ところが、ないことに気づいていざ探し始めると、時間ばかりが過ぎて、消えたものが出てくる様子は全くない。
私自身、過去何度も自分が原因で痛い目を見ています。
あなたも油断していると、いつ大切なものがなくなるかもしれません。そういう時の対処の方法を一緒に見ていきましょう。
また後半は、大事なものをなくしたときに素早くその場所を知らせてくれるAppleのAirTagについて、その利便性の高さを解説します。
目 次
なぜものがなくなるのか?
誰も失くそうとしてなくす人はいません。失くすのではなく、失くなるのです。少なくとも所有者の理解ではそうでしょう。
だからこそ、意識していないからこそ、一旦失くなると見つけるのに時間が沢山かかってしまったりします。
だとすると、転ばぬ先の杖として、なくなる理由や纏わる話をまとめて理解することが、きっといつか役に立つはずです。
まずはここからスタートです。どうして失くなるのか?
勘違い
勘違いや思い違いは、物が目の前から消える大きな要因の一つです。
- あそこにあったはずなのに
- あそこに置いてたはずなのに
事実はそうじゃないから、言葉を変えると、そもそも最初から「あそこ」にはないし、「あそこ」には置いてなかったのです。
そりゃ「あったはず」という誤認を元に探しても見つからないのは当たり前です。
じゃあ、なんで勘違いを起こしたのか?ここを深堀りすれば、問題解決に近づくかもしれませんね。
置き忘れ
小物・ガジェット・バッグなどを何気なしに置いたまま去ってしまう。これが恐らく一番多い原因ではないでしょうか。
しかし、なんで置いた場所を忘れてしまうのでしょうか?
一つの可能性として、もし、いつもの定位置に常に置いていたら置き忘れなんか発生しない、そうですよね。
置き忘れが誰にでも多発するのは、それだけ定位置に置かないケースが多いからでしょう。
ありとあらゆるものが、ありとあらゆる定位置から別の場所に置かれてしまう。
例えば、、、
いつも同じバッグ、同じかばんに入れている手帳を、家で開いて確認した後バッグに入れず、そのまま脇のテーブルに置いたままにする。
いつもブレザーの左内ポケットに入れているiPhoneを、車の運転中、信号待ち時にチラ見して無意識にサイドポケットに置いてしまう
電話をしていたら隣の奥さんが来たので、子機を持ったまま玄関に行き、「切」ボタンを押して靴箱の上に置き、お話に夢中になってその存在を忘れてしまう
朝、会社の自分用のロッカーに入れて、退社時に、入れたことを忘れてしまう。
居酒屋帰り、酔って、電車内の網棚上にバックパックを置いて、そのまま忘れてします。
本当にいろんなケースがありますね。
私の失敗談を一つお話しますと、交通系ICカードを電車に乗るときに財布から出して、降りるときにもう一度使うからと、シャツの胸ポケットに入れました。
そして改札を出て、全く何の気なしに財布に戻さず胸ポケットに入れたのですよ。
それから数日が過ぎ、ないことに気づき、探しても探しても見つからない。結局出てきたのは数ヶ月も先のこと。ハンガーにかけてあったシャツの胸ポケットの中でした。
何でこんなことになるかというと、いつも仕舞っているところに仕舞わないからです。
イヤホン付けて外出は要注意
またまた自分の失敗で恥ずかしいのですが、、、
基本的に外出時には、いつもAirPods Proを耳にしています。ノイズキャンセリングで外の音はあまり聞こえないし、流れてくる音楽の音はいいし。
この状態で、地下鉄に乗っている時に、財布を出して何かを確認した後、そのままシートの上に置いて下車してしまいました。
全く無意識です。完全にアホでしょ。でも本当に無意識だったんですよ。
幸い、駅に降りた途端に思い返して、すぐに駅員にお話をして、結果的には一つ手前の駅で預かってくれていたので取りに行くことが出来ました。
そして、後でよくよく考えたのですが、実は、自分の行動に関する注意力を下げるという意味でイヤホンは危険だ、というのが教訓です。
その後もAirPods Proは愛用してますが、いつも教訓を思い出しています。
隙間に入っってしまう
小さなものが隙間に落ち入ってしまっても、その瞬間を見ていればなんの問題もないのですが、全く気づかないうちに、ボードの上とかから落ちて入り込んでしまうと、もうわからないし見つからなくなります。
それこそどこでも、テレビ台の下、ソファの下、壁と本箱の隙間、ベッドの下、ピアノの下、冷蔵庫と壁の間。
どこにでも転がり込んでしまう可能性はあります。
あなたは、そもそも、転がっていった事実を知らないのだから、見つけるのがそりゃ大変ですよね。
せめて「家の中にあることは間違いない」と、それだけでも確証があればいいのですが。
