこの機能はオフにしておいたほうがいいです。
この「iPhoneストレージ」の画面では解除できないので、一瞬「あれっ」となるのですが大丈夫。
設定>iTunesとApp Store
と入り、「非使用のAppを取り除く」の右にあるスライドボタンをオフに設定すればいいのです。
手動でアプリを取り除く(削除する)
設定>一般>iPhoneストレージ と入ると、「iPhoneストレージ」画面の下の方にはズラ〜っとインストール中のアプリが並んでおり、名称の右側には其々のアプリが使っている容量が表示されています。
ここで、もし不要なアプリがあればそのアプリ名をタップします。そうすると次のページに飛んで
- Appを取り除く
- Appを削除
と二つの選択肢が出てくるのでどちらかをタップします。
「取り除く」と「削除」の違い
- 「Appを取り除く」はすでに説明した通り、再インストールで元どおりになります。ただし、App Storeで取り扱っているアプリに限ります。
- 「Appを削除」では、全ての関連する書類とデータも一緒に消すので、このアプリを将来再度使うつもりがなければ、こちらを利用します。
もし、書類とデータを削除してアプリだけを残したい場合はどうしたらいいでしょうか?
実は、書類とデータだけを削除する方法はありません。
なので、「Appを削除」を実行して一旦全部削除してから再度アプリをインストールします。めんどくさいけど、他に方法はありません。
不要な写真・動画の削除
これもストレージ管理の定番ですね。
手作業で削除する
保存している写真や動画でもその都度整理しないで溜まる一方にしておくと、結構ダブっていたり、全く意図しない写真が結構含まれているので、これらを手作業で削除しましょうという話です。
ホーム画面で写真Appを立ち上げます。
不要な写真をまとめてタップして、そして次に「ゴミ箱」をタップすると写真は削除されます。
完全削除の方法
でも、これってストレージから無くなったのではなく、ただゴミ箱に入っただけです。30日を超えないと完全に消去はされない仕様なのです(iOS8以降)。
そこで、今すぐ完全削除するには以下のようにします。
- 写真アプリの「アルバム」をタップ
- 「最近削除した項目」をタップ
- 次の画面で右上の「選択」をタップ
- 次の画面左下の「全てを削除」をタップ
- 下に出現する赤字の「〜枚の写真を削除」をタップ
これでやっと完全に削除できました。
iCloudの利用でストレージ負担を減らす
iCloudを使って写真や動画を管理する方法は、次の記事で詳しく詳しく考察しているので是非参考にしてください。
で、ここではその中の最もポピュラーな設定方法について解説します。
設定>写真 と入って、次のように操作します。
- 「iCloudフォトライブラリ」をオンにする
- 「iPhoneのストレージを最適化」が現れるのでこれもオンにする
- 「マイフォトストリームにアップロード」をオフにする
操作はこれだけですが、どうなったかと言いますと・・・
- iCloud上に全ての写真と動画が保存される(当然他のデバイスでも確認できるようになる)
- iPhoneの容量が厳しくなってくると自動的にiPhone上のフォトライブラリを最適化によりダウンサイジングしてくれる(もしオリジナルの写真や動画が必要ならいつでもiPhoneにダウンロードできる)
- 「マイフォトストリームにアップロード」は容量の圧迫要因なので不要であればオフにしておく
iCloudとiPhone連携の写真管理システムは本当によくできています。
Macのようなパソコンで写真を管理するのでなければ、iCloudに任せるか、ストレージに保存できる以上のものは全て削除する以外に方法はありません。
iCloudにたくさんの写真や動画を保存するためには当然それに見合う容量が必要で、Appleが用意しているプランのどれかと契約する必要があります。
プランは4種類あって、その内訳は以下の通りです。
- 5GB:無料
- 50GB:130円
- 200GB:400円
- 2TB:1300円
容量節約のための設定確認
更に容量節約するために、写真に関する2つの項目を見直します。
「通常の写真を残す」
設定>カメラ と入り、カメラ設定画面の下にある「通常の写真を残す」をオフにします。これにより、残さない分容量が節約できます。
「Live Photos」
これも要量を食う一因なので、使わないのであればオフにしておきます。
