簡単切り替えと簡単変換
この記事では、「ひらがな」「かたかな」「英数字」等の入力ソースをワンキー・ワンタップで切り替える方法。
もう一つは、文字変換。つまり、ひらが入力でローマ字に変換する、或いはその逆をワンキー・ツータップで行う方法。
以上をUS配列キーボードを使い詳しく解説します。
そう、JISキーボードならスペースキーの右側のキーを押せば「日本語」入力、そして左側のキーを押せば「英数字」入力に一発で変更出来るんですよね。
ところが、US配列キーボードにはそれらに該当するキーが存在しません。まぁ日本語使用ではないので当然なのですが・・・。
じゃあどうやって切り替えるのか?が問題なわけです。で、多くは以下に示す二通りの方法の何れかを利用されているのではないでしょうか。。
- メニューバーの「入力メニュー」から切り替える
- ショートカット 「control + スペースバー」(OS10.11以降、10.10まではcommand+スペース)を利用する
しかし、これらって微妙に面倒でしょ。もし、一つのキーを一回タップするだけで切り替わったら凄く楽でいいですよね。
次に、文章入力中にですね、基本は「ひらがな」入力で打つけれど、結構英単語も文脈上入れるって場合はどうするか?という話です。
もちろん入力ソースを「英字」に変更したらいいのですが、「ひらがな」のまま入力しても簡単に英字変換する方法があります。
というわけで、「入力ソース」の簡単切替と、「ひらがな」打ちのままでこれを簡単にローマ字(または「ローマ字」打ちでこれを「ひらがな」)に簡単変換する方法を解説します。
メニューバーにある入力ソースを変更する方法ですが、これは・・・
- 環境設定 > キーボード > 入力ソース
と入ると、「入力モード」に五つの選択肢があるので表示させたいものにチェックを入れます。
デフォでは、「ひらがな」「カタカナ」「英字」にチェックが入ってますね。
「全角英字」と「半角カタカナ」は一般的には使用頻度が低いのでチェックが外されているのだと思います。
「⌘英かな」で全ては解決する
先に述べた便利な方法とは「⌘英かな」というアプリを利用することです。
入力言語の切り替えを、これ以上簡単にできないくらい簡単にしてくれるのが「⌘英かな」で、しかも無料です。
大いに使わせていただきましょうよ。USキーボード使いにとっては、大袈裟に言えば救世主みたいなアプリです。
ダウンロードと設定
ここではダウンロードから利用できるまでの道筋を説明します。
ここからダウンロードできます。↓
※動作確認は、OS X 10.11.5 と OS 10.12でされているようですが、自分のMacで確認したところ、Catalina10.15.7でもBig Sur11.0.1でも動作しました。※
許可をクリック
ダウンロード開始前にこんなアラートが出るので「許可」をクリックします。
ダウンロード開始
ZIPファイルがダウンロードされますが自動解凍になります。(ならなければZIPファイルをダブルクリック)
アプリを開く事の許可
ネットからDLしたアプリは初めて開くとき必ずアラートがでるので「開く」をクリックします。
アプリへのアクセス許可
アプリへのアクセス許可を求められるので「”システム環境設定”を開く」をクリックします。
「⌘英かな」にチェックを入れる
セキュリティーとプライバシーのの中に表示されている「⌘英かな」左にチェックを入れるのですが、その前に画面左下の鍵を開かなければなりません。↓
上の文章三段目に「AppleWatchで承認」という文言があるでしょ。ここで自動的にAppleWatchがブルブルと振動して↓の画面になるので下のボタンをダブルクリックすればOKです。
「⌘英かな」で出来る事
これで準備完了です。「⌘英かな」を”アプリケーション”フォルダに入れておきましょう。
さて、これでどうなるのか、ご自分で実際にキーボードを打って確認してください。
- キーボード上の左”⌘”をワンタップ:入力ソースとして「英字」が選択される
- キーボード上の右”⌘”をワンタップ:入力ソースとして「ひらがな」が選択される
- キーボード上の「”Shift”+ 右”⌘”」タップ:入力ソースとして「カタカナ」が選択される
これが基本で、左右の”⌘”を使って「ひらがな」と「英字」を自在に操ります。まぁやってください、面白いくらい便利になります。
入力した文字の変換
そして応用編として打った文字を変換する技があります。↓
- 入力ソースが「ひらがな」の時、例えば「そめてぃんg」と打ち、左”⌘”をツータップすると”something”と変換される。(この後再び「ひらがな」入力をする場合は再度右”⌘”をワンタップする)
- 入力ソースが”ローマ字”の時、例えば”arigatou”と打ち、右”⌘”をツータップすると「ありがとう」と変換される(この時入力ソースは「ひらがな」に変わっているので、そのまま文章が打てる)
キーリマッピングにもいい
簡単にキーリマッピングができるので色々と試してください。
(おまけ)更に役立つ三つのtips
「⌘英かな」には関係ないんですが、覚えておくと文字入力に凄く役に立つ三つのtipsを紹介しますので、この際一緒に覚えてキーボード入力をより一層便利にしてください。
- 大文字のローマ字入力:”shift”キーを押しならが入力する
- ひらがなをカタカナに変換:ひらがなを打って確定前に”option + x”ショートカットを使う。
- 矢印を一発で出す
- “Z”+”H”:←
- “Z”+”J”:↓
- “Z”+”K”:↑
- “Z”+”L”:→
まとめ
実際にご自分で上の説明通りにキーボードを打てば、いかに快適かを体験できると思います。記事の内容は地味なのに、これほど効果を実感できるケースも珍しい。
当然、少し慣れは必要ですが、今回はややこしい三個一のショートカットなんかを使わないのでめっちゃ簡単です。つまり、左右の”⌘”とも親指で一瞬で打てるので文章入力がう〜んとスムーズに早くなるのです。
また、カタカナについては、入力ソースを変える方法とショートカットで変換する方法の二種類を紹介しましたが、全体的な速さはショートカットが勝ると思います。
尚、「⌘英かな」の挙動がおかしくなった時は再起動をしてください。
今回の記事は以上です。
あなたも早速これを使いこなし、入力ソースをガンガン俊速で変更し、ストレスのない文章作成を実現してください。
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