目 次
お土産はどこで何を?
台湾旅行の楽しみは・・・
- 食事
- 観光
- 交流
そしてそしてショッピングですね。納得のお土産を買って帰ることです。
しかし台南てよく知らない・・・
- 「どこに行ったら安心して楽しいショッピングができるのかしら?」
- 「台南のお土産ってどんなものがあるのかしら?」
結構悩んだりします。特に「台湾観光=台北市周辺観光」となっている方は、より困るかもしれません。
台南市は台北市ほどたくさんのお店が集中してませんし情報も少ない。
そこでこの記事では、私がお気に入りのお土産をご紹介するとともに、楽しいショッピング・タイムを過ごせる場所も合わせてご案内します。
全て私自身が行って、店内散策をして、お話をして、そして実際に買った、そういう事実をもとにお話をしますので、信頼性と説得性はあります。
是非ご一読ください。そして活用していただければ幸いです。
尚、案内用の地図は出発点を全て「国立台湾文学館」としています。それにより、場所の位置関係がよりよくわかると思います。
お土産の紹介
お茶
代表的な台湾土産の一つがお茶です。いわゆる「台湾茶」ですね。
しかし台湾茶と一口で言ってもその種類は多く、大きく分けると以下の三つに分類されます。
- 全発酵茶
- 半発酵茶
- 不発酵茶
不発酵茶は私も飲んだことがなくよく知らないのですが、「全発酵茶」は「日月潭」の記事で紹介している日月潭紅茶が有名です。
ただ、圧倒的な生産量を誇っているのは「烏龍茶」に代表される「半発酵茶」で、これは発酵途中で加熱するのが特徴です。
ところで、一口に半発酵といってもその発酵度合いは15%程度から80%程度と様々で、更に産地の違いも加わり、多くの銘柄を産んでいます。よく目にするところでは・・・
- 東方美人茶
- 文山包種茶
- 梨山茶
- 阿里山珠露茶
- 凍頂烏龍茶
などですね。実際にはもっともっとあります。
そして、半発酵茶のことを一般に「青茶(チンチャー)」と呼ぶので、お店で説明を受けるときは覚えておいてください。
台湾の茶摘みは年4回で、冬茶と春茶がクオリティーが高いとされています。特に冬茶は天候に恵まれると良いお茶が摘まれ、この時期は収穫量も少ないことから、それ相当の値段となります。
さて、日本人もお茶が好きなので台湾茶は恰好のお土産になるのですが、私も含め多くの方は品質と価格の整合性がよくわかりません。
だからこそ信頼の置けるお店で買う必要があるのです。ここでご紹介するお店は台南のお茶屋さんでは最古参で、歴史と実績がある上に非常に親切です。
振發茶行
1860年創業の老舗中の老舗です。場所はちょっとわかりにくいかもしれませんが、台湾府城隍廟から城隍街を160mほど南下したところです(地図上のB)。
実績があるからスポットライトを浴びてますが、その実、本当に落ち着いた、そして観光とは縁のないような町のお茶屋さんです。長年にわたって使われている茶壺が印象的でその偽らざる姿を表しているようです。
現在お店に立っている青年は、おそらく5代目か6代目だと思われますが、お母さんと一緒に頑張っておられます。
残念ながら日本語は通じませんので、英語か北京語でのやり取りとなります。でも全然無問題。中学校の英語力で十分です。
価格は全部一覧表に記載されているので購入前にわかります。また気に入った茶葉があったら、かなり少量でも売ってくれるので助かります。
そして、淹れる際の茶葉の量や湯温なども詳しく教えてくれて、ホント親切です。
- 1斤:600g
- 1両:37.5g
ポイントですが、私のようによくわからない方は、
- どんな香りの
- どんな味の
お茶を求めているか、それを伝えることが大切です。
次の社長になるであろうこの青年は、柔らかく沈着冷静で、よくこちらの要望を確認してくれて該当するお茶を推薦してくれます。
地元の方もよく来店されるので、急かずにタイミングよくお話をして、納得の商品を購入しましょう。
以上、歴史があり、良質な冬摘み茶と春摘み茶しか扱っていない振發茶行なら、安心してお茶を買えるでしょう。
