台湾新幹線(台湾高鉄)の周遊券がトクすぎる件

台湾高鉄周遊券

 

 

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高鉄周遊券がおトク

どこの国でも観光客誘致に知恵を絞っています。日本も各国に出て行ってプレゼンやイベントを打ったり、観光地での特典をアピールしたりと様々です。

もちろん台湾も頑張っています。その一つが今回ご紹介する台湾高速鉄道の周遊券です。

これはTHSR Passあるいは高鉄パスとも呼ばれ、一定期間内に台湾新幹線(以後「高鉄」)を何度乗り降りしても料金は最初に支払った高鉄パスの代金だけ、というものです。

ただし、この制度は台湾人には適用されないので、もし台湾の方とご一緒される場合はお気をつけください。

じゃあ、どれくらいおトクかっていう話ですが、高鉄パスのなかで最もリーズナブルな「高鉄3日パス」を例に挙げると

高鉄3日パスの代金は2,400元(最新レート)。対して、普通に乗車券を買うと・・

台北ー左営間の場合

  • 早割20%  片道1,190元
  • 早割10%  片道1,340元
  • 一般   片道1,490元

 

台北ー台南間の場合

  • 早割20% 片道1,080元
  • 早割10% 片道1,215元
  • 一般   片道1,350元

乗車料金の確認

台湾高鉄のHPで、実際にいろんな乗降車駅を指定して列車検索をしてみてください。料金が確認できます。
→https://irs.thsrc.com.tw/IMINT/

 

往復割引はない

なお、台湾高鉄には日本でいう往復券という概念はありません、従って往復割引もないのです。

 

ということは、台北と高雄(左営)間を往復すれば

  • 普通料金:2,980元
  • 最安料金:2,380元

ですから高鉄3日パス2,400元は相当得だということになりません?

もし、あなたが短期間で台湾の北から南まで欲張り観光をしようって計画なら、これは相当に美味しいと思うのですよ。

 

厳密な価格比較は難しい

なぜなら・・

  • 高鉄パスと交換するEチケットを購入する代金の通貨は日本円です。
  • 一方、当日高鉄に乗る場合に支払う通貨は(既に両替した)台湾ドルかクレジットカードです。

従って同じ土俵ではないので厳密な価格の比較は難しいです。

 

さて、高鉄パスには4種類がありますので、次にその内容をご説明します。

 

 

 

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高鉄パスの種類

高鉄3日パス

高鉄3日パス
  • 連続して3日間、どの区間でも何度でも高鉄を利用できます。
  • 代金:2,400元

 

高鉄フレキシブル3日パス

高鉄フレキシブルパス3日間
  • 高鉄パスの利用開始日を含む7日間の内任意の3日を選択します(当然、連続しなくてもいい)。
  • 選択した3つの日に高鉄パスを使って高鉄を利用できます
  • 指定してない日には高鉄パスを使って高鉄に乗車することはできません。
  • 代金:3,200元

 

固定してしまう?

3日を最初に申告して固定してしまうってところがちょっと改善の余地があるような気がします。例えば「利用開始日から連続する7日間の内任意の3日間」とすれば、つまり7日間の間であれば申告なしに自由に3日を選べるよにすれば、もっと人気が出るような気がします。

 

 

高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス

高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス
  • 高鉄パスの利用開始日から連続して5日間利用できます。
  • 期間中は在来線の特級以外の各列車に乗り放題です。
  • 高鉄パスの引き換え時に申告した(5日中の)2日間で高鉄を乗り放題となります。
  • 代金:2,800元

 

高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス

高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス
  • 高鉄パスの利用開始日から連続して5日間利用できます。
  • 期間中は在来線の特級指定席を含む各列車に乗り放題です。
  • 高鉄パスの引き換え時に申告した(5日中の)2日間で高鉄を乗り放題となります。
  • 代金:3,600元

 

利用日の固定が・・

2つのジョイントパス高鉄フレキシブル3日パスと同様で、高鉄の利用日を最初に固定しなければならないところが少し使いづらい気がします。

 