ペットが物を隠す
部屋で飼っている犬や猫が物を隠します。本能ですからね、こればっかりはしょうがないです。
また、犬と違って猫は上に登るので、探す方も立体的な思考にならなければいけないかもしれません。
マイカーの中
家の中では有りませんが、非常によく置き忘れるのがマイカーの中です。
助手席に座っている方の場合もさることながら、運転しながらあれやこれやと何かをする(触る)くせのある人は、非常によく置き忘れをします。
過去からの学習で「車の中だ!」と閃くなら、即行動ですね。
置き引きや泥ママ
ほんのちょっと手から離したバッグなどを狙う輩がいます。特に多くの人の行き来しているところに潜んで犯行に及ぶケースが多いです。
駅や空港、電車やバス内、デパートやショッピングモール、飲食店や映画館、それに自転車のかごなど、ありとあらゆるところであなたのちょっとしたすきを狙っています。
例えば、ショッピングモールのフードコートで、自分の座る椅子の背もたれにトートバッグを引っ掛けて食事をしていて、そして食べ終わったから立ち去ろうとしたらバッグがなくなっていたという話。
一方泥ママは、子供つながりでママ同士が付き合っており、誰かの家でお茶会などを開催した時、その家の物がドロされるといったケースです。
泥ママは一回だけということはないケースが多いみたいで、もし疑わしいと実感したなら、相当用心しておく必要がありそうです。
不思議現象によって物がなくなる
人によってはこういう体験をされる場合もあります。これについても私なりの見解を対策を述べます。
以上のように、様々な理由でものが行方不明になります。行方知れずになる理由や原因は、もっとあるでしょう。
しかしだからといって、「消えたものはしょうがない」では済まないわけで、なんとか見つける必要がある。
ということで、次に、なくした物を見つける上での考え方や手順について確認していきましょう。
時系列に記憶をたどる
物をなくした場合、大まかには2つのパターンがあると思います。
- 「間違いなくここにあった」という確かな記憶がある場合
- いつまでどこにあったのかいつなくなったのか全く不明の場合
この2つを考えた場合、
- 1.は明確に対策を立てることが出来る
- 2.の場合は具体的な対策が立てづらい
こういう決定的な違いがあります。
ではまず1.について考えます。
「間違いなくここにあった」という確かな記憶
「間違いなく」あった、という明瞭な記憶はだいたい直近の記憶で、その殆どは一両日内のものであろうと推測されます。だからこそ非常に明確なケースが多いのでしょう。
「今朝、たしかにバッグに入れた」とか「昨晩間違いなく充電した」などの記憶ですね。
こういうケースで紛失に気がついた場合は、以下に述べる手順が合理的で有効であると考えます。
闇雲に行動せず考える
例えば、財布がない、iPhoneがない、手帳がないと気づけば当然焦ります。
しかし、ここはグッとこらえて、「間違いなくあった」記憶時点から今までの出来事を、記憶のタイムマシンに乗って遡り、頭の中で時系列にあった事を再現することが重要です。
毎日日記を書いておられるような方は、かなり正確に記憶をたどることが出来るでしょう。そうです、正確に過去を思い返す作業が極めて大切です。
そんなふうに、丁寧に思い出していると、いつどこでなくしたのか見当がつく可能性が高いです。
推論
一通り考え尽くしたら、大雑把に言って2つの可能性が浮かび上がってくるでしょう。
- 住居の中か住居の外か
この推論に基づいて行動を起こします。
「住居の中だ」と確信が持てるなら慌てる必要はありません。後に述べる方法を参考にして探せばよいのです。
確かな記憶が全くない
失くした物について明確な記憶がない場合ですが、手がかりとなる記憶がなければ考えようもありません。
出来ることといえば、過去の経験を元に手探りだけですが、それも合わせて以降に織り込んでいきます。
住居の外で失くした場合の対応策
もし、よく考えた結果、落とした場所、置き忘れた場所が家の外だとはっきり言い切れる場合は、状況に応じて取るべき対応策があります。
電話で確認する
「何はさておき電話で確認する」ケースとは、置き忘れた場所が特定できる場合ですね。
- タクシーの中:そのタクシー会社に電話し当時の状況をお話する。もし、運転手や後に乗った客が見つけてくれた場合は、すぐに確認が取れるはず。
- 電車・地下鉄の中:置き忘れた駅に電話して確認します。もし、駅員や乗客が発見し保管されているなら、すぐに確認がとれます。
- ショッピングモールやテーマパークなどの施設内:事務所や管理者に連絡します。上2つのケースと比較すれば届け出られている確率は低いかも。・・どうでしょう?