尚、振發茶行は林百貨にも出品しているので、そちら(1F)でも買えますよ。
振發茶行
- 住 所:台南市中西區民權路一段137號
- 電 話:06-222-3532
- 営業時間:AM 11:00~PM 7:00
- クレジットカード:不可
- 日本語:不可
- メールアドレス:teashop1860@yahoo.com.tw
- Facebook:振發百年茶行(北京語)
- 林百貨HP:http://shop.hayashi.com.tw/v2/official/SalePageCategory/96424
ドライフルーツ
ドライフルーツはお茶と同じで、本当にピンキリです。ですから、何を求めるのかをはっきりさせるのが大切です。
- 台湾産のフルーツを使い
- 一切添加物を使用せず
- ゆっくり時間をかけて
- フルーツが本来持っている甘さと風味を損なわずに引き出す
これが本物の条件であり、口に入れればものすごく芳醇で甘さと酸味に感動できて、当然それなりの値段がします。
反対に、風味がなく糖度も低い輸入物を短時間で加工し、防腐剤で保存期間を延ばし、砂糖で甘くしたような品物も一杯出回っており、これらは当然安いです。
今回ご紹介するのは、まぎれもない正真正銘の本物です。特に親しい方にプレゼントする場合は、多少値が張っても本物を贈りましょう。
玉井乃門
台湾を代表する果物といえばなんと言ってもマンゴーですね。そしてマンゴーの里といえば台南県の玉井区です。
位置は台南市内からちょうど東北東へ車で高速に乗り1時間くらい走った山辺です。結構遠いです。
さて、玉井乃門は西暦2,000年に、そんなマンゴーの里、玉井で誕生したドライフルーツ製造会社で、最初は50人の農民で創立しました。
その品質基準は厳しく、良質の国産フルーツのみを使い、添加物は一切使用せず、ただし、甘みがほとんどないレモンなどには最小限加糖しています。
最高品質のものを製造直売しており、過去幾度も賞を受けています。ここでご紹介するのは、その直売店です。
とりあえずお店に行きましょう(地図上のB)。場所は大変わかりやすく、赤崁樓の正門を背に左手すぐです。
全ての商品が試食ができるので、混んでないときにゆっくり味見しましょう。日本語は通じませんが、英語はどうかわかりません。確認を忘れてしまい、申し訳ありません。
しかしあまり質問はないかなとも思います。
品質は折り紙つきなので、後は、味と量と価格に納得するかどうかです。
商品の種類がかなり多いので、最初から買うつもりなら、片言でもなんでもいいから兎に角試食して、時間をかけて納得の商品にたどり着きましょう。スタッフは親切です。
私は写真の通りのものを購入しプレゼントしたのですが、わざわざ電話がかかってきて、特にレモンが気に入ったようで、紅茶に入れると味と香りが最高に引き立つと喜んでおられました。
下のホームページに商品一覧とそれぞれの価格が表示されています。
玉井乃門
- 住 所:台南市中西區民族路二段325號
- 電 話:06-221-8713
- 営業時間:AM 10:00~PM 9:00
- クレジットカード:可能
- 日本語:不可
- メールアドレス:yujing.meng@msa.hinet.net
- ホームページ:http://www.5755918.com.tw/zh/product.html(北京語)
- Facebook:https://www.facebook.com/YU.JING.MENG.Mangoes/
カラスミ
カラスミも台湾土産の代名詞的存在ですが、実はここ台南が本場なのです。
台南市の中心から西へ行くと、海辺の歴史香る町・安平にたどり着きますが、安平の近海は昔からボラの漁場でした。漁期は冬の2ヶ月間、つまりボラは冬の魚です。
ですから、とれた魚をすぐに加工できる安平には、歴史あるカラスミ製造業者がいるのです。
ということで、安平には今回ご紹介する吉利号烏魚子以外にも美味しいカラスミを作るところがあります。