設定>カメラ>設定を保持 と入り、一番下「Live Photos」をオフにします。
写真や動画をiPhoneに山のように貯めたところで、それらをしょっちゅう全部見ることはないですよね。そこで、本当によく使うものだけ残して、あとはiPhoneとは別の保管庫にしまえればいいですね。
パソコンの世界では、ずっと以前からそういう発想があって、安価で高容量の製品がたくさんあります。
ところが・・・iOSの場合、その保管庫(外付けSSD・外付けHDD)が汎用品としては存在しないのです。それ用のUSBメモリはあるのですが、容量が少なすぎて高くて話になりません。
Appleのスペシャリストともお話をしたのですが、「ない」という認識は共有できたものの、理由がどうも腑に落ちないんですね。
確かにiCloudは便利だけれど、それとローカルディスクを倉庫にするのは根本的に意味が違います。
次善の策としては、Macを母艦としiTunesを利用する方法ですね。その前提なら、安くていい商品が色々あります。
不要な音楽を削除
曲やアルバムを削除して容量を確保しようという発想ですが、あまり現実的とは言えません。たくさんの曲を入れてれば入れているほど、ちまちまと曲を削除するのはなかなか大変です。
それに、非圧縮のままをiPhoneに入れるのでなければ、つまり、圧縮した状態(これが普通でしょう)の曲を入れるのであれば、相当数入れてもそうは容量を食わないはずです。
ということでお勧めはしませんが、一応やり方を記しておきます。二つの方法があって・・・
ミュージックAppから削除
ミュージックApp>ライブラリ と入り、削除したい曲(若しくは「アルバム」)を長押しします。そうすると、別画面が出て来るので「ライブラリから削除」をタップします。
再度確認画面が出るので「削除」をタップして完了です。
設定から削除
設定>一般>iPhoneストレージ と入ります。
少し下にスクロールすると、インストールしているアプリが並んでいるのでミュージックAppをタップします。
一括で全ての曲を削除
- 「全ての曲」の右側にある「編集」をタップ
- すると「全ての曲」の左側に記号(赤丸の中に白マイナス)が出るのでこれをタップ
- すると右側に赤字に白抜きの「削除」が表示されるのでタップ
- 削除が終われば「完了」をタップ
アルバムを削除
- 「全ての曲」の右側にある「編集」をタップ
- 「全ての曲」の下にアルバムが並んでいるのでそれに対して上記同様の操作をする
曲を個別に削除
- アルバム名をタップ
- アルバムに収録されている曲の一覧が出てくる
- 右上の「編集」をタップ
- 削除したい曲の左側にある記号(赤丸の中に白マイナス)をタップ、以下同様
ブラウザの履歴消去
ブラウザのキャッシュも長年使っているとどんどん溜まってくるので、適当に消去するのはパソコンでも定番作業の一つです。
iPhone利用者が使うブラウザはSafariかChromeだと思うので、これらの履歴消去ほうを説明します。
Safari
設定>Safari と入った画面を下にスクロールすると、「履歴とWebサイトデータを消去」があるのでタップします。それだけです。
Chrome
- Chrome.Appを立ち上げる
- 画面右上のアイコン(点が縦に3つ)をタップ
- 「履歴」をタップ
- 左下の赤字「閲覧履歴を消去」をタップ
- 「閲覧履歴」「Cookie サイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
- 赤字「閲覧履歴の消去」をタップ
- 下に出てきた赤字「閲覧履歴を消去」をタップ
- 「Chromeデータの消去完了」が出るので「OK」タップ
「その他」の削除
長くiPhoneを使っていると、異常にストレージを圧迫している可能性のあるのが「その他」です。人によると、ストレージの6割7割8割と占めていることもあります。
「その他」? そうです。
設定>一般>iPhoneストレージ と進むと、ストレージ使用状況が横棒グラフで表示されていおり、この中でグレーの部分があって、これが「その他」なのです。
あなたも一度確認してみてください。びっくりするかもしれませんよ。逆に言えば、「その他」を削除するとストレージに大きなゆとりができるケースが多いということになります。
それにしても「その他」ってなんなのでしょうか? どうやって削除するのでしょうか?
