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たった1つのホーム画面で全てを!
あなたはiPadの利用時、使いたいアプリを探すためにホーム画面を何回も行ったり来たりしていませんか?
あるいは、今日のスケジュールとか、今現在の株価や円・ドルとか、今日のお天気とか、しょっちゅう知りたい事の確認をどのようにしていますか?
もし、そういった事全てが、たった1ページだけの閲覧や操作で出来るとしたら、それってとっても便利だと思いません?
そこでこの記事では、一つのホーム画面以外は全く触る必要がなくて、それで全ての事が足りる超スマートなiPadのホーム画面の設定方法を解説します。
もちろん、購入したままの状態で使用しても全然OKだし、それで不便でない、不満がないなら敢えて触る必要もないでしょう。
しかし、もっと快適で便利な環境が欲しい方は、是非読み進めてください。
無論、多少の手間はかかりますが、全ての設定が終われば夢のマイ・ホーム画面が完成しますよ!!
iPadOSが14にバージョッバップされ、「今日の表示」関係にも変化がありましたが、この記事で述べていることを変更する必要は全くありません。とにかく、「合理的に配置して使いやすく」というコンセプトです。
最強のホーム画面に変える大まかな手順
最終的にどんなホーム画面にするかと言うと、以下のスクリーンショットの通りです。これは、私が毎日使っているiPad Pro 12.9のホーム画面です。

じゃあ、このホーム画面の何がそんなに優れているのか? それは主に以下の2点です。
- 使いたいアプリが一つの画面に全て並んでいてフォルダもないからアプリを探す手間が省ける
- 今知りたい情報が常時「今日の表示」に反映されている
たった二つ? そう、このたった二つこそがiPadライフを凄く快適にしてくれるのです。
冒頭にも述べましたように、使いたいアプリが1ページに全て表示されているので探す必要がありません。
どんな作業をしている時も一つのホーム画面があればよいわけで、うろうろしないで済むストレスフリー感は大したもんです。
この有り難さはヘビーユーザーであるほどわかるかもしれませんね。
もう一つ、常時表示されている「今日の表示」に、常に知りたい最新のニュースや天気などを表示させておくのも、いちいちチェックする手間が省けると言う意味で大いに助かります。(横向きの時のみ有効)
さて、このホーム画面に作り替えるのに必要な大まかな手順については以下のとおりです。
- 「今日の表示」を常時表示に設定する
- 「今日の表示」に表示する機能を選択設定する
- 「今日の表示」に更なるアプリアイコンを置いてゆく
上の2つは簡単に設定できます。
最後のアプリアイコンの追加はLaunch Center Proというアプリを使って行います。決して難しくはないのですが操作手順が多く、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
では早速具体論に入っていきましょう。
ホーム画面の設定をする
この設定により・・・
- ホーム画面に表示されるアプリ・アイコンの数を多くする
- “今日の表示”をホーム画面に常時表示する
この2つを可能にします。
方法

設定 > ホーム画面とDock
と入ると、スクショのような画面となるので、ここで次のように設定します。
- APPアイコン・・・「多く」にチェックを入れる
- 今日の表示・・・「”今日の表示"をホーム画面に固定」を「オン」にする
- マルチタスクとDOCK・・・本記事とは直接関係ないが全て「オン」にする事を推奨
これで、より多くのアプリアイコンがホーム画面に表示されるようになり、「今日の表示」も常時表示できるようになりました。
「今日の表示」の内容を設定する
まずLaunch Center ProをApp Storeからダウンロードしておきます。(無料で使えるが結局どこかでひっかかるので私は支払いをした。金額は改めて調べてもよくわからないが千円以内だったと記憶している)
その上で以下の操作を順に行います。
- 「今日の表示」を確認する(ホーム画面に表示されていない場合は左端から右にスワイプする)
- 「今日の表示」の一番下に「編集」ボタンがあるのでそれをタップする
- 追加したいウィジェットの挿入ボタンをタップし、削除したい場合は削除ボタンをタップする
- 表示設定したウィジェットの順番を変更するときは、位置変更したいウィジェット右の並べ替えボタンをタップしてそのまま希望位置までドラッグする
- Launch Center Proの挿入ボタンをタップし「ピン固定したよく使う項目」枠へ持ってゆく
以上で「今日の表示」設定は終了しました。
表示したいウィジェットは納得できるまで何回か変更してその都度結果を見てください。
とりあえず、これで「今日の表示」が出来ましたね。どうですか、なかなかいい感じでしょ!
