目 次
台湾旅行にスマホのアプリは必須
台湾旅行を楽しく便利にするためにはsimフリーのスマホが欠かせないと
(→台湾旅行を3倍楽しくする上手なスマホ環境設定の考え方)で述べました。
でもアプリが入ってなければスマホはただの機械箱。役に立つアプリを使えてこそスマホを持つ価値があります。
今回は、スマホに必ず入れたい超役に立つ台湾旅行用アプリをご紹介します。星の数ほどあるアプリの中から厳選です。基本的にiOSとAndroidの両方に対応しているアプリのみを紹介しています。
とにかく上手にアプリを使いこなすと旅が軽くなります。「軽くなる」とは、
- 余分な時間を使わなくて済む
- 考えなくて済む
- 迷わなくて済む
- 間違わなくて済む
その結果、心が軽くなって楽しい旅ができるわけです。
しかし、良いと思って次から次から入れても、あんまり使わないと意味がないですよね。ですから、本当に良く使う必須アプリだけをご紹介します。
人それぞれに好みが分かれます。例えば「通貨交換レート」アプリにしても、ここに紹介したもの以外にも色々ありますので、自分で選んでみてください。
「その分野のアプリがあれば便利だ」と気づいてもらうのも本文の趣旨なので、どうしても紹介したアプリが万人にベストと考えているわけではありません。
使い方の説明は一つの例です。私がよく使う方法を例として記載します。それぞれのアプリにはたくさんの機能があるでしょうから、慣れてくれば使いやすいやり方で使ってください。
もう一つ、非常に大切なことは北京語(中国語)の理解です。特に地名・駅名や有名な料理名や商品名などは、たとえ読みがわからなくても単語をイメージとしてだけでも覚えておくとアプリを使う上で大きな助けとなります。
覚える事は旅行を楽しくする事に繋がるので、もし苦手意識があるなら今すぐにビヨ〜ンと払拭してトライしてください。
ではいってみましょう。
XE Currency
通貨交換レートの表示アプリです。
台湾旅行で財布を開く場面では、あるいはショップの値札を見て、しばしば「日本円では幾らかしら?」と考えることがあります。
何度も日本人の知り合いから聞いていますが、感覚的に知るということは納得することにつながるんですね。
得か損か妥当か? そんな相対性をいつもほぼ自動的に考えています。しかし、これが意外と難しい。
ちゃっちゃっと暗算で理解できたら誰も苦労しないんですが、私も含めほとんどがそうもいかないのです。そんな時に役に立つのが通貨交換レート表示アプリです。
これが非常に便利で、例えば100元と入力すれば即座に344円と出てきて、100円と入力すれば即座に29元と出てきます。瞬間的感覚的に使えてすこぶる便利です。
同種のアプリはたくさんありますが、今回は提供母体がしっかりしていて、Androido・iPhone(iOS)両方に対応しており、多機能であるところから「XE Currency」を紹介します。
基本的にはどのアプリも大差はないので、見た目がしっくりこなければ、他のアプリを試されるのもいいと思います。
それでは・・
- AndroidスマホならGoogle Playから、iPhone(iOS)ならappストアで「XE Currency」とうってダウンロードしてください。
- iPhoneの場合は「位置情報の利用を許可しますか」「Currencyは通知を発信しますがよろしいですか?」と出ますのでいずれも「許可」ないし「OK」を押してください。
- さて、最初の画面は「Welcome to XE Currency」のタイトルで、サインアップを促されますが、一番下の「No Thanks」を押します。
- もし「Allow “Currency” to access your location ?」と問われる画面が出たら「Allow」をタップします。
以上、最初のメイン画面にたどり着くまでに大体同じようなプロセスを踏みますので、以下のアプリ紹介では省略します。
メイン画面で下にスクロールすると「さらに通貨を追加」が出てくるのでタップ。そうすると取り扱いしている通貨がズラ〜っと選ぶ画面になります。
必要な通貨にだけチェックを入れます。
ここでは最終的に「日本円」と「台湾ニュードル」だけにします。
- まずタップして不要な通貨のチェックを外して、「日本円」と他の適当な通貨の二つにだけチェックを入れておきます。
- 下にスクロールすると「台湾ニュードル」があるのでタップしてチェックを入れます。
- 最後に「他の適当な通貨」をタップしてチェックを外します。
- そうすると最終的に「日本円」と「台湾ニュードル」にだけチェックが入った状態になります。
メイン画面に戻り・・
最新のレート・データの取得は上の時計マークをタップして行います。
このアプリはオフラインであっても、最後に取得したレートをもとに使うことができます。
- さて、数字を入れる窓をタップして、例えば100(円)と入力して「=」ボタンをタップすると、即座に下に台湾ドルでの表示が出るでしょう。
- 台湾ドルの欄をタップすると日本円の欄と入れ替わり、今度は台湾ドルでの入力が可能となります。100(元)と入力して「=」ボタンをタップすると、下の日本円の欄に即座に円で表示されるでしょう
はい、これであなたはもう交換レートで悩むことはありません。「損した!」と悔しくなることもないでしょう。
更に、もし Apple Watch を愛用しているなら、XE Currency はコンプリケーションに対応しているので わざわざ iPhone を取り出さなくても、Apple Watch 上でタップして数値を入力するだけで簡単に確認でき、実際に使えばその便利さに感激です。
財布を開ける前にXE Currencyで事前チェック!!
