Amazon詐欺に絶対騙されない5つの対策を詳しく解説



詐欺師は永遠になくならない

Amazonを語る詐欺が後を絶ちません。ありとあらゆる手段を使ってあなたを騙そうとしています。

  1. 電話・メール・SMSを使った振り込め詐欺にフィッシング詐欺
  2. 電話・メールを使ったAmazonギフト券の詐取
  3. Amazonのマーケットプレイス利用が原因のフィッシング詐欺
  4. 代引きで商品を送りつけて代金を騙し取る詐欺

 

細かく分類したらびっくりするくらい多くの手口があるのですが、ようも次から次から騙しの方法を考え出すものですね。ホント呆れる。

こういう奴らね、一瞬で地球上から消えたらどんなにすっきりするだろう、って妄想するんだけど、いなくならないですよね。

人類がある限り、どんなに重い厳罰を決めようとも、絶対になくならない悪人ども。

なくならないなら、自分で身を守る術を身につけなきゃしょうがないです。

 

というわけで、この記事は、Amazonを語る詐欺から身を守る、被害にあわない方法を解説するのが目的です。

最後まで読んでいただいて、基本的な心得さえ身につければ、詐欺師達が手を替え品を替えして迫ってきても「むやみに恐れることはないんだ」という事を実感してください。

人を騙して私腹を肥やすクズどもに決して隙を見せぬように、1円の詐取もさせぬように、一人でも多くの人が防御策を身につけられれば、そうなふうに思っています。

では、詐欺の手口と対策を説明していきます。

 

 

金を騙し取る手口

メールやSMSを使っての詐欺

以下に、いくつかの例を紹介しますが、そもそもAmazonは、通信手段を使ってそのような要求をしません。まず、ここを抑えておく事が一番大事です。

通信手段を使って・・・

  1. 支払いをしろ
  2. 登録内容を教えろ

Amazonは絶対にそのようなことはしません。「しない」と覚えておけば、迷うことも動揺することもありません。「しない」のです。

 

では、偽のAmazon、詐欺師グループはどんな手口を使うのか?

  1. いろんな理由をつけてAmazonギフト券で支払いを要求する
  2. 何かに当選したので商品を受け取るためにAmazonギフト券の番号を教えろと要求する
  3. 代金の不足分をコンビニで支払うように求める
  4. 何らかの理由で支払いを求め、後日保険(or なんとか協会)から全額返金される、と嘘をつく
  5. 有料動画(or 会員登録)の未払金の支払いを求め、応じない場合は法的手続きに移行すると脅す

 

たくさんの事例を覚える必要はありません。要は、通信手段を使って金を払わせようとする手口です。

本文を一言一句、よく落ち着いて読んでみてください。外国人詐欺団の仕掛けなら、文章の中に、どこか不自然なところがあります。これは結構簡単に見つかりますよ。

それはそうとして・・もう一回いいます、Amazonは通信手段を使って支払いを求めることはありません。

つまり、支払いを求めるのは、詐欺師ですと言ってるようなものなので相手をする必要はないのです。メールにせよSMSにせよ、さっさと捨てましょう。

 

確認方法

上記のような出来事を反射的に「詐欺だ」と思えるようになればいいのですが、どうしても一抹の不安がよぎる場合もあるでしょう。

そんな時の安心につながる確認方法を紹介しておきます。

 

電話番号確認

メールやSMSに電話番号の記載があれば、その番号をそのままブラウザの検索窓にコピペしてみましょう。

記事が沢山ヒットしますが、その画面を見ただけで「詐欺だ」とわかる事がほとんどです。

電話がかかってきた場合も対策は同じ

また、もし電話がかかってきた場合の対処ですが、日頃から、知らない電話には出ないようにします。

そして、呼び出し音が鳴り止んだら即、その電話番号を上記同様にネットで検索します。これを習慣づけておけば「あっ、また詐欺か」と思うだけで、全く不安は起こりません。

 

 

受送信情報

メールやSMSでは必ず送信者と受信者がいるわけで、それを確認しましょうということです。

まず受信者ですが、「宛先」のことです。ここがあなたの氏名ではなく、[undisclosed-recipients]とかってなってたら、非常に怪しいと思ってください。

詐欺師グループが多くの受取人に一つのメールを同時発信しており、個々の受取人情報が漏れないようするため、このような発送方法を使っているのです。

 

