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知っておきたい身近な iPhone の便利機能
iPhone大好き日本人。はい、もちろん私もiPhone使ってます。
というか、私の場合は「信者」と呼ばれている熱狂的なAppleファンで、Apple製品は一通り揃えております^^
実際、MacとiPad ProとiPhoneの三点セットの連携プレーは、何をするにせよ最高の便利さと快適さを提供してくれて、満足三重丸です。
ところで、あなたはiPhoneを十分便利に使っているでしょうか?
毎年、驚くほど性能がアップした新製品が発表され、また、iOSもそれに呼応するようにバージョンアップされ、使い勝手がどんどん向上しています。
でも逆に、ひょっとしたら我々が追いついていけてないという側面もあるのかな?なんて感じてます。
もちろん全機能を知る必要はないでしょうし、全機能を使っている人もいないでしょう。
ただ、本来は知っておいた方がいい自分に必要な便利機能でも、知らないために使えてない可能性はあります。
そこでこの記事では、わりと簡単に説明できて理解ができて、幅広い層に使ってもらえそうな便利機能と小技を紹介していきます。
本当にちょっとしたことでも、知ってよかったなって思うことがありますよ。
それでは、一つ一つ説明していきますね。
iPhoneのXシリーズでバッテリー残量を数値で確認する方法
iPhone 8までは上部センターにノッチがなく、バッテリー残量を数値で確認することができました。
ところがXシリーズ以降は、写真のように数値がなくなりバーだけで表示されています。
これでは「あとどれくらい残量があるのか正確にわからない」ということで、結構不便に感じている方がおられるようです。
これ「何らかの方法で数値表示を実現する」のは無理なのですが、別ページで確認することはできます。
その方法とは・・・
デイスプレー右上(バッテリー残量や電波状態を表示しているところ)から下にスワイプしてコントロールセンターを表示する
これだけで、右上にバッテリー残量の数値表示を見ることができます。
ね、簡単で便利でしょ!!
フェイスダウンモード
iPhoneを使っていて誰もが気になるのがバッテリーの持ちですね。これをちょっとした気遣いで改善しましょう。
そのやり方は・・・
iPhoneを置くときは伏せておく
たった、これだけです。
何のおまじないか?というと、「通知」が来てもその度に画面がオンになるのを防ぐ効果があるのです。
特に「通知」の多い方は間違いなく一定のバッテリー節約効果があるので是非試してください。
裏返しに置いても、画面がオンにならないだけで「通知」はちゃんと来ますよ^^
次に説明するのは、QRコードの読み込みに関する方法です。
画面に表示されたQRコードの読み込み方法
自分の iPhone じゃないところに表示されているQRコードの読み込みは簡単ですね。
iOS11から標準搭載のカメラ・アプリでスキャンが可能になってます。
やり方は簡単です。事前に・・・
設定>カメラ
と入り「QRコードをスキャン」をオンにしておきます。
そして、カメラ・アプリを立ち上げて、対象のQRコードを撮影画面の黄色枠に入れるだけです。
そうするとスキャン結果を画面上に表示してくれて・・・
- QRコードがURLならワンタップするだけでSafariで表示してくれる
- テキストであれば検索結果を表示してくれる
問題は、自分の iPhone の画面上に表示されたQRコードはどうやって読み込むのか?って話です。
一瞬悩むけれど、実は、これもiOS11以降であれば簡単です。
ブラウザが Safari である必要がありますが、Safari 上のQRコードを長押しすると選択ページが出るので、そこからやりたいことを選ぶだけです。
iPhone が対応している場合は 3Dタッチを利用します。
これは、QRコードを押し込み、QRコードのみの画面に変わったらそのまま上にスワイプします。そうするとやはり選択のページが出るので後は同じです。
3Dタッチの場合、押し込んで上へスワイプするタイミングが微妙で、ちょっとだけ慣れが必要です。
あと注意点は、どちらにしてもQRコードがコードとして機能していなければこの方法は使えません。
つまり、見た目はQRコードでもjpegファイルの一部であるような場合はダメなのです。
気になるアプリを保存する方法
よく、今はいらないけどいつかは購入したい、インストールしたいアプリってありますよね。
こういったアプリを忘れないように保存しておく方法がここに述べるやり方で、一番簡単かつ便利です。
手順は以下の通りです。
- App Store を立ち上げる
- 任意のアプリのページを開く
- 右上の「・・・」をタップする
- そうすると下に出てくる「App を共有」をタップ
- 次の画面で「メモに追加」をタップ
- 中央に出る画面の右上にある「保存」をタップ
以上です。
