【面倒】ママ友のグループline トラブルを防ぐ7つの方法【修羅場】



ママ友をつなぐlineの限界

グループlineは確かに便利です。伝えたいことを瞬時にメンバーに送ってくれるわけですから。

幼稚園や学校に関する情報をタイムラグなく共有できる快適さは、使ってみて初めてわかるものです。

お母さん達が盛んにlineを利用する所以です。

 

ところが一方において・・・

ママさんにアンケートを取ると、ママさんグループlineを敬遠したい意見が山のように集まります。

こんなに便利でお手軽なツールの何がダメなのでしょうか?

そう、でも、これで苦しんでいる辛い思いをしているママさんがたくさんいるのです。心の中で「ウザい×1000」と叫んでいるママさんがたくさんいるのです。

 

この記事は、そういうママさんがグループlineとどう付き合っていけば良いのかを考えるために作成しました。

実はツールとしてのlineに問題があるわけじゃないと考えています。どちらかといえば、それを使う人間側の問題です。

どんな使い方が望ましいのか、困るのか。一つづつ考えていきます。

 

立ち上げ時にリーダーがいれば

ここが最も大切で、これさえきちっとしていればグループlineに関する悩みはほぼ出ないと言っても過言ではないでしょう。

簡単な事です。

  1. グループ立ち上げ者がリーダーになる
  2. リーダーはグループの規則を作る
  3. メンバーは登録時に規則の遵守を約束する
  4. 逸脱したメンバーには都度リーダーが注意する

 

たったこれだけです。これを周知徹底すれば、暴走ママの無関係書き込みはほぼなくなるでしょう。

とはいえ・・・リーダーのなり手が不在の場合もあるでしょうし、そもそも論理の通じないママが入っているケースもあるでしょう。

そういったことを踏まえ、重複するかもしれませんが、個別のケースと対策を考えます。

 

 

返信洪水

幼稚園や学校関係のママ用グループlineの目的は、基本的に、連絡事項を知らせる事です。

ですから、極めて事務的に、書かれた内容を全員が認知すればいいだけです。

ところが、メンバー個々が「わかりました」とか「ありがとう」とかって返事を入れると、連絡事項がどんどん上に上がっていくので、後から見る人は困ります。

 

Line経験者なら誰でも知ってますが、ほぼ意味のない一言返事やスタンプが一杯で、元々が何の話だったかわからないって事ね。

これ、みんなが「まずいよね」って感じてるんだからやめればいいだけの話。

じゃあ具体的にどうするか? 基本的には二つの方法があります。それは・・・

  1. グループ立ち上げ時の注意事項としてリーダーが明言しておく:連絡事項は読むだけで返事はしないでください。出欠を求めた場合は「出席」「欠席」のみをレスしてください。
  2. 連絡事項を流すたびに括弧書きを入れておく:(返事はしないでください)(出欠確認が必要な場合は、「出席」「欠席」のみをレスしてください)

 

グループlineも一旦走り出してしまうと、lineをする人特有の習性みたいなものなので、なかなか修正が難しいし言いにくいでしょう。

リーダーがいなくても、みんながlineの弱点を知っているわけだから、必ず一番最初に申し合わせをしておく事が大切です。

ここね、さらっと書いてますが相当大切ですよ。

「ノート」を使う方法もある

大事な伝達事項や、行事内容報告と出欠確認なんかは、トークルームを使わずに「ノート」に書いて保存しておくって手もあります。

「ノート」を作成すればトークルームにその旨が表示されます。そして、こうしておけば、流されていかないのでいつでもメンバーが確認できるのです。

 

 

暇につきあわせようとするママ

最初にリーダーがルールを発信していても守らないママがいます。また、そのママと仲のいいママがグループにいたりするのでややこしい。

こういうママは、ルールを守らずいろんなことを発信する可能性があります。

  1. プライベートな話
  2. 勝手な子育て論
  3. 愚痴
  4. 噂話
  5. 他人の悪口

 

基本的にかまってちゃんのケースが多いので、下手に既読スルーを続けると謂れなき苦情を吐かれたりします。(まあ、グループの人数が多ければ既読スルーも気づかれない可能性はありますが)

無視できないのであれば、何らかの対応が求められますね。

 

実は銀行員時代、得意先係として個人宅を訪問していた時に、こういう奥さんは沢山沢山経験しています。

そこで学んで作った私ルール。

  1. 絶対に批判をしない
  2. 絶対に反対意見を言わない
  3. 抽象的肯定・穏やかな疑問のみにする

 

これは、ママのグループlineでも使える有効なルールです。

  1. あ〜そうなんですね
  2. そういう考えかたもあるんだね〜
  3. どうなんでしょう?

