目 次
幸せとは何なのか?
幸せって何でしょう?
人によって答えは異なるかもしれませんが、一般的には、自分の人生に満足している状態や、ポジティブな感情を多く感じる状態と言えるでしょう。
一方、幸せの源泉は人によって大きく異なります。
お金や物、地位や名声、家族や友人、恋人やパートナー、健康や美容、趣味や仕事など、本当に多彩です。
でも、どんな幸せにしても共通していることは、それが自分の心を満たし、喜びや充実感を与えてくれる点です。
では、なぜ私たちは幸せになりたいと思うのでしょうか?
人間は生きるために必要なものを自然欲求的に求めます。食べ物や水、空気や睡眠などは生命維持に欠かせませんよね。
でも、それで体は満たされても、それだけでは心が満たされないんですね。
私たちは心の欲求も満たす必要があります。愛や安心感、自己実現や承認欲求などは心の栄養です。これらを満たすことで私たちは幸せを感じます。
幸せになることは私たちの本能であり、目的でもあります。
但し、現実はそう簡単ではありません。ストレスや悩み、不安や苦しみなどが私たちの心を傷つけます。
また、自分の理想と現実とのギャップや他人との比較も私たちの幸福感を低下させます。そんな中で私たちはどうすれば幸せになれるのでしょうか?
このブログでは、そんなあなたのために究極の幸せになる方法をお伝えします。この方法を実践すればあなたは必ず幸せになれます。それでは早速見ていきましょう。
ポジティブな思考を持つ
幸せを追求する上でのポジティブな思考とは、自分の人生や周囲の状況に対して肯定的で前向きな態度を持ち、自分自身や他者に対する期待や信頼を抱くことです。
ポジティブな思考は、幸せや成功を追求する際に本当に重要な役割を果たします。
では、ポジティブな思考は、どんなふうに幸せ追求に役立つのでしょうか? それらを以下に述べます。
- 対応能力の向上:ポジティブな思考は、困難な状況やストレスに対処し、回復力を高める効果がある。前向きな態度で問題に取り組むことで、より効果的に解決策を見つけることができる。
- 自己効力感の強化:ポジティブな思考は、自分に対する信頼感や自己効力感を高めることができる。自分の能力を信じ、目標に向かって行動することで、幸せを実現する可能性が高まる。
- 人間関係の向上:前向きな態度は、他人とのコミュニケーションや関係性を良好に保つ効果がある。ポジティブな思考を持つことで、周囲の人々との関係が向上し、幸せな人間関係を築くことができる。
- 創造性と柔軟性の促進:ポジティブな思考は、創造性や柔軟性を高める効果がある。新しいアイデアや解決策を見つけることが容易になり、幸せを追求する上での障害を乗り越える力が強化される。
- 健康と幸福感の向上:ポジティブな思考は、心身の健康や幸福感に良い影響を与える。前向きな態度で日々を過ごすことで、ストレスが軽減され、心身の健康を維持することができる。
ここに説明したようなポジティブな思考は、実は、幸せを実現するための総括的な考え方、全ての基本であります。
以降、具体論を展開していきますが、今ここに述べたことが基本であると常に思い出しながら読んでください。
話が若干カブる部分もありますが、わかった上でそうしているので、気にせずに読み進めてください。
自己肯定感を持つ
自己肯定感とは、自分自身を肯定的に評価することです。
自己肯定感が高い人は、自分の価値や能力を認めているため、自信や自尊心があります。
逆に、自己肯定感が低い人は、自分の価値や能力を否定しているため、いつも不安で劣等感に苛まれます。
自己肯定感は幸せになるための重要な要素です。なぜなら、自己肯定感が高い人は、自分の人生に対して積極的で主体的になれるからです。
自分の意見や感情をちゃんと表現できたり、チャレンジしたり、失敗から学んだりできます。
また、自己肯定感が高い人は、他人からの批判や否定にも耐えられます。なぜなら自分を信じているからです。
じゃあどうすれば自己肯定感を高めることが出来るでしょうか? 以下にそれを説明します。
- 自分の長所や強みを認識する:自分の良いところや過去に成し遂げたことを思い出すことで自分の価値を再認識できる。
- 自分の短所や弱みを受け入れる:自分を責めたり否定的な言葉を使ったりするのではなく、自分を励ましたり褒めたりすることで自分への愛情を深める。
- 自分の目標や夢を持つ:自分に自信を持ち、自分の価値や可能性を信じながら、将来の目標や夢を追求すること。
- 自分の成果や努力を認めて褒める:自分が達成した目標や、その過程で行った取り組みに対して、肯定的な評価を与えることを意味する。
- 自分の感情やニーズを大切にする:自分の感情や欲求や要求を受け入れ尊重し、又は他人に表現することを大切にし、そういったことを続けることで自己肯定感が強くなる。
- 自分の価値観や信念を持つ:自分の内面にある考え方や価値判断、信じるものを明確に認識し、それに自信を持つことが重要で、それにより意思決定力が向上しかつ自己肯定感が向上する。