そこでAppleのホームページで探してみると、ストレージに入っているコンテンツの種類と該当するデータがこんなふうに分けられています。
- オーディオ:曲、オーディオ Podcast、オーディオブック、ボイスメモ、着信音。
- ビデオ:映画、ミュージックビデオ、テレビ番組
- 写真:フォトライブラリ、カメラロール、フォトストリームのコンテンツ
- App:インストールされたApp。Appのコンテンツは「書類とデータ」に分類されます。
- ブック:iBooks のブック、オーディオブック、PDFファイル
- 書類とデータ:Safari のオフラインリーディングリスト、インストール済みの App 内に保
管されているファイル、App のコンテンツ (連絡先、カレンダー、メッセージ、メールと添付ファイルなど) - その他:Siri の音声、システムデータ、キャッシュファイル
一番下にありましたね「その他」が。その内訳は・・・
- Siri の音声
- システムデータ
- キャッシュファイル
です。「Siriの音声」や「システムデータ」はわかるけれど「キャッシュファイル」の中身はなんなのだ?
iPhoneでもMacでも長い間使っているとゴミファイルが溜まっていきます。これが知らず知らずのうちに蓄積してストレージを占領し、動作も少しずつ鈍くなっていきます。
Appleは以下のように説明しています。
引用 –
キャッシュファイルは、音楽、ビデオ、写真などのコンテンツをストリーミングまたは表示する際に作成されます。
曲やビデオをストリーミングする際、そのコンテンツは再びアクセスするときに時間がかからないように、iOS デバイスにキャッシュファイルとして保存されます。
iTunes では、キャッシュされた曲、ビデオ、写真は、実際の曲、ビデオ、または写真ではなく「その他」として分類されます。
iOS デバイスの容量が不足してくると、キャッシュファイルと一時ファイルが自動的に削除されます。
何れにしても「その他」でストレージが何割も埋まっていては困ります。上記のように、ハードユーザーの中にはストレージの半分以上が「その他」で占領されているという話も目にします。
これは早急に削除して容量を確保したいところです。
上の引用の最下段に「iOS デバイスの容量が不足してくると、キャッシュファイルと一時ファイルが自動的に削除されます。」とあるので、容量圧迫が気にならない方は放置していてもいいでしょうか???
「その他」を除去する方法
「その他」を削除してストレージの容量を増やす最も有効な方法は、バックアップ+復元です。
まずはバックアップが必要ですが、それは以下のように2つのやり方があります。
- iCloudを使ったバックアップ:それに見合う十分な容量(契約)が必要
- iTunesを使ったバックアップ:Mac(WinPCでも可)が必要
どちらでもいいのかというと、一般的にはiCloud利用の方はNGです。その理由はiCloud利用の場合は全てをバックアップしてくれないからです。
では、双方のバックアップ内容の違いは何でしょうか。それを以下に並べます。
iCloudバックアップの対象
- デバイスの設定
- ホーム画面とアプリの配置
- 着信音
- iCloudに対応しているアプリデータ
- 写真アプリにある写真やビデオ
- Apple Watch のバックアップ
- Appleから購入した音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなどの履歴
- iMessage、テキスト(SMS)、MMSメッセージ
- Visual Voicemailのパスワード
iTunesバックアップの対象
上記iCloudバックアップに加えて、iTunesバックアップでは以下のような項目が加えられます。
- ネットワークの設定
- 連絡先(電話帳)
- カレンダーに登録されたアカウント・イベント
- Safari・マップ・カレンダーなどのアプリデータ
- 各アプリの設定・書類データ
- メモ・ボイスメモ一覧
- メールアカウント
- 壁紙
- ヘルスケアのデータ
- LINEのトーク履歴
iTunesでバックアップ・復元すれば、ほぼ元どおりになりますが、iCloudバックアップの場合はそうはいきません。
iCloudバックアップで強烈に困るのは、Appleから購入していないコンテンツはそもそもバックアップ対象になっていない事です。
ですから、私のようにほぼAppleと関係ないコンテンツばかりの人は、下手に、iCloudバックアップ・復元をすると、コンテンツが全部なくなってしまって慌てることになります。
恐ろしい・・・
もし仮に、iPhoneに入っているコンテンツは全てAppleから購入したもの、入っているアプリは全てApp Storeからっていう人なら、iCloudバックアップでもいいのでしょうか。