あとは、使いたいアプリを「今日の表示」にガンガン追加していきます。
Launch Center Proでアプリアイコンを表示する方法
ホーム画面にはアプリアイコンは幾つ並べることが可能でしょうか? では数えてみましょう。(画面のサイズで変わるがここでは12.9インチで話を進める)

まず画面下部にあるDockですが、ここには15個を並べることができます。実際には18個ならべられますが、右側の3個は直近に開いたアプリの表示です。
右側3個は表示させないことも可能ですが、どちらにしても、それ以外のアプリアイコンの表示は15個が上限です。
次にホーム画面に並べられる最大個数ですが、これは5個×6個で30個となります。合計すると、最大18個+30個、つまり48個となります。
さて、使う可能性のあるアプリがそれ以上あって、それらを全部一つのホーム画面に表示させたい場合には、ここで説明するLaunch Center Proのようなランチャーアプリが必要です。
同じことができるならどんなアプリを使ってもいいですが、ここではLaunch Center Proで話を進めていきます。
手順
先に説明したように、「今日の表示」の一番上に”LAUNCH CENTER“を表示させているわけですが、この中にあなたが望むアプリのアイコンを表示させて、それをタップすると起動するようにします。
- Launch Center Proのアイコンをタップして起動する
- 画面右上の鉛筆マークをタップした上で”Apps“をタップする
- アプリアイコンのない枠(+記号)をタップする
- “Action Composer“をタップする
- “All Supported Apps“をタップする
- 一番上のアプリの欄に指を置いて下にフリックする
- するとさらにその上に”Search“欄が出現するのでその中に希望のアプリ名を入れる
- 今仮に”VLC“と入れるとその下一番上に”VLC for iOS“が表示されたのでタップする
- “Action“ページに戻るので、中段にある”Icon“をタップする
- “Icon Composer“のページの左上に該当のアイコンがあるのでタップした上で、順次閉じて”Launch Center”まで戻る
- “Launch Center“のページ左上の歯車マーク(setting)をタップする
- “Setting“ページの一番上の”Today Widget“をタップする
- “Today Widget“のページの”Actions“蘭の+マーク(Add)をタップする
- “Add Actions“ページで先ほど登録した”VLC“を探し出しチェックを入れ、右上の”Add”をタップする
- “Today Widget“ページに”VLC“アイコンが追加されているのを確認して、左上の”Setting“をタップする
- “Sttings“ページの左上の”Close“をタップする
以上で操作終了なのでLaunch Center Proを閉じるとともにホーム画面に戻って”Launch Center“に”VLC“が追加されていることを確認してください。ね、ちゃんと追加されてるでしょ!
言葉で説明すると長くなりますが、単純操作の繰り返しなので、慣れれば簡単です。
Launch Center Proが用意していないアプリを追加する場合の手順
先に説明した手順は、Launch Center Proが登録したいアプリを用意していた場合です。
相当多くのアプリを用意していますが、全てをカバーしているわけではありません。
もし、登録したいアプリが見つからない場合はどうしたら良いのでしょうか? それをここで説明します。
ちょっとややこしいのですが、4段階に分かれた作業となります。先に手順の概略を述べますと・・・
- 登録したいアプリのアイコンをApp Storeから抜き出して保存する(専用ショートカットのダウンロードと実行)
- ショートカットアプリで「目的のアプリを開く」ショートカットを新規作成する
- Launch Center Proに、作成したショートカットとアイコンを取り込む
- 「今日の表示」に並べるべくセッティングする
こんな感じです。もう少しですよ、頑張りましょう!