さて、外で紛失消失したのであれば、関係各所に「届け出」をする必要があるのは言うまでも有りません。
ここでは、特に重要な「カード類」と「家の鍵」についてお話をします。
カード紛失の対応
ここでいうカードとは、、、
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 運転免許証
- 定期券
- 健康保険証
- パスポート
などを指します。
これらは一つの財布に入っている事が多いので、財布をどこかに置き忘れたら、カード類の全てを一挙に紛失することになります。
現金は諦めるにしても、カード類は以下のように届け出を速やかにして損失を最小限に抑えるとともに、再発行を依頼しなければなりません。相当の危機感が必要です。
以下の記事に詳しく述べているので参考にしてください。
クレジットカードとキャッシュカード
上記の内、クレジットカードとキャッシュカードは現金直結なので、気がついた時点で、即、利用停止依頼をしなければなりません。
なので、クレジットカードの発行会社や取引銀行へ、とにかく素早く電話です。(とりあえず止めてもらって後で書類提出の流れ)
- いざという時にアワアワすることのないように、カード紛失届け関連の電話番号をスマホの電話帳に載せておく事も事前にできる大切な事です。
1秒を争う緊急行動が必要なのはこの2つだけで、その他は、速やかな届け出が必要なことに変わりはないけれど、1秒を争う程では有りません。
運転免許証
運転免許証の紛失は、まず最寄りの交番や警察署で紛失の届け出をし、次に試験場か運転免許センターで再交付の手続きをする必要があります。
免許証だけを裸で失くすことはなく、多くは財布の遺失物届けになるでしょう。
定期券
購入した駅で手続きをしますが、沢山ある鉄道各社の規定に従います。大凡は以下の通りです。
- 磁気式定期券・・新しく定期券を購入する必要あり。紛失定期券が戻れば規定に従い払い戻し有り
- 交通系IC定期券・・届け出により紛失定期券の利用停止と再発行処理がなされる
健康保険証
会社勤めの場合は、各事業所の担当部署に再発行関連書類を提出。国民健康保険の場合は市区町村の役所に再発行の申請を行います。
警察への遺失届控えの添付を要件としている組合もあります。
何れにしても、「置き忘れた→現場にはなかった」ということなら、必ず警察には届けるべきです。
パスポート
全国のパスポート発行窓口に紛失届を出しますが、その際、やはり紛失を証明する必要があるので警察への届け出は必須です。
再発行も同一場所で行い、発給申請書を提出します。
家の鍵
住居の鍵を外出先で失って、探しても見つかる見込みがない場合は、やっぱり警察に届け出をします。
その上で、借家なら大家さんや管理会社に電話し、規則に則って処理してもらいます。
自己所有なら、鍵そのものは複数持っているでしょうから、当面の出入りの問題はないでしょう。
しかし、安全面を考慮すれば、鍵屋さんにお願いして付け替えするのが、その後の安心生活を考慮しても妥当であると思います。
そういえば、自己締め出しみたいな事もあるでしょうか。この場合は勿論鍵屋さん直行ですね。夜営業時間外なら、どこか他所に一泊は止むなしです。
震災で紛失消失等の場合の証明
大規模な災害にあって色んなものを失ってしまった場合は、大変ながらも、出来るだけ速やかに届け出をする必要があります。
この場合の紛失・焼失は罹災(被災)証明書をもって証明します。
発行申請場所は、自然災害被害の場合は各自治体の担当部署、また、火災の場合は地域の消防署の担当部署です。
家の中でなくした場合の見つけ方
無意識に置く小物
理由は様々で、例えば、電話をしていたらトイレに行きたくなって、トイレで用を足しながら話をし、そのまま無意識にスマホを置いてトイレから出てしまう。
めったに着けない大事な指輪を、帰宅後、食器洗いのために指から外し、幼子の手が届かないところへ置いて、そのまま忘れてしまう。
こういった動作はなんの気なしに行っているので、「ない!」と気づいた時には思い出せないことが多いです。
最初に説明したようによく考えて、その上で探して見つかればいいけれど、見つからないというよりも、そもそも手がかりさえない場合はどうしましょう?
