自己管理ができない 自己管理能力が低い人の根本的な問題と改善策

今こそ自己管理の重要性に気付こう

この記事は、なんとかして自己管理のできる人間になりたいと思っているあなたに、少しでも役に立てばと考え作成しました。

今年、令和2年はとんでもない年となっています。そう、新型コロナウイルス感染症という未知の感染症の発生と広がりが社会活動をほぼ完全にストップさせてしまったことです。

あなたが会社員であれ事業者であれ、とにかく、どうしようもなく八方塞がりだったのではないでしょうか。

往来を制限され、人との接触を制限された結果全てが停止し、このままでは感染防止活動と経済活動のどちらのレベルを上げても下げても世の中は苦しくなるばかりです。

さて、そんな行動制限期間の最中、あなたは毎日何をしていましたか? もちろん、なんらかの形で仕事はされていたでしょう。いやいや、できない人もいたに違いない。

ある意味、かなり孤独な毎日を過ごしていて、例えば「全てが不自由な今こそ自己研鑽するチャンスだ、今自宅で学習することで新たなる飛躍を勝ち取ることができる」。

こんな閃きがあったでしょうか?

もし閃いたならすぐに行動を起こし、そして毎日継続していけるならば、これを可能にしているのは、あなた自身の中にある自己管理能力の存在です。

一方、在宅勤務もそこそこに、毎日ゲームをし続けSNSから離れられなくて、明日のことなんか全く考えもしなければ、これは自己管理力が機能していないと言えます。

どんな毎日を送っているにせよ、長い人生を有意義に過ごしてゆくためには、たとえ今は自覚がなくても、或いは自覚があるけれど今はできなくても、きっと自己管理が必要なんだと信じる方は先を読んでください。

それではまず最初に、自己管理ができない人の特徴を整理しておきましょう。

 

自己管理ができない人とはこんな人

自己管理ができない人の特徴を一言で表せば「だらしない」でしょうか。「だらしない」は実生活において、どんなふうに現れるでしょうか? 

実に様々な面で特徴がでてきます。

  1. 約束した時間に待ち合わせ場所に来ない
  2. 約束した納期に納められない
  3. 双方合意事項を遵守できない
  4. 説得性に欠ける自己主張が強く協調性がない
  5. 報告が必ずしも事実に基づかずやがて嘘がバレる
  6. やる気と無気力の入れ替わりが激しい或いはすぐ転職に走る
  7. チームで仕事を遂行する場合の障害になる
  8. すぐに不満やストレスがたまり他者への誹謗中傷に走る
  9. 冷静に生産的な話し合いができなくすぐ感情的になる
  10. 好き嫌いが多く過食や酒の飲み過ぎ或いは翌日を考えず夜更かしをする
  11. 寝坊欠勤を繰り返す
  12. 給料を無計画に消費し不足すれば消費者金融に走る
  13. パチンコや賭け事に熱中する
  14. うまい話や怪しげな商品にすぐに手を出す

こうやって羅列すると、流石に「いくらなんでもこれでは・・・」と感じるかもしれませんが、こういう人は普通に多く存在します。

あなたの周りにもいませんか、このような人。考えるまでもなく、相手に迷惑がかかる、自社の信用を損なう、何より自分自身が「使えないやつ」認定を受けてしまう。

もし心当たりがあれば、よほどでない限り「改善する必要がある」と思うでしょう。ただ、それが容易でないから難儀なわけです。

 

自己管理できない人の特徴

先にいろんな例を紹介しましたが、どういった事に関する管理ができていないのでしょうか? それを下にまとめました。

  1. 時間管理ができていない
  2. 体調管理ができていない
  3. 感情管理ができていない
  4. やる気管理ができていない

一つ一つの「管理」は考えるほどにその重さが響いてきます。「なぜこんなに大切なことが守れないのだろう?」・・・確かに!

でもそうやすと変わることはできません。対策を考える前に、もう少し観察していきましょう。

 

自己管理できない人が問題にぶち当たるとどう反応するか?