どうでしょうか、4つの高鉄パス。上手に使えれば、スケジュールにうまく組み込めれば、かなりお得になることはわかっていただけたと思います。

台湾高鉄HPの周遊券紹介ページ
→http://www.thsrc.com.tw/event/2013/THSRPass/JP/Index.html

高鉄パスの現物はこんな感じです
→http://www.taiwanholidays.com.au/taiwan-high-speed-rail-pass

次は、申し込みから高鉄パスを手にするまでの手順や注意点についてご説明します。

 

 

 

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購入手続き

購入は旅行代理店で行います。JTB台北では窓販もできるようですが、出発前にできることを、わざわざ時間使って現地で行う人はいないと思うので、日本での購入方法を解説します。

旅行代理店ネット販売でのみ購入できます。利用できるのは以下の3社です(もしそれ以外にもあったらゴメンなさい)

 

3社の特徴

JTBMybus

  • 「高鉄3日パス」の大人用しか取り扱いがなく料金が飛び抜けて高い
  • ページのフォームが専用ではなく文章がわかりにくい

 

TAIPEINABI

  • 「4つの高鉄パス」すべての取り扱いがある
  • 「高鉄3日パス」の子供料金が旅々トラベルよりも高い
  • 「高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス」の料金が旅々トラベルよりも安い

 

旅々トラベル

  • 説明文が一番わかりやすい
  • 「高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス」のみ取り扱いしていない
  • メールでの質問に対する返答が早い

 

旅行代理店と販売商品

高鉄パスは「4つの高鉄パス」でご説明した通り4種類の商品があって、それぞれに大人料金と子供料金があります。また料金は2016年9月11日現在のものです。

JTB Mybusの取り扱い商品

  • 高鉄3日パス 料金:大人2,400台湾ドル(子供版は取り扱いなし)
  • 料金:最初の表示は2,400台湾ドルだが実際の支払いは日本円で8,736円

 

TAIPEINAVIの取り扱い商品

  • 高鉄3日パス 料金:大人7,980円・子供5,500円
  • 高鉄フレキシブル3日パス 料金:大人13,200円・子供7,000円
  • 高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス 料金:大人11,040円・子供5,520円
  • 高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス 料金:大人14,190円・子供7,100円

 

旅々トラベルの取り扱い商品

  • 高鉄3日パス 料金:大人7,980円・子供5,200円
  • 高鉄フレキシブル3日パス 料金:大人13,200円・子供7,000円
  • 高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス 料金:大人15,000円・子供7,800円

 

販売価格について

実際に購入される場合はお使いになる旅行代理店サイトでその時の価格を確認してください。価格は変動します

さてお気付きの方もおられるでしょうが、台湾高鉄発表のパス価格との対比において、高鉄3日パスを基準にすると、それ以外の商品の旅行代理店の販売価格がちょっと割高あるいは結構割高です。

がっつり使う方には勿論魅力的ですが、それでもなんか抵抗感を持ちません? 「高鉄3日パス」の日本円価格が特にいいので・・。まぁ、どっちにしても計画次第ですよね。

 

次に手続きについてご説明します。

 

 

 

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手続きの流れと注意事項

どの旅行代理店で手続きしてもほぼ同じです。航空券やホテルをネットで予約された方であれば、さしたる困難なく手続きできると思います。

  1. ご利用になる旅行代理店のサイト(上記)に行って手続きをしてください。個人情報の入力が中心ですね。
  2. 決済はクレジットカードのみです
  3. 支払い手続きを含めた全手続きが終了すると、「Eチケット」(高鉄パス引換証)というPDFがメールの添付書類として送られてきます。
  4. Eチケット」を印刷して台湾へ持参してください。
  5. 駅に行ったら適当に並ばないで、下記紙を見せて、交換窓口を確認しましょう。
  6. 台湾に行ったら高鉄の窓口で「Eチケット」とパスポートをを提示して「高鉄パス」を受け取ってください。
  7. 窓口は特に週末・休日は混み、手続きは下記の座席指定手続きも含め案外時間がかかったりしますので、余裕を持って行きましょう。特に交換即乗車の場合は余裕を持って行きましょう。