そして「メモ」アプリを立ち上げ、メモに保存されたアプリをタップするとApp Storeの該当ページに飛ぶので、いつでも好きな時に簡単にメモからアプリが入手できます。
iPhoneで電話に出られない時の対処法
iPhone に電話がかかってきたけれど今出られない、あるいは出たくない時の対処方法をお伝えします。
電話がかかってきた時の画面は・・・
- ロック時・・スライド待ちの受話器アイコン
- ロック解除時・・応答アイコンと拒否アイコン
となりますが、いずれの画面にも・・・
- あとで通知
- メッセージを送信
この二つが表示されるので、これらを使って対処します。
あとで通知
電話がかかってきた時、あとで通知をタップすると・・
- ここを出る時
- 家に着いた時
- 1時間後
の三つが現れるので、どちらかを選択タップします。そうするとどちらを選択しても、相手に「ただいま電話に出ることができません」というメッセージが流れます。と共にリマインダーに登録されます。
この三つの意味はリマインダーから知らせてもらうタイミングです。ですからその時々の事情でどれかを選べばいいのです。
メッセージを送信
電話がかかってきた時の画面で、右側に現れるのが「メッセージを送信」です。
メッセージを送信をタップすると・・・
- 現在電話に出られません
- 向かっています
- 後でかけ直します
- カスタム
と出てくるので、どれかを(カスタム以外)選択しタップすると、相手にはSNS(相手もiPhoneの場合はiMessageに)で選んだ文言が届けられます。
ただし、SNSなので相手次第でメッセージが届かないこともあります。
どちらを使うかはその時々でしょうが、個人的には「あとで通知」が使いやすいかなぁと思っています。
iPhone の操作画面を録画する方法
先にちょっとおさらいですが、iPhone の静止画面(スクリーンショット)を取る方法は簡単ですね。
- iPhone X 以降・・・サイドボタン+音量アップボタンの同時押し
- iPhone 8 や SE など・・サイドボタン(電源ボタン)+ホームボタンの同時押し
さらに、iPhone 本体についている物理ボタンを押さないでスクリーンショットを撮影する方法もあります。
設定>一般>アクセシビリティ
と入って、少し下にスクロールすると
AssistiveTouch
という項目があるのでこれをオンにし、さらにその下の「カスタムアクション」の中の「シングルタップ」で「スクリーンショット」を選択します。
これで、画面右側に擬似ボタンが出現するので、この擬似ボタンを押して撮影ができます。
設定画面の操作途中でわかると思いますが、このAssistiveTouchは「何をさせるか」の選択肢が非常に多いので、気に入ったものがあれば「その動作」でも使ってみてください。
さて、本題の画面操作録画のお話に移ります。なお、これはiOS11以降に追加された操作です。
先に設定を
設定>コントロールセンター
と入り「コントロールをカスタマイズ」をタップ、すると「カスタマイズ」の下側に「コントロールに追加」があり候補が並んでいるので、その中から「画面録画」左の⊕をタップすると、「含める」に追加されます。
それができたら、コントロールセンター画面に行って「画面収録」アイコンがあるかどうか確認しておいてください。
録画の方法
- 録画したい画面を開いた状態でコントロールセンターを開く
- 録画ボタンを押すと「③②①」とカウントが始まり撮りがスタートする
- 画面内で発生する音は自動的に録音される
- 撮影中に実況をつけたい場合は録画ボタンを長押しするとマイクアイコンが出現する
- 次にマイク・アイコンをタップし赤色に変えた上で、「画面収録」をタップすると録画が開始され、喋り声も同時に録音される
- 録画中は画面上部のステータスバーが赤色に変わる
- 録画を終える場合は赤いステータスバーをタップすると出現する画面で「停止」をタップする
- 録画された動画は写真アプリに保存される
以上ですが、iPhone の操作方法をYouTubeなんかにアップしたい方はトライしてください。
少し慣れれば、非常に簡単で便利です。
英語への翻訳が Siri でできる
iOS12 からできるようになりました。
今の所は英語への翻訳のみ可能で、他の言語には対応していません。
翻訳の手順は・・・
- Siri を呼び出す
- 訳してほしい単語 or フレーズを喋り、続けて「を英語で(を翻訳して)」と言う
- 喋りかけた単語 or フレーズ、そして英語訳が iPhone 本体に表示されるとともに英語で発音される
- 英語訳の右にある▶︎を押せば再度英語で発音してくれる
- 連続して翻訳依頼をする場合は、画面下のSiriマークをタップしてから喋る
こんな要領です。
思いつくままにSiriに色々と話しかけてみてください。上手に翻訳するものもあれば、イマイチの場合もあります。
今時珍しくもない機能ですが、大切なのは取り扱いが手軽なこともさる事ながら、本当に使えるかどうかです。
- 翻訳能力はどうか?