 

相対では更に具体的な反応を迫ったりされましたが、グループlineでは、特定の人に対して反応を伺うような事はしないでしょう。

 

メッセージ入りスタンプ

そして、もう一つの対応策としてオススメしたいのが、メッセージ入りのスタンプです。これはなかなかの優れものなので上手に活用するといいでしょう。

  1. 大人カラフル敬語スタンプ
  2. ふんわり

 

時間差でターゲットにならないようにする

もう一つ、別の発想で難を逃れようというわけですが、それは、すぐに既読にしない、という簡単なものです。

狙いは「このママは暇人だ」と思わせないというところにあります。暇人認定を受けると粘着される可能性があるので、グループ全体の半分くらいの人が既読したところで自分も既読にすることを徹底します。

 

 

スパイママ・営業ママ・宗教ママ・偏ったママ

結論から言うと、どれも対応は上記の通りです。

スパイママ

園内や校内のことをほぼリアルタイムでグループlineに書き込んでくるママ。当然、信ぴょう性には大きな疑問符がつく。まともに信用してはいけないし流布してもいけない。

  1. ◯◯君が△△ちゃんをなぐった
  2. □□先生が◯◯君を依怙贔屓している
  3. ☆☆先生が彼氏と腕組んで歩いてた

 

偏ったママ

変に情報伝播能力があったりするので注意が必要です。バランス感覚で判断した結果、どうしても返事を返す必要があると判断するなら、極力メンバー後ろの方で既読+スタンプ。

こういった人は相対的判断能力が乏しく且つ我が強い場合もあるので、できるだけ目立たぬように、振り回されぬように。

特に教育論とか得意にブッていたら、ひたすら目立たぬように後ろの方で既読+スタンプ。可能なら無視。

 

営業ママ

自営業やどこかの商品の販売営業なんかをしているママがしでかす書き込み。

  1. 今だけこのグループのママにだけ特別価格で分けます

もう完全に常軌を逸しているので、触ってはいけないです。

 

宗教ママ

これも時々います。今は少なくなったのかな。

  1. あなたとご家族の悩みが嘘のように消えます、騙されたと思って集会に参加してください

グループlineに書き込んでくる時点で見境がなくなっている。これも触ってはいけないです。

 

 

いっそのこと通知をオフにする

これもいい考えです。電車の中でも、ひっきりなしに通知のなるスマホを見てる人がいますが、どう考えても生活に悪影響です。

通知をオフにしておいて、スマホを見るのは朝・昼・寝る前とかって自分ルールを作っておくのです。

ただしその場合の注意点として、グループに加わる一番最初に「生活の都合上(仕事の都合上)、〜の自分ルールを作っているので、すぐには見れないのでゴメンなさい」と一言断っておくのがキモ。

 

私はある時iPhoneのアプリを全部見直して、通知は最小限にしています。ほとんどならない^^ もちろん、メールやlineは通知オフ。

理由は簡単、実質的に半日も返事を待てないメールやlineの書き込みに出会った事がないから。そういう場合は電話が来る。

 

 

lineアプリそのものを入れないという考え方

lineアプリをスマホに入れない。もしグループにさそわれたら「こういうの本当に苦手なんです。ごめんなさい。」で逃げ切る。

毎日子供を送り迎えし、担任や同じクラスのお母さんと普通に意思疎通をしていれば、lineがなくてもメチャクチャ困ることはないでしょう。

小学校でもそう。子供が持って帰ってくるお知らせなんかをちゃんと読んでいれば、或いは自分なりのママ友を作っていればいつでも電話できるし、lineがなくても著しく困ることはないでしょう。

