【田舎暮らし】メリットとデメリットは表裏一体【やめとけと言える理由】

田舎暮らしに憧れる人は多いです。この記事ではそういう方々に対し、多面的に情報や事前に考慮すべき材料をお伝えしたいと考えています。

  • 風の音以外は何も聞こえず海や野山・川が美しい
  • 夜になれば満点の星
  • 冬は一面雪景色で御伽の国のよう

などなど日本の自然は多彩で豊かです。写真で想像を膨らませ憧れる人。実際に旅行して、いよいよ移住を切望する人。

そういった気持ちは十分すぎるほど理解できます。なぜなら・・・

私の両親はすごい田舎の出身なので、小さい頃から何度も行って滞在している分、田舎を肌で感じてそして知っていることは多いからです。

この経験も踏まえて記事を作成しているので、ある程度の説得性はあると自負しています。

 

さて、田舎生活に憧れ移住を希望しているあなた。移住可不可の判断に必要な情報を十分に集めましたか? いいところだけを見ていませんか?

実行に移す前に考えるべきこと、判断すべきことは沢山ありますよ。

OK、では具体論に入っていきましょう。一つ一つの事柄について、よく考えてくださいね。

目的意識と資金がなければ挫折する

そもそも何のために田舎暮らしをするのか?

ここね、明確な目的意識がないまま移住してしまうと、かなりの確率で挫折する羽目に陥ります。

何も田舎暮らしだけではありません。特に、お金から意識をスタートさせる方はかなり危ないです。

安く生活できる!!

その真偽は後ほどお話ししますが、支出減の目算だけで行動してしまうと限りなく失敗してしまうと思いますよ。

東南アジア移住という発想なんかも全く同じです↓。

 

「やっと移住した!」。そして1週間が経過。「私、毎日何をして暮らせばいいんだろう?」

刺激のない空間で、或いは言葉が全く通じない空間で、仕事以外にすることもなく来る日もくる日も生活するのです。

結局いたたまれなくなって、刺激一杯の都会に戻ってしまうのがオチです。

 

で、そのような破滅を迎えないためにどうしても必要なのが移住目的です。何でもいいです。百人百色なのは当然です。

本格的な農業・漁業に取り組み将来はそれで生計を立てたい、そのための貯蓄は十分にあるので当分出超でもよい、とか。

鬱陶しくて密度の高い大都会から離れてフリーランスとしてのんびりやりたい、本もたくさん読みたい。勿論自炊をはじめ家事は得意、とか。

古民家を買い上げ少しずつ家を直し庭を綺麗にし理想に近づけ、敷地内で作物を育て保存食をつくる毎日を過ごしたい、とか。

 

このようにはっきりした目的意識とそれを可能にする優れた実行力と下支えする十分な貯蓄。

こんな出発前状況であればかなり成功率は高まります。なので、必ず目的意識とある程度の資金を持って実行してください。それなくば、かなり厳しいと考えておいてください。

さて、目的意識と資金の話はこれくらいにして、次に大切なのは移住希望する場所の田舎度や季節性をしっかり認識することです。

 

田舎の度合いと気候

はっきりと目的・目標を持てたら具体的な移住地の選定に入ります。

住みたい地方はバッチリ固まっている!!

ただですね、一言で田舎といってもどれほど山奥なのか、酷暑があるのか厳寒の季節がある地なのかその辺のところですね。

どれくらいインフラが薄い環境で耐えられるのか、生身の体を長期間その環境においてもいいのか?などなど。

「すごく気に入ってる〜」という総論ではなく、もっと細かく考えていくことが現実的な移住には必要です。

そこで、そういった面で一回整理してみましょう。

不便度

「どの程度の田舎」を望むのかをはっきりさせる必要があります。

  • 全体としては田舎なのだけれどそれなりに開発された住宅地域であり、コンビニやスーパーでの買い物が難しくなく駅など中心地に公共交通機関で行ける。
  • 山川或いは田畑に囲まれた完全な村・集落で家屋の密集度はとても低く、買い物や通勤に車が必須
  • 人里離れた山間の集落で、集落とはいえ隣までは自転車の距離。駅前まで出るには車でも時間がかかる。
  • 完全な一軒家で集落は形成されておらずかなりの距離を空けてポツンポツンと人家がある程度

どれほどの田舎度を希望するのか?当然辺鄙になればなるほど生活インフラもどんどんしょぼくなります。

メリットデメリットをじっくり考えるべきです。(山村について述べてますが、海辺も同様です)