ダメなケースを一つ一つチェックするのって非常に大切です。

もし自覚があって、そしてここまで読んでくださっているなら、あなたは確実に自己を見つめているはずです。自分を見つめなければならないという自覚があるはずです。

では次に、自己管理できない人が自分の不行届きで壁にぶち当たった時の反応をまとめます。

  1. 約束した時刻を守れなかった・・「先ほど訪問していた会社で予定より時間がかかってしまった」と言い訳する。
  2. 納期が守れなかった・・「精一杯努力した」と言い訳する。
  3. 遅刻出社した・・「道路が混雑していてバスが延着した」と言い訳する。
  4. パチンコに過度に熱中する・・「ストレスが溜まっているからしょうがない」と自分に言い訳する。
  5. 大切な会議で言い負かそうとする・・「向こうが間違っているからしょうがない」と言い訳する。

などなど・・・これらの事例って何がダメなのでしょうか?

そうです、全て自分に責があるのにそれを絶対に認めず言い訳を繰り返しています。本能的な防護体制とも言えるようなものが染みついています。

では、なぜ自己管理のできない人はこのような言動行動を繰り返すのでしょうか?

 

自己管理ができない理由

自己管理できてない例をたくさん見てきました。こういう人たちは、自分に他人に言い訳を繰り返します。つまり・・・

自分の欲求が優先してそれを正当化することでなんとかバランスをとっているのです。

流石に「これはこれでいいじゃん」とは思わないでしょう。そう思うには、あまりにも不都合が多すぎます。

じゃあ、できない人の反対のことをすればいいだけですか? まぁそうかもしれません。しかし、わかっていてもできないんですよ。

そんなに簡単に改善できるなら誰も困らないわけでして。でも、どうして改善できないのでしょう?

自己管理をする積極的な理由がない

いきなりど真ん中な結論ですが、その人からすれば自己管理する理由がないのですよ。

自己管理する理由がないとは・・・

人生の明確な目的がないということです。はっきりとした目的がないから、それを達成するための目標もありません。

だから全てにおいて責任を持てず自己中心的で、行き当たりばったりでその日暮らしみたいになってしまうのです。

この点に気がつけば、なんらかの改善策も見つかるんじゃないでしょうか?

 

自己管理出来る人が出来ない人になることもある

改善策に行く前に・・・人の心は実に複雑にできています。

昨日まで、あんなに責任感が強く真面目な仕事ぶりを発揮していた人が無断欠席を繰り返すようになり、やがて自暴自棄の世界へ落ちてゆくことがあります。

ここで申し上げたいことは病気の可能性についてです。

特に、真面目で自分を追い込んでゆくタイプの人はうつ病などの精神疾患に陥る可能性を常に自覚すべきです。

人間、病気には勝てません。変調を覚えたら、兎に角専門医に相談してください。精神神経科や心療内科、あるいはメンタルクリニックといったところを受診するのがいいです。

心身が健康であればこそ勝負できるというものです。

 

自己管理ができるようになる方法(1)

今まで述べてきましたように自己管理は誰がどう考えても必要なものです。でも誤解しないで欲しいのですが、自己管理は目的ではありません、あくまでも手段の一つです。

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

自分で納得した目的を作り、そこに到達するための目標をつくり、そして目標達成の具体的な手段を実行してゆくという手順を踏みます。

大それたことではなく小さなこと、そしてそれを達成することの繰り返し。

その一例として・・・

毎日のTo do リストを作成する

  1. 目標をステップバイステップで小分けしその一つ一つをリスト化し、日々リストを繰り返し見もって仕事をする。
  2. 明日会議なら「感情的に喋らず、まず必ず各意見を100%理解すること」を実行する、というような小さな「その日目標」を作成、着実に実行する。

などなど。人から見てどうか?なんて気にする必要は全くなく、そして自分に多くを望まず、リストに決めたことを着実にこなします。

日誌をつける

一日が終わったら必ず自己評価をするために日誌をつけます。

  1. よかったところ
  2. だめだったところ
  3. 改善点はなにか?

日記ではない点に注目してください。もっと事務的で淡々として自分を見つめるのです。

これらを毎日つけて読み返すことを繰り返してください。

To do リストと日誌を一年続ければ嫌でも好変している自分を発見できるでしょう。

 

自己管理ができるようになる方法(2)

自己管理ができるようになる方法(1)は、いわば、直接それに対して解決法を考えてるんですね。

対して、(2)はそうではなく、目的を見つけてそれに邁進するエンジンを手に入れたら自動的に自己管理ができるようになるという発想です。

では具体的にどう行動するのか?