- 自分の選択や行動に責任を持つ:意思決定に主体性を持ち、決して人のせいにせず、その結果を受け入れ、失敗してもそこから学ぶ姿勢を貫くことで成長するし自己肯定感も高くなる。
- 自分と他人を比較しない:他人と比べて自分を卑下したり嫉妬したりするのではなく、自分のペースで生きることで自分らしさを尊重する。
この8項目は決して斜め読みしたり読み流したりしてはいけないです。しっかりと心に刻みつけて日々行動すれば必ず幸せに近づけるはずです。
自分を肯定するとは否定しないことです。否定しない大切さを忘れないでください。
感謝の気持を持つ
感謝とは、人の善意によって自分が助けられていると感じることで起こる肯定的な感情です。
あなたも私も一人では生きていけません。日々誰かの助けによって生きています。その助けを認識した時に、私たちは感謝の気持ちを持つことになります。
感謝の気持ちを持つことは、自分の幸福度を高めるだけでなく、他人との関係性も良くする効果があります。感謝することで、相手に対する信頼感や好感度が上がり、コミュニケーションが円滑になります。
また、感謝することで、自分の心が満たされやすくなり、ストレスに強くなり、気持ちが明るくなり、不安が減り、良く眠れるようになります。この辺が人間の不思議なところ。
さらに、感謝することで、心臓にも良い影響があることがわかってきました。
では、どうやって感謝の気持ちを持つことができるのでしょうか?
日記をつける
一つの方法は、日記をつけることです。毎日寝る前に、その日あった良いことや感謝したいことを書き出してみましょう。
どんな小さなことでもいいんです。
例えば、「今日は天気が良かった」「友達からメールが来た」「美味しいご飯を食べた」などです。書き出すことで、「ありがとう」な気持ちに気づくことができます。
「ありがとう」を言う
もう一つの方法は、言葉に出すことです。
日常的に「ありがとう」という言葉を使ってみましょう。家族や友達、職場の人など、自分を支えてくれる人に対して「ありがとう」と伝えてみましょう。
言葉に出すことで、相手も自分も気分が良くなります。最初は恥ずかしかったり照れくさかったりするかもしれませんが、続けていくうちに慣れてきます。相手も受け取ってくれるようになります。
感謝は幸せになるための大切な大切な基本要素です。「ありがとう」という言葉を使うことから始めてみましょう。
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「ありがとう はじめる」って何か記憶にある言葉だなって、そんな歌もあったなって思い返してみたら、やっぱりそうでした。
目標を設定する
幸せになるためには、自分の人生に意味や方向性を与える目標を設定することが重要です。
目標設定は、自分の能力や価値を高めるだけでなく、自己効力感や達成感をもたらすことができます。
また、目標設定は、自分の行動や選択に責任を持つことを促し、自己管理や自己規制のスキルを向上させることができます。
でも、目標設定には少しコツがあります。適切な目標を設定するためには、以下のポイントに注意したら良いと思います。
目標は具体的で明確にする
あいまいな目標では、進捗や成果を測ることができません。例えば、「英語を上達させる」という目標よりも、「TOEICで800点以上を取る」という目標の方が具体的です。
目標は挑戦的だが現実的にする
高すぎる目標は、達成することが難しく、挫折や失望を招く可能性があります。低すぎる目標は、やる気や興味を喚起しないかもしれません。
例えば、「TOEICで990点を取る」という目標は、現在の英語力によっては不現実的かもしれません。「TOEICで600点を取る」という目標は、現在の英語力によっては簡単すぎるかもしれません。
目標は期限を設定する
期限がないと、目標に対する緊張感や優先度が低くなります。期限を設定することで、計画やスケジュールを立てやすくなります。
例えば、「TOEICで800点以上を取る」という目標に、「来年の3月までに」という期限を加えると、より具体的で実行可能な目標になります。
目標は分割する
大きな目標は、小さな目標に分割することで達成しやすくなります。分割した目標に対してフィードバックや報酬を与えることで、モチベーションや自信を維持することができます。
例えば、「TOEICで800点以上を取る」という大きな目標は、「毎日30分英語のニュースを聞く」「毎週1回英会話のレッスンを受ける」「毎月1回模試を受けて点数を記録する」などの小さな目標に分割することができます。
良い人間関係とコミュニケーション
幸せになるためには、人間関係もまた重要な要素の一つです。
人間関係とは、家族や友人、恋人、同僚など、自分と関わりのある他者との関係のことです。
人間関係が良好であれば、自分を受け入れてくれる人がいることを実感できたり、支え合ったり、楽しい時間を共有したりできます。
これらは幸せを感じる大きな要因となります。
逆に、人間関係が悪化すれば、孤独や不安、ストレスなどのネガティブな感情が生まれます。これらは幸せを妨げる大きな要因となります。
では、どうすれば人間関係を良好に保つことができるのでしょうか?