気候

日本には四季があるとはいえ、夏は40°に届こうかという酷暑の地があり、冬は零下何十度という極寒の地もあって、年間気温変化を移住条件に加えないのは考えられません。

ちなみに、夏の期間最も平均気温が低いのは東北海道、羅臼とか根室のあたりで、平均気温は20°を割ります。とても過ごしやすいけれど、冬は想像を絶する大変さです。

一方、冬いちばん平均気温が高いのは沖縄で20°を超えます。また沖縄は年間平均気温も20°をオーバーするので、まさに暖かい場所ですね。

因みに歴代最高気温記録地は静岡県浜松市、埼玉県熊谷市をはじめ、ベスト20全てが本州です。

年間積雪量に関していえば、基本的に東京以北になるほど厳しく、太平洋側を西南に行くほど少なくなります。栃木県以南の太平洋側なら雪に悩まされることはないでしょう。

 

狭い日本とはいえ、このように各地の気候は相当の違いがあります。なので、特に持病のある方であれば特段の配慮が必要です。

例えば私なんかの場合は、寒冷蕁麻疹持ちなので寒い場所にはどうしても住めないんですね。

さてでは次に、移住に伴う様々なメリット、問題点などを洗い出していきます。

 

 

土地付き古民家が安い(無料物件すらある)

メリット

いちばん先に心が動くのが、広い土地家屋が安価で手に入る、或いは安い家賃で住めるメリットかもしれません。

両親が田舎暮らしで環境がいいなら、仲良く暮らせるならそこに移住するのもありで、同一敷地内に家を立ててもいいし近所の古民家を借りてもいいでしょう。

ということで、特に、都会暮らししか経験のないものにとっては魅力がいっぱいです。

  • 賃貸なら家賃が安い
  • 広い古民家が安く手に入る
  • 土地が広い庭が広い、花植え放題、庭にテーブル置いてお茶し放題
  • 駐車代が不要
  • 隣と背中合わせなんてことがなく、子供の発する声や窓を開けて聞く音楽の音などに過度に気を使う必要がない
  • 真なるリモートワーカーなら駅近の価値もなくなる
  • 敷地内にちょっとした野菜を作ることができる

いいことずくめですね。しかし当然考慮すべき点もあります。

デメリット

  • 賃貸の場合田舎といえど駅近で便利なところなら実は家賃はそれなりに高い
  • 古民家は直前まで人が住んでいればそれなりに手入れされている可能性が高いが、そうでない場合は大幅に手入れが必要でその分経済的負担が嵩む
  • シロアリ・傷み程度・耐震問題などなど、状況によっては全解体洗浄一部置き換え再組み立てなどが必要になり、購入即そのまま住めない場合も多い
  • 特に寒い地方の古民家は効率的暖房が難しく、隙間対策や断熱材導入などを検討する必要がある。いずれにしても暖房用燃料費は結構高くつく

ということで、特に古民家を購入する場合は対象物件の状況把握がとても大切です。

とともに、工作能力がある人とない人ではまるっきり変わってきますよ。作ることだけではなく、状況判断能力も含まれます。

こういう能力がない人が「ない」自覚をせずに一人で判断してしまうと、大きな確率で悲劇が待っているでしょう。必ずよく知っている人に助けてもらいましょう。

買ってから「もっと安く手に入ると思っていたのに・・・」とならないように、念を押しておきますね。

 

 

とにかく不便 車移動が必然

田舎暮らしにおいて車移動はマストです。つまり公共交通機関が都会に比べて、場所により程度の差こそあれ、格段に利用できない状況にあるということです。

メリット

  • 不便だということは人口密度が低いということでありそのゆったり感がいい
  • 朝の通勤ラッシュや道路の渋滞から解放される
  • 車が少なく信号がない世界でのドライブは格別。ドライブしながら自然の変化をこれまで以上に感じることができる
  • 移住地によっては都会暮らしの時よりも車で観光地や温泉地に行きやすくなる
  • 移動は車が前提なので、子持ちはかえって荷物の多さや子供の安全に気を遣わなくてよくなる

デメリット

  • 公共交通機関が使えない、バスの本数が極端に少ない、鉄道の駅が遠いし列車本数がすくない(我が両親の故郷は土日のバス運行が廃止になってしまった)
  • 田舎といえど中心地は予想以上に渋滞が発生したりする
  • 全てにおいて密度が低く結果的に移動に時間がかかる
  • 車にかかる費用、特にガソリン代が馬鹿にならない
  • あなたが運転できないとお子さんの通学手段が他にない事もありうる
  • 運転できない人は必然的に移住地の選択肢が狭くなる

 

 

