目 次
ダイエット成功の完全な方法
最初に申し上げますが本来「ダイエット=痩せること」ではありません。でも現実は、そういう和製英語として広く使われてしまっているので、とりあえず私も痩せることをダイエットと書きます。
で、ダイエット成功の完全な方法ですが・・
消費カロリー>摂取カロリー
この状態を守り続けることです。体重だけに関して言えばこれが全てです。「全て」ですからこれ以外に痩せる方法はありません。
なんでこんなに簡単なことがいつも話題になっているのでしょう? なんでこんな簡単なことが大きな商売に繋がるのでしょう?
理由は簡単。願望自体はとても強いのに実行継続が極めて難しいからです。ほとんどの人が継続できない。だからその心の隙をついたインチキ商法が後を絶たないのです。
そんなことは誰でも知っているはずです。それでも意味のない商品を「これでなんとかなる」と思って買い続けるのは、それだけ私達の心が弱い証でもあります。
さて、この記事ではダイエットの本質をついた内容を綴って行こうと思います。
自分自身が日頃から実践しているところを中心に、どこまでお役に立てる核心に迫る内容となるか楽しみです。
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ダイエットの動機
そもそもダイエットの動機ってなんでしょうか? もちろん痩せたい動機は人様々でしょう。
若いうちから「腕が太い」とか「足が太い」と悩んで、細くしたいと考えている人もいるでしょう。
しかし多くの動機は、むしろ歳とともに体型が明らかに変形している様を鏡で見て、否定しがたい現実をため息とともに受け入れざるをえないところがきっかけだったりしませんか?
もしくは、そういう現実プラス血液検査の各数値プラス体力のダウン。そして「このままではいかん」と思い始めるのですよ。
つまり劣化が動機につながるのですから、これは中高年が多いわけですよね。
学生時代に比べ明らかに崩れてきた体型。見るからにカッコ悪い。きっと内臓脂肪が一杯ついているのだろうな。血液ドロドロで血管内壁もなんかかんか付着してるんだろうな・・とか。
社内ではいいスタイルで通っているけど、本当は締めてるだけで弛んでるのよね・・とか。
時々何かをきっかけに思いだしては少し悩んで、しかし、忙しくて何もしない中高年は多いわけです。でも健康でいたいし、迷惑かけたくないし、何かしなきゃいけないし。
ツマリに悩む女性のためにつくられた、美容もケアするサプリメント
善玉元気
そうなんですよ。
妥協しながら生活を続けて、ある日突然心筋梗塞とか嫌じゃないですか。家族がいれば当然ですし、一人であればある意味尚更マズいんじゃないかと思います。
私自身、銀行員時代は高脂血症で長い間改善できずにいました。一番高い時で1,000くらいありました。医者に脅かされて、いつもいつも気にしながら飲んだり食べたりすることは辛いことでした。
長期入院や職がなくなる事や迷惑をかける事、そして何より死ぬことがとても怖かったのです。
大きな動機の一つは
見た目
です。そしてもう一つの大切な動機は
健康
です。
「見た目」と「健康」のカップリングがとても大切で、逆に言えば「健康」を伴わない「見た目」は意味がないとも言えます。
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ダイエットの実践
上記のように、私は高脂血症でお腹も見事にたるんできました。
「半沢直樹」をご覧になった方はお分かりでしょうが、結構毎日バタバタ動いてたんですよ。「そこそこカロリー消費はしている」と思ってたんですけど・・
でもず〜っと血液検査の数値が改善しないので、ある時凄く怖くなりましてね。これではいかんと思い、とりあえず・・
- 土日は飲まない
- できる日は5Kmくらいのジョギングをする
実行してみたんですよ。すぐに効果はあらわれ、その年の中性脂肪値は300位に落ちました。1,000が300ですよ! ものすごい改善率でしょ。
しかし実は300で喜ぶって「お前はアホか」みたいな話ですよね。でも、まあこれだけの改善を果たしたわけですし、決め事を続ければ翌年の結果も楽しみというもんです。