もし、本物のAmazonがあなたにメールをするなら必ずあなたが登録したメールアドレスを使いますし、宛先は必ずあなたの個人名になります。

本文内容が個別だから複数人に一斉発送なんてありえないのです。

 

次に、発信者(差出人)の欄についてですが、詐欺師だと分からぬように巧妙に偽装しています。がしかし、注意して見たらだいたいはおかしいことがわかります。

差出人欄の内容を、さっきの電話番号のように、まるごと検索して結果を確認するのもいいですね。

 

Amazonが実際に使う送信情報は以下の公式ページで確認してください。

Amazon.co.jp で使用している送信情報(ページの下の方)

 

詐欺グループは「法的手段」がお好き

「有料サイトを見たから、登録したから、支払いしてね、然もなくば法的手続きに移行するよ」

これ、詐欺師グループの常套句です。得意中の得意文句です。

軽すぎる^^ そんなにポンポン法的手続き取ってどうするのよ。ねっ、そんな感じで大上段に立って眺める気持ちが大切です。

ある種動画サイトなどの閲覧が趣味の方は、引け目のようなものが心の中にあるのか、この手の詐欺に引っかかりやすいんです。

でも電話しちゃダメですよ、絶対ダメ。無視しておけば必ず立ち消えになりますから。

仮に、同じところから2回3回連絡が来ようとも絶対無視ですよ!!

 

代引きで商品が送られてきた場合

今度は通信手段を使って騙すのではなく、代引きで商品を送ってきて、その代金を支払らわせようという方法です。

頻発する手口ではないと思いますが、万が一の時のために、対策を覚えておいてください。

 

ある日、全く身に覚えのない商品が「代引きです」と言って届けられました。どうしますか?

そもそも、商品を頼んでから届くまでの日数なんてしれてるじゃないですか。だから、頼んだ事を忘れてるってないですよね。

誰でもそう思う。

 

ところがいきなり来られると、ちょっと迷ったりすることもあります。「あれっ、頼んだっけ?」

そこで「せっかく配達してくれたお兄ちゃん待たせるの悪いから」と焦ってはいけません。

身に覚えのないものは「私は頼んでいません」とはっきり言って、持って帰っていただきましょう。

どうしても自信がないときはスマホでAmazonの公式サイトにログインし、以下のところ↓を確認すれば、過去の注文履歴内容は瞬時にわかります。

 

 

 

登録情報を騙し取る手口

マーケットプレイスでのフィッシング

Amazonには、Amazonが直接商品を販売をするほか、マーケットプレイスという仕組みがあって、不特定多数の出品者が商品販売をすることができます。

なので、購入者はより多くの選択肢ができて、多くの商品から選択購入をすることができるのです。

購入者にとって有益な反面、マーケットプレイスには多くの詐欺師グループが紛れ込んでいて、こいつらが悪事を働くのです。

 

典型的な例で説明しますと・・・

つい選択したくなるような価格で販売しており、購入したのはいいが待てど暮らせど商品が届かない。

出品者に確認しても生返事ばかりで、いつの間にか出品者アカウントが消えてしまっている。

 

代金を支払っている場合は、Amazonへ請求すると同額を返金してもらえるので、まあ心配はありません。

しかし、実は詐欺師グループの狙いはそこではなく、あなたの「個人情報」詐取だったのです。

 

では、どんな情報が盗まれるのでしょうか。

氏名・住所・電話番号

これね、出品者が直接発送する場合なんですけどね。当然、氏名・住所・電話番号などを出品者に教えることとなります。

はい、とってもかんたんに詐欺師グループはあなたの情報を入手することができました。

 

防止策

幾つかの考え方があるので、それぞれの考え方を理解してください。どっちにしても、ありえないような、商売にならないような安い価格には飛びつかないことです。

 

Amazonの直売り品以外は買わない

これが一番硬い方法です。私はプライム会員で、基本プライム対象商品(送料無料)以外は買いません。

 

FBAを利用している出品者からのみ買う

この場合は商品発送や返品手続きはAmazonが行うので出品者と直接のやり取りは発生しません

こんなふうに表示されます。

 

出品者選択の制限をしない

これが一番リスクが高いが、最低限の確認だけはやっておく必要があります。

写真↓の中の「新品の出品」をクリック(タップ)します。

 