アプリアイコンをゲットする
- 設定 > ショートカット と入り「信頼されていないショートカットを許可」をオンにする
- アプリアイコンを取得するためのショートカット(バルキー様製作)をダウンロードすると「ショートカットを追加」画面が出現するので、↓のスクショどおりに操作する
- ショートカットアプリ > マイショートカット の中にある「アプリアイコンを取得V2」(今DLしたもの)をタップし、出現したウィンドウに取得したいアプリの名称を正確に入力(ここでは「ゴルフ速報」)の上、画面右下の選択肢を「iPad」として右上の「完了」をタップする
- しばらくするとアイコンが表示されるので左下のボックスをタップし、選択肢の中から「画像を保存」をタップするとアイコン画像は写真アプリに保存される
特定アプリの起動をさせるショートカットを作成する
次に登録したいアプリを起動するためのショートカットを作成します。これも簡単です。
- ショートカットアプリを立ち上げる
- マイショートカットの中の「ショートカット を作成」をタップする
- 左上のウィンドウに「appを開く」と入力すると下に「Appを開く」が出現するのでタップする
- 画面上中央のウィンドウの中に「選択を開く」とあるのでその「選択」部分をタップすると「Appを選択」ウィンドウが開くので正確に希望するアプリ名を入力すると、その下に候補名が出現するのでタップした上で右上の「次へ」をタップする
- 任意の名称をローマ字で入力し「完了」をタップ(ローマ字でないと起動しません←これ重要)
- マイショートカットのページに戻るので、確認すると新しいショートカットができている
Launch Center Proで登録する
今作成したアプリアイコンとショートカットを使って登録作業を行います。
- Launch Center Proのアイコンをタップして起動する
- 画面右上の鉛筆マークをタップした上で”Apps“をタップする
- アプリアイコンのない枠(+記号)をタップする(ここまでは先述と同じ)
- 出現した”Action”ページの一番上”Name“欄にさっき作ったショートカット名(この記事の場合は”golfbulletin”)を入力する
- “URL”欄に”shortcuts://run-shortcut?name=ショートコード名(この記事の場合はgolfbulletin)“と入力する
- その下の”ICON“欄をタップすると”Icon Composer“画面が出現するので”Photo“をタップする
- 画面下の”Select Photo“をタップ、次に”Choose Existing“をタップする
- すると写真アプリの内容が出るので先ほどダウンロードしたアプリアイコンを選択し”Choose“をタップする
- “Action“ページに戻り、入力が正常であることを確認し、右上の”Done“をタップ
- 以後の操作は、先の「登録アプリがある場合」と同じです。
以上で全ての作業が終了しました。ちゃんと「今日の表示」にアプリアイコンが表示されてますか?
後は、追加したいアプリの数だけ同様の作業を繰り返します。
最新モデル Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第4世代)
まとめ
この記事ではiPadのホームページの1ページだけを利用して、素早くスマートに便利に使おうという趣旨に基づいて、それを実現する方法について説明してまいりました。
利用アプリをよく吟味して、そしてこの記事通りに設定するならば、本当に必要な情報(天気や最新のニュースなど)がリアルタイムで得られると同時に、迷うことなく時間を使うことなくいつでもすぐにアプリを起動することができるようになります。
その気なら100個のアプリだって一つのページに置けるのでそりゃもう便利ですよ。
これはページ間をうろうろせずに済むのみならず、アプリ格納のフォルダを使わなくなるので、そう言う意味でも一層便利になります。
また、もしショートカットの便利さに目覚められたら、一度じっくりとショートカットアプリの中にあるギャラリーを覗いてください。

使える既存のショートカットが一杯あります。また、なくても検索すれば誰かが作ってくれている場合もあります。
常時使用のショートカットが複数になってきたら、是非「今日の表示」の”Launch Center”の下に専用欄を付け加えてください。
そんなふうに使い勝手を高めていったら、その都度どんどん作業が楽しくなっていきますよ。
目指せ、日本一使いやすいホーム画面を!!
あなたに最適なiPadを持とう
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