コミュニケーションを大切にする
人間関係を良好に保つためには、コミュニケーションが欠かせません。
コミュニケーションとは、言葉や表情、身振りなどで自分の思いや感情を伝えたり、相手の思いや感情を理解したりすることです。
コミュニケーションを取ることで、相手との信頼や親密さが深まります。また、誤解やトラブルを防ぐこともできます。
コミュニケーションを大切にするためには、以下のようなことに注意しましょう。
- 相手の話をよく聞く:相手が話しているときは、目を見たりうなずいたりして相槌を打ちましょう。また、質問や感想などでフィードバックをしましょう。
- 自分の話を分かりやすく伝える:自分が何を考えているか、何を感じているか、何がしたいかなどを明確に伝えましょう。曖昧な言い方や暗黙の了解はけましょう。
- 相手の気持ちや立場に配慮する:相手がどんな気持ちや立場にあるかを常に想像するとともに、相手に不快な思いや不利益を与えないように言葉遣いや態度に気をつけましょう。
まるで持って生まれた能力を使うかのように、自然に、相手の立場を思いやったり、自分の喋る言葉に気をつけたりをできる人がいます。
反面、まるで人を傷つけることを目的にしているのか?と勘ぐらざるを得ないような言動を常日頃からする人もいます。
ぜ〜んぶ自分に跳ね返ってきますよ。良くも悪しくも。
趣味を持つ
幸せになるためには、自分の好きなことや楽しいことをする時間を作ることも大切です。
趣味やレジャーは、ストレスを解消したり、自己表現したり、新しい人と出会ったりする機会になります。
また、趣味は自分の能力や才能を発見したり、向上させたりすることができます。
趣味を持つことで、自分の人生に意味や目的を感じることができるのです。
しかし、趣味にも注意点があります。
酒やギャンブルは要注意
趣味が仕事や勉強などの本来の目標に影響を与える場合は、バランスを見直す必要があります。
また、趣味が自分の価値観やライフスタイルに合っているかどうかもチェックしましょう。
例えば、ギャンブルや飲酒などの趣味は、健康や財政に悪影響を及ぼす可能性があります。同様に、男遊びや女遊びも人生を台なしにするケースが多いです。
また、趣味が他人に迷惑をかけたり、法律に反したりする場合もあり、こういった場合も当然避けるべきです。
幸せになるための趣味は、自分にとってプラスになるものであるべきです。自分の興味や好奇心を追求することで、幸せ感や充実感を得ることができます。
趣味は自分の人生を豊かにするためのツールであり、自分の人生を支配するものではありません。
趣味を楽しみながら、幸せになるための基本的な要素を忘れないようにしましょう。
ストレスを上手くコントロールする
幸せを追求する上で、ストレスを上手くコントロールすることもまた重要な要素です。
ストレスを適切に管理することで、心身の健康を維持し、幸福感を高めることができます。とはいえ、心自体が微妙なものなので簡単に管理とかって出来ないんですよね。
じゃあ、どういうふうにストレスをコントロールすればいいのか? はい、それは以下のとおりです。
- ストレスの原因を特定:ストレスの原因を明確に把握することで対処法を考えることができる。ストレスの要因をリスト化し、それぞれに対して解決策を検討してみよう。
- 時間管理:時間を効率的に使い、適度な休憩やリラックスタイムを確保することで、ストレスを緩和できる。タスクを優先順位付けし、適切なスケジュールを立てることが重要。
- 適切な休息と睡眠:十分な休息と睡眠をとることで、ストレス耐性が向上し、心身の回復が促される。良質な睡眠環境を整え、規則正しい生活リズムを保つことが大切。
- マインドフルネス練習:瞑想や呼吸法などのマインドフルネス練習を行うことで、ストレスを軽減し、精神的な平穏を得ることができる。
- 適度な運動:運動はストレスを解消し、エンドルフィン(幸福感をもたらす物質)の分泌を促す効果がある。定期的な運動を行うことで、ストレスをコントロールすることができる。
- ソーシャルサポートの活用:友人や家族との交流を通じてストレスを共有し、助言や支援を受けることでストレスを軽減することができる。
- ストレス緩和の技法:プログレッシブ・マッスル・リラクセーション(筋肉を緊張させて緩める技法)や、深呼吸法など、ストレス緩和の技法を学び実践することでストレスを上手くコントロールすることができる。