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台湾高鉄 T Express
これは台湾新幹線のチケット購入アプリでAdoroid/iOSともにあります。
私は今まで、乗りたい時に駅でチケットを購入できなかったという経験はありません。慣れてしまえば台湾高鉄駅の販売機はメチャクチャ簡単です。
したがってチケット購入アプリにはあまり関心がありませんでした。
しかし、
- 混雑が予想される日のチケット購入や
- 駅の販売機の操作中に後ろにたくさん並ばれて焦るのは嫌だ
という場合には重宝するアプリです。
何より駅で焦ったり無駄な時間を使う必要がなくなるので、特に海外では重宝するアプリではないでしょうか。
このアプリの最大の特徴は、駅で紙のチケットを受け取って使うといった方法ではなく、スマホの画面に電子チケットのQRコードを表示して、これを自動改札機に読み取らせる方式であることです。
一秒も無駄になりません。それにしても便利な世の中になったものです。
さて、XE Currencyと同じ要領でダウンロードしてください。表示は英語ですが慣れれば問題はないでしょう。
Booking
最初の画面はこんな感じです。画面下にメニューがありますので「Booking」にタップします。
すると予約の画面に切り替わります。
1. 一番上「Iterinary」は出発駅と到着駅を決めるところです。
ここで問題なのが駅名のアルファベット表記です。
これはもうしょうがないです、覚えてください。駅は12だけです。
- 南港駅 Nangang
- 台北駅 Taipei
- 板橋駅 Banqiao
- 桃園駅 Taoyuan
- 新竹駅 Hsincyu
- 苗栗駅 Miaoli
- 台中駅 Taicyung
- 彰化駅 Changhua
- 雲林駅 Yunlin
- 嘉義駅 Chiayi
- 台南駅 Tainan
- 左営駅 Zuoying
右側の「 〉」を押すと出発駅と到着駅を選べます。From To 欄の左上の「Swap」ボタンは出発駅と到着駅を逆にしたい時に使います。
決まったら「Done」ボタンをタップします。
2. 「Iterinary」の下は「Outbound」です。ここは自分が出発する日と時刻の入力です。乗車時刻ではありません。「 〉」を押して入力してください。
3. 「Outbound」の下は「Ticket Type」で、片道(One Way)か往復(Return)をタップ。
4. 「Ticket Type」の次は「Class」で、普通クラス(Standard)かビジネスクラス(Business)をタップ。
5. 「Class」の下は「Passenger(s)」で「 〉」を押して人数を入力します。
- 「Child」は6才〜11才
- 6才未満は2人まで無料
- 12才以上は大人料金
6. さて、ここまででこのページの入力は終わりです。一番上の「Search」ボタンにタッチして下さい。列車選択のページに移動します。
表示されている列車よりももっと遅い列車を希望する場合は、下の「Later」ボタンにタッチします。その左の「Earlier」はもっと早い時刻の列車を希望する場合にタッチします。
都合の良い発車時刻の列車にタッチすると、注意書きが出るので「Confirm」を押して、名前やパスポート番号入力のページ「Contact Information」に移動します。
7. 「Contact Information」では写真のように入力します。注意点として、電話番号は「Local」に宿泊先の電話番号を入力します。
8. 一番下の上「Validation Code」はオレンジに白抜きで表示されている4つの文字を入力します。
9. 入力が終わり「Submit」ボタンをタップすると次のページ「Reservation Detail」で選択した列車の情報や値段が出てきます。確認が済んだら「Confirm」をタップ。
10. 「Ticket Infomation」で全ての情報を確認して下にスクロールすると、決済を問うボタンが出てくるので「Pay Now」をタップします。
11. 決済方法の選択です。
12. クレジット情報の入力をします
最後に、このアプリは高鉄の発車時刻を探すだけにも使えて便利です。
台灣高鐵 T Express行動購票服務
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台鉄e訂通
台湾新幹線がスマホアプリでチケットを予約購入できるのなら、台湾鉄道もできるでしょう、ということで紹介するのが 「台鉄e訂通」です。
それは発券機能がないことです。
つまり、スマホの操作だけでは完結せず、予約操作ののちにコンビニか駅に行って発券を受けなければならないのです。
もし悠遊カードがあれば、かざすだけで改札口を通過できるわけですから、こんなアプリは使い道あるの? となるわけです。
ところがあるんですよ、これが。一番重宝するのは特急電車の予約ができる点です。どういうことか?
