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お勧めの多ボタンマウスはG604
毎日パソコンを使い仕事をするなら、キーボードとマウスは大事中の大事です。
この二つが使い辛いと一日中気が滅入ります。それが来る日も来る日も続くとなれば、そりゃ生産性も落ちようと言うものです。
ですから、真にいいものを本当に手にあったものを使いたいわけですね。
そこでこの記事ではマウスの方に焦点を当て、私が毎日使っていて、もう本当に満足している実に素晴らしいマウスをご紹介します。
所謂多ボタンマウスです。この手のものはゲーミングマウスと呼ばれているのですが、何もゲーム以外に使えないというわけじゃない。
たくさんのボタンにショートカットその他を割り振って、マウス操作だけでこれらを実現するというものでしょ。ならば、仕事にこそぴったりじゃないですか!
しかも、使うアプリごとにショートカットその他の設定を変更できるのであれば、それこそ便利百倍と言えるでしょう。
実は、このマウスを使う前に、私はApple純正のトラックパッドを使ってました。これね、ショートカット等をいっぱい覚えさせて結構気に入って使ってたんです。
しかし、どうしても使いづらい部分があったんですね。それは・・・
範囲選択設定、選択範囲の変更、書類の移動など。要するに、クリックホールド状態でズズズって引っ張る操作がね、もう極端にやりにくいわけですよ。
いつか慣れる、いつか慣れると念じながらも・・・遂に見切りをつけて新しいマウスを探しました。勿論ショートカット等を一杯覚えさせられるやつね。
サイト上を相当うろうろしましたね。そして何度も検討した結果購入に至ったのが、今日ここで紹介するLogicoolのG604という多ボタンマウスです。
結論から先に言います。これ、最高です! 下に詳しく解説しますが、多ボタンであるだけではなく、基本性能が群を抜いています。
そして私の場合は、多ボタンをより使いやすくするために、あえてLogicoolの専用アプリを使わないで、もっと素敵な設定管理アプリを使用します。
では、お待たせしました。G604の説明に入ります。
(G604はWin機でも利用可能ですが、私はMac使いなのでMacのデバイスとしてお話しします)
G604ボタン構成
まずはボタンについてお話しします。
配置は、左側面に6つ、上面左前に2つ、そして上面中央にホイールが一つという構成です。
ホイールは、左右に倒せるチルトホイールで、加えて押し込みもできるので合計3つのショートカットその他を覚えさせられます。
尚、ホイールの後ろにある2つのボタンは、コマンド割り当てはできません。
ということで、以上6+2+3= 11個のショートカット等を割り当てることができます。
この記事で一番申し上げたいところですが、ショートカット等を上手に配置し使いこなすことこそ、Macを使ってのストレスフリーな仕事ができるということです。
11個もショートカットその他を設定できるのですが、最初はなかなか納得のいくような設定ができません。また、設定したしたショートカット自体を忘れてしまいます。
なので、何度もトライしてしっくりくる設定をしてください。とともに設定されたショートカット等を使って使って、早く体の一部のようにしなければ「便利」にはならないのです。
結論は「わかります」。下段は微妙に背が低く、横の3つはこれまた微妙に凹凸がついています。多少の慣れは必要かもしれませんが、まず間違うことはありません。
G604の設定アプリは「ステアーマウス」
設定アプリは、Logicool G HUBという専用アプリは使わず、「ステアーマウス」を利用します。
ここがまたこの記事の大切なところなのですが、ショートカット等の設定管理にMac用汎用マウスドライバのステアーマウスを使うところが非常に大きなミソです。
ステアーマウスはMacの定番中の定番アプリで安心して利用することができます。また、開発元は2005年1月設立の日本の会社なので、疑問点などをメールで問えばすぐに返事をくれます。
実は、Logicool G HUBを利用すると、切り替えボタンで(裏表)2倍近くのショートカット等を記憶させすことができます。
それでも私は、ロングスパンで考えて、ステアーマウスの利用一択だと思います。
その理由は、ステアーマウスは汎用で多くのメーカーのマウスに適用することができて、一度設定すると、それらマウスの設定を全て記憶してくれます。
なので、使用するマウスを変更するときは、環境設定>ステアマウスの一覧から該当するマウスを選択するだけでOKです。
また、設定方法が実にわかりやすく簡単で、その手順が、どの会社のどんなマウスを使っても同じなのです。これはこの文章を読んで感じる以上に大きな大切な点です。
さらに、ステアーマウスは更新が頻繁で、macOSのバージョンが変わっても、新しいマウスが出てきても安心なのです。
以上の点から、マウスの設定管理ソフトは、ステアーマウスを利用するのがベストであると考えます。
ステアーマウスの使い方
ステアーマウスは立ち上げてしまえば、説明不要なほど簡単にショートカットの設定ができますが、少し解説しておきます。
- 新規インストールはインストーラーの説明文言で手順がわかる
- Macの画面右上のリンゴマーク → 環境設定 → ステアーマウス と入って立ち上げる