何れにしても継続が何より大事なわけです。議論の余地はないわけです。
しかし・・これが悲しいことに、自分に言い訳をして土日に飲んだりジョギングを休んだりするんですね。
以後、高脂血症の数値は大きく上がりはしなかったのですが200~300の間を行き来していました。最初に大きく改善はしたものの危険域から脱出することができませんでした。
それなのに・・・
当時、よくないとは思いつつも、なんだかんだで妥協してしまう点が多々あったのです。
ダイエットの実践2
ところが、40過ぎに転職をすることになって、遂に精神的に後がなくなって、本当の心機一転をすることになります。
体が資本。根本的に作り直して後30年は使えるようにしようと本気で決心。まず行動する前によくよく考えました。検索して勉強して疑問点をつぶしてゆきました。
その結果出した自分なりの結論が以下です。
1. 継続的な運動から適度な負荷を体にかける。
これが最も大切な基本だと思います。結果として・・
- 細胞を活性化させ
- 持続力と筋力をつける事ができる
また、食事コントロールの併用により
2. 本当に必要な食べ物だけけを積極的にとり摂取カロリー過多症から脱出します。
運動をしない動物は健康を維持できない、食事コントロールもその上での事です。運動を伴わない「健康な」ダイエットは存在しません。
自分で決めたことまとめ
食事に関して
- 炭水化物=糖質はほぼ取らない事にする(5つ切りパン1枚/1日くらい)
- 野菜をたくさんとる
- 納豆と豆腐そして卵を積極的に食べる
- プロテインを活用する
体(運動)に関して
- 四肢を万遍なく動かしバランスのとれた負荷をかけ、エネルギー消費量の多い筋肉をつける
- エネルギーを消費するために1時間程度のジョギングを続ける
食事に関する1~4について
- 炭水化物を取らないと弊害がある、というような記載がネット上に沢山ありますが少くとも5年間以上実行している私に関しては問題ありません。(全く取らないのではありません)
- ご飯やパンを食べないなんてありえない。当初はそう感じていたのですが、いざやってみれば意外にもどうという事はありませんでした。
- 炭水化物をいっぱい食べているときは、いつも「もうすこし食べたい」という欲求が湧いてきてつい食べ過ぎになるのですが、それがなくなります。
この自分の変化に気づいて自分特有の現象かどうかが気になってネットで確認しましたが、どうも私が特別という事ではなさそうです。
タンパク質を中心にした生活もネット上で色々と指摘されていますが、これも私に関しては問題ありません。タンパク質豊富で総合栄養食としても優れている大豆関連食品は特に超おすすめです。
但し、取り過ぎでエネルギー消費量とのバランスを崩し、脂肪に変わって体内に蓄えられるようだと何をしているのかわからなくなってしまうので摂取と消費のバランスは要チェックです。
そのためにも多機能体重計は必需品です。
プロテインの力
良質なタンパク質を定量取り続けることは非常に大切です。何と言っても細胞はタンパク質からできているのですから。
しかし、必要なたんぱく質を全て食事からとると他の物質、例えば油なども一緒に相当摂取してしまうので、プロテインの併用が重要になってきます。
私は乳製品がだめなので大豆プロテインを愛用しています。これを水やカロリーのないスポーツドリンクで溶かして飲むとのみやすいです。さらに(別記事で解説している)クエン酸を加えれば最高です。シェーカーは必需品ですね。
この食事の話ですがあくまでも下記の運動とセットで成り立つ話です。食事だけで、または運動だけで問題を解決することは出来ません。
運動に関する1~4について
体全体の筋肉を万遍なく使う運動を継続することが大事です。どうしても使う部位に偏りが出来てきますが、それは体全体のバランスを崩す原因となります。
ビリーズブートキャンプが最高
これに関し毎日実践しているワークアウトがあります。それはビリー・ブランクスという人が考案したビリーズブートキャンプというもので、ボクシングと空手を取り入れたトレーニングです。