最初は台北中心の旅行が、少し慣れてくると行動範囲も広がってきます。特に台湾の自然の美しさや素朴な温泉などを求める人は東海岸に行くわけです。
宜蘭、花蓮そして台東方面ですね。
そしてこっち方面に行く特急電車がえらい人気なんです。特に太魯閣号(タロコ号)や普悠瑪号(プユマ号)と呼ばれる新型車両の特急に人気が集中しています。
太魯閣号と普悠瑪号は、私の得意技、悠遊カードでの立ち乗りができません(かなり安くなる)。つまり全席指定です。違反すると罰則金を取られます。
人気で全席指定⇒乗りたければ予約必須となり、 そこで「台鉄e訂通」の登場となるわけです。予約は発車の1時間前まで受け付けられています。
ダウンロード後最初の画面から3ページは簡単な説明で、その次にメイン画面が現れます。
Booking & Timetable
「Booking & Timetable」をタッチしてくる画面で チケットの予約をします。
画面構成は、上から
- 「往復・片道」
- 「出発駅・到着駅」
- 「利用日時」
- 「車種(左から特急・全車・特急以外)」
となっています。
入力は簡単で問題がないと思いますが、一つ難儀なのは駅名ですね。もし英語表記になっていたら、中国語表記に変えてみてください。その方が駅名に関してはいいと思います。
全て入力したら、右下の虫眼鏡ボタンをタップして検索します。そうすると結果が出て、
- 該当する列車
- 発車時刻
- 到着時刻・料金
などが表示されます。それを見て、求める列車をタップします。
ここで台湾鉄道の列車の名前と種類やその他呼び名のおさらいをしておきましょう。
- 「火車(フオチュア)」・・鉄道の上を走る列車は動力のいかんを問わず全て「火車」
- 「火車駅(フオチュアジャン)」・・ 鉄道の駅
- 「月台(ユエタイ)」・・駅のプラットホーム。1番線ホームなら「第一月台」
- 「自強号(ヅーチアオハオ)」・・特急電車。「太魯閣号」や「普悠瑪号」も含まれます。
- 「莒光号(ジューグアンハオ)」・・急行列車
- 「 復興号(フーシンハオ)・・準急列車
- 「普快車(プークアイチュア)」・・普通列車ないし快速列車
- 「區間車(チュージエンチュア)」・・普通列車ないし通勤列車
さて、予約する列車を決めたら、列車欄の右側に金色の丸いボタンがあるのでそれをタップすると予約画面へと入ります。
予約画面
1. 予約画面ではパスポート番号を入れます。
2. パスポート番号入力部分の下はロボット自動入力防止のために、そこに表示している4〜5つの数字か文字を入力する部分。
3. 最後に一番下の予約ボタンをタップします。すると予約が完了し、内容表示の画面に変わります。
4. ここで、「Buy Return Ticket」をタップすれば、改めて帰りのチケットの予約ができます。
5. 下の二つのボタン「Pay」は支払いのページへ、「My Tickets」はすべての予約の確認のページへ進みます。
支払画面
- 「Pay」をタップし
- 「Terms and conditions」で「Agree」をタップし
- 次のページでは、大人・子供などの別と各人数を入力します。
- そして「Next」をタップ。
- 次の画面で改めて予約内容と支払金額が表示されます。「Next」をタップ。
- 「Credit Card Payment」画面でカード情報を入力します。カード番号・有効期限・セキュリティーコードを入力して、
- 最後に下の「立即付款」をタップして「交易成功」が出たら「確定」をタップして 終了です。
「Booking Records」から予約内容の確認ができます。
チケット受け取り
上記の通り高鉄と違ってチケットの受け取りが必要です。受け取り方法は3つあり、いづれかの方法で発車の30分前までに受け取ります。それを過ぎると自動でキャンセルされます。
- コンビニに設置されているibonで受け取る
- 駅の発券機で受け取る
- 駅の窓口でパスポートを見せて受け取る
別記事中の「台湾で切符を受け取り」をお読みください。
台鐵e訂通
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台湾等公車(Bus Tracker Taiwan)
銀行に入行してから徹底的に時間厳守を教育された関係もあって、到着時刻の読めないバスは好きな乗り物ではありません。