しかし近年、安平近海の天然ボラの漁獲量は落ちてきており、良質なカラスミが以前のようにたくさんは生産できなくなってるそうです。従って、拘りの天然良質物はどうしても売り切れごめんとなるそうです。
吉利号烏魚子
最初に言いますが、台湾中探しても、ここくらい美味しいカラスミを作っているところは、なかなか見つからないはずです。それくらい美味しい。
場所は、安平老街を中心とした賑やかな一帯から、東側(市内側)に約1kmほどバックしたところで、一般市民のエリアになります(地図のA)。観光スポットからはちょっと外れた場所です。
やや行きにくく、交通手段としては自転車が一番いいのです。
もし、バスなら2番(類別:市區公車、路線:2)に乗って「南興」下車です。最寄りのバス停はホテルに聞くのが間違いない方法です。
そして、どこかで悠遊卡か一卡通を手に入れておきましょう。運賃支払いの煩わしさから逃れることができます。
タクシーなら台南駅からだと170元前後のようです。
さて、吉利号烏魚子は日本統治時代の1935年に創業しているので、もう80年以上の歴史を有している家族経営の業者で、過去、国から県から様々な賞も受けています。
どこかで作ったものを売ってるんじゃなくて、お店の3階で自分たちが作ったものを売っているのです。
下の価格一覧(2018/4現在)をご覧ください。この値段の差は品質の差ではなく、大きさの差です。大きいものはg単価も高くなります。
大きいものほど稀少性が高いということであって、味に差があるわけではありません。
- 【高級】(110~165g) 100g当り730元
- 【頂級】(200~245g) 100g/850元
- 【極品2】(250~295g) 100g/1000元
- 【極品1】(300~345g) 100g/1120元
- 【極上品】(350~495g) 100g/1300元
- 【御上品】(500g以上) 100g/1900元
このお店で気が楽なのは日本語が通じるところで、安心して説明を聞くことができ、お買い物ができます。
商品を直に見てみるとよくわかるのですが、吉利号烏魚子のカラスミは非常に分厚いです。これが吉利号烏魚子のカラスミの大きな特徴で、大切な技術の1つだと言います。
試食させてくれるので食べて見ましょう。私も試食しましたが、あまりの美味しさにびっくりしました。
食べたことがある人は知ってるでしょうが、まずいのに当たるとすごいエグ味があったり後味が非常に悪かったりするのです。が、ここのは全く違う。
良質なカラスミは、魚卵の油とアミノ酸の複雑な絡みが絶妙なハーモニーを奏で、忘れられない味として記憶に残ります。
過去、結構な高級店をはじめ何度もでカラスミは食べていますが、吉利号烏魚子のカラスミとは比べようがありません。
店主にそう言うと、「レストランではここまでのものはなかなか食べられない」とのこと。なぜなら、そこそこのレストランで供されるカラスミであっても、そのほとんどが養殖物だからだそうです。
写真の通り、飴色のものと、もう少し濃い色のものと2種類を買いました。合計5600元。
違いを店主に聞くと、「贈答には飴色が喜ばれるが、旨味の強いのは濃い色のもの」だそうです。「酒好きには濃い色のカラスミが断然喜ばれます」とおっしゃってました。
吉利号烏魚子
- 住 所:台南市安平路500巷12號
- 電 話:06-228-9709
- 営業時間:AM 10:00~PM 8:30
- クレジットカード:可能(通販の場合は銀行振込・PayPal可能)
- 日本語:可能
- ホームページ:http://www.karasumi.tw/ (日本語もある)
パイナップルケーキ
台湾のお土産で、カラスミよりももっと身近な商品の代表といえば、やっぱり鳳梨酥(パイナップルケーキ)でしょう。
メーカーも商品もたくさんあって、新商品も次から次からできてきて、どれを買っていいのか迷うところですよね。
でもお任せください、いいお店をご紹介します。
ところで、台南とパイナップルって何か関係があるのでしょうか?