- 発音は自然か?
結局ここでしょ!?
あなたの採点はどうでしょうか。普通の会話文なら全然ありで、そう言う意味ではよくできてると思います。
ただ海外で使うシーンは限定されそうです。なぜなら、英語を日本語に訳すには言語設定を変更する必要があって、現実には一々そんなことはしておれません。
iPhone一台で双方向の通訳ができるようになる日は遠いのでしょうか、近いのでしょうか?(Apple純正の機能のみで)
お互いの現在地を地図上に表示する方法
- 土地勘のない友人が遊びに来てくれてる時に時間ロスなく出会う
- 団体旅行に行って迷子が出ないように全員の位置を常に管理したい
- 夫婦やカップルで大きなショピングモールに行って一定時間自由行動の後迷わず合流する
こういった時、常にお互いがそれぞれの位置を地図上で確認できたら、これはめちゃくちゃ便利ですよね。
お互いの位置を電話で話していても埒が明かない^^ 喧嘩になるだけ。是非ここで述べる方法を実践してください。
ではその方法を説明します。
最初はiOS上の機能だけを使う説明をしようと思ったのですが、自分以外の人がiPhoneを使っているとは限らないので、Googleマップを使った方法を紹介します。
一般アプリ紹介の記事ではないけど、これだけ例外です。
手順は以下の通りです。
- 設定>Google Maps と入り、一番上の「位置情報」を「常に許可」にしておく
- Googleマップを立ち上げる
- 画面の左上にある設定メニューをタップ
- 「現在地を共有」をタップ
- 「使ってみる」をタップ
- 共有する時間を設定(その下の「自分で無効にするまで」は、無効にし忘れたら困るから使わない方が良い。)
- 「自分で無効にするまで」の下にある「ユーザーを選択」をタップ
- 登録している人の一覧が出るので、現在地共有をする人を選ぶ
- 「リンクで共有しますか?」という画面が出るので、右下の「OK」をタップ
これで手続きは終了です。そして、選択した連絡先にはメールが届きます。
このメールにはリンクが添付されているので、それを開いてもらえば、設定で決めた時間、相手のGoogleマップ上にあなたの位置が表示されます。
では逆に、あなたのGoogleマップ上に相手の位置を写すにはどうしたらいいでしょう? 実は、それは簡単なのです。
相手のGoogleマップ上に写っているあなたのアイコンをタップしてもらいます。すると、マップ下に「現在地を共有する」と出るので、これをオンにしてもらうだけです。
以上の手続きで双方のスマホに相手の位置が表示できました。しかも最初に設定した時間が過ぎると「場所の共有」は終了するので、ある意味安心です。
地図上での相手の位置表示、便利に使ってください。
さて、ちょっと長い説明になってしまいました。以降は、もっと簡単な説明ですぐ利用できるtipsの紹介をしましょう。
iPhoneを振って文字入力を取り消し
iPhoneでテキストの入力をやっていて途中で間違った場合、取り消しをする必要があります。
この「取り消し」作業をシェイク機能を使ってやる方法の説明です。
動作は簡単。「あっ間違った」となった時に軽くiPhoneを左右に振るだけです。すると「取り消す-入力」という表示が出るので「取り消す」をタップします。
これで誤入力前の状態に戻ります。
シェイクで消された結果が多すぎる(遡りすぎる)といった場合は、そのままもう一回シェイクを実行します。
そうすると「やり直す-入力」と出て「やり直す」のタップで「取り消しの取り消し」ができます。
「シェイクで取り消し」のもう一つの機能は、メール・アプリでゴミ箱に捨てたメールを元のフォルダに復活させることです。
ゴミ箱に捨てて(削除して)「しまった」となった場合はiPhoneをシェイクします。すると「取り消す-ゴミ箱」が表示されるので「取り消す」をタップします。
そうすると元のフォルダに戻ります。
iPhoneを横に振るシェイクという動作は、軽く小さくで十分機能します。
実際にやると、そして少し慣れると力加減がよくわかると思います。また、何がどうなるのかも、実際にやった方が簡単に理解できます。
この機能、私はとっても便利に使っているのですが、世の中には「めちゃウザい」と感じている方もいるようです。
好みの問題なので、使いたくなければ設定でオフにしておきましょう。
設定場所は・・・
設定>一般>アクセシビリティ
と入り、「アクセシビリティ」の中にある「シェイクで取り消し」をオンにしたりオフにしたりしてください。
でも・・・便利ですよ。レッツ シャカシャカ!!