人によるでしょうが、それでもバックアップで弾かれるデータがあるので、私はiCloudバックアップ・復元を使う気にはなれません。
でも、一応手順は記しておきます。
バックアップ
- 設定>Apple ID と入る
- 「iCloud」タップ
- 下にスクロールし「iCloudバックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
復元
- 設定>一般 と進み「リセット」をタップ
- 「リセット」中の「全てのコンテンツと設定を消去」をタップ
- 8桁の(設定によっては4桁)暗証番号を入力
- 真っ暗な画面に白抜きのリンゴマークが表示され裏で作業をしている
- やがて「Hallo」とか「こんにちは」の立ち上がり画面が表示される
- 言語と国を設定をする
- 「クイックスタート」画面で「手動で設定」をタップ(別のiOSデバイスを所有の場合は「クイックスタート」)
- 「キーボード」画面になるので右上の「次へ」をタップ
- 「Wi-Fiネットワークを選択」で利用するものを選ぶ
- 接続できたら右上の「次へ」をタップ
- タッチIDの設定
- パスコードの設定
- 「Appとデータ」画面で一番上の「iCloudバックアップから復元」をタップ
- 「iCloud」画面でApple IDの入力をする
- 「利用規約」画面。右下の「同意する」をタップ
- 「バックアップを選択」画面で最新のものを選択(一番上)
- 「バックアップからの設定」画面で下の「続ける」をタップ
- Apple Pay設定の画面
- 「iPhone解析」画面。「共有しない」をタップ。
- 「iCloud設定をアップデート中」画面で復元作業
以上で復元はできるのですが、「クイックスタート」が使えないと諸設定が面倒。
iTunesを使ったバックあアップと復元
具体的な手順は以下の別記事に詳しく解説してありますので是非ご一読ください。
ただこの記事では、今使っている機種をバックアップし、新しく購入した機種に復元する手順の解説となっているので、少しだけ説明を付け加えます。
記事中の説明では現在の機種のバックアップをとった後Macから外し、新しい機種をMacにつなぎ直すのですが、今回は同一機種での復元なので、バックアップ後iPhoneはMacに繋いだままにします。
操作はMac側のiTunesで行い、且つ、ネットを使わず直接結線をしてデータのやり取りをするので、わかりやすくてとっても早いです。
また、復元後のiPhone側の面倒な設定も最小限ですみます。
さて、こうしてバックアップ+復元を行うと、ストレージを大きく占領していた「その他」は綺麗に消えているはずです。
まとめ
この記事では、iPhoneのストレージを圧迫から少しでも解放する方法について解説しました。
1つは、アプリや写真・動画や曲などを個別に削除する方法。
そしてもう一つは、丸ごとバックアップをとった上で丸ごと消去し、そしてバックアップしたデータを戻すことで、大きく占領する「その他」をなくし容量を確保する方法です。
iPhoneにせよMacにせよ、使い続けているとゴミデータは自然と溜まっていき、やがて動作がもっさりしたり不安定になったりしてきます。
そういう時は、バックアップし、一旦ストレージを綺麗にクリーンアップした上で復元するのが昔からの王道です。
ハードがおかしくなってなければ、これで目に見えるようにストレージも動作もスッキリします。ですからしっかりと手順は覚えておいたほうがいいのです。
個別のちまちました削除は、説明はしましたが、正直なところ別にしなくてもいいかなと思います。手間の割に大して容量は増えないのです。
そして、ユーザーには見えないゴミデータが消えるわけではないので、こういう削除の方法では動作改善に寄与はほとんどしません。
もう一つ、iCloudを使ったバックアップ+復元も説明はしましたが、よくできてるとはいえ中途半端な仕様で、バックアップできないものが多くあるので、これもオススメはできません。
以上の理由から、iTunesを使ったやり方が一番スマートで最高だと思います。というか、全てをバックアップして元どおりに復元したうえで、がっつりストレージの容量を空けようとすれば、これが唯一の方法です。
とはいえ、パソコンを利用しない方や必要ないと感じておられる方は、やはりiCloudを利用するしか道はありません。
将来、iPhoneもパソコンと同じようにファイル管理が容易になって、安価に手に入るポータブルHDD・SSDに直接バックアップが取れる時代が来ればいいですね。
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