ビリーズブートキャンプは4種類あって、短いもので30分、長いもので50分程度。しかも中身は相当濃くて、両手でバンバンパンチを打ち両足で蹴り上げまくる。他にスクワット・腕立てふせ・腹筋運動ときついです。
しかし、筋トレと有酸素運動をうまくミックスしていて、もし継続できるなら食事対策とこれだけでかなりの効果が期待できます。
もう一つ特筆すべき点は、ビリーズブートキャンプは身体中の筋肉と関節を使いますが、その結果予想外の効果として、例えば五十肩とか腰痛に抜群の効果があります。(もちろん病変がある場合は別の話ですよ)
一方、私はジョギングもやっています。一週間に・・
- ビリーズブートキャンプが4回
- ジョギングが2回
- そして一日がお休みです
もちろんビリーズブートキャンプだけでも悪くはないのですが、ジョギングにも優れた効果が沢山あります。
ジョギングのすごい効果
- 心肺機能の向上
- 精神安定に寄与
- 生活習慣病の予防
- ホルモンバランスの改善
- 脂肪燃焼
詳しくはまた別記事で述べますが、私たちは人間である前に動物であり、開放感のあるところを走るのは室内運動とは根本的に違う部分があります。
以上記載した事をもう5年くらいやっているのですが体を以前と比較すると見た目も内容もかなり変化をしてきています。
ビリーズブートキャンプの効果として明らかに上半身に筋肉がついてきました。またジョギングを含む運動全体の効果として、体脂肪率が30から18まで下がっています。そしてそして例の中性脂肪は、なんと90位まで下がりました。
食べないオンリーのダイエットはありえない
基礎代謝は筋肉20%・心臓20%・脳20%と言われています。
食事を減らすだけで運動しないとどうなります? 筋肉や心臓もより脆弱になって、ますます基礎代謝量が落ちるのでエネルギー消費が出来ない体になっていくのです。
ここ無茶苦茶大事ですよ。
従って、食べないオンリーのダイエットはありえないのです。ありえないどころか体にとって危険です。
継続するために
今まで述べてきましたように
食事の管理と適切な運動の継続で健康体を作り維持してゆくのがダイエットです。
続けなければしんどいだけで何も成果が生まれません。・・と過去継続に失敗している自分が言うのもなんですが・・
そこで、継続していくためのポイントを整理すると
- 基本的な食べ物を書いて台所に貼っておく
- できる運動・生活にあった運動を続ける(忙しければ、一駅分歩く・スクワット30回・腕立てふせ30回など)
- 計画履行チェック表を作成して、毎日できた・できなかったを記録していく
- 多目的体重計で、体重や脂肪率などの身体の変化を毎日記録していく
嘘やごまかしのない継続は必ず好結果に結びついてゆきます。そして、そうすることで改善を確認し嬉しくて更に続けるという良循環になればしめたものです。
ここまで読んでいただいたあなた。世に言うダイエットではなく、身体の仕組みの理解からくる健康体(見た目はかっこよくて中身は健康)の作り方・維持の仕方がわかっていただけたでしょうか。
決して宣伝されているような商品があるからダイエットできるのではありません。そんなものが何一つなくても全然余裕でダイエットできます。
ようはあなたの心一つです。何かにすがっても健康なスリム体はできないし維持も無理です。逆に上記のようにきちっと計画して実行し続ければ、ある種商品はとても役立つことがあるでしょう。
もし、あなたがこれから始めようと考えておられるのであれば、いつまでも元気で体が動くように、贅沢疾患にかからないように、一緒に頑張りましょう!!
意志の弱い私でもここまで来ることができましたよ。
最後の最後にもう一つ、下記農林水産省のサイトを是非ご一読ください。私の申し上げてきたことが決して独りよがりではないと理解していただけます。
→正しいダイエットとは?(元のリンクが切れたので代替を載せます)
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