アプリを使用するしないは人によりにけりです。毎日の生活を送る上で、どちらがホントに暮らしやすいのか。

ほぼ無意識にアプリを入れてしまうのですが、どこかで立ち止まって一回考えてみるのは、悪いことではないでしょう。

 

Lineでの会話は直接会話と根本的に違う

最後にlineの限界を改めて考えてみます。

Lineにしてもメールにしても、場合によっては電話でさえも、話が伝わらないことが往々にしてあります。

例えば、lineでのこんな会話。

えり
あっしまった、子供にお金持たせるの忘れた。
結月
ええっっ? ばっかじゃないの!!

 

どう思います? どう感じます?

実は、Lineはこういう感情の入った会話情報を上手に伝えることができないのです。もう本質的に無理なんですね。

にも関わらず即時的な対応を求める(求められる)ので、十分に正しい判断ができないまま会話が進んでしまったりします。

その結果、「ばか」と思わず書いてしまった言葉が、書いた本人の本当の気持ちから離れて、思いもよらない波紋を呼んだりするのです。

 

一方、顔を見て同じ会話をしたらどうなるのでしょうか?

  1. えり「あっしまった、子供にお金持たせるの忘れた。」
  2. 結月「ええっっ? ばっかじゃないの!!」
  3. えり「だよね〜 信じられない。」

 

と苦笑しておわり。・・・なんてことはない、気を許せるもの同士のいつもの会話。

 

じゃあ、なんでlineを通すのと直ではこんなに差が出るんだと思いますか?

一言で言えば、その最も大きな原因は圧倒的な情報量の差です。

顔を見て喋っている時、あなたは目の前にいる相手の顔の表情の変化を、喋る声の表情の変化を、更には相手の息遣いまでも判断材料としています、

これが実に大きい。文字だけでは到底理解ができない相手の気持ちが直ではわかるのです。(そういう状況でさえ、何度か説明しないと誤解されることもあるわけですが)

電話の声だけでは、やはり情報不足です。電話で大ゲンカしたのに、翌日顔を見て二言三言喋ったら仲直りできるってのはよくある話です。

 

整理しますと・・・

文字だけで心情をつたえるのは難しい

特にlineを含むSNSは、素早い相手の反応を求め(求められる)ので、余計に、正しく心情を伝えるには向いていないのです。

また、相手が特定の一人ならまだしも、グループとなると更にややこしいです。同じ文章でも、人によって受け取り方は様々です。

逆に言えば、受け取りかたが様々になる=発信者の心情が伝わったり伝わらなかったりするので、そういう類のメッセージを受送信するツールとしてlineは向いていないことになります。

 

さて、ここまでわかればlineというツールはどう使ったらいいのか、どういう使い方が良くないのかが簡単に理解できます。

lineが間違いなくできる事は事実の伝達で感情の伝達はできません。

こういった特性を踏まえ、後先になりますが、再度、ママのグループlineにどう対応していくかを考えれば、申し上げてきた事がよくわかってもらえると思います。

 

 

 

まとめ

園児や児童を持つママのグループlineについて、その付き合い方対処の仕方について述べてまいりました。

ぶっちゃけ、立ち上げ当初にリーダーがいて、ちゃんとルールを徹底していれば、ほとんど問題らしい問題は起きません。

逸脱者が出ればその都度リーダーが注意する、「そういうふうにする」と最初に周知徹底しておけば、ほぼ大丈夫です。

返事の無限ループが起きないようにするのも、最初の取り決めで解決できる問題です。

ね、ホント最初が肝心なのです。

 

しかし、残念ながらそういう環境でなかったら、平気で逸脱行為を続ける人がいたら、この記事で申し上げたような対応が必要です。

中にはややこしいママがいて、このグループで思い通りにならないから、その中のセレクトメンバーで更に小グループを作るなんてこともあるでしょうが、兎にも角にも関わらない事です。

また、変な標的にされないように、関わりを持つきっかけを作られないためにも、この記事で述べているように慎重に目立たぬようにする事が肝心です。



シェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です