スマホは別のスマホからかけてみる
見つからないスマホには、別のスマホからかけてみましょう。家の中にあるなら着信音が聞こえるはずです。
貴金属
イヤリング・指輪・ネックレスみたいな小さな物は、何気なく外してしまうと見つけるのに苦労します。というか、どう頑張って探しても見つからないことも多いでしょう。
さてどうするか?
もし、外して置いた場所から物が動いてないと仮定するなら、「神様のいたずらに付き合ってられない」と無視を決め込んで生活していれば、そのうち発見できます。
しかし、落ちて転がり込んで、隙間とかなにかの下に入ってしまったら、これはちょっと対策が必要になってきます。
それが完全掃除です。
完全掃除
隅から隅まで完全にキレイにする覚悟で掃除をします。
- あなたがお使いの掃除機に別売のロングノズルがあれば買っておく
- 家具や壁や家電の隙間、或いは、ソファの下などを掃除する専用のロングブラシ等を用意する
狭いところ対策・準備ができたら、、、
- 窓を開けて隈なくはたきを掛ける
- ありとあらゆる隙間やソファの下にあるものを吸い出すか掃き出す
- 綺麗にしたゴミカートリッジを掃除機に装着し丁寧に掃除かける
もうこれ以上綺麗にしようがないと納得ができたら、その過程で探しものが見つかればそれでいいし、見つからなければ、掃除機のゴミカートリッジの中を出して調べます。
それでも見つからない場合
それでも見つからない場合は、キッチンと風呂、そして洗面所の排水口内を調べます。
ポケットやバッグに入れて持ち歩くもの
最近着た衣服のポケットと最近持ち歩いたバッグの中などを確認し、更に先入観なしに、あらゆる棚や引き出しを調べます。
ここまでしても見つからなくて、且つ、家の中にあるという確証があるなら、しばらくは様子見です。
SNSの利用
周辺エリアにフォロワーがたくさんいるSNS利用者であれば、紛失告知をあげるのも一つの手かもしれません。
が、個人的には、この案には消極的です。
ネット世界には善意がある一方で、あなたもよくご存知の通り、とんでもない悪意も存在しています。
ネットで告知すれば、失ったものがかなり早く手元に届く可能性もある反面、永久に消えることも十分にあり得ます。
個人的には、ネット上の悪意に重きをおいて見ているので、SNS利用に対して私は消極的です。
空巣・泥ママ・親族による持ち去り
同じ「家の中でものが消える」のでも、他人が関わって、持ち去ったり盗んだりしていた場合は、話がまるっきり変わってきます。
なんて痕跡を残すことはほぼないわけですから、まず、気が付きにくい。
普段遣いする財布なんかがやられた場合は、すぐに気がつくでしょう。
でも、たまにしか使わない、目に触れないものに関しては長い間気が付かない事も多いです。
さて、どうしたものか?
すぐに空巣と分かる場合
例えば、会社から帰宅してちょっと近所のコンビニに買い物に行く時、つい鍵をかけ忘れ、10分後に帰宅したらバッグの中や引き出しが物色されていた。
こんな時は考えてる場合じゃありません。即110番です。鍵が壊されていたり窓が破られていたりした場合も同様に判断なしで即通報です。
指紋採取されるので犯行現場を触ってはいけません。
というより、犯人がまだ潜んでいる場合も考えられ、寧ろ、気づいた時点で中に入らず外に出て110番という流れのほうがいいかもしれません。
あとは警察の指示に従い、そして当然被害届を出しておきます。
もし保険請求が可能な場合は、必ず被害届の受理番号が必要になるので忘れないでください。
ただ、盗られた金品自体が戻ってくる確率は低いと考えていたほうがいいかもしれません。
長期間気づかなかった場合
気が付かないということは、当然空き巣に入られた認識もできないのでどうしようも有りません。
なので時間が経過しても、もし何か気づくことがあれば、感づくことがあれば、その時に上記を参考に即行動を起こします。
尚、こういうことに関する知識や行動力のある友人がいれば相談しましょう。とっても助かることでしょう。
泥親族や泥ママ
義兄嫁が遊びに来た後物がなくなったとか、ママ友が遊びに来た後物がなくなったとかっていう場合ですね。
所謂空巣ではないと確信できるなら、あなた次第ですが、再犯防止や証拠採取を求めるなら、やっぱり警察に通報ですね。
その上で、遊びに来る親族やママ友に情報共有目的やあぶり出し目的でメールするのも、場合によっては非常に有効な事もあります。
超常現象に対する対策は不要
説明のつかない発音・発火などの同列として「物が消える、移動する」というのがあります。いわゆる特異現象とか超常現象っていわれるやつ。或いは、霊の仕業とか。
結論から言いますと、そんなことはこの世にないし、従って対策も不要です。