- 趣味やリラクセーション活動:自分が楽しむ趣味やリラクセーション活動に時間を割くことで、ストレスを緩和し心身のバランスを保つことができる。
- プロフェッショナルな支援:ストレスが過度になり自分で対処できない場合は、専門家(カウンセラーや心療内科)に相談することも重要。プロフェッショナルな支援を受けることで、適切なストレス管理方法を学ぶことができる。
これらの方法を組み合わせて、自分に合ったストレス管理法を見つけることが大切です。
ストレスを上手くコントロールし、バランスの取れた生活を送ることができるなら、幸せを追求する上での障害を乗り越えることができます。
最初に、幸せを追求するためには、包括的にはポジティブな思考が大切だと述べました。しかしストレスが心を蝕んでくると真逆な思考に傾きがちになります。
なので、ストレスコントロールも幸せ追求には本当に大切です。
特に睡眠と運動、ここにしっかりとフォーカスした生活を送れるなら、これだけで、かなりストレスは軽減するはずです。
社会貢献を行う
幸せを追求する上で、「社会貢献を意識する」とは、自分の行動や選択が他人や社会全体にどのような影響を与えるかを考慮し、積極的に他者やコミュニティのために貢献することを意味します。
社会貢献を意識することで、自分自身の幸せだけでなく、周囲の人々や社会全体の幸福感を向上させることができます。
以下を参考にして、積極的に社会貢献を意識した生活をしましょう。
- ボランティア活動:自分のスキルや時間を利用して、地域社会や団体のためのボランティア活動に参加しょう。ボランティアは、自分の能力を活かして他者に貢献することで幸福感を高める効果がある。
- 慈善活動や寄付:資金や物資を必要とする団体や個人に寄付を行うことで社会貢献を実現できる。寄付金額が多いか少ないかに関わらず、自分ができる範囲での支援を続けることが大切。
- 環境保護活動:地球環境を守るための活動や、持続可能な生活習慣を取り入れることも社会貢献の一形態。リサイクルやエネルギー節約、地産地消などの取り組みは、環境に配慮した社会貢献の一つ。
- コミュニティへの参加:地域のイベントや活動に参加し、コミュニティの一員として関わることで、社会貢献を実感できる。地域住民との交流を通じて、相互支援や協力関係を築くことができる。
- サポートや助言の提供:自分の経験や知識を活用して、他者にアドバイスやサポートを提供することも社会貢献につながる。友人や家族、同僚に対して、必要なときに助けの手を差し伸べよう。
社会貢献を意識することで、自分自身の幸せだけでなく、他者や社会全体の幸福感を向上させることができます。
また、自己成長や達成感、自己価値の向上にもつながり、より充実した人生を送ることが可能になります。
私も約25年に亘って、属している組織を通じてボランティア活動を行ってきました。
継続して様々なボランティア活動を行っていると、勿論喜んでいただけるのもありますが、自分自身にとっても、地域社会との接し方やつながりが少しずつ分かってきたりして、おとなの社会勉強という側面もあると感じてます。
まとめ
このブログ記事では、究極の幸せになる方法についてご紹介しました。
幸せになる方法は人それぞれですが、自分の価値観や目標に沿って生きること、ポジティブな感情を増やすこと、人間関係や社会貢献を大切にすることなどが特に大切です。
幸せになるためには、自分自身を知り、自分の感情や思考に対して優しくし、自分の行動や習慣を改善することが必要です。
また、他人とのコミュニケーションや協力も幸せにつながります。幸せは一日一日の積み重ねであり、常に意識して取り組むことが大切です。
最後に、関連する書籍を五冊紹介しますので、もしよろしければ、手にとって読んでみてください。本当に有益な本ばかりです。
- 明日の幸せを科学する(ダニエル・ギルバート)
- 精神科医が見つけた3つの幸福 最新の科学から最高の人生をつくる方法(樺沢紫苑)
- ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から”持続的幸福”へ(マーティン・E・P・セリグマン)
- 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門(前野 隆司)
- マインドフルネスストレス低減法(ジョン・カバットジン)
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