はい、実は台南市の東、山にかかった關廟区という場所がパイナップルの一大生産地なのです。
そして關廟区の町の真ん中にある「關廟鐵金鋼鳳梨酥」が非常に評価の高く、賞も色々取っている、間違いのない鳳梨酥であります。
ただ、台鉄台南駅からタクシーで35分くらい走らねばならず、他にこれといったものもないので、それだけのために行くのはちょっと辛いのではないでしょうか。
そこで台南市内の便利な場所にある素敵な鳳梨酥の製造直売店をご紹介します。
鳳盒子
2011年創業の若いパイナップルケーキ屋さんですが、それ以前に良い商品を作るべき下地を作ってきました。
つまり、現オーナーのお父さんが上記の關廟区で上質のパイナップル生産を研究・実践して大きな成果を挙げられていたのです。
そしてお父さんの没後、現オーナーが父の形見とも言えるパイナップルを使った鳳梨酥を生産し始めました。
従って、当然原材料のパイナップルは關廟区で栽培される高級品(關廟3號)で、そこにニュージーランド産の濃厚バターと、そして台湾の新鮮な塩漬け卵の黄身を使用しています。
当然ながら、冬瓜や防腐剤その他化学品は一切使用していないので安心して食べられます。
さて場所ですが、南門路を挟んで台湾国立文学館の向かいという超便利なところです。(地図上Aの右)
商品の種類はたくさんあって、どれでも試食ができるので、お好きなものを買えばいいと思います。1個40元と6個単位の箱詰めで、箱代は別料金です。
私はプレーン(土鳳梨酥)が好きで、人にプレゼントするときもそれ以外はあまり買いません。
味についてですが、皮生地は割としっかりしており、一口噛んだ途端に口一杯にバターの甘い香りが広がります。甘みは弱くはないけれど嫌味なほどではなく上品です。
写真の通り餡は繊維質なザクザクのパイナップルで、しかし味は見た目ほどは個性的ではなく、どちらかといえば融和的な酸味です。
これを美味しくないという人はまずいないと思います。
ただ個人的には、パイナップルの酸味はもう少しあって、皮の甘みと喧嘩するくらいがいいかな、と思います。その辺は好みですね。
鳳盒子
- 住 所:台南市中西區南門路25號
- 電 話:06-221-6368
- 営業時間:AM 10:30~PM 8:30
- 定休日:無休
- クレジットカード:可能
- 日本語:少し
- ホームページ:http://www.bofood.com/ (北京語のみ)
瓦煎餅
連得堂餅家
台湾まで来て、なんで瓦煎餅? と思うでしょ。
まあ騙されたと思って買って食べて見てください。一旦口に運ぶとやめられなくなりますよ。誰が食べても美味しい味。
それにしてもどうしてここに瓦煎餅屋さん?
実は日本統治時代から経営していて、当時日本人から味噌煎餅の製法を教わり、その製法を守って代々作り続けているのが連得堂餅家なのです。
もう100年の歴史があって、台南ではとっても有名なお店なんですよ。
味噌煎餅(一袋35元)は甘しょっぱくて、まさに受け継がれた味。私が行った時は売り切れだったのですが、雞蛋煎餅(一袋30元)という卵・砂糖・牛乳・練乳だけの原料を焼いたものもあります。
購入は一人2パックまで(この手のお店で限定販売ってないでしょ、凄い)。完全手作りで毎日売り切れた時点でその日は終了です。
場所は、説明が難しい下町の細い通り(崇安街)に面した、お店というよりも民家が店になったようなところ(地図上のA)ですが、Googleマップを見ながら自転車で行って見てください。(連得堂餅家のみ台南駅からの地図にします)
台鉄台南駅からだとちょうど1kmくらいなので、歩いたとしてもしれてます。
お店の前に立つといかにも歴史の重みを背負っている建物の風情がいいですね。3代目が店先で日向ぼっこをしていて、4代目が店の中央にど〜んと座る機械でせんべいを焼いています。
商品価値以上の思い出をプレゼントしてくれるお店です。午前中に行きましょう。
連得堂餅家
- 住 所:台南市北區崇安街54號
- 電 話:06-225-8429