物価・各種お店・病院・学校など

移動手段の次は、移住する田舎の生活環境について見てみます。

メリット

  • 基本的には物価が安い
  • 飲み屋をはじめとする多くのサービスが少ないかないため節約はできる
  • 地元の農家が作る野菜や漁民が獲る魚は安くて新鮮
  • どんな不便な地方でも郵便局はある、移住前に取引金融機関のことはよく考えるべき

デメリット

  • 安い物価を生かすには地元の野菜や魚を自分で捌いて料理することが必要である
  • 島移住などの場合だと物価はかえって高いということもある
  • 「夜中に腹減ったからコンビニ」というわけにはいかなくなる
  • スーパーに車で小一時間なんて当たり前でスーパー自体がない場所もある
  • ブランド物などこだわり品は買えないしウインドショッピングもできない
  • 飲み屋が比較的近くにあっても余所者は入れない空気が漂っている場合がある
  • 自然はあるが遊ぶ場所(サービス)がない
  • 全てのお店は閉店時刻が早い
  • 病院数が極端に少なく設備も整っていないので、特に持病のある方・老齢で独り身の方は注意が必要

たとえ移住時は夫婦でお互い健康であっても、歳と共に病気持ちになりいずれは独り身になります。その時点での暮らしまで考慮して移住を考えてください。

その時になって考えるのではなく、未来を予測してどうするのかを考えておくことがとても重要です。

また、お店に関してですが、飲食店にせよブランドショップにせよ、全くないか数が極端に少ないので、嗜好がそっちに大きく傾いている人は、その点を修正しないときっと辛い思いをします。

保育園・学校

教育施設は物凄く薄いです、塾もないし。そもそも子たちがいないのですから。子供さんとともに移住される場合は特段の配慮が必要になります。

とにかく教育施設がない、選択の余地がない。また、通学の手段も自分達で確保しなければならないかもしれません。

以上のようなことから、自分(or自分たち)だけの移住に比べ、より一層緻密な事前調査が必要です。

一方、大自然の中でのびのびと子育てができるという大きなメリットがあるので、都会での教育とは違った方針もありだと思います。

 

 

地元住民とのトラブルで悲惨な目に遭う事も

田舎暮らしの場所選定における事前調査で最も力点を置かなければならないのが、地元に根付く人間関係模様の正確な理解です。

ここを軽く見ていると、地域によってはとんでもないことになります。

村社会の掟

結論から言いますと、以下に列挙するような状態の場所は絶対に避けなければいけません。

しかし、これがなかなかわからないのです。移住を推奨している役所でさえ実態をちゃんと教えてくれるかどうかはわかりません。なぜなら彼らもそこの人だからです。

根気強く情報を得る努力をするか、でも中には「自分の人間力で解決します」って方もおられるかもしれない。

では、どういう人的環境が移住者にとって厳しいのか?

  • 町内ルール・村内ルールが限りなくめんどくさい。集会・飲み会・ゴミ出し・掃除・お祭りなどきつい束縛感がある
  • 自治会費やゴミ代と称して高額のお金を請求される
  • 予想もしなかった半ば強制的な交際や冠婚葬祭にかかる費用がかなり必要になり妥協は許されない
  • 「野菜を持ってきた」を口実に入り込んで根掘り葉掘り身辺調査をされ、いつの間にか見えないところで情報が流され干渉をされ或いは余計なお節介を焼いてくる
  • 周囲との距離感はかなり強制的で自分ではつくれない
  • 孤立集落に近づくほど集落内の人たちの血縁関係は深く、それぞれがそれぞれの行動をよく把握しその情報伝達も早いケースが多い。(どこで誰がいつ何をする・した)
  • 地域によっては非常に排他的で差別意識が強いところがある

せっかく新天地を求めてやってきても、こういう人的被害にあってはどうしようもありません。

何世代にもわたってその地域に住み続け受け継いできた文化や習慣・風習や決め事は、少なくともそこの人たちにとっては共同生活をする上で必要不可欠なのかもしれません。

都会の民主主義的教育や文化を背景にぽっとやってきた余所者が意見などしようものなら、それこそえらいことになるかもしれません。

大切なのは、望まれてない移住はしないということです。さっきも述べましたように役所が移住推奨している地ですらこういうことは現実問題として存在しているのです。

私の従兄弟が今も両親の里に住んでおり彼は青年団に属していません。大変なことです。それを親戚から叱咤されても彼は平気で、我関せずで悠々と暮らしています。

なぜそれが可能だと思います? 彼にとって村中の全員が知り合いで弱みもたくさん握っており、かりに口論になっても負けないし、嫌がらせも受けません。

勿論たまたまうちの里が大丈夫なだけであって、同じことを他所でやると住みづらくなる可能性はあります。現にそれが理由で故郷を離れた人もいます。

そんな地で、異論があるからと余所者がそれを口になどしたらどうなるでしょうか? 

