
この記事は、数年前に執筆したもののリライト版です。当時と比べて、台湾のタクシー配車アプリ事情が大きく変わったため、最新情報にアップデートしました。

また、以前の記事ではアプリの基本的な使い方を丁寧に解説していましたが、今では多くの人がスマホに慣れており、その部分は不要だろうと判断。思い切って削りました。

その分「どのアプリがどこで使えるのか?」 や 「言葉の壁があるアプリはどれか?」 など、旅行者が本当に知りたい情報を整理し、シンプルにまとめています。よりスムーズに台湾で移動できるよう、ぜひこの記事を役立ててください!
目 次
台湾の四大都市でのアプリ対応状況
台湾の主要都市 (台北・台中・台南・高雄) でどのアプリが使えるのか、一覧表にまとめました。

言葉不要のアプリ と そうではないアプリ
台湾のタクシー配車アプリには、 言葉が通じなくても乗れるアプリ と 台湾華語がわからないと詰む可能性があるアプリ があります。
どのアプリが 日本人観光客でも使いやすいか?を 明確にしました。
言葉が通じなくても利用可能なアプリ
Uber
- 乗車・降車の設定、支払いまでアプリで完結。
- 完全無言でOK。台湾華語不要。
- 料金は事前に確定するが、混雑時は ダイナミックプライシング で高騰する。
LINE TAXI
- 基本的にはUberと同じようにアプリで完結できる。
- ただし、ドライバーによっては目的地確認のため 電話がかかってくることがある。
- 料金はUberと同じく混雑時には高騰する。
言葉の壁がある可能性があるアプリ
台湾大車隊(Taiwan Taxi)
- アプリで配車は可能だが 完全無言乗車はできない可能性がある。
- 配車後、運転手が「どこにいるの?」と電話してくることがある。
- 電話に出られないとキャンセルされることも。
- クレカ決済可能だが一部ドライバーは対応していないため現金も必要。
Yoxi
- 基本はUberと同じように使えるが中国語のメニューが多い。
- 台南・高雄ではまだ配車可能エリアが狭い。
Find Taxi
- 「日本語が話せるドライバー」を指定できるが、そもそも該当ドライバーが少ない。
- 台北では使いやすいが、それ以外の都市では配車の確率が低い。
アプリのダウンロードリンク
事前にアプリをダウンロードして準備しておくと安心!
- Uber: iOS版 / Android版
- LINE TAXI:LINE内から「LINE TAXI」を友達追加
- 台湾大車隊:iOS版 / Android版
- Yoxi:iOS版 / Android版
- Tripool:iOS版 / Android版
- Find Taxi:iOS版 / Android版
台湾の四大都市でのタクシー配車アプリの実際の利用状況
最新の情報を基に、台湾の主要都市ごとの 「実際にどう使われているのか?」 をまとめました。
台北市
Uber
- 利用状況:Uberは広く利用可能。アプリは日本語対応しており、クレジットカード決済可。
- 注意点:混雑時や悪天候時には料金が高騰する場合あり。
台湾大車隊(Taiwan Taxi)
- 利用状況:市内での利用が一般的。専用アプリ「55688」で配車可能。
- メリット:安定したサービス。英語対応のオプションあり。
LINE TAXI
- 利用状況:LINEアプリ内で配車できるが、台北市中心部がメイン。
- 注意点:需要が高い時間帯は配車が難しくなることも。
台中市
Uber
- 利用状況:利用可能だが、市中心部以外では配車しにくいことがある。
台湾大車隊
- 利用状況:台中全域で利用可能。配車の安定性が高い。
LINE TAXI
- 利用状況:利用可能だが、混雑時には台北と同様に配車が難しくなることも。
台南市
Uber
- 利用状況:都市部では利用可能。中心地を外れると配車が困難。
台湾大車隊
- 利用状況:台南全域で安定して利用可能。
LINE TAXI
- 利用状況:利用可能だが、タクシーの数が少ないエリアもある。
高雄市
Uber
- 利用状況:高雄市内での利用が可能。台北と同様に安定して使える。
台湾大車隊
- 利用状況:利用可能。高雄市内の移動手段として定番。
LINE TAXI
- 利用状況:利用可能。台北よりは混雑が少なく、配車しやすい。
台湾大車隊(Taiwan Taxi)は最大手で安心だが使い方に注意
台湾大車隊は台湾最大のタクシー会社 で、全国対応しているため、配車の安定性ではトップ です。運転手は 全員プロのタクシー運転手 なので安心して利用できます。
ただし、台湾大車隊のアプリは「完全無言での乗車」を想定していない ため、以下の点には注意が必要です。
メリット
- 台湾全土で安定してタクシーを呼べる(Uberよりも地方で使いやすい)
- 運転手は全員プロのタクシー運転手(サービスの質が一定)
- メーター制なので、混雑時も料金が急騰しない
注意点
- 運転手からの確認電話がかかる可能性が高い(台湾華語対応が必要)
- アプリの操作は中国語主体(英語もあるが、一部未対応)
- クレジットカード決済ができない場合もある(現金の用意が必要)
台湾華語がある程度できて、台湾SIMを使い運転手と電話対応できる人なら、 「Uberよりも確実にタクシーを呼べる安心な選択肢」 になります。
やっぱり台湾大車隊が安心
この記事の趣旨とは違うのですが・・・
私自身は台湾大車隊に乗るのが安心でいいです。電話では話せないので、むしろ手を上げて乗るのが気楽です。
行き先は、繁体漢字で書いて見せれば問題ありません。
まとめ:「結局どのアプリを使うべき?」
台湾旅行でタクシーを使うなら、以下のように選ぶのがベスト。

結論:言葉が不安なら迷わずUber!
- 台湾華語ができない場合:UberかLINE TAXI
- 言葉に自信があるなら:台湾大車隊も選択肢に入る
台湾でのタクシー利用を快適にするため、事前にアプリをダウンロードし、どのサービスが自分に合うか検討しておきましょう!