そういう関係もあって、更に敷居が低いこともあって、台湾紹介のこのブログでもしきりにMRTをお勧めしています。
一方、いかにMRTが便利な乗り物でもそれだけではいけない場所がいっぱいあることも事実です。ですからバスでの移動に慣れておくことも必要です。
MRTとは違いちょっと訓練しておく必要がありますので、何はともあれ時間があまり押していない時に乗って降りての練習をしておいてください。
バス乗車の際の注意事項
- 行き先あるいはバス番号の確認
- 特に人のいない停留所で乗る時は運転手に大げさに手を振る(下手すると止まってくれない)
- 乗車時に支払う(上車収票)か下車時に支払う(下車収票)かを確認
- 支払いについては悠遊カードを推薦。現金支払いは運転手とのやりとりが必要になった場合にパニックになる
- 下車する停留所を見逃さない
さて、「台湾等公車」は使いやすさと使える範囲の広さで、多分トップクラスです。頑張って使いこなしましょう。
つまりバス以外では、
- 台湾で大人気のレンタサイクル
- MRT(台北・高雄)
- 台湾鉄道
- 台湾高鉄
- タクシー呼び出し
など交通手段に関する情報機能が満載であります。
「台湾等公車」一つあれば陸上交通のいろんな確認、例えば
- 路線
- 駅名
- 料金
- 所要時間
とかは全てわかることになり、相当な神アプリです。
ではバスの機能から順番に説明していきまましょう。
バス
路線搜尋
路線の手入力検索画面です。例えば「1」を入力すると幾つか路線が表示されるので、試しに台北の1番を選択すると、そのバスが止まるバス停名と到達に要する時間が表示されます。
例えば今自分が「植物園」停留所にいるとすると、「あと1分で到着しますよ」という意味です。
「あと何分」のところに「進站中」とあるのは「バスがそこにいますよ」の意味。「進站中」が複数ある場合は正に複数台走っていて「それぞれが今そこにいますよ」の意味です。
「往松仁路」とは「松仁路行き」の意味です。「往松仁路」の右側は「往萬華」とありますが、これは逆向き行きのバスですね。1番は松仁路⇄往萬華のバスですから。
バス路線を知る方法
外国のバス路線の理解は相当にハードルが高いです。どういう方法が一番簡単でわかりやすいのでしょう? 実は私も確固たるものがあるわけではないです。
一つの方法として、グーグル・マップをある程度拡大してゆくと、青四角に白抜きの車のアイコンがありますが、これがバス停です。
二度タップするとバス停名と関連する路線ナンバーが表示されます。この路線ナンバーをクリックして確認してもいいのですが、使いづらいので、上記「路線搜尋」に数字を入れて確認する方法をとります。
どっちにしても瞬時に感覚的にわかるものではないです。なので予め出国する前か台湾のホテルでゆっくり見ておくのがいいでしょう。
附近站牌
上右側の「附近站牌」ボタンは、
- 今自分がいるところ近くのバス停(複数ある場合が多い)と
- それぞれの停車するバス路線の番号(複数ある場合が多い)
が表示されます。
付近のバス停として表示されたもののうち、使いたいバス停をタップすると、そこを通るバス一つ一つの
- 路線番号
- 始発点終着点の名称
- 自分のいるバス停に到着するまでの所要時間
が表示されています。
この中から乗りたい路線をタップすると、選択肢が出てきます。この中でよく使うのは
- 「前往路線」・・タップするとバス停が並び、「進站中」と赤枠白抜きで表示されているのがバスが今いるところ。そこから下、自分のいるバス停の左を見れば、あと何分で来るかがわかる。
- 「路線資訊」・・区間、始発・最終などその路線バスの情報
- 「顯示地圖」・・地図表示。使いたいバス停をタップ→「顯示地圖」タップ、で使いたいバス停が地図上に表示される
(「附近站牌」関係のスクリーンショットは次回訪台時に撮ってきます。忘れてました。)
残りの2つのバス・メニューボタン
- 「路線規劃」
- 「常用站牌」
は旅行者にはちょっと使いにくくて必要ないと思いますので説明しません。
公共自行車
一番頭にあるメニューボタンで、これは台湾で大人気のレンタサイクルYouBike用の情報がわかります。
YouBikeは台北市政府が大々的にテコ入れしたおかげで思いっきり使いやすくなりました。
- 借り方が簡単・・(悠遊カード+台湾携帯電話で会員登録)か(クレカで一時借り)の2種類
- 自転車は3段変速付きのGIANT!