姉を超える

昔、中学生の頃、超勉強嫌いな友人がいたのですが、彼は結果的に大阪大学の法学部に入学することができました。

なぜだと思います?

聞いたんですよ。そしたら彼曰く「姉ちゃんが阪大の医学部に入ったんだけどそれが気に入らん。俺は同等だということを証明する必要があった。」

姉ちゃんコンプレックス? まぁ他人が聞けばくだらない話かもしれないけれど、遊び放題ダラダラし放題の彼はそこで火がついて、見事姉を見返したわけですよ。

これね、自動的に自己管理能力0が100になってるんですよね。「目的を見つけてエンジンを手に入れる」とはそういうことです。

尊敬する人と継続的に接触する

次に私の例ですが、銀行員としてイマイチ仕事に身が入らなかった入行5年目くらいの話です。

初めて転勤した当時、私はヒラ営業(多分主任)だったのですが、しばらく支店内を観察していると、融資課長がえらい切れものであることが分かったんですね。なんか気になってしょうがない。

で、興味がわいてくるから話がしたくて、割ととってつけたような質問をしたりしても凄く親切に回答してくれたりして。それがとってもかっこよく見えて益々惹かれていったのでした。

「僕もあの人のようになりたい」いつしかそう思うようになって、それが目的となり目標となって頑張ることができました。その結果、自他ともに驚く30才で融資課長となれました。

 

ここに上げた例に似たようなことは、過去あなたの身の回りにも何かしらあったでしょ。

例えば、ダメ社員がプレゼンの機会をもらって、本人にしてみれば「まぁ最低限無難にできればいいや」と臨んだところ大変な高評価を受けて、それがきっかけでマインドがまるっきりやる気モードにチェンジしたとか・・・

密かに心を寄せていた彼がかなりハイレベルな高校を目指してることがわかって、万年成績ベッタの私が突然猛勉強に明け暮れるようになったり・・・

ここで申し上げたいことは「目的を見つけてエンジンを手に入れる」ことで、結果として自己管理ができるようになるということです。

いったん自己管理ができるようになると、基本的な部分で悩むことはなくなります。歯車を回すには大変な力が必要だけれど、一旦回り出したら後は力が少しで済むようなものです。

今ダメな人間が一生ダメだなんてことは絶対にないのです。きっかけ一つでいつでも開花します。

とにかく良い刺激を受けるようにしましょう。ネット上にも良い刺激はたくさんありますよ。意味のある、ためになるネット情報に触れましょう。

ただ、自己啓発イベントの類はお勧めしません。お金と時間の無駄です。どんなにたくさん名刺交換してもその場限りで二度と会わなければ顔を思い出すこともないでしょう。

もっと身近なところにそれを求めることが大切です。

 

まとめ

自己管理について色々と申し上げました。

自己管理のできない方がその方法を身につけるのは簡単じゃないかもしれません、でも何かをきっかけにエンジン点火し、結果的に、意識せずとも自己管理ができるようになることもあります。

今回の新型コロナウイルス感染症をきっかけにした社会の混乱はいつどういうふうに決着がつくのか誰にもわかりません。

社会的規模で免疫を獲得できない間は、2次も3次も都市封鎖はあり得るでしょう。日本が大事に至ってないのは各自の自制が効いているからであって、逆に免疫獲得率は極めて低いのです

でも、こういう時だからこそチャンスであるとも言えます。来るべき日に備えて、今のうちにダメな自分を克服し、キチッと自己管理ができるようになれれば最高です。

私はどちらかと言えば、上記2番目に示した間接的な方法の支持者で、例えば必要な勉強をし(資格取得を目指しでもOK)その結果として自己管理力を手に入れる、というのが自然で無理がないと考えています。

さて、ここぞとばかりに自己改革に勤しむ人と、相変わらずゲームやSNSに没頭する人では、来年の今頃には埋めがたい差ができているかもしれません。