- 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」・・有名な一句です
これは、心のあり方次第で目に見える景色が変わってしまう、枯れすすきですら幽霊に見えてしまうという意味です。
視覚だけではありません。幻聴もありますね。同様に味覚も嗅覚も体や心の状態で変わります。勿論触感もまた然り。
つまり、私達の五感は当てにならないいい加減なものです。ですから、そういう認識を持っておくことが必要です。
五感とは少しずれるかもしれませんが、私も異様な体験はしています。
銀行員時代に、大蔵省検査が近く、毎晩資料作成に没頭し疲労困憊していたのですが、この時期に体験しました。
僅か数時間の睡眠が続いたある夜、横になっていたら完全に体が動かなくなり、どう動かそうとしてもダメで、しかも耳元にべったりした感触があって何かを囁かれていました。枕元に何かがいましたがその姿は覚えていません。
しかし、学生の頃から、人間の持つ感覚のいい加減さ、不安定さは常にあり得ると理解していましたから、そういう状況に陥りながらも、別の自分が「こりゃ疲れすぎやね」と思っていました。
朝になってからわかったのですが、目が覚めている時に起こった出来事と思っていたのに、実は、全ては夢の中の事だったんです。
再度申し上げます。
人間の五感は相当いい加減です。正常に機能しているとしても、個人差が大きいです。しかも、年齢とともに感度は落ちていきます。
ましてや、異常をきたしている時の五感の反応なんて何をか言わんやです。
更に、精神構造が「意識」や「無意識」などと多重構造であり、センサー情報それに過去の経験なんかも絡んで、この世の出来事を如何様にでも見せてくれる可能性はあります。
例え、不思議だと思う体験で物が消えてもね、どうかご安心ください。ここに書いてあったことを実践すればよいだけです。恐怖心を持つ必要性は1mmもありません。
でも、もし・・・
そんなふうにお考えであれば、是非、すぐにでもお祓いを受けたほうが良いと思います。理屈だけで解決しないことは幾らでもあります。
消失したものは大切ですが、それ以上に大切なのは、毎日平常心で生活できることです。
AirTag
まさに今回のテーマ解決のために存在している商品が、AppleのAir Tagです。
毎日、IT・ガジェット関連情報をチェックしていますが、多くの方が、Air Tagのおかげで、置き忘れや盗難で消えた持ち物が手元に戻ったと報告されています。
よく持ち物が行方不明になる方、よく海外旅行へ行かれる方にとっては、ほぼ必須と言い切ってもよい商品です。
利用実験の動画がYouTubeに幾つもあがっていますので検索してご覧ください。
とはいえ・・・全くご存じない方にとっては「何それ?」ですよね。こんなん↓です。
形状や重さ
- 直径約32mmの円盤形状
- 厚みは8mm
- 重さは11g
というとってもちっちゃくて軽い、ちょうど500円玉くらいのものです。
価格
- 1個:4,780円
- 4個:15,980円
と、やや高めの価格がネックですね。
Apple製品の大幅安売りは期待できないですが、Amazon.comや大手家電販売ネット店などでは、Appleで買うより(ポイント込みで)ほんの少し安いです。年間で見ていれば、更にもう少し安いときもあります。
使い方
使い方はとても簡単、お使いのiPhoneとペアリングして、あとは財布とかキーに付けたりバッグに入れたりしておくだけです。
専用リングやストラップが沢山出ているので、そういったものを活用します。
もしAir Tagを付けてるものが紛失した場合、室内など近くにあると思われる場合はiPhoneからAir Tagの音を鳴らしましょう。
どこにあるかわからない時は、iPhoneの専用アプリが探し出してくれます。
対応しているiPhone
対応しているiPhoneはiOS14.5以降を搭載しているiPhone SE、iPhone6s以降です。
また、Air Tagが近辺にある場合、iPhoneの「正確な場所を見つける」という機能が使えるのですが、この機能を持っているのはiPhone 11以降になります。
Apple制作の説明動画
Appleがわかりやすく解説してくれています。
まとめ
ものがなくなった時の対処法について様々に解説してきました。
なくした原因が、置き忘れであれ、盗難であれ、一旦手元を離れてしまうと、容易には見つかりません。
ここまで読まれたあなたなら、失くしたあとのことより、逆に、そうなる前の備えが色々と頭に浮かんだのではないでしょうか。
そうであればしめたものです。
とはいえ、失くなる時は失くなるので、そんな時はあわてずに、この記事を参考にして探してくださいね。