- 最上段に「デフォルト」と設定名称があります。右側の「編集」をクリックして任意のアプリを選択すればそれ専用のセットが作れます
- マウスポインタを画面上のマウスの上に持っていき任意のボタンを押す
- そのボタンに対応する左側の名称の色が変わりそこで割り当てができるとわかる
- 該当する名称の右側をクリックする
- 設定画面が開くので一番上をクリックし「やりたいこと」を選択する
- 選択に応じてその下の表示メニューが変わるので望みの設定をし「OK」ボタンをクリックする
一度やってみて要領を覚えたら後は簡単。どんどん設定していきましょう。
また、実際に設定してみたらわかりますが、設定の項目は色々と豊富です。どんなマウスもステアーマウスで設定管理することの意味大切さがわかるでしょう。
これは本当によく使うアプリで設定するのがいいでしょう。何故なら、そんなに多くの設定を覚えてはいられないからです。
私の場合は「デフォルト(汎用)」「Chrome」「Logic Pro X」の3つだけに設定してます。(そのアプリを使えばボタン設定は自動的に変更されます)
G604その他の性能
さて、多ボタンマウスG604とステアーマウスの組み合わせの説明がこの記事でのメイン、私が一番申し上げたかった事なのでここで終了してもいいところなのですが、別の意味でのG604の素晴らしさも加えたいと思います。
LIGHTSPEED
LogicoolマウスG604の目玉機能の一つは、専用USBレシーバーを利用した無線接続で有線接続を超える超高速性を実現している点です。
まぁ反射神経を要するゲームでは正確で素早いマウスの反応が極めて大事なので、その点ゲーミングマウスとしてのパフォーマンスは抜群です。
- LIGHTSPEEDワイヤレス レポートレート:1000Hz(1ms)
仕事で使うのなら流石にそんな感応度は不要であり、私はBluetooth接続で使用してますが必要十分に高速です。
HERO 16K
二つ目の目玉はHERO 16Kと呼ばれる光学センサーで、どのようなDPI設定であっても400IPS以上のトラッキングを発揮し、ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリングを実現します。
既述のように私はBluetooth接続ですが、Bluetooth接続にとっては相当劣悪な環境であるにもかかわらず、マウスポインタの動きはマウスの動きに正確にリアルタイム追随しほぼ完全に一体化しています。
もちろん仕事をする上でそこまでのマウス性能は不要だろう、という意見もあるとは思います。
しかし私の発想は全く逆で、最高の性能があるからこそストレスのない操作を実現してくれるのだ保証してくれるのだと思うのです。
電力供給源は乾電池
単三乾電池1本を使います。これでBluetoothモードで使用すると最大で約5.5ヶ月間の連続使用が可能です。
この抜群な省電力性能もG604の大きな売りです。
大きさ
- サイズは13cm × 8cm × 4.5cm
ですがどんなもんでしょ? 私にはぴったりで物凄く手にフィットして使いやすいです。
親指で操作する左サイドの6つボタンは小さな手のサイズでも問題ないと思いますが、上側左前の2つのボタンは、ひょっとしたら手の小さな方には使いづらいかもしれません。
もう一つのMacではLojicoolのMX Anywhere 2S(このマウスも逸品)を使ってますが、これは物凄く小さく可愛いです。
- サイズは10cm × 6.2cm × 3.4cm
長さにおいてはMX Anywhere 2Sは手の甲にかかる部分がない分短くて、幅においては実際に手にかかる部分だけを見れば、実はG604と同じくらいです。高さにおいては約1cmの差でこれが手の大小に影響しそうです。
G604とClipyの合わせ技
Clipyはたくさんのコピー内容を記憶していてくれます、日に何度もそれらをペーストするので、その度範囲指定してコピーする作業が省かれるのが正にストレスフリーです。
そして、なんとClipyをG604のボタンの一つに覚えさせておく技を使うと、欲しい時にボタン一つで何十というペーストしたい項目を瞬時に選択し貼り付けることができます。
めちゃくちゃ便利ですよ!
Clipyの詳しい説明はこの記事で!
まとめ
この記事では、Logicoolの多ボタンマウスG604の紹介をしました。
実際に毎日私自身が使っている感想なので嘘や憶測は含まれていません。真に良いマウスだと自信を持ってのお話です。
もちろん、ここまで高価格でなくても良いマウスはたくさんある、という議論はあるでしょう。重々承知しています。
しかし、マウスとキーボードはうんと高性能で使いやすいものを選ぶのがよいです。節約すべきはここではないというのが私の考え方です。
最後に、G604のポテンシャルにステアーマウスを加えることにより使い勝手が大きく向上すること、また、運用においてClipyとの合わせ技が最高の結果を産むことを再度申し上げておきます。
もし今多ボタンマウスをお探しなら、是非店頭でG604を手にとって体験してみてください。私の主張を理解してもらえるはずです。自信を持ってお勧めします。
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