 

Eチケットでは乗車できない

ちょっとクドイですが知り合いで誤解していた人がいたので再説明ですが

Eチケットはパスではありません。単なる引換券です。

 

 

 

 

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高鉄パスについての注意点

  • Eチケット」購入の翌日から89日以内に「高鉄パス」と交換しなければなりません。
  • その際、「高鉄パス」の使用開始日(「高鉄パス」の交付を受ける日から30日以内)を申し出する必要があります。もし窓口で何も言わなければ、「高鉄パス」を受け取った日が使用開始日になります。
  • ジョイント・パスに交換した場合は、使用開始日とともに、。高鉄を利用する日を利用期間の中から2日間(バラバラでいい)指定します
  • 高鉄の指定席を利用できます(要パスポート)。その都度窓口(電話・ネット予約は不可)で予約してください。ビジネスクラスは利用できません。自由席に乗ることはもちろん可能です。
  • ジョイント・パスは高鉄の利用に加え在来線乗り放題です。
  • 特級ジョイント・パスは在来線特急の指定席を利用できます。その都度窓口で予約してください(要パスポート)。ビジネスクラスは利用できません。
  • 特級ジョイント・パスは太魯閣号、普悠瑪号を除き座席指定をしなくても乗車でき、空席があればに座ることができます。
  • パスの現物を見ればすぐにわかりますが、自動改札に対応はしていません。指定席明細もパスに手書きされます。必ず職員のいる改札口を通ってください。パスとパスポートが必要です。
  • 高鉄・在来線特級の座席指定は条件内であれば何度でもできますが、座席を確保しているという意味ではありません。特定の列車の指定席が満席であれば、当然別の列車で座席指定をしなければなりません。

 

意思表示用に紙の用意

何度か意思表示をしなければならないので、必ず紙に書いて必要に応じてそれを見せましょう。

  • 何番の窓口に行けばいいですか?→「去几号的窗口就行了碼?
  • 使用開始日を告げる→「利用開始日 3月3日
  • 高鉄利用日の指定→「高鉄利用日1:3月3日、高鉄利用日2:3月6日
  • 高鉄指定席の依頼→「列車番号645 台北ー台中

困った経験はないのですが私の北京語もいい加減なので、もしちゃんとした北京語を希望される場合はホテルのフロントで確認してくださいね。

高鉄にせよ在来線の特急にせよ座席指定をするためには列車の指定が必要です。駅に行って電光掲示板を見て決めるのは慣れてないとちょっと戸惑ったりするので、予めスマホのソフトを見てゆっくりと決めておくのがいいと思います。

参考記事:スマホの便利アプリで台湾旅行を3倍楽しくしよう

 

 

 

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まとめ

ということで今回は台湾高鉄周遊券の紹介でした。

 

台湾の大きさは九州くらいとよく言われます。台北から高雄(左営)まで距離にして345km。ここを我らが700系の兄弟が僅か1時間30分で走るのですよ。

当然、台中や台南までならもっと短時間でいけます。一昔前のことを考えると、ずいぶん欲張りな旅行が可能になってきました。

ホテルを転々とすると荷物と手続きで結構融通がきかないんですよね、時間もうまく使えない。

だから台北でも台南でも高雄でも、ホテルは一か所にしておいて、身軽に高鉄であっちこち観光するのもアリだと思います。

もちろん普通に移動していってもいいわけですし。

そういう意味では、今回ご紹介の高鉄パスはうまくハマれば費用面で大きな効果があります。

特に一番割安感のある「高鉄3日パス」の料金は、台北・左営を往復する高鉄普通料金よりも安いんですからね。超お得です。

あなたも安くて快適な旅行の手段として是非使ってみてください。

 

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