- 営業時間:AM 8:00~PM 8:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:無休
- クレジットカード:不可
- 日本語:不可
- ホームページ:なし
楽しいショッピングスポット
水仙宮市場と鴨母寮市場
台南の人たちの食を支えている市場に行って見ましょう。
日本では大手スーパーにどこもかしこも席巻されて、昔ながらの市場は見ることも少なくなって来ましたが、台湾ではまだまだ元気です。
今回ご紹介する2つ市場は、長い間庶民の食生活を支えて来た、台南を代表する市場です。
日本とはかなり様相が異なっていて面白いですよ。
というのは、市場の周囲をぐる〜っと屋台が取り巻いていて、これがまた実にいろんなものを売っていて、お土産探しに見て回るのが楽しいのです。
どちらかというと、この屋台と市場の周りにある食堂がおすすめです。
水仙宮市場は、神農街を東側に出ると海安路二段という大きな道路があって、その向かいに大きな看板が見えます(地図上のA)。
ところが面白いことに、水仙宮市場を海安路二段に沿って時計回りに歩いて北東角に行くと、永楽市場という看板になっています。
2つの市場が隣り合わせになっているのでしょうか。
またこのあたりは美味しい庶民の味を提供してくれるお店がいっぱいありますので、お買い物ついでの食事にはもってこいです。
一方、鴨母寮市場は赤崁樓の裏側というか北東側に位置しています(地図上のA)。こちらの歴史は水仙宮市場よりもう〜んと長く、もう100年にもなります。
市場の北側を斜めに走る道は両側が屋台で、いろんなお店があってなかなか見応えがあります。市場の中にも屋台があって、商売の場所に対する感覚が日本人とは違うと感じます。
個人的には鴨母寮市場の屋台が好きで、よく出かけては見たり買ったりしています。
写真のドライベジタブルは、オクラとインゲン豆と野菜ミックスの3袋で400元。ここの屋台で買ったもので非常に美味しかったです。
ちょっと高いような気が。交渉すれば幾分安くなったかもしれません。でも、東北大震災の時に台湾には随分お世話になっているので、それ以来値引き交渉などはしないようにしています。
あと、ホテルで食べる果物なんかを買うのもいいですね。買わないでしょうが野菜なんかも見てください。見事な野菜が涙が出るほど安いです。超特大のブロッコリー(めちゃ美味しそう)が3つで100元とか信じられない。
食べるなら水仙宮市場・永楽市場周辺、お買い物なら鴨母寮市場周辺の屋台でしょうか。
CHEER FOR 趣活 藍晒圖旗艦店
場所は新光三越台南西門店の(西門路一段を挟んで)真西向かいに位置しています。
私のお気に入りのショップで、全国に6店舗を展開しています。販売商品は台湾の手作りものを中心として非常に幅広い品揃えです。
- 生活雑貨
- 食器
- 文房具
- バッグ
- 装飾品
- 木工品
などなど、とにかく沢山の種類があります。なかなかの本物志向で見ていて楽しくなります。
いわゆる一般の雑貨屋さんやお土産やさんとは一線を隠した独自路線を貫いており、ここでしか買えない素敵なお土産があなたを待っていますよ。
藍晒圖旗艦店では飲食スペースも併設しているので食事もできます。
尚、店内の撮影は禁止なのですが、店長の許可を得て特別に撮影させてもらってます。
別の記事「私が買ったおみやげ 自慢のおすすめ7品」では趣活大稻埕店で購入した「八田與一」という超オススメの台湾焼酎をご紹介しています。
さて、CHEER FOR 趣活がある藍晒圖文創園區という場所なのですが、実は、日本統治時代の地方法院勤務者の宿舎をリノベーションして蘇らせたところです。
ここには遊び心いっぱいの芸術と、思わず入って見たくなるようなショップが沢山集まっています。
特に、蔡佩烜さんとそのグループが手がけた「ブループリント」と名付けられた廃屋芸術が有名で、何度もマスコミに登場しています。
今回は代表してCHEER FOR 趣活を紹介しましたが、他にもメイドイン台湾の特に女性の気をひくグッズやコスメ製品が色々揃ってます。
