【台湾観光】台北と周辺の人気スポットベスト10を紹介します

藤原
台湾を旅行する方のお役に立てることを目的に、この十年間に台湾旅行に関する多くの記事を作成してきました。

今回のこの記事では、台北と台北周辺を旅行される方のために、既に投稿している記事を一つにまとめ、改めて紹介しています。

藤原
また、日本人観光客にとって台北とその周辺は特に人気の高いエリアです。その魅力を再確認していただくために、「人気観光地ベスト10」を作成しました。

この記事には、台北とその周辺に関する観光情報を網羅しています。特に気になるスポットや、もっと深く知りたい場所については、リンク先の記事をご覧ください。

藤原
観光という体験が、単なる訪問ではなく記憶に残る物語となるお手伝いができたら、これほど嬉しいことはありません。

それでは、早速ベスト10を見に行きましょう。

第10位:猫空

ロープウェイでアクセスできるお茶の産地で自然豊かな環境と美しい夜景が楽しめます。美味しい料理とお茶を楽しんでください。

また、遊歩道が整備されているので、美しい風景を眺めながらゆっくり歩くのもいいでしょう。そして、台北101のよい撮影スポットを見つけたら、そこで記念の一枚を。

MRT動物園駅の直ぐ側には、台湾を代表する台北動物園がありますので、こちらも合わせて訪問してください。

  • MRT最寄り駅:動物園駅(文湖線)

 

第9位:北投温泉

台湾唯一の温泉地。リラクゼーションを求める旅行者に最適。日本統治時代から続く温泉街で、短い滞在でも心身を癒せます。

台湾にはたくさんの温泉エリアがありますが、日本のような温泉街はほぼありません。例外的に温泉街が整備されているのが北投温泉です。

もしゆったりと贅沢に過ごしたいなら 日勝生加賀屋に宿泊することをお勧めします。高いし日本系だけれど推すにはそれなりの理由があります。

  • MRT最寄り駅:新北投駅(淡水信義線北投駅で乗り換え)

 

第8位:迪化街

伝統的な街並みと乾物店が立ち並ぶエリアで、台湾の歴史を色濃く残しているエリアです。

もともと乾物販売の商店が並んでいる場所でしたが、今ではそれ以外の商品も数多く販売されています。お土産といえば迪化街です。

そういえば、以前「孤独のグルメ」のロケがここで行われていました。

  • MRT最寄り駅:北門駅(松山新店線)

 

第7位:饒河街観光夜市

台北で人気の夜市の一つ。旅行案内書などでは「夜市といえば士林夜市」みたいな紹介をされているケースが多いかもしれませんが私はお勧めしません。

断然「饒河街観光夜市」です。現地慣れしていない日本人にはマジでうってつけな夜市です。

直線500mの道の両サイドとセンターにお店がびっしりと並んでいます。一往復すれば、台湾夜市の全貌を知ることが出来ると言っても過言ではありません。

迷わないし、満足感が大きいし、時間があって複数行くにしてもここは外せません。

  • MRT最寄り駅:松山駅(松山新店線)

 

第6位:台北故宮博物院

世界有数の中国文化財を収蔵する博物館。歴史や芸術好きは必見です。

そして忘れないでほしいのが、同一敷地内にある見事な庭園です。ここを知らないで帰る方が多いようですが、是非立ち寄ることをお勧めします。

もし、ここを予定に組み込まれるなら、何故、中国のお宝がこんなにたくさん台湾で保管されているのか? その歴史を事前に勉強していくとより感慨深さが増すでしょう。

  • MRT最寄り駅:士林駅(淡水信義線)・・バス乗り換え(案内図)

 

第5位:淡水

 

港町として知られ、美しい夕日が名物。

淡水は大きく3つのエリアがあり、駅近くの商店街と河岸散歩道。山側の小高いところに展開する歴史的な建物達、そして、河口付近の雄大な風景。

下の本文を参考に、余裕のある人ない人それぞれに、どこを巡るか、事前に決めておくのがいいかと思います。

  • MRT最寄り駅:淡水駅(淡水信義線)

 

第4位:中正紀念堂

蒋介石を記念して建てられた壮大な建築物。台湾の歴史や文化に触れられます。

ここを訪れる目的の大半は、毎正時に行われる衛兵交代式を見るためだけでしょう。

それはそれでいいのでしょうが、何のためにこの場所が存在しているのか、その理由を知っておくだけでも観光の意義が高まるように思います。

  • MRT最寄り駅:中正紀念堂駅(淡水信義線)

 

第3位:龍山寺

台北最古の仏教寺院。荘厳な建築と台湾独特の祈りの風景が特徴。

以前は、ろうそくの煙がそれこそもうもうと空に上ってましたが、今は健康被害や公害を理由に制限され、当然だと納得する反面少し寂しい気もします。

このエリアは、台北の下町文化を色濃く残すところで、商店街も独特の雰囲気を醸し出しています。

以前はそう言う理由で、怪しげな興味をそそる場所や、寄らないほうが良い場所もあったのですが、今は雰囲気こそ残っていても、ややこしい場所はほぼなくなったと考えてよいでしょう。

  • MRT最寄り駅:龍山寺駅(板南線)

 

第2位:九份

ノスタルジックな街並みで、映画『千と千尋の神隠し』のモデル地とも言われています。

提灯の灯りが幻想的で、夕方から夜の訪問が特におすすめ・・・ではあるのですが、とにかく人・人・人です。

山の傾斜地に狭い石畳が敷かれ、その両サイドにお店がびっしりを軒を並べています。

もし、歴史に興味があるなら、その奥の金瓜石まで足を伸ばし、こちらを散策するのがお勧めです。

  • アクセス:本記事参照

 

第1位:台北101

台北の象徴的な超高層ビル。展望台からの絶景が楽しめます。エレベーターで最上階なで登られたら、階段になりますが、その上の屋外展望場まで登ってください。

晴れていれば直に台北の風景が望めます。

また、ショッピングモールやレストランも充実し、観光とグルメを同時に満喫できます。

  • MRT最寄り駅:台北101世界貿易センター駅(淡水信義線)

 

 

まとめ

台北は、日本人観光客にとって魅力的な旅先として、文化、食、自然の多彩な魅力を短期間で楽しめる特別な都市です。

今回ご紹介したスポットはいずれも、観光地としての楽しさや美しさを満喫できる場所ばかりです。

しかし、それだけではありません。台湾の観光地には、それぞれが持つ歴史的背景が深く関わっています。

台湾は1895年から1945年まで50年間にわたり日本に統治され、その後は中国国民党の支配下に入りました。

この歴史は、今回ご紹介した観光地にも大きな影響を与えています。

例えば、北投温泉は日本統治時代に整備され、迪化街は当時の経済の中心地として発展しました。また、中正紀念堂や龍山寺などを訪れると、台湾の激動の歴史を肌で感じることができます。

観光地を訪れる際、その背景にある歴史を少し知っておくことで、旅の楽しさがより一層深まるかもしれません。

台北の街並みや美しい風景、そしてそこで出会う人々との触れ合いを存分に楽しみながら、旅の記憶に少しだけこの土地の物語も加えていただけたらと思います。

台湾での素晴らしいひとときをお過ごしください。