若者がいない

  • どこもかしこも高齢化で若い人が少ない
  • 若い人が少ないから話題が合わないし共通する価値観もない
  • 折角郵便局窓口のA子さんと付き合えてもその子は村の誰それさんの娘で、デートでの話・出来事などが完全に筒抜けになっている

まあそういうことなんですよ。田舎暮らしは本当に難しい一面があります。

しかし、ちゃんと事前調査をして移住し、その地域がそんなにタイトな束縛をせず、あなたも払うべきは払い一緒に活動すべきは活動し輪の中に溶け込めたら、これはメリットありの可能性大です。

それに、お互い余計な関わりを嫌う孤独世界がデフォの都会人でも、田舎のお節介社会が結構いいもんだと感じられる可能性もなくはない。

もし田舎特有の人的リスク回避を強く考えておられるなら、山村や集落ではなく戦後開発されたような住宅地ですね、都会からの移住者が多く住む住宅地を探すのがベターです。

ただそれはそれで、どこででも同じ顔にばかり出会うという鬱陶しさはあるかもしれません。とにかく人が少ないのでね。

最近発生している開発地特有の問題(2021年7月21日追記)

別荘地のような主に戦後開発されたエリアは、元からの地元住民と適度な距離感が保てて、しかも極端に不便ではない田舎生活が送れるので推薦しているわけですが、ここにきて特有の問題が多く発生しています。

新型コロナがきっかけで田舎移住のニーズが膨らんだ結果、新たな別荘地(移住地)開発があちこちで行われています。旧エリアの景観が潰れようが、その場所におけるインフラ維持費でトラブろうがお構いなしです。

つまり、開発されるはずのない(と思い込んでいた)隣接地が開発されることによって、都会人同士の争いが勃発しているのです。

難しいです。事前リサーチは本当に必要だけれど、運もあるかもしれませんね。

 

 

仕事の現実は厳しい

都会での仕事をそのまま田舎に持ち込めて継続できるのが一番です。

しかし、一から田舎で仕事を探すとなると、これは相当しんどいことになります。

ネット上には田舎にも仕事はありますとか書かれていますが、ならなんでこんなに田舎の青年がこぞって都会に出てくるんですか? あこがれもあるのでしょうが。

確かにゼロではないです。農業・漁業・林業・酪農あるいは地場の伝統的な産業もあるにはあるでしょう。しかし、そういう職につけても体がきつくて給料は極めて安いです。

一方、自立を目指しても自然相手の事業は不安定でもあります。

農業を例に取るなら、必要な器具一式、それに獣害対策などにかかる費用ね、生産効率がそこそこ上がっても収支が暮らせるほどに改善するのはなかなか至難の業です。

年によっては、天変地異や獣害で根こそぎやられてしまう可能性も十分考えられます。

他方、都会での仕事を持ち込まなくても、ニーズの高い職の資格を持っていれば、例えば弁護士・看護師・医師・薬剤師とか、あとスキルのあるプログラマーなんかもフリーランスで稼げます。

厚労省の賃金構造基本統計調査

賃金構造基本統計調査の「結果と概況」から次のページで「都道府県別」をクリックすると都道府県別の月収グラフが表示されます。

これを見ると、令和二年ではトップが東京都で373千円、最下位は青森県で240千円となってますね。

参考になるかならないかわかりませんが、一応載せておきます。

 

 

身近なインフラの便利度は場所次第

交通インフラの他、つまり電気・上下水道・ガスなどのことです。

電気はほぼ大丈夫でしょう。ガスもプロパンガスですが集落なら配達交換してくれるでしょう。プロパンバスは使い方もあるでしょうが安くはないです。

上水道はあんまり人里離れるとありません。井戸水沸かして使うとかですね。下水道はもっと未発達で、でもいずれにしても場所次第です。

強者は、いかなる困難物ともせず自分で工夫して生活してますね。確かにそういう人もいます。

一方、私みたいな人間は高速ネット環境に支えられて生活しているので、はなから田舎生活は無理です。

不便な田舎のネット通信についてはスマホを利用とかって話もありますが、はっきり言って厳しいです。人里離れればあまりにも不安定であまりにも低速です。山一つで天地の差が出ます。

田舎の行政はネット環境こそ力を入れるべきで、自宅介護や病院などネットさえ整えば環境が一変するのですがねぇ・・・

 