そうすると、次の画面の中央に評価が出ているので、一つの目安にはなります。

 

また、評価の上の店舗名をクリックすると、特定商取引法に基づく表示があらわれるので、ここで事業者の情報をチェックできます。

 

更に、そこで確認できる事業者住所をGoogleマップの検索欄に入れれば、地図上の場所を特定でき、ストリートビューにすれば実際のその場所の状況も確認できます(よく、とんでもない場所だったりする^^)。

 

 

メールやSMSを使ってのフィッシング

これらは全て文面で嘘八百を並べた上で、「このURLをクリック(タップ)してください」というものです。当然クリックは厳禁です。

本当のAmazonの公式サイトURL

本当のAmazonの公式URLは・・・

https://***.amazon.co.jp

となっています。例えば・・・

  1. https://www.amazon.co.jp/
  2. https://aws.amazon.com/jp/
  3. https://pay.amazon.com/jp

といった具合。

 

では、どんなインチキ文面が来るのでしょうか? いくつか例を表示します。

 

「購入商品の注文を確認します」

もし、本当に購入したかを確認する場合は、来たメールからではなく、自分で登録したブックマークからAmazonのサイトにログインして、右上注文履歴↓をクリックすれば購入商品が時系列で表示されるので、即確認ができます。

 

「あなたのAmazonアカウントに不正なアクセスがありました。ログインに心当たりがない場合はこのURLから操作をしてください」

Amazonはこんな内容のメールを出しません。

 

「すぐお支払い情報を更新する必要があります云々」

Amazonはこんな内容のメールを出しません。

 

まさに手を替え品を替えて、かなり凝ったものを送ってよこすのですが、狙いは・・・

メール・SMS内に記載のあるURLをクリック(タップ)させ、指示通りの入力をさせることにより、あなたのアカウント情報やクレジットカード情報を盗み取ることです。

 

対策は何度も申し上げている通り、ただ一つ。メール・SMS内にある指示を無視すること、URLをクリック(タップ)しないことに尽きます。

 

本物のAmazonから来たかを調べる方法

もし、きたメール・SMSが、本物のAmazonから送付されたかどうかを確認したいなら、ブラウザからAmazon にログインした上で・・・

アカウント&リスト>アカウントサービス>Eメールとメッセージ>メッセージセンター

と入ればAmazonがあなたに送付した全てのメールが確認できます。

 

アカウント乗っ取り防止の最強手段

今までは詐欺師グループが仕掛けてくる罠にどう対処するかをお話ししてきました。

被害の中で最も困るものは、IDとパスワードを盗まれることです。これやられて暴れられたら、本当に対処が大変です。

ここでは、IDとパスワードを盗まれても、尚、耐えられる方法をお話しします。

 

その手段を二段階認証と言います。二段階認証を行っておけば、IDとパスワードを使うだけではログインができないので非常に安全です。

当然、設定には一手間かかりますが、それを嫌がっている場合じゃないでしょう。

もしあなたが、まだ二段階認証の設定を行ってないなら、すぐに手続きをしてください。これは自分を守るためにマスト中のマストです。

詳しい操作説明はこちら↓

Amazon.co.jp ヘルプ: 2段階認証を有効にする

 

 

 

まとめ

Amazonを語る詐欺グループから身を守る術について述べてきました。

本物のAmazonはメールやSMSで支払いや個人情報を要求したりしません。これを覚えておくことが一番大事です。

その上で、メール・SMS内にあるURLを絶対にクリック(タップ)しないことを徹底してください。

 

もし、来たメール・SMSの内容について調べたい場合は、そのメール・SMS経由ではなく、必ず自分でAmazonにログインして調べてください。細かい内容は本文の通りです。

また、商品を購入する場合は、安全を優先するなら、販売先をよく調べて間違いのないところから買うことに尽きます。

ネット上の知識を一通り持っている方はともかく、そうじゃない方は、買いたいもの最優先ではなく、安全最優先の考え方が一番でしょう。

 

以上、説明してきたことで難しいことは一つもありません。本文に述べたように注意深く対処すれば下手を打つことはないでしょう。

 

最後に説明した二段階認証ですね。

これ、どうか軽く考えないでください。設定がまだなら絶対に行ってください。

 

ということで色々と述べましたが、危ない目に遭わないように、損をしないように、くれぐれも気をつけてくださいね。



シェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です