目 次
ショートカットを積極的に使う重要性
この記事は、Macのショートカットを作成する方法を中心に解説しています。(macOS Big Sur 11.5.2)
Mac使いに限ったことではありませんが、作業効率をあげる事はメチャ大切です。1時間かかっていた作業が50分で済むなら、その方法を採用した方がいいに決まってます。
で、効率化の手段の中でも最も基本中の基本はショートカットの積極的な活用です。
例えば、私がいつも使っているLogic Proなんてアプリで作業する場合、全くショートカットを使わないケースと自由に使い倒すケースの時間的な差異は2倍どころではありません。
Adobe系のアプリなんかでも顕著ですね。とにかく、ショートカットをできるだけ利用することで、確実に作業効率は上がります。
くどいですが、表計算アプリにせよ文書作成系アプリにせよ、音楽作成編集アプリも動画編集アプリもイラスト系アプリも、どれもこれもショートカットを上手に使わないと話になりません。
大切な事は、知らないショートカットを、
- 調べる探す
- なければ作成する
- 覚える
- 積極的に使う
この手間を惜しまない事です。
何時も根気強く、よく使う操作のショートカットを覚え、そして頭の中の財産としてゆく事で、まさに遠回りは近回りとなり、驚くほどの作業効率をアップします。
そこで、まずは最初から用意されているショートカットの確認をします。
用意されているショートカット
いかなるアプリでも必ずショートカットは用意されています。まずは、その存在を知りそしてどんどん使うことで作業効率をアップしていきます。
さて、アプリを立ち上げるとメニューバーが展開されます。そのどれかをクリックするとプルダウンメニューが表示されますね。
そして展開している各操作項目の右側に表示されているのがショートカットです。
それ以外で既存のショートカットが表示されている場所は、メニューバーの一番右「ヘルプ」の中に入っているケースがあれば「環境設定」のどこかに入っている場合もあります。
またAppleは、個々のアプリのショートカットを紹介しているサイトも用意しています。ここでは、主なもののリンクを貼っておくので、よければご利用ください。
どんどん覚えてガンガン使いましょう。・
よく使われるショートカットのアプリ別一覧
用意されていないショートカットは自分で作る
ところで、どんなアプリにせよ、メニューに操作項目はあるけれどショートカットが割り当てられていない場合が多々あります。
もし、その操作を頻繁に利用するなら、ショートカットで使いたいじゃないですか。
ということで、ショートカットを割り当てられてない操作に、自分で好きなように割り当てる方法を説明します。
手順の実例
ここでは例として、「プレビュー」アプリの「サイズを調整」コマンドにショートカット「⌥⌘S」を割り当てる手順を示します。
- 画面左上にあるAppleメニューの中の「システム環境設定」をクリックして立ち上げる
- 「キーボード」をクリック
- 「ショートカット」タブをクリックする
- 左側リストから「アプリケーション」をクリックする
- 右メニュー下の「+」をクリックする
- 「アプリケーション」から「プレビュー」を選択する
- 「メニュータイトル」の右空欄に「サイズを調整…」と入力する
- 「キーボードショートカット」の右空欄に「⌥⌘S」を入力する
- 「追加」ボタンをクリックする
- これで新しく「サイズを調整する」ショートカットが作れたので「システム環境設定」を終了して(終了のショートカットは「⌘+Q」)作成作業は終了
- 「プレビュー」を立ち上げ、今作成したばかりのショートカットが実際に機能するか確認する(成功↓)
以上で作成作業の操作完了です。
ショートカット作成上の注意点
上記7.の手順で「サイズを調整」と入力したら、作成したショートカットが機能しません。
あくまでもメニューバー内の表示と同様に入力する必要があります。
従って「サイズを調整」ではなく、「サイズを調整…」と入力する必要があるのです。
の出し方
超蛇足ですが、上記1.のロゴの打ち出し方が気になる方もおられると思いますので、下に方法を記しておきます。
- Shiftキー・optionキー・kキーの同時に押し
多くのショートカットを自在に使えるSTREAM DECK
ショートカットが神級に便利なのはわかっていても、全てのショートカットを覚えるのは、流石に厳しいものがあります。
そこで、この問題を解決できる素晴らしいガジェットを紹介します。これさえあればどんなにたくさんのショートカットがあっても平気です。無問題です。
それがここで紹介するSTREAM DECKです。
アプリごとにショートカットを一つずつキーに記憶させておき、必要な時に該当のキーを押せばショートカットが実行されるという夢のようなメチャ便利なガジェットです。
右手にマウス、左手にSTREAM DECKという作業スタイルで、どんどんショートカットを使っていきます。
この記事でも紹介しています
さて、STREAM DECKは元々ストリーマー用に開発されたデバイスなので、ゲーム配信ツール用のプリセット、ショートカットなんかが豊富に用意されています。
が、一般のパソコンユーザーはそういう事情を完全に忘れてOKです。
STREAM DECKは上述のように個々のキーにショートカットを割り当てられるのですから、それをただ便利に使えばいいのです。
しかし、このガジェットのスゴいところはそれにとどまらず、それ以外に幾つもの利便性が用意されているところです。
- アプリをキーに割り当てられる・・キー一発で任意のアプリを立ち上げられる
- サイトのURLをキーに割り当てられる・・ブラウザを立ち上げていればキー一発で望みのサイトが開く
- テキストをキーに割り当てられる・・定型文を割り当てておくとキー一発で欲しいフレーズが打ち込めるの
- 複合ショートカットをキーに割り当てられる・・幾つかのショートカットを連続使用しそれで結果を得られる場合があるが、それら複数のショートカットを一つのキーに割り当てられる
その他、まだまだ便利な機能があって、例えば階層構造にできるので、キーの物理的な数をはるかに超えた数の設定ができます。
また、キーのアイコンは自由にカスタマイズでき、しかもキーのタイトルは自分のわかりやすいように文字入力できます。
STREAM DECKさえ使いこなせれば、どんなに沢山のショートカットがあっても有効に利用できるし、上記のようにマルチな活躍が可能です。
久々に見る神ガジェットです。この際、あなたも是非購入を検討されてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、Macにおける作業時間の短縮実現を目指し、積極的にショートカットを利用するために、Appleが用意したアプリ別のショートカット一覧と、それから、用意されていないショートカットの作り方について詳しくご説明してきました。
今までの作業手順にショートカットを加えると、確かに慣れない間は効率は落ちるかもしれませんが、あえて、どんどん活用する事で結局は凄く効率のいい作業ができるのです。
ただ、ショートカットも利用個数が多くなれば多くなるほど記憶からこぼれ落ちるケースも増えてきて、逆効果になる可能性もあるので、それを防ぐために秘密兵器STREAM DECKをご紹介しました。
ちなみに、私はマウスは多ボタンのG604を使って汎用ショートカットをボタンに記憶させ、そしてアプリごとのショートカットはSTREAM DECKのボタンに記憶させて、両刀使いしています。
個人的には、作業効率を考えたら、これがベストだと考えています。
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