 

動物と爬虫類と虫が怖い

田舎生活とは動物・爬虫類・虫との共生です。

畳の上を虫が歩いているのは当たり前だし、柱を見ると大きなムカデが、雨降りに窓ガラスに目をやるとベッタリとヤモリが。

夕食中に、どさっと音がした方向を見ればネズミを飲んだ大きな青大将が天井から落ちてくるし、良質の絹を作ろうと養蚕をすれば、やっぱり蛇がまゆを食べに来る。

農作物を苦労して作っていれば、猿・猪・鹿・クマなどが、もう食い荒らし放題。さっき登場の従兄弟の母親、つまり叔母が言うには「自分たちの分だけ作っている少しの野菜も全部食べられる」

ね、大変でしょ。全て私が体験したか親戚に聞いた話です。

ヘビはともかく、昨今は食べ物が少なくなったのか、上述のように獣が山から下りてきて作物被害だけでなく人的な被害も出ています。

地元の人にとっては、もはや野生動物の保護なんて言ってる場合じゃない。場所によってはそういう大きな被害を恒常的に被っているところもあるのですよ。

 

 

自然(子育て環境としては最高?)

田舎暮らしを夢見る人たちの多くが当然ですが自然に憧れるんですね。

メリット

  • 空気が澄んで綺麗で水もおいしい。
  • 人工的な音がしない。静かで都会では気づかなかった自然の音が聞こえる。
  • 晴れれば満天の星で一年を通して天体観察ができる
  • 写真大好き人間にはたまらない無限の撮影対象がある
  • 単純に景色が綺麗(伯母が何十年見ても家の前に広がる景色を見飽きないと言ってた)
  • 子供の情操教育やアウトドア派には最高の環境、山も川も海も
  • 都会特有のアレルギーから逃れられる

デメリット

  • 自然を愛でない人にとっては非常に単調な世界である
  • 台風や地震発生時には大きな土砂崩れや津波の危険がある
  • 危険獣に出くわす可能性がある
  • 豪雪地帯の雪かき作業は本当に大変でしかも生命の危険を伴う

子育てに関しては、大自然の中で伸びやかに育てることに価値を見出さない人はいないでしょう。

ただ、先にも述べた通り、保育園・幼稚園・公立学校・私立学校・塾といった教育施設が極端に少ないです。

ですからそういうことを十分に踏まえて、教育方針については確たるものを持っておかないと、迷いが生じてくる可能性大です。

雪景色の白川郷に魅かれて移住を考えてる方

豪雪と共に暮らす厳しさをいっぱい調べて、それでも豪雪地帯移住を望むなら、よくよくの覚悟を持ってください。

過去、雪に縁のあった方ならともかく、雪の怖さを全く知らない方には特に警告を鳴らします。

 

 

まとめ

田舎暮らしを夢見ているあなたに様々な角度から情報をお伝えしてきました。かなり多方面を網羅したと思います。

「後悔先に立たず」と言われるように後から悔やんでも仕方がないので、どちらかといえばデメリットやリスクに重きを置いた感があります。

ただ、記事のタイトルに「やめとけ」を入れてるとはいえど、決して一直線に「移住の否定」を意味してはいないと、本文から察していただけるはずです。

更に二点を付け加えます。

一般論として無難なエリアとして選択できるところは・・・

  • 都会からの移住者が多く住んでいる住宅地そしてそこでのコミュニティーがある場所が良い
  • 高齢者施設があり介護環境も整っている地域が良い

なんでも一から考えそれを行動力で実現でき、難題をあれもこれも克服していけるような方でない限りは、あまり極端な田舎環境は避けたほうが無難です。

また長く住むのであれば、老後のことも必ず含んでおきましょう。

起業支援金・移住支援金は利用すべき

をはじめとし各自治体には様々な移住者に対する支援事業・優遇制度があるので、一度、移住を希望する都道府県庁或いは各市町村のサイトを確認するか電話で質問することをお勧めします。

また、求人に関しては「田舎暮らし 転職」、古民家なら「古民家 物件 県名」なんかのキーワードで探すと候補がいっぱい出てくるので上手に利用すればいいでしょう。

でも、個人的な経験から言えば、古民家探しにしても求人にしても、まずは役所に聞くのがいいです。

  • その地の役所に聞いてみるのが一番

良い担当者に当たると、もう本当に利害関係なく親切親身に情報を教えてくれますよ。

長くなりましたが、あなたにとって終いの住み処となるようなところが見つかればいいですね。そのためにこの記事が少しでもお役に立てば幸いです。