- ステーションが台北市内に腐るほどあって、どこに返却しても良い
- 鍵付きチェーンが付いている
- 4時間以内なら30分毎に10元とありえない安さ!
これはもう借りて乗るしかないでしょ。大げさに言えば観光の概念が変わるかもしれません。というわけで「公共自行車」ボタンです。
タップすると
- 上半分が地図で
- 下半分がYouBikeステーション名
の画面に変わります。
画面上半分
地図上ではステーションの場所がわかります。そしてそれぞれの数字は借りられる台数です。
もし、返せる台数を表示させたければ、右上のチェックボックスをタップすると選択画面が表示されるので、「可停数量」をタップして「確定」してください。
そうすると地図上の数字が返せる台数に変わります。
画面下半分
ステーション名左側の数字は「可借數量」つまり借りられる台数で、右側の数字は「可停格位」つまり返却可能な台数です。
さて、下半分のステーション名のどれかをタップすると、そこが上の地図上に表示され、貸出・返却可能台数も一緒に表示されます。
そういうことで、YouBikeを使い始めると俄然利用頻度が上がる「公共自行車」ボタンでした。
捷運路線圖
このボタンはMRT関係です。画面右上に「台北」「高雄」とあるので見たいMRTの都市を選択します。
この路線図は本当によく使います。
- 路線の確認
- 上降車駅の確認
- 換駅と路線の確認
などなど。
画面左上のやや薄い小さい文字「站點上顯示」の下はプルダウンになっていてタップすると4つの選択肢が出てきます。
- 「單程票價(元)」は現金
- 「刷卡票價(元)」は悠遊カード
どちらかを選択したら、次に起点となる駅名を地図上でタップすると、各駅までの運賃が表示されます。
MRTを何度もなんども乗ると、私の超推奨する悠遊カードがどれほど得になるか視覚で納得してください。
プルダウンメニューの一番下は「行駛時間(分)」で、出発駅から到着駅までの所要時間を表示してくれます。
「站點上顯示」の右側には「興建中路線」とありますが、これは建設中の路線でデフォでは「隠蔵」つまり地図上に表示していません、プルダウンメニューで「顕示」を選択すると地図上に表示されます。
私のようにMRT使いまくりの人にとって「捷運路線圖」メニューはとっても大切で重宝します。
火車時刻表
このメニューは名称の通り鉄道列車の時刻関連ですね。「火車時刻表」ボタンをタップすると専用画面に飛びます。
専用画面左上には「5月-01 周日」とあります。これは5月1日日曜日の意味です。
月曜は「周一」又は「星期一」、火曜は「周一」又は「星期二」・・となって、日曜だけ「周七」「星期七」ではなく「「周日」「星期天 or 星期日」と表します。
ちなみに「周日」はピンインで「zhōu rì」と表記しますが、両字とも日本語の発音にはなく、我々にはめちゃくちゃ難しい発音です^^
日付の指定
日付の右側にはカレンダー・アイコンがあってタップするとカレンダーが出てくるので、特定の日をタップするとその日の時刻表を見ることができます。
駅の指定1
カレンダー・アイコンのさらに右側には逆ドロップ・アイコンがあって、これをタップして駅を選択します。
二段階指定で、最初のページでは(新幹線または地区)を選択します。すると、
- 新幹線を選択すると新幹線の駅名が
- 地区を選択するとその地区の駅名が出てくるので
任意の駅名をタップします。
駅の指定2
日付欄やカレンダー・アイコン欄の下ですが、駅名が並んでいて横スクロールできます。ここをスクロールして任意の駅をタップする選択方法もあります。
選択した駅の時刻表
例えば「福隆」をタップすれば、下側に福隆駅の列車状況が出てきます。
こうして選択された駅のメイン画面ですが、上の左右にある「上行」「下行」は「上り」と「下り」の意味です。つまり左側は上り列車の情報で、右側が下り列車の情報です。
それぞれの情報については、
- 丸に白抜き文字の印は列車の種類(上で説明済み)
- 時刻表示は発車時刻
- 時刻表示の下は運行区間
を表しています。
メイン画面を少し下にスクロールすると「現在時刻」が現れ、それより下がこれからの列車となります。
未だにわからないのが台湾鉄道の上りと下り。