そして、藍晒圖文創園區巡りを堪能したら、次は、上にも紹介した道向かいの新光三越台南西門店にも足をお運びください。
一帯が百貨店を中心にした総合レジャースポットになっており、こういう方向性の場所としては台南ではトップでしょう。
ぜひ晴れた日に来て、ゆっくり見て回ってください。
CHEER FOR 趣活 藍晒圖旗艦店
- 住 所:台南市南區西門路一段689巷
- 電 話:06-221-3688
- 営業時間:AM 10:00~PM 10:00
- 定休日:毎月第三月曜日
- クレジットカード:不可
- 日本語:不可
- ホームページ:https://www.cheerfor.com.tw/(北京語)
台南知事官邸
場所は、台鉄台南駅の東側に出てすぐの道、前鋒路を南下すると道に面して東側にあります。約500mくらいです。(地図上のA。こちらも駅からの道順です。)
日本統治時代、知事官邸として1900年に建設されましたが、もう1つ大切な用途として、訪台した皇族の宿泊施設として南台湾で唯一の建物でもありました。
写真を見てください。訪台された昭和天皇の皇太子時代、つまり、裕仁皇太子の等身大の肖像です。当時実際に座られた椅子も残されています。
それとともに、当時の裕仁皇太子の台南での様子も色々説明されています。
建物がものすごく綺麗に修復されており、その姿を見るだけでも訪問する価値があると思います。日本ではほとんど紹介されていない穴場です。
さて、写真の通り幾つかのお店が入っており、全体がとっても品良くまとまっている印象です。本やカバン、雑貨や書に絵画、そして家具など。
1900Caf’eというカフェもあって、ちょっと一息つけます。
さて、こちらでのオススメのお店は「花見小路」というお店の靴です。オーナーが大の京都ファンで、店内のデザインにもそのこだわりが見て取れます。
靴は全部オーナーがデザインし手作りした女性もので、非常に可愛い作品が並んでいます。
サイズや好みがあるので、私がお土産に買うことはできませんでしたが、靴に興味をお持ちの女性には一見する価値があると思います。
オーナーのお人柄がとても良くて、それもオススメの理由の1つです。日本語は不可ですが、もし少しでも北京語が喋れるのであれば、是非お話をしてみてください。いい方ですよ。
台南知事官邸
- 住 所:台南市東區衛民街一號
- 電 話:06-330-8199
- 営業時間:AM 10:00~PM 6:00
- 定休日:毎週月曜日
- クレジットカード:??
- 日本語:不可
- ホームページ:http://www.hanamikojis.com/(北京語)
全てのお店の位置確認
ちょっと見にくいですが、全体の中の位置を掴んでもらえればと思います。
東側(右側)から
- 台南知事官邸
- 振發茶行
北側(上側)から
- 連得堂餅家
- 鴨母寮市場
- 玉井乃門
- 水仙宮市場
そして真ん中のA地点に
- 鳳盒子
南側(下側)に
- CHEER FOR 趣活 藍晒圖旗艦店
という並び順です。尚、吉利号烏魚子はず〜っと西側(左側)に離れており、この地図からは外しています。
まとめ
お土産の品々そして楽しいショッピングスポットのご紹介、いかがだったでしょうか。買いたい商品や行きたいスポットの参考になったでしょうか。
写真や資料を整理していると、もっともっとご紹介したいところが出てくるのですが、また次回にいたします。
と言いながらもう1つだけご紹介^^
安平老街の方に行くと、やたら海老煎餅のお店が並んでいます。
綿菓子入れるみたいな大きな袋で、流石に日本へは持って帰る気がしないのですが、これがうまいんですよ。買う買わないは別にして臆せず試食してみてください。
私は安平に行けば必ず買います。持って帰らないのになんで? はい、ホテルでビール飲むときのあてに最高だからです^^
あなたも台南に行かれたら、いろんなタイプのお店で楽しくショッピングしてください。そして、いかにも台南らしい納得のお土産をたくさん買ってくださいね。
✈ Time for Taiwan !!
台南観光シリーズ
コメントを残す