片手操作好きの為の簡易アクセス
今頃のiPhoneは8にしてもX以降にしても大きいので片手操作がしづらくなっています。
それでも片手操作したい方のために、画面全体を半分下にずり下ろしタップしやすくする機能が「簡易アクセス」です。
操作方法は・・・
これで実現しない場合は、設定をチェックしましょう。
設定>一般>アクセシビリティ
「操作」の一番頭にある「簡易アクセス」をオンにしてください。
もし経験がなければ、一度やってみてください。
- 気に入ったら「簡易アクセス」オン
- 気に入らなければ「簡易アクセス」オフ
ただし、iPhone se はそもそも「簡易アクセス」機能がありません。小さいから不要ということでしょうか。自分のSEを触っていて気がつきました^^
さて、次からはSafariに関係する便利機能を紹介していきます。
ワンタップで画面の最上部に戻る方法
簡単だけれど、これも知っていると相当便利です。
アプリでもブラウザでも下の方までスクロールして読み進んでいる時、一番上まで戻りたくなる事ってあるじゃないですか。
これをワンタップで実現する方法なんです。
やり方は簡単。iPhoneの上部にあるステータスバーをタップするだけです。
スルスルと戻っていきますよ。
X以降のステータスバーの中央にはノッチ(切り欠き)がありますが、その左右どちらをタップしても一番上まで戻ってくれます。
Apple純正のアプリでなくても、確認できる範囲で試してみたところ、どのアプリでもトップに戻るようです。
慣れると結構便利なので、ぜひ一度試してください。
画面を戻ったり進んだりする方法
Androidスマホなら本体下左に「戻る」ボタンがあるのですが、iPhoneの場合にはそれがなく、開いているアプリの中に「<」ボタンや「>」ボタンが表示されます。
もちろんそれをタップしてページを戻ったり進んだりしてもいいのですが、別の簡単な方法があります。
その方法とは、左右にスワイプするだけです。
画面の右から左にスワイプすれば前の画面に戻り、画面の左から右へスワイプすれば次の画面に進みます(進むには一回戻っておく必要がある)。
対応アプリはSafariやChromeはじめたくさんありますが、中には「SmartNews」のようにタブの移動になったり、Evernoteのように部分対応しているアプリもあります。
Safariの複数のタブを一括で閉じる方法
誰もが経験者だと思うのですが、Safariを使っていると知らぬ間に大量のタブを開いてることがあります。
たくさんの不要なタブを一つ一つ×を押してちまちまと閉じるのは面倒です。
そこで、どんなに多く開いたタブも一発で閉じてしまえる方法がここに紹介する方法です。
Safari画面の下、右側にあるアイコンを長押しします。すると「〜個のタブを閉じる」画面が出現するのでタップすると瞬時に全部閉じます。
ちなみに右下アイコンをタップすると、全てのタブの一覧画面になりますが、この時右下はアイコンではなく「完了」となっています。
この状態で「完了」を長押ししても同じ効果を得られます。
で、タブを全部閉じるとSafariが終了するのかというとそうではなく、お気に入り(ブックマーク)のページが出てきます。
これも一度やってみてください。覚えておいて損はありません。
タブ一覧画面では下に「+」アイコンが出ます。
この「+」アイコンを長押しすると、最近閉じたタブの一覧が表示されます。なので、再度閲覧したいサイトをタップすると復元します。
これも結構役に立つ機能で、「さっき閉じたタブをもう一回見たい」って時に活用してください。
まとめ
今回は、iPhoneを利用する上で、知っていたら便利な小技を紹介しました。
ごく簡単なものから、ちょっと説明を要するものまで10個以上を説明してきましたが、まだ知らないものがあったなら、この際覚えてご活用ください。
あなたも感じておられるでしょうが、最近のiOSは機能がてんこ盛り過ぎてユーザーが消化不良を起こしているんですね。
ですから、便利な機能だけれどあまり知られていないようなものを紹介するのは意義があるんじゃないかなって思っています。
最後に・・・
紹介しようと思いながらもやめた機能があります。非常に大切な「パスワードの自動入力」機能です。
「iCloudキーチェーン」を利用したこの機能は、個人的には「パスワード管理」も含めて、凄く重要で便利な機能だと感じています。
ただ、セキュリティー問題と大きく絡んでいて、ここを短文で説明する自信がなかったので今回はパスしました。
もし、あなたがまだご存知なく、でも興味を持っておられるなら勉強してみてください。
きっととても役に立つと思います。
そして、一つづつiPhone(iOS)の機能を覚えながら、楽しくiPhoneを使っていきましょう。
持っているだけでワクワク感に包まれるスマホ、それがiPhoneです。
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