台北駅から別の駅に行くのに、目的駅は同じなのに列車によって上りであったり下りであったりと、ややこしくてしょうがない。
どういう原理原則になっているのか? それとも根本的に勘違いをしているのか錯覚なのか? 未だにわからない
その他のボタンは使わないので説明省略です。
BusTracker Taiwan
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Easy Wallet
最後に交通とは関係ないのですが、悠遊カードの管理アプリを紹介します。
悠遊カードで交通機関に乗ると大変お得ですよ、コンビニで買い物もできますよ〜、とくどいくらい申し上げています。
しかし、悠遊カードに頼って使いまくると、たまに状況を確認したくなることがあります。そこで登場するのが「Easy Wallet」なのです。
- 支出明細の確認
- 残高の確認
には最適です。
ダウンロードしてタップして立ち上げると、最初に使用説明のような画面になるので横スクロールしていくと、利用規則の画面になるので「我已閲 讀」にチェックを入れて、その右にある「我同意」ボタンをタップします。
そうすると、悠遊カード登録画面になります。
カードの登録
- 画面上段「卡片自訂名稱」欄には適当につけた名前を入れてください。これは5枚まで登録できる関係上、他のカードと区別をする手段です。
- 下段「悠游卡外觀卡號」欄には悠遊カード裏面にある番号を入力してください。
- 最後に右下の「新增」をタップし更に「確認」をタップして登録作業は終了です。
- そうすると登録済みの立ち上げ画面になります。左下には自分でつけたカード名と残金が表示されます。
- もし悠遊カードの追加登録をする場合は、画面右上の「+」マークをタップして上記の要領で登録してください。
支払状況の表示
- 画面左上の横三本マークをタップするとメニューが表示されます。
- 「功能」>「悠遊卡交易紀録」をタップします。
- 複数枚登録している場合はカード選択の画面になるのでタップで指定してください。
- すると期間指定の画面になるので指定してください。
そうすると写真のように支払い内容と金額の履歴がズラッと出てきます。
捷運はMRTのことでその後ろは下車した駅名です。私はMRT利用しまくりですね。「全家」はファミリーマートですね。
利用時刻が出て右には金額も出るので、後で確認するのに便利ですね。
その他メニューもいろいろあるのですが、多分必要ありませんので説明はパスします。
以前、嘉義駅の自販機で台北行きの切符を買ったときのことです。
1,000元ちょっとの支払金額に対し、1,000元紙幣を2枚投入したんですね。そしたらお釣りとして、なんと50元硬貨が20枚近く出てきたのです。
そうなることは知っていましたが、ついうかっとしていました。台湾の50元は結構大きくて分厚いんですよね。もう大失敗。
こんな重いのジャラジャラ持ってどうするの?って話ですが、台北に着いたら、即悠遊カードのチャージ機に行って、全部ほうりこみました。無事解決!!
台湾で小銭が貯まってきたら悠遊カードに入れましょう!
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最後に
台湾旅行で役に立つスマホ・アプリの説明、どうだったでしょうか? 昔はそんなのが全くなくても楽しく旅行ができたと言えばそうなのですが・・
時代に沿った便利さをどんどん享受して、もっと心軽く台湾を楽しみましょうよ。そんな思いで、特に便利だと思われるスマホ・アプリを厳選ご紹介しました。
今回は対象にしませんでしたが、宿泊施設の予約アプリも気に入ったものを一つは入れておきたいですね。
その他にも「line」のような通信アプリや、食べ物ランキング評価サイトの北京語台湾版「愛評生活通」。また、ある程度北京語を勉強していれば通訳アプリも役に立ちます。
旅行に関したアプリ自体は幾らでもあるので、冒頭にも申しましたが、さらに興味があればどんどんご自分で探してみてください。手に合うものが一番です。
スマホ・アプリを上手に使って楽しい旅を心軽く楽しくやってくださいね。
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